福聚講

平成20年6月に発起した福聚講のご案内を掲載します。

仏教聖典(仏教伝道協会)から・・・その27

2011-08-22 | 法話
第二節、心の構造

三、すべてのものはみな心を先とし、心を主とし、心から成っている。汚れた心でものを言い、また身で行うと、苦しみがその人に従うのはちょうど牽く牛に車が従うようなものである。

しかしもし善い心でものをいい、または身で行うと、楽しみがその人に従うのは丁度影が形に添うようなものである。悪い行いをすると人はその悪の報いを受けて苦しみ、善い行いをする人はその善の報いを受けて楽しむ。

この心が濁るとその道は平らでなくなり、そのために倒れなければならない。また心が清らかであるならばその道は平らになり、安らかになる。

身と心の清らかさを楽しむものは、悪魔の網を破って仏の大地を歩むものである。心の静かな人は安らかさを得て、ますます努めて夜も昼も心を修めるであろう。
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