HAVE A NICE DAY!

徒然なるままに特に音楽の話を中心にあーだこーだと書き連ねます。

あなたたちのお陰で関西が好きになれた。

2010年05月04日 | JET LILY STAR
関西生まれのくせに
ずっと関西に馴染めずに
子どもの頃に住んでた
東京か千葉に住みたいって
いつも思っていた私だったけれど

Jet Lily Starと出会って
初めて関西生まれでよかったって
思いました。


関西弁を話すバンドで
あんなにかっこいいバンドって
あまり知らないもの。


きっと読んでいる方で
関西出身でいいバンドいっぱいあるし
くるりとかもそうじゃないって
言われるでしょう。

もちろんくるりも好きなバンドです。

だけど、どう表現していいのか難しいけれど

学校の授業でたとえば社会の時間が好きって
いうのがくるりの音楽としたら

Jet Lily Starの音楽はホームルームなんです。

安心できる居場所っていうのか

そんな場所だったんだけど

卒業しないといけなくなっちゃって。

でも、みんなも卒業したって
もし好きなクラスとかあったとしたら
そのクラスの思い出とかはずっと
忘れないだろうし、
またどこかで同窓会かなんかで
みんなに会えるとうれしいよね。

そんな感じで、これからはメンバーは
別々な場所に行くだろうけど、
いろんなところにまたそれぞれに
会いにいきたいなって思っています。


あの「手の中の未来」の
私が聞き取れなかったところは

♪8ビート♪だとある方が教えてくださいました。

どうもありがとうございました。


あの日はジルコニアから今津さんとか
the Storefrontのメンバーお二人とか
いろいろなバンドの方が来られてて
それぞれの思い出を胸に
観られてたんでしょうね。


私はぎりぎりセーフで
「yes」と「beautiful noise」を
買うことができました。

サインしてもらい損ないましたが。


なんか緊張してしまって
いろいろな事が抜けてました。

もっとお話したらよかったなぁ~って
思う事もあったけれど

もっと気の利いた言葉を言えたらよかったなぁ~って
思う後の祭りもあったけれど


これからも私はこの音楽を絶対に
消えさせないって思いました。


それにしても最近リンゴが頭の中でいっぱい。

「孤独の星」に出てくるリンゴ

映画「ダビンチコード」に出て来たニュートンのリンゴ

テレビで「トリック」見てたら出て来たリンゴ


そういえば、私をJet Kellyと出会わせてくれた
MILKRUNの名曲に「apple of my eye」という曲が
あったけれど


♪多くの出会いと別れの果てに
僕には何が残せるだろう

この乾き癒すリンゴのような
確かな愛を残せたなら

どんなちっぽけでも
僕はそのままやすらかに
眠れるだろう♪

という歌詞が胸に痛い。


そういえばミルクランは
「トリック」に出ている阿部さんの
ドラマ「最後の弁護人」の主題歌
「嘘のない歌」を歌ってたなぁ~。


いろいろ浮かんで来たけれど

現在はボーカルの増田さんは
ラジオのパーソナリティーだし、
本田さんはMagic Partyで活動してるし

音楽はまだまだ続いているわけで


Jet Lily Starもまだまだそれぞれが
音楽と繋がっていくって信じてる。


会えなくても

空見上げる度に思い出すよ。

星が輝くかぎり




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Jet Lily Starは世界一☆

2010年05月02日 | JET LILY STAR
5月1日(土)晴れ

清々しいぐらいに晴れた日。
大阪福島2nd LINEにて

私が生涯の中でもこれほど愛したバンドはないんじゃないかという
バンドの1つであるJet Lily Starの関西においてのラストライブが行われた。

今月21日の東京でのライブを最後に解散することになった彼ら。

その事情が何であったにせよ、4人ともがこんなにも音楽をロックを
愛しているんだというのがしっかり伝わったライブだった。

セットリストは

1. 願い
2. destroy
3. 17才
4. フィナーレ
5. 僕らを繋ぐ音
6. have fun
7. サンデージャーニー
8. タイムマシン
9. 最たるもの
10. シンクロナイズドスイミング
11. 千一夜
12. 手の中の未来
13. くたばれナイトメア
14. アイスクリーム
15. 青葉
16. スパイダー
17. 心臓のインベーダー
18. All I need is rock'n'roll(新曲)
19 .彼女のショコラ
20 .星のリンダ
21. Natural Born Rockers
22. 空に風、声は羽根
23. parade
24. 孤独の星
25. beautiful noise

en)
ナナ
bt fly high

楽園
yes

7時過ぎから始まって9時半ぐらいまでの
2時間半ぐらいの長いライブだったけれども
あっと言う間に感じた。

アンコールを入れると全30曲
こんなに聞けるのはほんとうに幸せなことだ。


「俺たちがジェットリリースターだ!」

っていういつもの始まりの言葉とともに
スタートした「天井裏のフェト」関西ファイナル

「願い」がトップソング。

この曲から「17才」までの流れは
ある意味彼らの音楽の今を表すものに
思える定番なセット。

最初にこれをもってくることで
ふだん通りの感覚をまずもってきて
自分たちのJet Kelly、TOKYO DROP、
そしてJet Lily Starの時代の音楽の旅を
このステージで展開する序章としたのかなって。

