「Apple of my eye」は慣用句で「大切な宝物/可愛い人」という意があります。このタイトルのついた曲がMILKRUNという今はもう私の心の宝物になったバンドの曲にあります。きっと多くの人が知らず知らずのうちに耳にして「いい曲だな~」と思ったはず。WOWOWで何度も流れていたし、京都のFMでもヘビーローテーションされていたからです。でもね。ここが残念なんですよ。こういういいシングルが一部のCD店でないと置いてないんです。それゆえ、「いい曲だから欲しい!」と買いにいってもないわけで、それでもあきらめずにネットとかで買うパワーがあればいいのですが、大方の人はあきらめて、そのうち忘れていくのです。それゆえ、埋もれてしまった名曲でもあるのです。
「Apple of my eye」は実はイギリスの69年にデビューしたBADFINGERの解散前の最後のアルバムに入っている曲のタイトルでもあります。このバンドはビートルズの設立した会社「アップル」から出たバンドで「ビートルズの弟バンド」とか言われていました。彼らにはもちろんビートルズの影響はあるし、プロデューサーの一人にはポール・マッカートニーもいたから似た雰囲気もあるのは仕方が有りません。でもそれだけで片付けてしまうのは残念なほど演奏力やら才能やらが溢れているバンドなんですね。最近になってイギリスとか日本でも再評価されてきたみたいです。それで今年になって彼らのアルバムがすべて紙ジャケット仕様で発売されたんです。それで、実のところあまり彼らのことを知らなかった私は昨日会社帰りにタワーレコードまで行ってこの曲の入っている『ASS』というタイトルのアルバムを買いました。
早速聴くと、ブルース色が結構ありました。でも昔のバンドってそれぞれの楽器の役割がしっかりできているというか、仕事をきちっとしている気がしました。ドラムの音、ベースの音、ギターの音、ボーカルがしっかりすべて聞こえるというのでしょうか。音が明確なんですね。気持ちいいくらいに。そして、彼らの遺伝子が今のバンドにも脈々と伝わっているのがわかりました。トラヴィスやキーン、ブラ-にフィーダーなど・・・ちょっと遡るとTレックスやクイーン、ディープパープル(特にイアン・ギラン)にピンクフロイドなど・・・もちろん、ビートルズの遺伝子もそこにはミックスされているんでしょうけど、badfingerの曲を聴くとわかると思うのですが、さらに現代に向ってサウンドが作られているそういう気がするんです。逆に今リリースしてもオ-ケーな感じ。
このbadfingerはなぜかプロモーションに力を入れてもらえなかったそうです。そういうところがつい最近解散したAUDIO RULEZと重なります。そしてAUDIO RULEZはデビューした当初はMILKRUNという名であって一年後ぐらいに名前をAUDIO RULEZと変えたわけですが、badfingerもデビュー時はIVYS(アイビーズ)という名前で、これまた1年後に名前をbadfingerに変えたという妙な共通点があります。しかもMILKRUNの「Apple of my eye」はこのbadfingerを思って作ったというからなんともいえないです。どこか遠く国境を超えて、過去の音楽の魂が日本に来て、メッセージを委ねている気もしないではありません。
でもね。AUDIO RULEZは解散してもbadfingerのような結末にはなりませんよ。だって、4人とも根性すわってるもの(笑)苦しいことを何度も乗り越えてきたし、あの鹿児島から仙台あたりまでの日本縦断ライブを4人で車運転して移動してきたんだから。絶対に種は蒔けたと思います。今度こそそれぞれの「Apple of my eye」(大切な宝物)を見つけだしてください。そして多くの人と分かち合ってくださいね。
「Apple of my eye」は実はイギリスの69年にデビューしたBADFINGERの解散前の最後のアルバムに入っている曲のタイトルでもあります。このバンドはビートルズの設立した会社「アップル」から出たバンドで「ビートルズの弟バンド」とか言われていました。彼らにはもちろんビートルズの影響はあるし、プロデューサーの一人にはポール・マッカートニーもいたから似た雰囲気もあるのは仕方が有りません。でもそれだけで片付けてしまうのは残念なほど演奏力やら才能やらが溢れているバンドなんですね。最近になってイギリスとか日本でも再評価されてきたみたいです。それで今年になって彼らのアルバムがすべて紙ジャケット仕様で発売されたんです。それで、実のところあまり彼らのことを知らなかった私は昨日会社帰りにタワーレコードまで行ってこの曲の入っている『ASS』というタイトルのアルバムを買いました。
早速聴くと、ブルース色が結構ありました。でも昔のバンドってそれぞれの楽器の役割がしっかりできているというか、仕事をきちっとしている気がしました。ドラムの音、ベースの音、ギターの音、ボーカルがしっかりすべて聞こえるというのでしょうか。音が明確なんですね。気持ちいいくらいに。そして、彼らの遺伝子が今のバンドにも脈々と伝わっているのがわかりました。トラヴィスやキーン、ブラ-にフィーダーなど・・・ちょっと遡るとTレックスやクイーン、ディープパープル(特にイアン・ギラン)にピンクフロイドなど・・・もちろん、ビートルズの遺伝子もそこにはミックスされているんでしょうけど、badfingerの曲を聴くとわかると思うのですが、さらに現代に向ってサウンドが作られているそういう気がするんです。逆に今リリースしてもオ-ケーな感じ。
このbadfingerはなぜかプロモーションに力を入れてもらえなかったそうです。そういうところがつい最近解散したAUDIO RULEZと重なります。そしてAUDIO RULEZはデビューした当初はMILKRUNという名であって一年後ぐらいに名前をAUDIO RULEZと変えたわけですが、badfingerもデビュー時はIVYS(アイビーズ)という名前で、これまた1年後に名前をbadfingerに変えたという妙な共通点があります。しかもMILKRUNの「Apple of my eye」はこのbadfingerを思って作ったというからなんともいえないです。どこか遠く国境を超えて、過去の音楽の魂が日本に来て、メッセージを委ねている気もしないではありません。
でもね。AUDIO RULEZは解散してもbadfingerのような結末にはなりませんよ。だって、4人とも根性すわってるもの(笑)苦しいことを何度も乗り越えてきたし、あの鹿児島から仙台あたりまでの日本縦断ライブを4人で車運転して移動してきたんだから。絶対に種は蒔けたと思います。今度こそそれぞれの「Apple of my eye」(大切な宝物)を見つけだしてください。そして多くの人と分かち合ってくださいね。