今日は旧暦7月8日で文殊会の日です。
三宝絵詞に「文殊会はほじめは僧のこころざしよりおこりて、今はおほやけごとになれり。昔贈僧正勤操と元興寺の泰善が機内の郡里にしてひろくこの会を設けて、飯をつつみ菜をくはえてもろもろの貧しきものに施ししなり。
これすなわち文殊般涅槃経に「もし衆生ありて文殊師利のみ名を聞かば十二億劫の生死の重き罪を除く。もし供養せんと思わばすなわち身を分かちて貧しく飢えたるもの・み . . . 本文を読む
またまだ暑い日が続いておりますが、護国寺もお盆の人手不足で観音堂が閉め切ったままだったため、お堂の中が蒸し風呂のような状況でしたが、講員7名で先祖供養等各人の思いを込めてお勤め(般若心経、観音経、諸真言の読誦後、瞑想の時間をとりました。)をしまた。
特に今日の読経では、全員で声を合わせられるようゆっくり丁寧に読経しましたので、皆様の思いが観音様に届いたのではないかと思います。
講元より、十善戒の中 . . . 本文を読む
(十善戒を守るのは難しいとの意見があるが)
まず不殺生戒について述べると
殺生を行うことはたやすいことではない甚だむつかしいことである。いまこの不殺生戒を保てば、殺生するための心身を労すことなく、(魚や鳥を採るための)網罟殺具を準備する必要なく、身心泰然として尋常な気持ちでいられるのである。
次に偸盗を犯すのも特に難事である。
邪淫も・・父母の心を欺き国の法律をくぐり、他人の眼を忍ぶにあらざれば . . . 本文を読む