私が彼らを知ったのはメジャーデビューして「星のリンダ」を
出したぐらいの時だった。

ストリートでも
ライブでもなくて

深夜家で英語関係の仕事をしていて
締め切りに追われつつ、机に向かいながら
テレビがつきっぱなしになっていた時。

私は当時、なぜか仕事中、サッカーの番組を
テレビで流すことが多くて、
というもの、なぜかあのサッカーのボールの音が
心を落ち着かせてくれて、特に私はプレミアリーグが
好きだったんだけど、その関係でサッカーの情報番組も
見ていた。その流れで、CDTVになり、音楽を聞き、
その後そのアニメシャワーがあって、それは見ることは
なかったので、テレビを消すことが多かったんだけど
仕事に専念してたら、突然「星のリンダ」が耳の中に
入ってきて、書いている手をその曲が止めた。

テレビの方を見ると真田さんが歌っている姿が
見えた。セクシーな外国人の女性達が周りで踊っている。
どうして、そういう映像なのか曲との繋がりはわかんなかったけど
曲にぐぐっと寄せられて行く自分を感じた。
画面の上の方に♪Jet Kelly 「星のリンダ」♪とクレジットされてた。


それから数日後、運命の日が突然やってきた。
AUDIO RULEZ(元メンバーの本田さんは現在Magic Partyを結成活動中)
というバンドを当時好きだった私が
彼らのライブを京都のMUSEに見に行ったときだ。
その対バンの中に「Jet Kelly」という名を見つけた。

「あのバンドだ!」

その日のトリがAUDIO RULEZでその前が彼らだった。
彼らの出番が来る前に物販のまだだれもスタッフもいない場所に
Jet Kellyのコーナーもあって、そこにポスターも貼ってあったんだけど
そこに真田さんが来て、わたしといっしょにいった弟子Bに
「これ僕。」って指差して教えてたのが今でもすごく印象に残ってる。

そして、その日のライブはまるで対話するかのような位置で
ほどよい距離感の真正面の場所で彼らの曲を聴くことができた。
当時は今の京都MUSEと違って、少し、段差があって、上の段に柵があって
そこから真正面にステージが見えた。

「手の中の未来」が印象に残って、また聞きたいなぁ~って
思ってたけれど、結局、その日は彼らと話すこともなく、CDも買わずに
帰った。でも、そのあと、どうしても曲が聞きたくなって、タワーレコードの
ネットで買えるだけ、彼らの出しているCDをすべて買った。

それをすべて聞いて、こんなにどれもがすばらしい曲ばかりのバンドって
そんなにいないって感動した。

そこでこのゴールデンウィークと同じ5年前のゴールデンウィーク中に
江坂のMUSEに彼らだけを目当てで最初にライブに行ったのが
本格的な彼らとの始まりだった。

出会いから6年。

いろんなことがあって、
自分の生活環境もいろいろ変わって
いろんな出会いと別れがあって
いろんな成長もみて
彼らと思い出もいろいろあって

そんないろいろが
この日のそれぞれの曲すべてに
フラッシュバックして
私の心を揺らした。


会社に行く日の朝の太陽を
見ながら聞いた曲とか

電車から降りたプラットフォームで
聞いてた曲とか

バスターミナルを見ながら聞いた曲とか

夜苦しくて辛くてそんな中聞いた曲とか

彼らのためにっていろいろ考えて
何かを残そうって思った曲とか

最初にライブで「シンクロナイズドスイミング」を聞いた瞬間とか

そう「シンクロナイズドスイミング」の曲が生まれて、
やっと音源に残ったときの喜び。

この曲はJet Kelly、TOKYO DROP、そしてJet Lily Starと
3つの名前の変遷のもとに一生懸命泳ぎ続けた曲だ。

いろんなバンドの中の不安や葛藤を抱えて
頑張り続けた曲だ。だからこの曲が愛おしくて愛おしくて
しかたがない。

「ずっとずっと」

この言葉。

この「シンクロナイズドスイミング」にもあるけれど
「yes」にも出てくるよね。

「ずっとずっと」

本当は君たちにいて欲しかったよ。
これから先も「ずっとずっと」そこから新しい音が
季節のように当たり前のように
やってくるのを願っていたよ。

私はひとつひとつの音をこぼさないように
聞き逃さないようにって思って聴いてたけれど

まるで手のひらで水を受け取ると
指の隙間からそれが流れて落ちて行くように

聴いていく先から
その音がこぼれ落ちて、決して留められない今を
こんなにも強く感じてしまったことはなかった。

この瞬間から
「もう二度とこのバンドでこの音を聴けない。」
って思うだけで
必死でそれを自分の中に止めようとしている自分がいて

でも、一方で解散しないから次回も聴けるっていう保証も
ないんだよね。だってAvenged Sevenfoldだって
ドラマーがもういないから、もう2度と同じメンバーで
聴けないんだから、結局毎回この世に一回きりのライブしか
存在しないんだ。だから、このライブもone of themだ!って
思えばいいじゃん。って


