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福聚講

平成20年6月に発起した福聚講のご案内を掲載します。

観自在菩薩冥應集、連體。巻6/6・35/52

2025-08-22 | 先祖供養
観自在菩薩冥應集、連體。巻6/6・35/52 三十五観音を念じて雷難を免る事 豊後国横瀬村極楽寺(大分県大分市平横瀬181に現在する)の僧、正智常に人に勧めて観音を帰依せしむるに、村中に弥太郎と云者あり。信心を発して観音の尊像一體を造りて寺に安置しければ、近邊の諸人いよいよ信心を生じて日々に参詣せり。弥太郎が家僕に八郎と云者あり、平生雷神を恐るる程に正智教へて観音の寶号を唱へしめ、及び「雲雷鼓 . . . 本文を読む
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観自在菩薩冥應集、連體。巻6/6・34/52

2025-08-21 | 先祖供養
観自在菩薩冥應集、連體。巻6/6・34/52 三十四嵯峨の観音感得の因縁 嵯峨の独性禅師の寺 https://www.google.co.jp/url?sa=t&rct=j&q=&esrc=s&source=web&cd=&cad=rja&uact=8&ved=2ahUKEwjr-J_6wc6LAxUOklYBHQvxOXAQF . . . 本文を読む
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子供の非認知能力の育て方

2025-08-21 | おすすめ情報
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観自在菩薩冥應集、連體。巻6/6・33/52

2025-08-20 | 先祖供養
観自在菩薩冥應集、連體。巻6/6・33/52 三十三霊夢を蒙りて山号とする事 雲松道公律師、大智を謝して一の小池を求めて退隠の處とせんと志し、木津の東二十五六町に現光寺の古蹟を得たり。破れたる草屋一宇草村(ママ)の中に傾きて在り。然るに中に観音及び四天王の像あり。其の相好麗しき事言に述べがたし。此を里人に問へば運慶の作なりと云。公新たに茅屋二三軒を作り尊像を安置して日夜に霊供怠らず。或夜夢みら . . . 本文を読む
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観自在菩薩冥應集、連體。巻6/6・32/52

2025-08-19 | 先祖供養
観自在菩薩冥應集、連體。巻6/6・32/52 三十二黄檗山高泉和尚霊夢の事 高泉性潡(こうせん しょうとん)和尚、寛文五年(1665年)の秋八月奥陽の法雲蘭若 に於て千佛名経を書し玉ふに其の夜の暁に夢み玉はく、俗姉と天庭に立ちて首を挙げて西北方を見れば観自在菩薩雲外に出現し玉ふ。長数十丈にして粟色の衣を召し面長く唇厚く目廣く頤豊にして大丈夫の相なり。和尚急に姉を呼んで作禮せしむ。女兄四に顧み . . . 本文を読む
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観自在菩薩冥應集、連體。巻6/6・31/52

2025-08-18 | 先祖供養
観自在菩薩冥應集、連體。巻6/6・31/52 三十一摂州国分寺の観音の事 摂州東成郡天徳山国分寺(大阪市天王寺区国分町)に昔より紫金の観音一尊あり。長七尺二寸、妙相端厳なり。故老相傳ふ、聖武天皇の宮中に供養したまへる尊像なりしかども崩御の後国分寺に賜といへり。爾来九百餘歳寺の住持有無興廃定めなけれども尊像は替はらざりしを延寶二年(1674年)十一月十三日の夜盗賊来たりて竊み去る。村中の老若大事 . . . 本文を読む
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天皇以下全国民が「般若の四句の偈」を唱えて疫病を退散せよとの勅令

2025-08-18 | 法話
奈良時代には天皇以下全国民が「般若の四句の偈」を唱えて疫病を退散せよとの勅令が出されています。『続日本紀』天平宝字二年758八月丁巳。18日、淳仁天皇の勅令として、「般若の四句の偈」を唱えることを命じています。『九宮経』という中国の暦学書によれば、来年は三合が会う不吉な年であり、様々な自然災害や疫病が流行する、よって天皇はじめ国を挙げて「般若の四句の偈」を念ぜよ、官吏は通勤の道路上でもこの「般若の . . . 本文を読む
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観自在菩薩冥應集、連體。巻6/6・30/52

2025-08-17 | 先祖供養
観自在菩薩冥應集、連體。巻6/6・30/52 三十豊後の人観音の利生並びに楠木正成が守本尊の事 豊後國佐賀の関の近處に鐘馗村と云ふあり。一人の男あり。性驍悍(ぎょうかん。気性が激しく力強いこと)にして常に畋(かり)を好みて懼るる事なし。此の男の屋舗は元敬一庵の地にて園の隅に小観音堂有り。此の男殺生を好むといへども常に観音を礼拝する事一日も怠らず。或時其の子園に行きて梨の木に登り果を摘るに誤りて . . . 本文を読む
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観自在菩薩冥應集、連體。巻6/6・29/52

