今年は慈雲尊者ご生誕三百年です。東京学士会館で5月13日記念講演会が開催されます。
ここにあります。「平成30年5月13日(日)13時より16時、於東京学士会館。
「晩年の慈雲尊者、律から密へ」秋山学氏(筑波大学教授)
「慈雲尊者について」蓑豊氏(兵庫県立美術館館長)
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今日は一粒万倍日で甘露日です.
宿曜経に「甘露日是大吉祥宜册立受灌頂法造作寺宇及受戒習學經法出家修道一切並吉」とあります。大吉祥日で拝官・灌頂・寺の造作・受戒・修学、全てに吉ということです。 . . . 本文を読む
「仏この経を説き給ひ己って娑羯羅竜王及び諸々の大衆と一切の世間の天人、阿修羅等皆大いに歓喜し信受し奉行しき。」
これで十善業道もすみました。畢竟するに一切の善業という善業は皆この十善から出る。一切の吉事という吉事はみなこの十善の結果である。一切の悪事という悪事は悉くこの十善に反した十悪の結果である。このくらい大切なお経はない。・・・お釈迦様が阿難尊者を連れて竜王の所にいってお説きあそばされたのがこ . . . 本文を読む
今日は六斎日です。
六斎日については、「塵添壒嚢鈔」には「この日は最も善を修めるべき日であるということは、経論に見えている。日本では敏達天皇の七年(578)に太子が始めて奏聞して六斎日には殺生を止めるようにされた。六斎日は大智度論では、悪鬼が人の命を奪う不吉の日であると説いている。この故に謹んで功徳を造るべき日である。その因縁はこうである。劫初に外道の行を修する者がいて8日・14日・15日・23日 . . . 本文を読む
「竜王、譬ば一切の城邑と聚落との皆大地に依りて而も安住することを得。一切の薬草と卉木叢林も亦皆地によりて 而も生長することを得が如く、此の十善道も亦復是の如し。一切の人天これによりて而も立し、一切の声聞と独覚の菩提と諸々の菩薩の行と一切の仏法と威く共に此の十善の大地によりて而も成就することを得るなり。」
さてこの結論に来たって竜王のために比喩をもって説かれるのである。・・大地がなければ城郭も聚落も . . . 本文を読む
今日は十斎日です。十斎日とは月の一日・八日(六斉日でもあります)・十四日(六斉日でもあります)・十五日(六斉日でもあります)・十八日・二十三日(六斉日でもあります)・二十四・二十八日・二十九日(六斉日でもあります)・三十日(六斉日でもあります)をいいます(根拠は下の地蔵経にあります)。この日に八斎戒(不殺生、 不倫盗、 不淫、. 不妄語、 不飲酒、 不聴歌舞、 不坐広床戒、 非時食戒)を守り、一日 . . . 本文を読む
今日から相田みつを美術館でチベットフェスチバルが開催されます。以下相田みつを美術館のホームページです。
「第2ホール特別イベント チベット・フェスティバル2018
●チベット・フェスティバル2018
~平和の祈り・観音砂曼荼羅の世界~
4月28日(土)~5月6日(日)
チベット僧侶による砂曼荼羅の制作過程をご覧いただけます。
内 容 : 観音砂曼荼羅の制作、仮面舞踊(チャム)、声明 . . . 本文を読む
四無畏とは
一に一切智無所畏(一切のことを知らぬことはないから一切智無所畏という)
二に漏盡無所畏(一切の煩悩を除きつくさぬということはない)
三に説障道無所畏(障道に居ても安穏にして障へらるることがない)
四に説盡苦道無所畏(一切の煩悩を断じ盡して遺すところがない)のことである。
次に十八不法(十力・四無所畏・三念住・大悲)・・(この十善業道によって)十力と無畏と十八不共との一切の諸法を円満す . . . 本文を読む
今日は金剛峯日です。今日南北首脳会談が行われますが本来今日は相手を成敗する日です。どちらにどういう結果になるか、生易しいものではありません
宿曜経には「凡尾宿大陽直。心宿大陰直。壁宿火直。昴宿水直。井宿木直。張宿金直。亢宿土直。此等七日名爲金剛峯日。宜降伏魔怨持日」としており、古来怨敵征伐の兵をあげる日とされてきました。
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『竜王まさに知るべしこの十善は能くこの十力(以下に出る)と無畏と乃至十八不共との一切の仏法を円満することを得せしむ。この故に汝等応に勤めて修学すべし。』
十善業というは実に結構なことで世間出世権の功徳、一功善行というて是によりて無上菩提の功徳を円満する。無上菩提の功徳を円満すると仏の十力というて、菩薩にも羅漢にもない智力がある。無畏というておそれることのない徳が4つある。十八不共というて声聞縁覚菩 . . . 本文を読む
「方便の荘厳のゆえに速やかに有為無為の業を成満することを得」
方便というは無漏の正道を助ける即道法。所謂正道とは無我の真理を観じて人我、法我の煩悩を断ずることを正道という。その人我、法我を断じていくところの補助となり間接に正道を助ける。それを方便という。。。今頃は止観さえ修したら宜い、二十五の方便などはいらぬという。それは虎を捕へさえすればよい、捕える道具はいらぬというようなもの・・・虎を捕えられ . . . 本文を読む
「止の荘厳のゆえに悉く能く一切の結支を滌除す、観の荘厳のゆえに能く実の如く諸法の自性を知る。」
これまで三十七道品について論じてきたが次は止観ということについて弁ずる。「止の荘厳のゆえに悉く能く一切の結支を滌除す」止といい観というはこれは座禅観法のことで、止は心を静める、観は心で能く真理を明らかに照らすということ。・・止というは定というて心を一方に寄せて余念なく六根を清くしてその咎を離れることじゃ . . . 本文を読む
華厳経巻二十六、十地品第二十二ノ四「(菩薩は)空無想の願を成じて慈悲の心を修し、仏の平等法に順じて諸仏を供養し奉る。智をもって空を観ずといえども而も福を修して厭くことなく、よく三界を厳るといえども而も心に遠離をねがふ。心常に寂滅なりと雖も、而も悪を滅する法を起こし、空不二の相を行ずるも而も慈悲心を行ず。一切の土は空なること虚空のごとしと観ずるといえども、而も能く荘厳して諸仏の土を清浄にす。諸仏の身 . . . 本文を読む
今日は十斎日です。十斎日とは月の一日・八日(六斉日でもあります)・十四日(六斉日でもあります)・十五日(六斉日でもあります)・十八日・二十三日(六斉日でもあります)・二十四・二十八日・二十九日(六斉日でもあります)・三十日(六斉日でもあります)をいいます(根拠は下の地蔵経にあります)。この日に八斎戒(不殺生、 不倫盗、 不淫、. 不妄語、 不飲酒、 不聴歌舞、 不坐広床戒、 非時食戒)を守り、一日 . . . 本文を読む