いろんな思いがごちゃごちゃに胸の中で戦いあってたけれど
やっぱり「これで聴けないんだ。」という思いが
勝ってしまってた。

会場のファンの人には涙をぬぐいながら歌っている人もいた。

不思議と涙は出なかった。

というか今頃出て来てる。

これを書いている今、なんか涙が出て来てしまってる。


「草野球にみたいに半年に一回集まってライブって
いう方法もあったけれど、やっぱりJet Lily Starは世界一のバンドって
思っているから、このままゆっくり腐っていくのを見たくなかった。」

だから解散という道を選んだとヒデトさんは語った。

「腐る」って言った瞬間思い浮かんだのは「リンゴ」「apple」だった。

ビートルズも結局、リンゴを腐らせたくなかったんだ。
だから、なぜっていうところでバンドを終わらせた。

Jet Lily Starもメンバーの音楽的な状態は今はすごくいいし
ご本人たちもそれをわかってあえて解散をするのは
そんなビートルズと近い感覚があったんだろうね。

♪1、2、3で 僕たちは魔法をかけたように
笑えたんだ。ワンツースリーそれはまるで
夢のような・・・♪

最後の部分だけ言葉が聞き取れなかったんだけど
この歌詞は「手の中の未来」のCDの歌詞カードには
ないし、今まで聴いたことがなかった気がする。
これがオリジナルだったのかな?

最後なんて言ってるか判った人は教えてください。

このフレーズでポール・ギャリコの「ほんものの魔法使い」を
思い出しちゃった。

「最たるもの」を聴けたのはすごくうれしかった。
この「最たるもの」のアルバムが大好きだったから。

♪声枯らし何を告げよう 僕を浸す最たるものは
「ふれていたい」ただ その願い ♪

7年前に出されたこのアルバム。
この曲がいつできたのかはわからないけれど
この7年間の感情が全身全霊で歌われたような
深い熱さを感じた。

ほんとうはね。
ずっとずっと君たちの音楽に声に演奏に「ふれていたかった」んだ。
ただ その願いだけだったんだ。

「All I need is rock'n'roll」はJet Lily Starとして
最後の最後の新曲。

それがロックンロールっていうのが彼ららしい。

「ロックンロール」で始まって
「ロックンロール」で終わる。

♪ハッピーエンドが・・夜に溶けてくる

そうだね。この関西ラストの「天井裏のフェト」は
確かにハッピーエンドが夜に溶けて行ったよ。


「星のリンダ」

「ナナ」が人の名前じゃないなら
唯一人の名前がついた曲がこの曲なのかな?

彼らの愛するミッシェルガンエレファントのチバさんは
女性の名前をタイトルにするのがお得意だったけれど
私の最初のイメージはそういう方向へ行くのかな~って

でも、Jet Lily Starは彼らしかできない
彼らしか鳴らせない
彼ら以外考えられない音楽をこの世に放った。

だから誰とも比べられないし
誰にもその替わりができない。


だからさ


だからさ


いなくなるのがとっても悲しいんだ。


「parade」
「孤独の星」
そして
「beautiful noise」

へ繋がるラスト。


Jet KellyもTOKYO DROPも
超えて、Jet Lily Starである今を
最大限に表現して、
最高に知らしめた曲たちだ。

今日のこの日が信号待ちの交差点で
明日から、背中を押されてまた
歩き始めなきゃならないんだって
「parade」を聴きながら思った。

それぞれの道をそれぞれが歩いていく。
ファンもそれぞれに
メンバーもそれぞれに

でも、いつかどこかの交差点でまた出会うかもしれないね。

♪明日に世界が終わっても
庭にりんごの木を植えよう♪


明日にJet Lily Starがいなくても
心に音楽の木を植えようって

そう思った。音楽を愛し続けたら
絶対にあなたたちと繋がっていけるもの。
音楽は不滅だから
永遠の切れない赤い糸だから

「beautiful noise」

ヒデトさんにしか絶対に書けない曲。
そしてバンドでしか表現できない
奥深いパノラマを見せてくれる
力強い曲。

これで本編締めくくりであった。
彼らJet Lily Starとして最高の音源を残した
この曲を誇らしげに彼らは歌い、演奏した。


そしてアンコール。

「ナナ」で始まり、
「bt fly high」へ

これはライブの定番曲でもあったね。
みんなが盛り上がる曲で
会場をさらにヒートアップさせる。

そこへ「雷」

ほんとうに
ほんとうに

私の愛すべき曲。

一生ものの曲だ。

さらにJet Kellyの中で
最も思い出深い名曲
「楽園」

♪36℃探した

こんな詩書ける人なんて
世界中探したっていないよ。

だから世界一のバンドなんだ。


これで
最後なんだねって
思いながら聴いた曲

「yes」

ほんとうにいろんなことが
走馬灯のように回ってきた。

自分の東京に行った訳が
わかったような気がした。

最初会場との合唱から始まったこの曲。

♪今夜 宇宙の片隅で約束するような歌を歌う

今夜 この宇宙の片隅のセカンドラインという
すばらしいライブハウスで絶対に嘘のない歌を
君たちは歌ってくれたね。約束果たしてくれたよ。


♪あなたこそが素晴らしい


そうJet Lily Star あなたこそが素晴らしい


そして、終わった。
すべて終わった。
私の中で終わった。

ただ、今が終わっただけ。

また明日から
あなたたちの曲とまた生き続けるよ。
だからやっぱり終わりじゃない。



「僕らの生まれ落ちた場所はあまりにも素晴らしい三次元だった」

そうアルバムの帯に書いてあったね。


昨日のセカンドラインはまさにその三次元だった。
電車のガタゴトいう音がまるで世界中に
あるいは銀河鉄道のように宇宙まで
このライブハウスの音とメロディと愛を
忙しく運び続けている気がした。


