HAVE A NICE DAY!

徒然なるままに特に音楽の話を中心にあーだこーだと書き連ねます。

音楽界と映画界

2010年05月23日 | JET LILY STAR
今のところ毎日、まるで波止場から海外へ向かう客船を
見送る人のように、Jet Lily Star号が21日からどんどん
遠くへ去っていくのを見ているように感じる私ですが、

なんか最近音楽業界に腹が立って来た!

夏フェスもつまらなくなりつつあるし、
あれだけ楽しみにしてたサマソニも
今年はピリっとしたアーティストがいない。

まあ、仕事が入って行けないんだけど、
FACTが出るにしても気が進まず。なぜかな?

せっかくのロックなピリッとしたアーティストが
いつも見れると期待できたサマソニなのに。

今年は往年過ぎる人ぞろい。
日本のアーティストにもそういう人いるし。

往年ならクイーンとかキッスとかエアロスミスぐらい呼んでよ!
ってかんじ。

マドンナとか呼んでよ!ね。

お金がかかるなら、アーティストの数を減らせばいいのに。
数より質だよね。

それに、学校で「なんで日本人なのに英語なんて勉強しないといけないんだよ~。」
なんて言う子どもたちを育ててる日本の親たち。消耗品のような嘘っぽい日本の
流行のポップミュージックじゃなくて、洋楽を聴かせてくださいって感じ。


作られた
欺瞞に満ちたスターの音楽に
愛なんて存在しないし、
誰も救ってくれやしない。


なのに

正直に純粋に音楽をやっている
愛がいっぱいのミュージシャンたちは
お金儲けでいっぱいの人たちからは
いい場所を与えてもらえない。


だから、音楽業界が衰退してるんだよ!



昔、ちょっとだけ東映に通ってたときに
そこの助監督さんたちが言ってた。


「昔は毎日映画の撮影が行われていて
多くの作品が生まれて、それは活気があった。
でも、今では一ヶ月に一本かどうか。
大手の映画会社もどんどんつぶれて
この先映画業界はどうなっていくんだろうな~」って。

洋画に押さえられていた日本の映画。
もう日本の映画って無くなるのかな~って思うほどだった。
でも、正直、その頃の日本の映画ってつまんないのが多かったし、
お金かけたらいいってもんじゃないし、スターを使ったらいいって
もんじゃないしって思ってた。


ところが最近は、邦画がんばってるよね。
製作費を抑えつつ、有名な俳優も使わずに
すっごく心に響く映画を作ってる。

そういう積み重ねが、海外でも評価される
ことになってきているよね。

もちろん、まだまだ大変だろう。
でも、映画界は戦ったし、昔ながらの固定概念を捨てて
ヒットばかり狙わずに、いい作品を作って行ったから
少しずつ盛り返してきたんだと思う。


今音楽界はその助監督さんがこぼしていた時代と
同じで、毎日レコーディングされていたスタジオは
月に数回しか使われなくなっている時代。

大手の音楽会社等が身売りしている時代。
そういえばJet Kellyって徳間系じゃなかったかな?

ビクターも徳間も時代に平伏した。

そして、最近はトイズファクトリーも
オーガスタもなんか魅力が無くなって、
つまんないなぁ~って思ってたら
やっぱり苦しい模様。


エイベックスはあまり好きじゃなかったけれど
ダンスだけじゃなくて、ロックもどんどん
入れていってきているから努力しているんだなぁ~って
思う。


苦しい時代でもそこで抜きん出て成長する企業がいる。

そんな企業はいつも目線は庶民目線。

音楽業界ももうちょっと音楽会社の社員を小さなライブハウスに
いっぱい派遣すべきだ。


自分たちの目と耳と感性で本物を見つけ出してほしい。
そういう地に足のついた努力が
きっとこれからの音楽業界をまたもり立てていくんだと思う。


いいバンドを解散させちゃだめだ。
宝石を泥に混ぜてしまってはだめだ。


死にものぐるいで見つけないと
本物の音楽を。


待っていてはだめだ。
そして
音楽会社や音楽業界のすべての人が
真底の音楽好きじゃないとだめだ。


ばかほど毎日いろんな音楽を聞いてください。
YOU TUBEでもMy Spaceでもなんでもいいから、
とにかく世界中の音楽を聞いて下さい。


見つけてあげてください。

まだまだ音楽は捨てたもんじゃないから


そして、たとえ解散してしまっていたとしても
また引き戻してあげてください。


いい音楽は多くの人に聞いてもらうためにあるんだから。


そして、解散したバンドの人たちも
解散したからって気を抜いてちゃだめだよ。

いつ呼び戻されるかわかんないからね。


だからいつも練習を忘れずに
歌うことを忘れずに
音楽を聴くことを忘れずに


絶対に日本の音楽をよくしてくれ~~~~~~~~!








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音楽は時間といっしょで常に進んで行く

2010年05月23日 | JET LILY STAR
Jet Lily Starがいなくなって丸一日が過ぎた。

そんな一日の始めにi-Podを鳴らすと
最初に流れた曲が「星のリンダ」だった。

私が彼らの曲で最初に聴いたその曲が
バンド活動が終わった次の日の朝にまたやってきた。

音楽はループする。

そんな気がした。

何年も聴いてたのに
今日気がついたことがあった。

この「星のリンダ」の
最初の歌い出しの後に
出てくるイントロ部分が

私が好きなラバーボーイの
「Working For The Weekend」の
イントロと似ているってこと。

邦題はなぜか「それ行け!ウィークエンド」って
いうタイトルなんだけど、なぜか聞いてると
テンションがあがる曲。

80年代の曲だけれど
今でもテレビとかのBGMで流れたりするから
きっとみんな聞いたことあるんじゃないかな?

そういえばパフィの「アジアの純真」も
イントロ部分がこの「それ行け!」に
似てる。ELOの曲に似てると言われてるけど
こちらも似てる。ゆえにELOとラバーボーイと
どっちが先かっていう大昔の話になるので
それは置いておいて


考えたら、Jet Kellyのファーストアルバムには
80年代の香りが結構してたなぁ~って。

もしかしたら彼らが東芝EMIとかに最初から
所属していたら、今のFoZZtoneのような
良質の音楽をもっとやっていただろうに。


21日に終わった「天井裏のフエト」のセットリスト
誰か教えてくれないかなぁ~って思いつつ、


終わった実感はまだ、やっぱり無くて
日を重ねていくうちに
それがわかってきて
すごく悲しい日が訪れるんだろうね。

そんな中でも、やっぱり音楽は動いていて
また今日も新しいバンドや新しい音楽が
生まれて、また出会うことになるんだろう。


もちろん、永遠にJet Lily Starのことは
忘れないし、ずっと天命を全うするその日まで
聴き続ける。


だけど、Jet Lily Starがいないから
ライブハウスに行くのをやめるとか
そういうのは絶対になくて

またいろんなバンドやユニットの
音楽をこれからも相変わらず聴きに行くよ。









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