HAVE A NICE DAY!

徒然なるままに特に音楽の話を中心にあーだこーだと書き連ねます。

夢は果てしなく・・・

2006年11月26日 | Weblog
昨日、弟子Aが県展に出した油絵が入選したので見て欲しいと言ったので、近代美術館というところに出かけた。どんなものかあまり知らなくて、ぼんやり入ってみたら、びっくり。結構大掛かりな展覧会で京都でいうなら「京展」みたいなもんで、これは高校生だけでなく、大人ももちろん美術家も応募できるものだった。そこに初めて出した15才が入選して大人たちに混じって展示されている。以前、シャガール展を見たところで・・・そんなところに飾られて・・・

かなりデカい絵で絶対に家では飾れないような感じ・・・ゆえにここで見るだけになるだろうとしっかり見てきた。高校生になって初めて油絵をやって、それで半年そこそこで入選するなんて・・・案外型破りなところと自由な発想が審査員の心をとらえたのかもしれない。

しかし、高校に入学して美術部に入り、こうして油絵を描くようになったのに、なぜか以前の希望だった芸大への夢は変更したんだって。彼女はギターを弾く。ゆえに将来的にはバンドをやりたいそうだ。だけど、彼女のやりたい音楽は今の日本には無くて、それゆえイギリスに行って、現地でバンドを作るのが夢なんだって・・・そうフィーダーみたいに。

そのためには英語を完璧にしないといけないと気がついたそうで、特にエルレの細美くんの英語の発音やRADWIMPSの野田くんの話とか聞いて、「まずは英語だ」って思ったそう。もちろん絵もやりたいみたいだけど、彼女のやりたいのはアルバムジャケットのデザインだったり、何か使えるもののデザインで油絵ではないらしい。

ということを考えて、彼女は英語を勉強する大学に行き、そこからイギリスに渡り、現地の美術学校に通いながら、バンドをする・・・というのが現在の夢となった模様。


まあ、まだ15才なのでいろいろ変わっていくんだろうけど、まだまだいろんな可能性があっていいな~って思う。基本的に彼女はいつも自由だ。でも、学校の規則を破ろうとか、いまどきのミニスカートに化粧バリバリの高校生になる気はさらさらない。自分の中に楽しいことをいっぱい持っているから、そして服装も自由に楽しむから、オリジナルな世界がそこに存在する。


なんだか、私からすればうらやましい。


型通りにしか絵も描けず、油絵も誰もが描きそうなものしか描けず、いつも不自由な心にもがいていた高校生の頃の自分を振り返ってそう思う。

だからこそ、今この歳で心を自由にしていたいと思っている。

ここをたまたまご覧になった皆様も何歳になっても心は自由に・・・自分のオリジナルな生き方で・・・
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2 コメント

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Unknown ()
2006-11-26 12:45:21
心、感じたまま線にする。

心で捉えたものを点にする。

心に映るものを色とする。



時に自分の自由を追求する事はわがままと呼ばれたり、誤解や世間の風潮と違う事もあるだろうけど、負けないで、自分が描く絵を、自分にしか描けない絵をずっと追いかけていけるように、僕も影ながらエールを送ります。



頑張れ15才!

頑張ろう!自分であろうとする心!



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Unknown (FB17)
2006-11-26 16:00:58
15才の彼女に伝えます。素敵な言葉と力強いメッセージを・・・

そして、大人になっても自由な心を持ち続けている泉さんにも私からエールを送ります。そのままで、ずっとそのままで・・・
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