今までどうもありがとう。

そしてこれからもよろしく。


あなたたちの音楽は永遠に終わらないから
もう走りだしてるよ。
いろんな場所へと

それぞれ走り始めた線路は
またいつかどこかで同じ場所に向かって
繋がっているかもしれない。


そう願いつつ

感謝を込めて、
私の最後のJet Lily Starのライブの感想を
終わります。


愛してます 

親愛なるJet Lily Star殿☆

















コメント (9)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夢を旅した少年

2010年03月06日 | JET LILY STAR
「でも 僕は 夢をみたい」

真田さんがブログに書いていた。

この時、ふと頭に浮かんだのは

パウロ・コエーリョの「アルケミスト 夢を旅した少年」という本だ。

ここにはいろんな心に響く言葉が散りばめられていて
その中にこういうのがあった。

「傷つくのを恐れる事は 実際に傷つくよりつらいものだ。」
「夢を追求している時は、心は決して傷つかない。」
「僕が真剣に自分の宝物を探している時、毎日が輝いている。
それは一瞬一瞬が宝物を見つける夢の一部だと知っているからだ。」

       (角川文庫「アルケミスト」より引用)

ライブハウスがいつも輝いているのは
きっと誰もが自分の宝物を探しに行く場所だからだろう。

ライブする側も
ライブを見る側も
ライブ会場を運営する側も

みんな宝物を探している。


だれもが明日も続くってそんな確かな証明なんて
ないはずだ。

明日何があるかなんて
誰も結局わからない。


だからこそ、

毎回のライブが唯一無二なんだ。
18時に開演して21時に終演を迎えるなら
それがすべてなんだ。
その時間だけが永遠なんだ。

だから、毎回覚悟を決めて私はライブにいく。
次の予定なんてわかりっこないもの。

NICOだって
FoZZtoneだって
the HIATUSだって

行けた日のライブはいつも覚悟を決めて行っている。

マイケミだってアヴェンジドセブンフォールドだって
結局、もう二度と同じメンツでは見れない。
だから、マイケミは去年のサマソニ、そしてアヴィンジドは
一昨年のサマソニがオリジナルメンバーのラストのライブだった。
毎回覚悟して見ている私には後悔はない。


音楽は常に流れている。
大きな河となって
押し寄せてくる。

その中で自分がつかむ音楽は
これからもたくさんあって
すでにつかんだ音楽は
手放すことはない。

私はライブハウスでキラキラしているバンドの
姿を見ると、自分の命を感じることがある。

生きているって感じれるのがその瞬間だ。


だんだん年を重ねてライブハウスから遠のくのかもしれない。
でも、自分が行ってきたライブの感覚と思い出は
絶対に忘れないから、それが死ぬまでの宝ものだ。
そして、音源がある限り、いつでもどこでもすぐに
心はその場所へ戻ることができるんだ。



偶然なんだけれど、
この前、細美くんのラジオのネット放送を聞いてたら
彼も今パウロ・コエーリの本を読んでるって言ってた。
ただし、英語版らしいけど。

彼がこのコエーリの本を読むのはわかるような気がする。

私は宗教的な神様っていうのはよくわかんないけれど
細美君が言うように「神様」ってやっぱりいると思う。


だって不思議でしょ?

受精して細胞分裂して人の形になって
ポコンとこの世に生まれた人間というものが
悩んだり、喜んだりするっていうこの感情を
誰が作ったの?って考えれば
科学では説明できないでしょ?

あるバンドが解散して
悲しいって思う感情を
科学的に納得出来るように証明出来る人っている?


そんなときこそ、
神様が見てる気がするんだ。

すべての出会いに意味があるように
すべては同じ場所に繋がっているように

それがなんだか神様の意図することのようにね。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

世界が終わる夢

2010年03月03日 | JET LILY STAR
書いても書いても
なんだか書き足りない。
このまま書き続けたら
きっと一編の物語が書けそうだ。


♪このまま朝を待って
僕らは消えそうな気がしたんだよ
約束も結べずに
花には水をそっと
美しい君に薔薇の花束を
素晴らしい今と この唄を♪


この曲が今なぜか頭の中で
ぐるぐる回っている。

なんてかっこいいロックチューンだ!

って思いつつ

その歌詞は今はすごく響く。


「約束も結べずに」


そうだよ。まだ約束を果たして無いよ。

それは覚えておいてね。


たとえ、バンド自身が消えてしまったとしても

約束はまだまだ継続中だからね。


4人ともこれから先もロックし続けること。

これが約束だ。


素晴らしい今があるなら
きっと、そこには
またロックが生まれるはず。


世界が終わる夢を見た後には
新しい朝が待っていて、

そこにはきっとあなたたちの笑顔が
あると信じてる。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

なぜにあなたは私に彼らと出会わせたのでしょう?

