墓に骨が入れられてない場合故人は成仏できるのか?A、できます。「法力に遠近なし」というお大師様のお言葉もあります。1、結論は、墓の前、仏壇の前でも「舎利礼文」「一切如来心秘密全身舎利寶篋印陀羅尼」「光明真言」をお唱えすればお骨はなくても故人にとどき供養できるという事です。「舎利礼文一心頂礼。万徳円満。釈迦如来。真身舎利。本地法身。法界塔婆。我等礼敬。為我現身。入我我入。仏加持故。我証菩提。以仏神力 . . . 本文を読む
お地蔵様の霊験の実例と根拠1、お地蔵様の現世利益を説く経典地蔵菩薩本願経囑累人天品第十三にはお地蔵様を見、讀誦・香華・飮食・衣服・珍寶・布施・供養・讃歎・瞻禮すればの28種の功徳を得ると説かれています。「若未來世有善男子善女人。見地藏形像及聞此經。乃至讀誦香華飮食衣服珍寶布施供養讃歎瞻禮。得二十八種利益。一者天龍護念、二者善果日増、三者集聖上因、四者菩提不退、五者衣食豊足、六者疾疫不臨、七者離水火 . . . 本文を読む
1,今朝久しぶりに道路掃除に出かけました。朝4時過ぎでしたがもう日の出は遅くなっていてまだ薄暗いままです。あっという間に日は短くなります。最近はボランテアの人も増えていつもきれいになっているのですが、今朝は空き缶やたばこの吸い殻が昔の様に沢山落ちていました。なにより驚いたのがもう落ち葉が道路に積もり始めていることです。季節の移り変わりはあっという間です。
ゴミが多いとなにかホッとしてやりがいを感 . . . 本文を読む
佛説法滅盡經(偽経) 聞如是。一時佛、拘夷那竭國に在しき。如來は三月して當に般涅槃せんとす。諸比丘及び諸菩薩、無央數衆は佛所に來詣し地に稽首す。世尊は寂靜として黙して所説なく光明現れず。賢者阿難は作禮して白佛言、「世尊よ、説法の前後は威光獨顯なり。今大衆會に光更に不現なり。何故に此の如きや。其れ必ず故有り。願くは其意を聞かん」。佛黙して不應。如是なること三に至る。佛阿難に告げたまわく、「吾涅槃後、 . . . 本文を読む
「天地万物と和解せぬときは神は助けたくとも助けることができぬ」
以前四国遍路で77番道隆寺境内に思議な「7つ灯台のことば」という石碑を見つけました。ここには「天地一切のものと和解せよ、和解とは感謝なり、天地万物と和解せぬときは神は助けたくとも助けることができぬ・・・」と書かれています(注)。このことばは素晴らしい力を持っていると思います。何十年か前に数十年間の継母との確執の果てに . . . 本文を読む
真言宗義章・第二十四 四恩報答章(真言宗各派聯合法務所編纂局 1916)(仏教徒たるもの四恩(父母・国・衆生・三宝)に報ずべきである。報恩しないと修行は成就しないどころか横死することになる)佛は顕密諸経の中において広く四恩を報ずべき旨を懇ろに誡めおかせ給へり。父母の恩・国王の恩・衆生の恩・三宝の恩、これを四恩といふ。第一に父母の恩とは慈悲の心、骨髄に徹するが故に我らが為に種々の罪業を造りて種々の苦 . . . 本文を読む
今日は十斎日で六歳日です。十斎日とは月の一日・八日(六斉日でもあります)・十四日(六斉日でもあります)・十五日(六斉日でもあります)・十八日・二十三日(六斉日でもあります)・二十四・二十八日・二十九日(六斉日でもあります)・三十日(六斉日でもあります)をいいます(根拠は下の地蔵経にあります)。この日に八斎戒(不殺生、 不倫盗、 不淫、. 不妄語、 不飲酒、 不聴歌舞、 不坐広床戒、 非時食戒)を守 . . . 本文を読む
大乗本生心地観経報恩品(全品書き下し)1、大乗本生心地観経の全体のエッセンス。経題について、「本生」というのは「本不生」とか「不生不滅」ということ。「心地観」とは「大地がすべてを生ずることように心も全てを生じていると観ずる」ということ(「大乗本生心地観経通解・本多日生」等)。仏書解説大辞典では「本経は般若・維摩・法華・華厳・涅槃を根本常識としてその上に唯心論唯識説とを以て三界唯心唯識の説を立て、実 . . . 本文を読む
光明真言鈔序 頼慶阿闍梨娑婆世界処広して常住のところなし。衆生は形多けれども永く存するの質なし。苦界波高し。いずれの日にか浄土の彼岸にいたらんや。生死の里はるかなり。誰人か涅槃の心部にみちびかん。二鼠の我を引くこと日夜不休なり。百年三万六千日も瞬目の中に迫り、獨羊の人を追うこと常時に覚ること無し。一期千秋の万歳の時も弾指の間にすなわち尽きぬ。退いて往因を思へば一善の種子無し。進んで来報を案ずれば . . . 本文を読む
ダライラマ法皇法話「チベット文化 その平和貢献の可能性」
2021年8月25日12:30 - 13:30
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大方廣佛華嚴經・世間浄眼品第一の二
「復た兜率天王あり。成就諸佛轉法輪法門において自在を得。樂寶髻天は虚空界淨光法門に於いて自在を得。勝幢天は廣願海入諸衆生寂靜法門において自在を得。百光明天は一切法無量無相觀行法門において自在を得。超踊月天は佛境界超踊覺力法門にいて自在を得。勝眼光天は喜修集不可沮壞菩提心法門において自在を得。宿莊嚴天は諸十方佛調伏衆生方便法門において自在を得。樂靜妙天は無邊心海 . . . 本文を読む
1,最近改めてこの世は「苦」「不条理」で満ち満ちていることを思い知らされています。いままでは何とかこの不条理に対する不安を「輪廻」「因果」「代受苦」「予定調和」などの考えで押さえつけてきましたが改めて「原爆」、「アウシュビッツ」、「災害の無辜の犠牲者」、トルストイの「カラマーゾフの兄弟」に出てくるように「日々いたいけな子供たちが世界で不条理に泣いている現実」等を見る時、「代受苦の菩薩」、「因果」、 . . . 本文を読む