福聚講

平成20年6月に発起した福聚講のご案内を掲載します。

観音経を読誦して水難から助かった事

2024-07-23 | 頂いた現実の霊験
観音経を読誦して水難から助かった事 観音経には「由是菩薩威神力故。若為大水所漂。称其名号。即得浅処。 若有百千万億衆生。為求金。銀。瑠璃。車渠。瑪瑙。珊瑚。琥珀。真珠等宝。入於大海。仮使黒風吹其船舫。飄堕羅刹鬼国。其中若有乃至一人称観世音菩薩名者。是諸人等。皆得解脱羅刹之難。」とあります。 古来観音経を読誦して水難から助かった事は多くあります。   1,古今著聞集巻二「生智法師 . . . 本文を読む
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今日は嵯峨天皇が大師に「富壽神宝」二万銭を賜った日

2024-07-23 | お大師様のお言葉
今日弘仁十二年821七月二十三日は嵯峨天皇が大師(四十八歳)に新銭「富壽神宝」二万銭を賜った日です。(弘法大師全集・年譜。) 「日本紀略」(弘仁十二年821七月)「丁巳(二十三日)、新銭二万を空海法師に施す」 . . . 本文を読む
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福聚講今日の言葉

2024-07-23 | 法話
「心も肉も懈怠にもあり、不信にもあらんには、誠心をもはらして前仏に懺悔すべし、恁麼するとき前仏懺悔の功徳力、われを救ひて清浄ならしむ,この功徳、よく無礙の浄信精神を生長せしむるなり、浄信一現するとき、自他おなじく転ぜらるるなり、その利益あまねく情非情にかうふらしむ(正法眼蔵「渓声山色」)」(佛道を歩むときに懈怠・不信に陥ることがあるがそういう時は佛に懺悔しなさい、そうすれば懺悔の力により清らかな信 . . . 本文を読む
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今日は伊勢大神宮寺に仏像を造らせた日

2024-07-23 | 法話
今日は伊勢大神宮寺に仏像を造らせた日 「続日本紀・天平神護二年766秋七月丙子(二十三日)」「使いを遣りて丈六の仏像を伊勢大神宮寺に造らしむ」 天皇は称徳天皇。伊勢神宮には神宮寺があったことが分かります。   . . . 本文を読む
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地蔵菩薩三国霊験記 4/14巻の10/13

2024-07-23 | 先祖供養
地蔵菩薩三国霊験記 4/14巻の10/13 十、檀那を葬り恥を隠し給ふ事。 伊勢の國蓋見の浦の傍に北条新左衛門頼房と云者あり。窮乏(きはめてとぼし)かりけれども外様の躰をつくろひて他行の折角は他の人馬を借用てぞありける。されば家居も尋常に栖成し、つれつ゛れの器具も全からざれども有る顔にぞ行ひける。如是の人なれば為さざる事をもあるめかしく云ひなし、出入りの者に褒美なんど得さすべきにのぞむでは形の . . . 本文を読む
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障碍があるほどますます懺悔し、拝めば災い転じて大きな福となる

2024-07-23 | 法話
拝んでもお陰が頂けない時・・1,新義真言宗の開祖興教大師覚鑁上人は「末代真言行者用心」でこうおっしゃってます。「なかなか効現のあらわれないのは、仏様がその人の信心を試されている場合、本人の宿業が重い場合、かすかに成就しているが本人が分かってない場合、しばらく魔が隠している場合など、があるが深い信心をもって修行を続ければ必ずお蔭がある。」(「経にいはく(大日経のこと)いかなる心をおこすもの必ず悉地を . . . 本文を読む
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小学校時代は毎日踏切で死ぬことばかり考えていました

2024-07-23 | 頂いた現実の霊験
以前Tさんから頂いていた文章を再出しました。   【あきらめない】                      T.U       私は弟2人の長女として生まれました。おばあちゃん子の甘えんぼでしたが、小3の時に一緒の布団で寝ていた祖母が心筋梗塞で他界し、半年後に突然声が出なくなりました。学校では声が出ないためかいじめられ、自分の居場所がなく、毎日踏み切りに行っては死ぬこ . . . 本文を読む
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今日は伊勢大神宮寺に丈六佛を造った日です

2024-07-22 | 法話
今日は伊勢大神宮寺に丈六佛を造った日です。続日本紀・天平神護二年七月二十二日の条に「遣使造丈六仏像於伊勢大神宮寺」桑名市の大福田寺のホームページには「当寺は聖徳太子の草創と伝えています。天武・持統天皇並びに聖武天皇の行幸を受け、伊勢神宮の神宮寺として大神宮寺と号していました」とあります。伊勢大神宮寺は何寺かあったようです。 . . . 本文を読む
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今日は桓武天皇が旱・疫を恐れて福祉事業と同時に諸寺に斎戒読経せしめた日

