HAVE A NICE DAY!

徒然なるままに特に音楽の話を中心にあーだこーだと書き連ねます。

感情エフェクト

2008年11月16日 | ONE OK ROCK
ONE OK ROCKの存在は彼らがデビューした頃から知っていて、いいバンドだなって思いながら、なかなか彼らのCDを買ってゆっくり聴くチャンスがなかった。でも、心の中ではいつか買うっていう確信はあった。デビューアルバムから買おうかと思っていたら、新作が出ると知り、そのアルバム『感情エフェクト』から買うことにした。

まだリリースしたばかりのこのアルバムだけど、このアルバムに注がれているエネルギーが音を鳴らした瞬間にはじけ出た感じがした。メンバーの年齢が若いから、やっぱり10代や20代前半のファンが多いんだろうけど、若い人だけに聴かせておくのはもったいない。そんな風に思わせる音楽力が彼らにはある。

私はマイケミカルロマンスがすごく好きなんだけど、そんなバンドは日本には出てこないだろうなぁ~って思ってた。でも、このONE OK ROCKの音楽を聴いたとき、もしかして彼らは日本のマイケミになるんじゃないか、って感じた。歳が若い分、彼らの5年後とかはすごいことになるんじゃないかと。

今でこんなサウンドが作れるわけだし、演奏力も高いし、何よりボーカル力がすごい。ボーカル君は誰の子どもとかそんなのちっとも関係ないし、私の中では超えてるんじゃないかって思うほど。だって、自分で曲作ってそれを発信しているんだから。

デビュー当時感じたのは私の好きなSIAM SHADEのサウンドに似てるなって。やっとSIAM SHADEの後継者が出てきたかって感じだった。アルバムを聴いていたら、そんなSIAM SHADE風なところもありつつ、ジャンヌダルクっぽいところもある。でも、絶対にヴィジュアル系にはならないハードさがあって、洋楽的な香りがすごく漂って、英語から日本語への歌詞の連動もすごくナチュラルで、そこがまた気持ちいい。

使う日本語も独特のものがあって、ちょっと椎名林檎と共通するところもあるかもしれない。


それにしてもボーカルの声は虹色だ。いろんな色も出せる。
ブラックになったり、ブルーになったり、レッドになったり。
まるで歌に声で色をつけているそんな感じだ。

のびやかに伸びていく清涼感あふれる声でもあって、
沈みがちな気持ちを上向きにしてくれる。


「Living Dolls」なんかまさにそうだ。
こんなに視界がぱぁ~っと開けるような歌声とサウンドってそうないな~。
陰った気持ちに光が射してくる。


リンキンパークっぽいところもあるし、
私の好きな洋楽の要素が結構入っている気がする。


来年ぐらいはサマソニに出るのかな~なんて
早くも思ったりして。


この前までまだ身近なライブハウスで見れたバンドだったのに
行きそびれているうちに
もうワンマンで大きな場所でやるバンドになってしまった。
あ~後悔。

またチケットとりにくいバンドになってしまうんだろうね。

もしかしたら、また日本でハードロックバンドが出てくる時代に入ったのかな?
そうなったらうれしい。
そうヘドバン系(笑)

海外ではHIP HOPとか下火になってきてるらしい。
だからこそ、ロック復活。



ちょっと話が飛ぶけど、マイケミカルロマンスのジェラルドの漫画が映画化されるかもしれないって話が。しかもハリーポッターの監督に。もし、なったらすごいよね。見たいな~。



話を戻して

「CONVINCING」というこのアルバムに入っている曲はマイケミっぽい空気感が漂っていて、好きなんだ。この曲をmy spaceで聴いて、この新作から買おうって思ったんだから。日本語と英語を混ぜつつも、主は日本語でここまで洋楽っぽくして歌う彼らは本当に実力のあるバンドだと思う。


最後にシークレットトラックが入っていたんだけど、少し笑える感じのものだけど、それでも音楽的センスがいいのに驚く。こんなお遊びですら、すっきりとちゃんとしたメロディを奏でるというところ。声の七変化もすごいけど。


こういうバンドが出てくると日本の音楽界もまだまだ希望があるって思えるよね☆






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