今日４月１７日は、肉食が禁止され、又後には施薬院が設置された日です。

今日４月１７日は、肉食が禁止され、又後には施薬院が設置された日です。こういう歴史的な隠徳の積み重ねがあってやっと今日の日本があるのです。

今日４月１７日は朝廷が初めて肉食・狩猟を禁じ犯す者は罪に問うとした日です。
日本書紀、巻二十八に、「天武四年、夏四月庚寅(675年4月17日)、詔諸國曰、自今以後、制諸漁獵者、莫造檻穽及施機槍等之類。亦、四月朔以後九月卅日以前、莫置比彌沙伎理・梁。且、莫食牛馬犬猨鶏之宍。以外不在禁例。若有犯者罪之。」



天平二年730四月十七日には、光明皇后の発意により、貧窮の病人の治療の為の施薬院が設置されています。
続日本紀、巻十に「天平二年（730）四月辛未（17）○辛未。始置皇后宮職施薬院。令諸国以職封并大臣家封戸庸物充価。買取草薬。毎年進之」とあります。