2010年03月01日 | JET LILY STAR
最近、ポール・ギャリコの本を何冊も読んでいる。
ある方から教えてもらって以来、すっかりその世界に入ってしまった。

読み終えたばかりの本は「雪のひとひら」である。

この本にはいろいろ考えさせられる言葉やシーンが登場する。

そんな中で

「いずれ取り上げられるものならば、なにゆえに彼はわざわざ彼女に与えられたのか。」

今は妙にこの言葉が響く。


出会った頃を振り返り、
それから今に至る年数を思う。


ときどき思ったんだ。

ロックとポップが戦うとなんだかロックは負けちゃうような気がするって。

人はやっぱりズキズキ痛んだり、戦ったりする音楽より
やさしく包んでくれたり、痛みを緩和してくれたりする音楽の方を
選んでしまうんだろうなって。


でも、私はそんな闘いの後の傷をいっぱいつけているようなロックが好き。
何度も何度も立ち上がろうとするロックが好き。
そんなロックをずっと応援していたいと思う。


雪ひとひらと雨のしずくのような別れがもうすぐ訪れようと

自分がこうしてJet Lily Starを思ってきた年月が
どういった意味を残してくれるのか
今すぐにはわからないとしても

「雪ひとひら」の一節を借りるなら

より偉大でも重要でもなくても

この宇宙に存在するこの音楽のすばらしい調和を思い、
この身もその中で一役果たすべく世に送られた

と考えれば、ちょっと幸せな気持ちになれた。

多くのファンと同じ
たとえるなら「雪のひとひら」
あるいは「雨のひとしずく」
に過ぎないけれども

側にいられたことを
ほんとうに幸せに思う。


どうもありがとう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

One hundred piece of love

2010年02月14日 | JET LILY STAR
矢井田瞳さんを育てて、今も多くのアーティストを育てている片岡大志さん。
私の好きなJet Lily Starもすっごく大事にされていて、それを見たり聞いたりしてると
私の心もあったかくなってくる。

1月に参加した「唄会」においても
どれだけ、真田さんや植田さんをかわいがっているか
言われなくてもわかっちゃうほど。

大阪の方しか参加できなかったけれど
奈良の方でのゲストだった薮内さんのことも
同様に思っているのは大阪での会話からも
伝わってきた。


私はとても回り道をしたようだけれど
こうして今、片岡さんと出会えたことを
音楽の神様に感謝しないとって思います。


そんな彼の曲に「One hundred piece of love」という
曲があるのですが、この歌がすごく心に響いて
忘れることができません。

彼の場合、メロディも歌詞も素敵なんですが
声がすごく凛としてて透明感があって
パノラマ状に空間に広がっていくんです。
実際に生で聞いてそう感じました。

そんな彼のライブ映像が期間限定でYOU TUBEに
アップになっています。

是非一度見て下さい。







コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

おそらくまとまりのない心のつぶやき

2010年01月20日 | JET LILY STAR
人間というのはというのか
私というのはというのか
わかんないんだけど
日々自分を更新して良くも悪くもなる。

今日はどっちかというと悪い日。
なんか心が晴れない日。
昨日はちょっと楽しい日だったのに。

まあ、そんなもんなんだよなぁ~って
思いつつも、どこかで心がやすらぐできごとを
待っている。


が、しかしある人の日記を読んでいて
これは大変だと思う事があった。

まず、誤解ないように言っておくけれど
今の自分と比べてとか
今の誰かと比べてとか
そういうのはいっさいない。

あなただけを思い描いて
つらいだろうなぁ~って
自分がその立場だったらと
想像するのみ。


その人は私のことを知っている。
でも、私はその人のことを知らない。
まったく知らないというのではなく
日記を読んでいるのでそこに書かれている
内容において知っていることはあるけれど
どういう方なのか実際にお会いしたことが
ないのでわからない。

でも、その人は私を見たことがあり
私が誰かを知っているんだ。


その状況は実は嫌だった。
だって、ライブでこっちは知らないのに
あっちは知ってて「あ、来てる!」って
思われるのはどこか居心地悪いよね。

見えないレーダーで見られているようで。

で、そちらがわかるのなら
声をかけてくださいとお願いしたことが
あるんだけど、だめだった。

もちろん、知らない人に声をかけるっていうのは
勇気のいることで、そんなに簡単じゃないと
思うけれど、なんか気持ち悪かった。


でも、その人はとてもいい人で
いろいろメッセージでは教えてくださった。
そして、Jet Lily Starについては
自分以外でなかなかライブレポにめぐりあえないんだけど
唯一、その方のレポは読ませていただいてて
いつも、そのレポだけが頼りだった。
だから、あっちが知ってて、こっちが知らなくてもいいやって
だんだん思えてきた。


