日本で発達した「曼荼羅」や「本地垂迹」思想はあらゆる宗教を救うシステムではないかと思います。つまり曼荼羅の中心にそれぞれ信仰する宗派の教祖様をすえて、他の宗教の教祖は自分の信じる教祖の変化身であるとすればよいのです。
胎蔵曼荼羅は中心に大日如来様がおられ周囲には無数の仏、菩薩、明王、天、二十八宿、十二宮、八部衆、死神、死鬼まではいっています。これらの中には大黒天様・聖天様・弁才天様などヒンズー教 . . . 本文を読む
今日17日今年初めての福聚講のお参りを護国寺で行いました。
一年で最も寒い「大寒」が近づき、冷たい風が肌に突き刺さるような一日でした。
3時に本堂に10人ほどが集まりましたが、若夫婦が先に祈願を頼んでおり、講のメンバーは後ろの席で一緒に拝みながら終わるのを待ちました。祈願では若い護国寺の僧侶の方が「錫杖経」をおとなえしており、講でもいずれ勉強したいものと思いました。
いつものように、「おんさらば . . . 本文を読む
福聚講の皆様には良いお年をおむかえのこととお喜び申し上げます。
ついては、5月から、江戸33観音と東京10社をお参りしたいと考えていますが、神社では古来般若心経秘鍵をあげるのがいいとされています。ついては以下日程でとりあえず般若心経秘密鍵勉強会を開催したいとおもいますので出席希望の方は会場都合、資料用意都合等ありますので早めにご連絡くださいますようお願いします。(なお費用は会場費一人100円程度 . . . 本文を読む
ついにフランス首都パリでもイスラム過激派のテロが起こりました。以前からイスラム過激派といわれる集団のテロが収まりません。イスラム過激派によるテロ事件は1980年前後からとぎれることなく続いています。1981年のエジプトのサダト大統領暗殺もそうでした。あれから30年以上にもなりますが9・11も含めて一向に収まる気配はありません。救いのない泥沼に世界中が取り込められている気がします。
この問題は中東 . . . 本文を読む
正月とは
2015-01-01 | 法話
正月とは中国の歴訪に習ったものとされます。
正月とは寅の月を言います。
東西南北のうち東に寅、卯、辰が配されるので寅を年の初めとするとされます。
また夏時代には月建(たそがれ時に北斗の柄杓が指す月)を寅の月ときめたので、夏歴を導入した日本も寅の月をとしはじめとしました。
正月というようになったのは秦の始皇帝が寅の月の生まれで、此の月をもって専ら政道をおこなうという意味で政月といい、これが . . . 本文を読む
平成27年があけました。毎年今年はどういう年か、いい年であってほしいと思います。宿曜経によれば土木工事の多い年になるようです。経済も単純ではないでしょう。こういうことはある人にはいいことになり、ある人には悪いことになります。天候一つとっても晴れれば助かる人、雨が降れば助かる人、それぞれの置かれているその時の立場で180度違ってきます。年ごとの運勢も自分にとって利益になるかどうかと考えれば、不安だら . . . 本文を読む