2024-07-22 | 法話
今日は桓武天皇が旱・疫を恐れて福祉事業と同時に諸寺に斎戒読経せしめた日。日本後紀 / 延暦十五年七月辛亥(22日)条(796)「辛亥 詔して曰く、 朕眇身を以て 忝けなくも司牧を承く。 日旰食を忘れ一物之向隅を憫む。 昧爽求衣、五行之序を紊すを懼る。 比来 大宰府言く、 肥後国阿蘇郡山上に沼あり、 其名を神霊池といふ 水旱経年すとも未だ甞って増減せず 而るに今、故なく涸減すること二十余丈なり。 之 . . . 本文を読む
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地蔵菩薩三国霊験記 4/14巻の9/13

2024-07-22 | 先祖供養
地蔵菩薩三国霊験記 4/14巻の9/13 九、急難を救ひ給ふ事。 但州(兵庫県)山森と申す所に住みける男に山口七郎包房(かねぶさ)とて貧道にして何事も心に叶はぬものあり。思ひのあまりに人の財を我物として便宜にしたがひ貴賤男女の隔てなく佛閣僧坊の所に嫌ひなく或は殺しては剥ぎ取り、或は威しては奪ひて渡世を計りごとにぞしける。此の事の風聞世にかくれなかりければ、天地廣しといへども五尺の身の居処なく、 . . . 本文を読む
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観音様の霊験で首がつながった話

2024-07-22 | 頂いた現実の霊験
観音様の霊験で首がつながった話 平盛久は由比ガ浜で斬首されるところ清水の観音様に白衣に裸足で千日詣をしていたお陰で助かります。これは平家物語にあり鎌倉にも碑があります。上野清水観音堂の記録には此の秘仏ご本尊はこの盛久の念持佛とされています。以下にあります。 1,長門本平家物語巻二十、「・・主馬八郎左衛門(平)盛久、京都に隠れ居りけるが年来の宿願にて等身の千手観音を造立し奉りて、清水寺の本尊の右 . . . 本文を読む
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今日7月22日は気比神社総参祭の日です

2024-07-22 | 頂いた現実の霊験
今日は気比神社総参祭です。   https://www.google.co.jp/url?sa=t&rct=j&q=&esrc=s&source=web&cd=&cad=rja&uact=8&ved=2ahUKEwjM7fuo-sDxAhXBLqYKHXRTDh0QFnoECCIQAA&url=https%3A% . . . 本文を読む
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今日は後三条天皇が即位灌頂を修された日

2024-07-21 | 先祖供養
この後三条天皇から即位灌頂が始まり江戸時代まで続いたとされます。 大江匡房「後三条院御即位記」(群書類従巻九十一)に「治歴四年1068七月二十一日、辛卯子の刻,まず南殿御装束供奉す、・・次十ケ寺御読経、法性寺仁和寺円城寺法成寺広隆寺清水寺八坂寺珍皇寺常住寺出雲寺・・次に御装束了り時を聞かれ給、道平朝臣、時満の由申す・・・主上この間手を結ぶ、大日如来即持奉印の如し・・・」とある。 . . . 本文を読む
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内談義,御最勝講のはじまり

2024-07-21 | おすすめ情報
金剛峯寺内談義がことしは7月21,22日、山王院御最勝講が7月22,23日に行われるようです。密教辞典によると「内談義は高野山の学道談義の一種で蓮華乗院の伝法大会、愛染堂の新会談義、勧学院の勧学会を談義と称し、その稽古予習の意。・・慶安年間(17世紀)に5月1日から10日間を内談義、後半10日間を本談義と称し、内談義は左右両学頭の坊で、本談義を蓮華乗院で催した。安永年間(18世紀)から内談義を6月 . . . 本文を読む
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地蔵菩薩三国霊験記 4/14巻の8/13

2024-07-21 | 先祖供養
地蔵菩薩三国霊験記 4/14巻の8/13 八、少女利生を得る事。 能登國の国分寺(石川県七尾市に在った)の傍に富沢の者侍りき。娘一人有り。寵愛かぎりなし。父日比(ひごろ)より念佛の行人たりしが、一向専修の示を受け彌陀尊名号より外は法の尊(たっとき)はなく、佛と云ふも別になきと一片の得心者なり。一家の者も此の風に化して自ら佛を敬ひたてまつる。しかるに彼の娘の乳母ありし。本と(もと)都の者にてなん . . . 本文を読む
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