そんな方が交通事故に遭われて入院だなんて。
ショックだったけれど、命に別状がなくてよかった。

行こうと思っていたライブに行けないのは
つらいよね。本当に。


もちろん、私もそういうのはあるけれど
自分がそういう状況になったことはないから
きっと本当の気持ちなんてわからないのかもしれない。

でも、私の大事な人が入院中、ずっと看病してて
ほとんと病院泊まりのときに、だいぶよくなったからと
ちょうど1月の今の時期だったんだけど
「気晴らしにバーゲンでも行ってきたら」って
家族に言われて、ちょっとだけ気分転換にって行ったけれど
結局、なんにも買う気になれなかった。
晴れている空がちっとも晴れないの。
なんか、洋服とかそんなのどうでもよくなっちゃうの。

その帰りにマクドナルドに寄って、ハンバーガーを食べたら
なんだか泣けてきた。回りにいる人すべてがすっごく幸せに
思えて、こういうふつうの光景がどれだけ幸せなのかって
身にしみた。早く、その人といっしょにフランス料理なんて
豪華じゃなくていい、このハンバーガーでいいから
いっしょにふつうに食べたいって思った。


そんなことを思い出して、
きっと今入院しているご本人はもちろん
その人の大事な人も家族もそう思っていることだろう。

ふつうにライブにいって
私を見て
「あ、今日来てる!」って
遠くから見てくれてるってだけでいいから
早く元気になってください。


その間、聴けたら音楽を聴いてみてください。

最近のオススメはSTACK44

洋楽風なんだけれど、日本のロック。
今からのバンドだけれど、かなりいくと思う。

FACTをよりなめらかにMAEっぽくした感じかな?

ってどちらも知らないとわからないけれど、
もちろんFACTもMAEも超オススメですが。


今日は不思議なんだけれど
ソニックユースがらみのことを
細美氏とNICOの古村氏がそれぞれの
ブログに書いてたので、すごく興味深かった。

細美氏はOGRE YOU ASSHOLE(このバンドもいいよね!)
の井戸君がどこかしらサーストン・ムーアのイメージなんだって
書いてて、うわぁ~ソニックって思って、

次にNICOの壁のいたずら書きっていうブログを見たら
古村さんがキャットパワーのライブ行ったって
あって、キャットパワーもソニックと関係あるから
驚いた。

古村さんはブルース・エクスプロージョンのジュダ・バウアー
のギターを見に行った感じだけれど、この世にこんなに
音楽があるのに好きな人たちが同じソニックで
繋がってて、不思議だなぁ~って思った。

私は女性ボーカリストとしてキャットパワーは好きだ。
あの声がいい。かっこいいし、渋い。

しかしながら、弁慶の泣き所ではないけれど
ソニックユース自体に私はそれほどくわしくない。
だから、おおまかなこととか有名な曲とかは
わかっても、私の不思議と欠けている時代に
ソニックユースがいて、いまだに未開だ。

でも、それだから今からうきうきして
聴けるってことなんだけれどね。

まだまだ知らない名曲がこの世にはいっぱいあって
それをまたいろんな繋がりから知るようになるって
素敵なことだなぁ~って


とにかく、生きている限り
私は音楽を聴くのをやめない!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

片岡大志唄会 at 大阪 雲州堂(2010年1月10日)

2010年01月11日 | JET LILY STAR
本当はこの3連休毎日Jet lily Starのボーカル真田さんの出演するライブが
連日あったのですが、私はその中で片岡大志さんの唄会に行ってきました。
私にとっては今年最初のライブであり、大志さんのライブも初めてでした。

久しぶりの北浜でしたが、日曜だけあってお店がほとんど閉まっている。
昔のことですが、会社の入社式の日が日曜だったのでお昼を同期で食べようとして
困った記憶が蘇りました。地下鉄御堂筋線の淀屋橋駅降りたところに当時
やっと見つけた店がまだあり、懐かしかったです。

あの頃の自分と今の自分の仕事内容も周りの環境もすごく変わってて
人生っていうのはどうなるかわかんないなぁ~って改めて思いました。

自分は今こうだからこうだって絶対に未来を予測なんてできないし
想像もできない未来が待っているってそれは断言できますよ。

だって大志さんのライブに行くなんて
Jet Lily Starを知るまで予測できませんでしたものね。
たとえ、ふつうに矢井田瞳のCDを買って、ふつうに
聴いていたとしても。イギリスの彼女のドキュメンタリーを
しっかり見てたとしても。

人生の出会いっていうのは
私が思うに
必ず、前段階があるんですね。

気がつかないだけで
ちゃんとすでに出会う準備は
整っているんです。

実はヤイコ以前にすでに
出会う準備ができていたのに
最近気づいてそれも驚きでした。

それは何かはちょっと言えませんが。

そういえば、大阪での会社勤務時代に同期ですごく忌野清志郎が
好きだった子がいて、それを思い出してたら、この日の唄会で
大志さんが清志郎の「トランジスタラジオ」を歌われたので
ちょっとうれしい驚きでした。

昔よく聴きました、この曲。


話を戻しますが、ほんとうに日曜の北浜は悲惨です。
何もありません。やっと見つけた北浜レトロは
人が多すぎて、断念。うろうろしてやっと見つけたのは
大阪証券取引所。ここのカフェでようやく休憩。

