HAVE A NICE DAY!

徒然なるままに特に音楽の話を中心にあーだこーだと書き連ねます。

白鯨

2010年11月30日 | FoZZtone
「白鯨」でいよいよ私の各感想は終わりだよね。
いよいよ明日FoZZtoneのオーダーメードアルバムの受付が始まるかと
思うと、ドキドキする。というかこの忙しい日々で、ちゃんと
申し込めるのかという不安の方が大きい。

だけど、なるようにしかならないわけで。
そんな私に言われているかのような

くよくよするなよ。

この「くよくよ」が最近の渡曾さんのキーワードなのかも。

くよくよ悩んだもの勝ちっていう。

さて、冒頭は三拍子、ワルツで始まる「白鯨」。

私は昔からワルツで始まるロックに弱い。

クイーンの「ミリオネアワルツ」
KATE BUSHの「Army Dreamers」とか
ああいう空気感が好きだもの。

独特の哀愁が漂うの。

そういえば「レインメーカー」っていうタイトルを見たときに
最初に思い浮かべたのはKATE BUSHの「クラウドバスティング」って
いう雨雲製造機の歌だったなぁ~。




話を戻しますが、このワルツの部分はグレイの絵の具で
白い紙に絵を描いて行くイメージで、それはもちろん
水彩画。その空気感が私の昔から好きな空気感。

この「白鯨」ですごいところは
最初ワルツなのに途中から8ビートになる展開。

静かな幕開けから激しいロックになっていくのが
遠くに見える音のない波がだんだん近くになると
轟音になって力強く波打ってくる感じになる。

あるいは鯨が嵐の海で暴れ回っている感じが
音と歌から見えてくる。

すごくダイナミック。

早弾き部分も王道なハードロックのスタイルで
そこがまた惚れちゃうところ。

渡曾さんの歌い方も
声を楽器のようにしているところがいい。

こういう曲が作れちゃうところが
フォズが唯一無二のバンドだってことを
証明するよね。


とにかくすばらしい。





コメント
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