2025-08-16 | 先祖供養
観自在菩薩冥應集、連體。巻6/6・29/52 二十九林丘寺の観音霊感の事 叡山の麓に林丘寺と云あり。本尊は智証大師作の観音なり。初めは大津の池田圓信が家にありて諸人信仰し観音講を勤る事二十年種々の感応あり。具に記しがたし。しばらく一二を出さば、三井寺の善法院法印に幹事の人名はなにがしと云者あり。大津の能基氏と中あしくして久しき怨みなり。ねらひて討んとす。法印予め知りて常に観音の名号幷普門品を唱 . . . 本文を読む
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観自在菩薩冥應集、連體。巻6/6・28/52

2025-08-15 | 先祖供養
観自在菩薩冥應集、連體。巻6/6・28/52 二十八景清が守本尊並びに一絲和尚の事 後水尾法皇紫金の観音の像を蓄持玉ふ。其の像一寸に足らざる小像なれども霊感掲焉なりと云。相傳ふ勇士景清常に守に掛奉りければ度度危うき命を遁れたるは皆此の尊像の力なりと。或る人得て信仰し霊験いよいよ新たなるが故に法皇に奉りけり。延宝四年(1676年)冬火災ありて内裏の中残らず焼失せるに独り此の像のみ灰燼の中より出て . . . 本文を読む
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観自在菩薩冥應集、連體。巻6/6・27/52

2025-08-14 | 先祖供養
観自在菩薩冥應集、連體。巻6/6・27/52 二十七得長寿院蓮華王院の観音の事 人王七十四代鳥羽院(11世紀前半)の御願得長寿院は今は絶て無し。大佛の近所其の旧跡なり。昔京都に疫癘流行て諸人病ける時に、鳥羽院平の忠盛に命じて三十三間の御堂を造り一千一體の十一面観音の像を安置し玉ひ長承元年(1132年)三月十三日に落慶供養あり。導師は天台座主忠尋僧正なり。夜は万灯を炬して供養し玉ふ。さて彼の寺を . . . 本文を読む
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観自在菩薩冥應集、連體。巻6/6・26/52

2025-08-13 | 先祖供養
観自在菩薩冥應集、連體。巻6/6・26/52 二十六源尊法師冥土にして観音の引接に預かる事 源尊法師と云人有り、何の處の人と云事を詳かにせず。少年より出家して常に法華を読んで日課とすれども未だ諳におぼへることを得ず。三十歳にして病を受け数日にして死す。乃ち閻魔王宮に赴くに冥官衆列座す。或は冠を著し或は甲冑を帯し剣戟を持し、善悪を記録する神ありて筆硯紙を持して威儀堂々たり。側に一人の聖僧あり。手 . . . 本文を読む
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観自在菩薩冥應集、連體。巻6/6・25/52

2025-08-12 | 先祖供養
観自在菩薩冥應集、連體。巻6/6・25/52 二十五明蓮法師宿命を祈て知る事 明蓮法師と云人あり、何處の人と云事を知らず。法隆寺に居して常に法華を読誦するに七巻は諳誦せしかども第八の巻一巻は何程読むといへども諳誦する事を得ず。是業力ならんと知りて稲荷明神に詣して一百日祈誓して宿業を告げしらしめ玉へと歎けども感無し。又長谷寺と金峯山とに於て各一夏経を誦して求請すれども尚感応なし。明蓮志少しも怠ら . . . 本文を読む
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観自在菩薩冥應集、連體。巻6/6・24/52

2025-08-11 | 先祖供養
観自在菩薩冥應集、連體。巻6/6・24/52 二十四願西尼観音の摩頂を得し事 願西尼は恵心僧都の妹なり。妹をば安養尼と云。願西出家してより以来堅固に戒を護り、衣服は僅に身を蔽ふばかり。持斉節食して尚命を支ふるばかりなり。受る所の施物は皆貧窮孤独の者に施し常に法華を誦して其の深義を解せられければ、観自在菩薩の現じて頂を摩で安慰し玉ふことを感得し、普賢菩薩の六牙の白象に乗じて来たりて室に入り玉ふを . . . 本文を読む
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観自在菩薩冥應集、連體。巻6/6・23/52

2025-08-10 | 先祖供養
観自在菩薩冥應集、連體。巻6/6・23/52 二十三善為康並びに藤敦充の事 算学士善為康は越中の国射水郡の人なり。治暦二年(1066年)十八にして京に入りて、博士善為長に師とし事ふ。少年より能く如意輪の大呪(のうぼう あらたんのう たらやあや のうまく ありや ばろきてい じんばらや ぼうじさとばや まかさとばや まかきゃろにきゃや たにゃた おん しゃきゃらばりち しんだまに まかはんどめい . . . 本文を読む
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