私の父親の仕事で関係があった場所だったのですが、
こんなにきれいじゃなかったなぁ~昔。

うろうろしてて、ほんとうに何も無い(民家もない)
ビルばかりのところって結構絶望的になるなぁ~って。
もちろん、人がいるときならいいけれど、休みで
誰もいないビルばかりの町って。

変な裏通りを行くとちょっと怖い気もしました。

ただ、まったく初めての場所ではなかったので
その点多少の土地勘はあったので大丈夫でしたが。

雲州堂は小さな磔磔みたいな感じの町屋を改造して
作られたライブハウスであり、カフェレストランでした。

店の外にいるだけでもリハの音はすごく聞こえてました。

開始は6時45分頃だったかな?
始まりはどうやら予定の開始時間きっかりではなく
ゆるやかにそのあたりらしいです。

ライブ前に天神橋筋の商店街に行きました。
ちょうど10日恵比寿だったので
いろんな人が福のついた熊手を持っていました。
大阪天満宮の中を通り抜けると商売繁盛の声が。

あと天神橋筋のH22年の幸運な漢字は「翔」って
何枚もぶら下がっていました。身内にその漢字がつく
ものがいるので、なんだかうれしかったなぁ~。

さて、唄会はふんわりと大志さんのソロから
始まりました。

UESAとの曲も合わせて、23曲(1部、2部合わせて)ほど
その日は聞くことができました。

オリジナルはもちろん
洋楽邦楽のカヴァーも。

私にとっては本当に初めての唄会だったので
知らない曲もたくさんあるのですが、

ラジオとかで聴いてて生で聴きたかった
「Sitting Alone」や「今夜はブルーが多すぎる」などを
生で聞く事ができて感動しました。

「Sitting Alone」はとても長い曲で
この曲を聞いてるとステージは
私の中ではいつのまにか舞台に変わって行きます。

そう演劇の方の。

昔、まだいまほど日本のインディーズバンドを知らなくて
あるいは日本のロックなんてつまんないしって思ってて
京都のVOXHALLは結構メジャーどころを呼んでいた頃で
京大の西部講堂でのライブはちょっと怖そうって思ってたころ

私は劇の方に気持ちが行ってて、
小劇団も劇団四季のような大きな劇団のも
よく見に行ってました。

この「Sitting Alone」はモノローグのように
目をつぶればステージに町のセットがあって
そこで歌い、言葉を放つ大志さんが見える。

そんな感じでとても奥行きがある歌でした。
雲州堂が大きな劇場に感じるぐらいに。

「12月の雨」をやってくれたのも
ものすご~くうれしかった。
私は大志さんのHPで歌詞しか知らなかったのですが
12月に実際雨が降ったときにこの詩を読んだので
是非聴きたいってずっと思っていたのです。
で、期待したとおりの素敵な曲でした。

「One hundre piece of love」もユキノさんが
これをカバーしているのを聴いたことがあったのですが
とても心に響く曲だったので、聴けてよかったです。

一曲一曲についての感じたことは
たくさんあるのですが
すべてを書くと莫大な行数になるので
とりあえず、今日はこのあたりで。

UESAの曲としては

真っ赤な糸
いつか世界樹の下で
summer movie
everybody needs somebody

順番はちょっと違うかもしれませんが
この4曲は聴いたことがあるので
わかりましたが、他にやった曲は
ちょっとわかりません。

セットリストがまたわかったら書きますね。

UESAといっても大志さんも入っているので
UEKASAになってましたね(笑)

全部座っての演奏と歌なので
いつもとはやっぱり違う感じでしたね。

ゆったりとした空気が会場に流れている感じで。

MCというのかおしゃべりも
かなり長くて、3曲分ぐらい話されていることもあって
会場から笑い声がたえませんでした。

携帯電話の絵文字の話が笑えましたね。
なんで名前の後に電球がつくの?っていうの(笑)
あれは「わかった!』っていうときに
使うんじゃないの?ってUESAの2人に
つっこまれてた大志さんでした。

この話を聞いたので
メールするときに絵文字がすごく
使いたくなりましたので
早速使いました。
私からメール受け取った方
わかりましたか?

ふだんそれほど使わないんですけどね。
たまに細美くんが使う英語圏の顔文字は
使いたくはなりますが:)←これね。横向きスマイル

あと植田の健ちゃんを大志さんとヒデトさんでつっこむのが
多くて、でもそれを受けて返す健ちゃんの言葉数の方が
ダントツに多くて。

大志さんはほんとうにほんわかした方だなぁ~って
改めて思いました。なんかいつも楽しそうな空気感を
かもしだして、みんなに笑顔をもたらすっていうのか。

不思議な人だなぁ~って思いました。

大志さんを見ていると
いつもなぜか(前も書いたかもしれないけど)
KATE BUSHの”THE MAN WITH THE CHILD IN HIS EYES"を
思い出してしまいます。

