A,仏様に精進を誓うとともに、自身の臭気を消し、魔を遠ざけ神仏善神の力を増し、仏様と心が通じるようになり、死者には供養となる、のが焼香の功徳です。
1、説法明眼論に「香は魔を遠ざけ仏神に守られて善行は成就する」とあります。
(説法明眼論(焼香品第四)至心二香木ヲ焼ケバ天魔及ヒ波旬、香ヲ聞テ失心シテ退クコト楢シ死門二入ルガ如シ、讐ヘバ蜣蜋虫(リョウキョウチュウ)ノ天ノ甘 . . . 本文を読む
善根宿の遍路達
「二〇〇二年は、私たちにとって忘れられない年になりました。近年で一番うれしい出来事がありましたから」
善根宿まんだら(多度津町葛原)を開いている十川満さん(52)、まり子さん(52)夫妻は声をそろえる。
巡拝の度にまんだらを常宿にしていた「伝説のお遍路さん」が卒業、安住の地を得たからだ。夫妻が奔走し、県内の福祉施設への入所にこぎ着けた。
竹島キヨノさん=仮名=、七十四 . . . 本文を読む
10月2日まで金沢文庫で「国宝でよみとく神仏の姿」 の展示会が開催中です。
「春日宮曼荼羅 鎌倉時代
春日社寺曼荼羅 南北朝時代
男神坐像 平安時代 平安時代
女神坐像 鎌倉時代
牛頭天王坐像 平安時代
国宝 若宮像 一幅 鎌倉時代
国宝 春日御本地尺 鎌倉時代・・」等まさに日本人の神仏一体の信仰の歴史を証明する国宝が展示されています。
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この世は地獄です。東日本大震災の有様を見るだけでもこの世は地獄というほかありません。われわれの日々の我利我利亡者の暮らしぶりも地獄そのものともいえましょう。自分自身の最近の心の状態を見ても地獄とおもうことがあります。弱肉強食の世界を思うにつけてもまさにこの世は地獄です。しかし一方ではえもいわれぬありがたい世界があることも体験してきました。
摩訶止観五に「夫一心具 十法界。一法界又具十法界百法界。 . . . 本文を読む
『出光の仕事は金もうけにあらず。人間を作ること。経営の原点は人間尊重です。世の中の中心は人間です。金や物じゃない。その人間というのは、苦労して鍛錬されてはじめて人間になるんです。金や物や組織に引きずられちゃいかん。』 . . . 本文を読む
道真公は承和12年6月25日(845年8月1日)ご生誕、延喜3年2月25日(903年3月26日)薨去になっています。このため毎月25日は「天神様の日」となっています。近くの天神様ではかならず日の丸の旗がたてられています。古来天神様のご本地は十一面観音様とされてきました。天神様の別当寺ではかならず十一面観音様が祀れてきましたし、関連の絵巻にも十一面観音様が描かれています。先日お参りした湯島天神下の江 . . . 本文を読む
今日の定例会模様
東京は午前中車軸を流したような雨で、福聚講もどうなることかと心配しましたが、午後は一転して止み、暑さを和らげる曇り空となり、恰好のお参り日和となりました。講元はいつものように早めに着き、大師堂、一言地蔵様、身代わり地蔵様、六地蔵様、大日如来様、薬師堂、本堂等10か所を7回ずつ巡ってお参りしました。最近一言地蔵様の所はいつも参拝者を見かけるようになりました。今日も御参りの人たちがひ . . . 本文を読む
関口さんが第二回関東一宮参拝計画を作ってくださいました。参加者は関口さんまたは講元へ連絡ください。
「福聚講・第2回関東等・一宮他巡拝のご案内です。
・今回は、下総国一宮の香取神宮と常陸国一宮の鹿島神宮へ巡拝します。
・日時 2016年9月4日(日)
・集合 東京駅八重洲口高速バス乗り場6番前に9時20分。
関鉄グリーンバス(香取神宮から)鉾田駅行きバス9時4 . . . 本文を読む
リオ五輪で五輪史上最多12個のメダルを獲得した日本柔道。
井上康生監督は「選手たちはウォーミングアップ会場の掃除や、次の選手の試合応援に率先して参加するなど、試合以外でも成長が見られたといい、「ああいう選手たちの姿を見たときに、我々が究極の目標にしている『最強かつ最高の選手』、というものに一歩一歩近付いてきている」」と話した、とニュースで流れていました。
我々は連日テレビの前でおやつを食べながら「 . . . 本文を読む
「この大戦争は一部の人達の無知と野心とから起ったか、それさえなければ、起らなかったか。どうも僕にはそんなお目出度い歴史観は持てないよ。僕は歴史の必然性というものをもっと恐ろしいものと考えている。・・・(小林秀雄全集 第8巻・新潮社)にある小林秀雄の発言)こうしている今も歴史の歯車は刻々と回っています。中国・朝鮮半島・ロシアの今迄の動向を考えると居てもたってもいられない気がします。 . . . 本文を読む
Q,妄念を起こすと成仏のさまたげになりますか?
A,栂尾の自性上人の真言念誦作法に、「信心決定ののちは妄念を起こしても往生成仏の妨げにはならない」とあります。(この自性上人は非常に尊いかたで、後宇多法皇の帰依僧で上人危篤の時は法皇自ら親しく槙尾山へ後臨幸遊ばされています。)たとえば東京行きの切符を買って汽車に乗ってしまえば、途中で九州へ行こうと頭の中で思ってもそれは東京行きの妨げにはならないような . . . 本文を読む