福聚講

平成20年6月に発起した福聚講のご案内を掲載します。

今日は東寺において祈雨の孔雀経法が修せられた日

2023-06-29 | 法話
弘長四年1264六月二十九日 壬申 [続史愚抄]  「 祈雨の為、東寺灌頂院に於いて孔雀経法を修せらる。阿闍梨長者僧正道勝。」密教大辞典によれば道勝は「1222~1273.西園寺太政大臣實氏の息。東寺長者。寛喜二年九歳で高野山貞暁の室に入り、十四歳で保壽院宮僧正道守に随い出家。高野山明寂より諸尊法伝授。保壽院流、華蔵院流を受法。東寺長者、護持僧。文永元年六月東寺において祈雨の孔雀経法、文永五年三月 . . . 本文を読む
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今日は一粒万倍日です。

2023-06-29 | おすすめ情報
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今日は元杲が神泉苑で請雨法の法験を現した日

2023-06-28 | 法話
日本紀略 / 天禄三年(972)六月廿八日乙卯条「廿八日乙卯 神泉苑御修法結願之間 無風なり。件の院の南門顚倒了んぬ。 大雨降る。 効験有り。 度者を給ふ。」(この前の二十日には「遠江阿闍梨元杲(注)、神泉苑に於いて請雨経法。九箇日を限る」とあるのでこの結願が二十八日だったのでしょう。(注。元杲は密教大辞典に「914~997.醍醐延命院の学匠。字は真言房。一に延命院僧都と号す。藤原雅楽助農省の子。 . . . 本文を読む
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今日は一粒万倍日です。

2023-06-28 | おすすめ情報
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「苦」を抜くためには周囲に「振動」を与えること

2023-06-26 | 法話
「苦」を抜くためには周囲に「振動」を与えること   1,(量子力学でも現実の苦は空であるとしていること。)量子力学の正統的な考え方は、ボーアが提唱したコペンハーゲン解釈です。これは観測結果のみがすべてであり、その背後に実在など存在しないといいます。観察する我々とは独立に観察対象が存在するのではない、世界は我々がそれをどう見るかに応じて出現するという考え方です。 2,(仏教経典でも繰 . . . 本文を読む
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神皇正統記の後宇多天皇の記述

2023-06-25 | 法話
神皇正統記の後宇多天皇の記述「第九十代、第四十八世、後宇多院。諱は世仁、亀山の太子。御母皇后藤原の僖子〈後に京極院と申す〉、左大臣実雄の女なり。甲戌の年即位、乙亥改元。丙子の年、唐土の宋の幼帝徳祐二年に当たる。ことし、北狄の種、蒙古起こりて元国と云ひしが宋の国を滅ぼす〈金国起こりにしより宋は東南の杭州に移りて百五十年になれり。蒙古起りて、先づ金国をあはせ、後に江を渡りて宋を攻めしが、ことし遂に滅ぼ . . . 本文を読む
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同じ事をいくたびも聞き見る

2023-06-25 | 法話
「学人、道心なくとも、良き人に近づき、善縁にあって、同じ事をいくたびも聞き見るべきなり。」(正法眼蔵随聞記)道元禅師は私のようなすぐに退転してしまうような愚人を見抜いておられてこうおしゃっているようです。確かに「良き人」のご縁を得て「同じ事をいくたびも聞き見る」ということは素晴らしい励ましとなります。徳分がなくて良き人のご縁が出来なくても「同じ事をいくたびも聞き見る」ことにより時々思わざる深い境地 . . . 本文を読む
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今日は後宇多法皇崩御の日

2023-06-25 | 法話
密教大辞典には「後宇多法王・・人王第九十一代。御名世仁。法諱金剛性。世に大覚寺法皇と号す。亀山天皇第二皇子。 弘安四年1281蒙古入寇するや亀山天皇とともに宸襟を悩ましたまふこと深く、閏七月伊勢大廟へ御使いを立て、御身を以て国難に代らむことを祈らせたまふ(弘安の御願https://www.google.co.jp/url?sa=t&rct=j&q=&esrc=s& . . . 本文を読む
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三密瑜伽の秘法を以ってすればいながらにして霊験を生じる

2023-06-24 | 法話
「三密瑜伽の秘法を以ってすればそのままで同一実在と通ずるので、それを通して宇宙法界のいかなる所へもその力を及ぼすことができるし、表れた個体としては他との間にたとえ千里隔てていても神秘実在を通じるから、いながらにして霊験を生じる。大師もまた『法力に遠近なし、千里すなわち咫尺なり』(高野雑筆集)と繰り返し仰せられたゆえんであるし、また『三密加持すれば速疾に顕はる』(即身成仏義)と垂示されたのもここにあ . . . 本文を読む
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明日は真性寺で江戸六地蔵尊百萬遍大念珠供養が行われます。

2023-06-23 | おすすめ情報
明日は真性寺で江戸六地蔵尊百萬遍大念珠供養が行われます。真性寺は巣鴨地蔵通り商店街の南口にある、江戸六地蔵の一つの真言宗寺院。毎年6月24日、江戸六地蔵尊百萬遍大念珠供養が行われ、災害除け祈願に念仏を唱えながら大人と子供で別々に大念珠を繰り回すようです。江戸六地蔵は、江戸深川の地蔵坊正元が病気平癒を地蔵菩薩に祈願したところ無事治癒したため、京都の六地蔵に倣って造立したもの。 宝永3年(1706年) . . . 本文を読む
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仏様に読経したりお供え物をして供養するだけで(大日経疏第七)(正法眼蔵随聞記)

2023-06-21 | 諸経
仏様に読経したりお供え物をして供養するだけで福を得て所願成就するが悟りとは縁がない。(しかし凡人にはこの現世利益が有難いのです。形だけの供養でも現世利益はあるということです)「総じて三宝の境界を恭敬供養すれば罪滅び功徳を得、また悪趣の業をも消し、人天の果をも感ずることは実なり。(しかし)是によりて法の悟りを得んと思ふは僻見なり。」(正法眼蔵随聞記)「もし但だ口に真言を誦して其の義を思惟せずんば、た . . . 本文を読む
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各宗各々長所あり

2023-06-21 | 法話
慈雲尊者の各宗派に対する考え . . . 本文を読む
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否定的感情から解き放たれる必要

2023-06-20 | 法話
「掌の中の無限」(マチウ・リカール(分子生物学者にしてチベット仏教僧侶)とチン・スアン・トアン(ヴァージニア大教授(天体物理学)共著)のなかから「確固とした揺るぎ無い平安と慈悲を手に入れるためには自分の精神を曇らせているあらゆる否定的感情から解き放たれる必要があります。仏陀はご自分の体験に基き自分がたどった道に正しく従うものはすべて自分と同じ結果に至ると断言されています。「私はあなたがたに道を示し . . . 本文を読む
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今日は大師が高野山を請け乞う上表を発せられた日

2023-06-19 | お大師様のお言葉
今日は大師が高野山を請け乞う上表を発せられた日   「紀伊の国伊都の郡高野の峯にして入定の処を請け乞はせらるる表 沙門空海言す。空海聞く、山高きときは雲雨物を潤す、水積もるときは魚龍産化す。このゆえに耆闍の峻嶺には能仁の迹休せず。孤岸の奇峰には観世の跡相続す。其の所由を尋ぬれば地勢自から爾るなり。又台嶺の五寺に禅客肩を比し、天山の一院に定侶袂を連ぬることあり。是れ國の寶、民の梁なり . . . 本文を読む
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今日は一粒万倍日です。

2023-06-17 | 先祖供養
今日は一粒万倍日です。 . . . 本文を読む
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