とにかくなかなか経験できないライブで
おそらく大志さんに出会わなかったら
絶対に知り得ない時間と空間でした。

まだまだ書ききれてませんが
あまりにも長くなっているので
このへんで終わります。














コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

クリスマスシーズンとJet Lily Star

2009年12月15日 | JET LILY STAR
きっともう何度も書いてると思う。
でも、12月になると思い出すんだ。

2004年12月20日に生まれて初めて真田ヒデトという
ロッカーに出会った。当時のバンド名Jet Kellyで
最初に言葉をかわしたのは彼だった。
まだ、彼らのライブを見る前のちょっとした時間の合間だった。
そして、私は彼らのステージをど真ん中で見た。
ある意味、あれほど独占的にステージを見れたのは
あれが最初で最後だろう。テレビで聞いた「星のリンダ」
以外はまったく初めて聴く曲ばかりだったけれど
どれも、すごく心に響いた。

それが最初の彼らとの本当の出会いだった。

2005年の12月25日には
クリスマスイベントで
山口操さんがひいた番号が弟子Bの番号で
弟子Bは見事にプレゼントとサインと言葉の
書かれたクリスマスカードをもらった。


そして、2006年の12月は
Jet Kellyは名前をTOKYO DROP
に変えて活動を始めたばかりだったのに
移動中に大事故に見舞われた。
長尾さんと山口さんと
当時のギタリストだった石川さんが
大けがをして、本当に今もあの日の
真田さんのブログを思い出すと
体が震える感じがする。

命があって本当によかった。

たまたまメンバーといっしょでなかった
真田さんは無事であったけれど
当時の彼の日記から
どれほど不安で、苦しい状況だったかは
そこにいなくても言葉からひしひしと
感じられて、こちらも苦しかったし、
どうしていいのかわからなかった。

彼はバンドでスケジュールを埋めていた場所を
自分ひとりでソロ出演ですべて回った。
どれだけ大変だっただろう。
心も体も。

でも、それが真田ヒデトという本物の
ロッカーを育てる最初だったのかもしれない。

彼はすごく自分に強くなって
人にも強くなって
感情表現も強くなってきた。

それはひとりで荒波を超えてきたからだ。

もちろん、そこには怪我をしつつ
心も傷ついたメンバーとまた音楽をやるという
強い意志と3人分の思いを背負っていたからだろう。

2007年12月27日には
Terra69というイベントで

終わりの終わりに
演奏の音量を静めて
会場と「ららら」で
「楽園」を歌ったひととき

私はぜったいに彼らから離れる事はないと
思った。

2008年12月の終わりに
UESAの夢を見た。植田さんと真田さんが
笑顔でいる夢。

そんなUESAも今では多くのファンを持つ
ユニットとなった。

あの2006年の事故は大変だったけれど
真田さんはそこからソロとユニットを始動し、
そして、今はバンド活動とともにトライアングルに
なって彼を動かしている。

トライアングルはとても重要な形だ。
3つの角度をもつ。
そのバランスがいろんな表情を生み出す。
バンドが鋭利な15度なら、
ユニットはすこしおだやかな75度で
ソロはきっちりとした90度
そんなイメージ。
もちろん、その角度は毎回変わって
たまにソロが15度になることもあるだろう。

でも、その三角形の角度の合計は180度のままで
その中に真田さんは立っている。

たまにパワーがありすぎて
ピタゴラスの定理のように
それぞれの角度が2乗になってしまうことも
最近はあって。


そして今年2009年の12月6日。

彼らはJet Lily Starとして東京でのワンマンライブを大成功におさめた。

「アイスクリーム」をやったってブログに書いてあったけれど
この「アイスクリーム」は今まで毎年12月に聞いているような気がする。
残念ながら、今年は行けなかったので聞けなかったけれど
また来年の12月に聞けるといいな。

いい音楽をやる人たちが
いい演奏をする人たちが

ちゃんとした光を浴びないでどうするんだ!

日本の音楽界にはまだまだ良質のいい音楽が
芽を出し、つぼみをつけて、花咲こうとしてるんだ。

ちゃんと心で聞き、目で聞き、耳で感じよう。

本物の音楽を枯らせてはいけない。
絶対にいけない。

だから、これからも
ずっとJet Lily Starを愛し続けるんだ。





コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

17才

2009年12月05日 | JET LILY STAR
明日は東京渋谷O-crestでJet Lily Starのワンマンライブがあります。
すっごく行きたいけれど、関西からだと遠いです。
今回は今までの中できっと最高のライブになると感じてます。
それに行けないから余計にくやしいんだけれど
行けるチャンスがある方は是非とも足を運んでください。

「17才」という曲はこの間、関西であった「天井裏のフェト」
でCDが販売されました。
その後の東京でのフェトでは「Yes」という曲も販売され、
そして明日は「beautiful noise」という曲も販売されます。

「17才」だけCDを持っていますが、
あとの2曲もライブで何度か聴きましたが
すごく心に響く曲です。


「Yes」は心にきれいな水が流れていくような歌で
「beautiful noise」は目の前に広大な大陸が
広がっていくような歌です。社会的な視野で
この世に生きているすべてを優しく見守るような
曲でもあります。


「17才」はYOU TUBEからの映像で
どんな曲か聴いてみてください。




この曲でかっこいいベースを弾いてるのが
先日ベースマガジンで最強ベーシストのグランプリをとった
山口操さんです。

とにかく、一度是非聴いて見てほしいバンドです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする