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福聚講

平成20年6月に発起した福聚講のご案内を掲載します。

観音霊験記真鈔30/33

2024-04-30 | 諸経
観音霊験記真鈔30/33 西國二十九番丹州松尾寺馬頭観音  釈して云く、馬頭観音とは形像は四面忿怒の御相好、虎牙上下に出現して八臂なり。各々器杖を執り寶を盤石の上の蓮華臺の上に安坐し玉ふ。中面の上は碧馬の頭をいただき、髪は螺焔のごとくにして身の色赫奕たること日輪のごとく邊身火の燃ること劫災に逾ることは内外人天の業障を梵焼することなり。或は二臂あり。不空羂索經第九馬頭一巻の軌、五佛頂經の一及び小 . . . 本文を読む
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観音霊験記真鈔29/33

2024-04-29 | 諸経
観音霊験記真鈔29/33 西國二十八番丹州成相寺千手像御身長一・・ 釋して云く、千手經に云ふ大悲神呪 https://blog.goo.ne.jp/fukujukai/e/f86f191c0587b691d75bd56628caf1d9 を誦する者は十五種の善生を得ることを誓ひたまへり。 https://blog.goo.ne.jp/fukujukai/e/91635923f82fb94 . . . 本文を読む
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尼僧の読み込んだ法華経が除病の霊験をあらわした

2024-04-28 | 頂いた現実の霊験
尼僧の読み込んだ法華経が除病の霊験をあらわしたこと。今昔物語巻十二第三十話 尼願西所持法花経不焼給語 第三十「今昔、一人の尼有けり。名をば願西と云ふ。横川の源信僧都の姉也。 此の尼、本より心柔暖にして瞋恚を発さず。女の身也と云へども、心に智有て因果を知れり。出家の後は戒律を犯さずして、専に善心有り。亦、法花経を読誦して、其の義理を悟る事深し。凡そ生たる間、法花経を読奉れる事、数万部也。念仏の功を積 . . . 本文を読む
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観音霊験記真鈔28/33

2024-04-28 | 諸経
観音霊験記真鈔28/33 西國二十七番播州書寫寺如意輪像御身長一尺五寸(56.9cm) 釈して云く、如意輪と辨財天とは一躰分身の化益なり。辨財天經に云、佛大衆諸菩薩に告げて言、汝等此の神王に於いて軽慢を作す莫れ。此の神王は西方刹土に於いては無量壽佛と稱し娑婆世界に在りては如意輪観音と稱す。宇賀神三日成就經に云ふ、宇賀神将菩薩大蛇の形にて佛前に出現す。我過去に成仏す。名けて正明如来と號す。佛法擁 . . . 本文を読む
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北朝五代・後円融天皇御出家、崩御の日

2024-04-28 | 法話
「本朝皇胤紹運録」(北朝五代・後円融天皇)「永徳二年1382四月二十八日、崩。三十六。御閉の後、御落飾。法諱光浄。御戒師泉涌寺竹岩和尚。」 . . . 本文を読む
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今日は疫病・旱害を防ぐために十五大寺等に大般若経の転読を命じた日

2024-04-28 | 法話
今日は疫病・旱害を防ぐために十五大寺等に大般若経の転読を命じた日天長元年(824) 四月丁未(二十八日)「 十五大寺(注3)并五畿内七道諸国をして、大般若経を奉読せしむ。疫旱を防がんが為也。」 (類聚国史)尚、天長元年は天皇は淳和天皇で、この年は大師が朝命により神泉苑で祈雨の霊験を顕わされたり(注1)、神護寺を定額寺神護国祚真言寺にすることを許されたり(注2)した年ですからこの大般若転読も大師の進 . . . 本文を読む
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今日は疱瘡甚だしと記されている日

2024-04-28 | 法話
今日は疱瘡甚だしと記されている日 日本紀略 / 寛仁四年(1020)四月廿八日己酉条「廿八日己酉・・・今年自春患疱瘡 四月殊甚」 天皇は、後一条天皇(第68代) 此の年は疱瘡が甚だしかったことは多くの歴史書に在ります。 「春より夏に至る、皰(疱)瘡殊に甚だし(諸道勘文)」「今年疱瘡流行、天下これを煩う(百錬抄)」 . . . 本文を読む
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渤海國使王文矩等入京の日

2024-04-28 | 法話
続日本後記・嘉祥二年849四月辛亥二十八日「領客使等、渤海國使王文矩等入京。勅使左近衛少将従五位下良岑朝臣宗貞を遣りて慰労す。」・天皇は仁明天皇。・渤海使は、727年秋から919年までの間に34回の使節来日が記録に残っている。日本側では朝貢に来ているとして接待している。源氏物語等にも度々登場し日本文化にも多大な影響を与えているようです。・王文矩は著名な文化人であったらしく、三度も来朝している。その . . . 本文を読む
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今日は疫病・飢饉により諸社で仁王経を読んだ日

2024-04-27 | 法話
  百錬抄 / 正元元年(1259)四月廿七日庚子条「飢饉疫疾等の御祈りに依って、臨時の二十二社奉幣使を発遣せらる(去る十一日日吉   社の火事に依って延引す)。権大納言資季卿已下これに参る。今日より疫疾御祈りに   依って、諸社に於いて七ヶ日仁王経御読経を修せらる。」   「正嘉三年1259の春頃より世の中に疫癘(疫病)おびただしくはやりて、下﨟ども病まぬ家なし、川 . . . 本文を読む
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今日は疫病で諸国幷に宇佐神宮に写経をさせた日

2024-04-27 | 法話
      日本紀略 / 長徳元年(995)四月廿七日癸卯条 「廿七日癸卯 定 諸国并に宇佐宮等 各の大般若経・六若経・六観音像を書写す。 疾疫之災を攘す。 相撲節会停止畢。」 天皇は一条天皇。 長徳に改元前後に全国を席巻した疫病が起き、ついで中関白藤原道隆の薨去とそれに伴う政争があり、程なくして内大臣藤原伊周・中納言藤原隆家兄弟といった公卿が政変(「長徳の変 . . . 本文を読む
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観音霊験記真鈔27/33

2024-04-27 | 諸経
観音霊験記真鈔27/33 観音霊験記真鈔巻四 西國二十六番播州法華寺千手像 釋して云く、千手經に云く、諸の善神及び龍王神母女等各五百の眷属大力の夜叉有り。常に随って大悲神呪を誦持する者を擁護す。人若し空山曠野に在りて獨り宿り孤り眠るに、是の諸善神番に代わりて宿衛し災障を辟除す(千手千眼觀世音菩薩廣大圓滿無礙大悲心陀羅尼經「是諸善神及神龍王神母女等。各有五百眷屬。大力夜叉常隨擁護。誦持大悲神呪 . . . 本文を読む
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・申し訳ない・勿体ない・有り難い・おかげさま

2024-04-26 | 法話
「・申し訳ない・勿体ない・有り難い・おかげさま」と合掌する心こそ先祖や仏様に通じる日本人としての心である。運勢もそこから開ける。(某行者)   . . . 本文を読む
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観音霊験記真鈔26/33

2024-04-26 | 諸経
観音霊験記真鈔26/33 西國二十五番播州新清水寺千手像御身長五尺二寸 釈して云く、普門品に云く、「若有無量百千萬億衆生受諸苦悩 聞是観世音菩薩 一心称名観世音菩薩 即時觀其音聲 皆得解脱」。今此の娑婆世界は六根門の中に於いて耳根最も利なる故に此界番番出世の諸佛何れも聲塵説法を以て衆生利益の第一とす。されば楞厳會上(夏安居の坐禅修行中に楞厳呪をよむ)に於いて大小二十五人の聖者有りて各々自ら所證 . . . 本文を読む
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今日は興福寺東金堂で文殊会の日です

2024-04-25 | 法話
今日は興福寺東金堂で文殊会が行われます。25日は文殊菩薩の縁日ですが特に4月25日は興福寺東金堂で文殊会が行われます。 今年は「一般参賀は中止」。   https://www.google.co.jp/url?sa=t&rct=j&q=&esrc=s&source=web&cd=&cad=rja&uact=8&ved= . . . 本文を読む
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今日は月輪大師俊芿御遷化の日です

2024-04-25 | 法話
今日は月輪大師俊芿御遷化の日です。月輪大師俊芿は泉涌寺開基・真言宗泉涌寺派宗祖。仁安元年8月10日(1166年9月6日)肥後に生まれ嘉禄3年閏3月8日(1227年4月25日)に62歳で遷化されています。1183年(寿永3年)18歳で得度、翌1184年(元暦元年)大宰府観世音寺で具足戒を受け、戒律の研究の為1199年(正治元年)渡宋。径山の蒙庵元総に禅を、四明山の如庵了宏に律を、北峰宗印に天台教学を . . . 本文を読む
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