HAVE A NICE DAY!

徒然なるままに特に音楽の話を中心にあーだこーだと書き連ねます。

中嶋ユキノ「Dear...」 24th 「桜ひとひら」配信リリース記念のUstream

2011年03月05日 | 真田暎人/UESA
中嶋ユキノさんの「桜ひとひら」の3月2日配信リリースを記念して
Ustreamでの彼女の番組「Dear・・・」が2時間スペシャルで配信された。

中嶋ユキノさんは菅原紗由理さん(フォーライフ)の歌の歌詞をいつも手掛けている方で
聴いてわかるように素敵な詩を書く方だ。

でも、ずっと私は疑問に思っていた。
ユキノさんはご自身がシンガーソングライターなのに
どうして、別の歌手のために歌詞を提供し
自分のCDを出せないのかって。

ユキノさんの歌を聴いた事がある人ならわかると思うけれど
本当に深い透明さと美しさを兼ね揃えた歌声で
その歌唱力もかなりのものなのに。
ヴィジュアル面においてもすごくキュートで愛らしい方。
なのに、どうして?っていつもふつふつ湧いてくる
いらだちが私の中にあった。

今回やっとi-tunesにおいて彼女名義で初めて配信されることになった。
本当に心から拍手!

そんな彼女のスペシャル番組に
片岡大志さんとUESAの2人が登場した。

この4人は何度もいっしょに大志さんの唄会で
顔合わせしているファミリーのような感じなので
その雰囲気はあったかいものだった。

Ustreamはご存知のようにツイッターとかと
連動しているので、いろんなつぶやきが
どんどん流れてくる。

最初はいつものユキノさんのリスナーというか
ファンというかのツイッターがほとんどだったと
思うけれど、UESAが出て来たあたりから
UESAファンも登場してきた。

最初はUESAに対して、冷たい反応のユキノファンも
いたけれども、UESAが歌い始めた頃からだんだん
変わってきたように思う。

というのはUESAが思いのほか歌も演奏も高度だったからだ。

あれ?って感じだろうか。

だからつぶやきにも

「なかなかいい曲だ。」とか
「演奏が高度だ。」とかみたいな
つぶやきも増えてくる。


UESAがやったのは

「真っ赤な糸」
「パパリーナ」
「フリスビー」

あっ順番どうだったかな?
忘れちゃった。

でも、おもしろかったのは
「パパリーナ」の時に
ツイッターに
「Jガイルスバンドだな。」っていうのがあって
私と同じこと思った人がいたこと。

ユキノさんのファンだと思うけれど
そういう音楽を聴いている人が
ユキノさんのファンというのも
なんだかうれしかった。

UESAの2人とも緊張感はあったと思うけれど
いつものペースでやっている感じだった。
あの狭い空間で歌と演奏をやるっていうのも
プロだなって思った。マイクが最初はちょっと
遠かったけれど、それを直してやったら
すごくよく聞こえて来た。
カメラ目線がちょっとだけ不自然だったけれど(笑)
関西弁の乗りがツイッターでちょっとつっこまれてたけれど
それはそれでインパクトがあってよかったのかと。
あ~いう感じは関西人ならではの感じだものね。

ユキノさんとUESAと大志さんの4人でやった
「シャッター」っていう大志さんの曲もすばらしかったし
「今夜はブルーが多すぎる。」を4人バージョンで聴けたのも
素敵だった。この時もいつもなんだけれど、UESAとやる時に
植田さんのギターソロに入るときには大志さんが優しい声で
「ケン~。」って言うの。その橋渡しがすごく好き。
それを受けて弾く植田さんのギターがそのままの温かさを
音で伝えてくれて、本当にこのときのギターが最高に好き。
ヒデトさんの歌声もブランケットのように温かく包んでくれる。
ほんとうに素晴らしい。


UESAの2人がまた後でみたいに
去ったあと(で結局最後まで出てこなかったけれど)
なぜか、ツイッターにUESAファンの書き込みが
減ったのは残念な気もした。

それだけ?それだけ見たかったの?みたいな。


その後に大志さんとユキノさんのコラボが
あったんだけれど、
それが圧巻。

まず、大志さんの新曲の「ランタナ」
これをユキノさんの初見のピアノと合わせてやるというものだったけれど
ユキノさんのピアノはこの「ランタナ」に色をどんどんつけていって
この歌をさらにキラキラさせていた。
もちろん、ギターだけの「ランタナ」も素敵なんだけれど
ピアノを入れるとこんなにも色がつくのかと驚いた。

そして私の大好きな大志さんの「百片の恋」をやってくれました!


とにかく「百片の恋」を歌うユキノさんは素晴らし過ぎる。
大志さんは彼女に「やる!」って断言されたけれど
本当にあげてください(笑)
この曲は以前、京都のαステーションの彼女の番組で
ラジオを通して大志さんとのコラボで聴いたんだけれど
その時以来この2人で歌うのがすごく好き。

大志さんのギターを改めてUstreamという特殊な空間で
聞くとやはり凄いな~って感じたし、感動しました。

唄会ではすっごくくつろいで、それはそれで素敵な演奏をしてくれるのだけれど
Ustreamのような生中継においてのある種の緊張感がある狭い空間で
あのようなシャープでありつつ、ぬくもりのある音を指で歌わせるテクニックは
心からうっとりするしかないものでした。
大志さんには聞こえないけれど、思いっきり拍手をこちら側からしてました。
888888ではなくてね(笑)

「雨降りフラレ」では「これはユキノのテーマソングみたいな歌だ。」と大志さんが
言ってましたが、そんなにユキノさんは雨おんななのかな?

「大好きっていえばよかった」もよかったし
「伝わらないと意味がない」のアップテンポな感じが好き。

「おなじ話」は大志さんとユキノさんが対話しているみたいに歌ってて
それがなんか印象的だった。

最後の方で「桜ひとひら」のリリースに際しての言葉を
言うときだったかな?この曲が流れている時だったかな?

ユキノさんが涙を流していて、
彼女の今までがやっとひとつの花を咲かせた瞬間なんだと
感じました。彼女が待ち続けた時が来たんです。

もちろん、これからが本当の勝負なのかもしれません。
でも、私は彼女の歌声がいつか広がって行く明日を
信じたいと思っています。

同時にUESAの歌も広がっていってほしいし
真田ヒデト氏の歌が広がっていってほしいです。

だれにも誇れる曲と歌声だから。






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