福聚講

平成20年6月に発起した福聚講のご案内を掲載します。

今日は鎌倉大仏建立の日です

2024-06-16 | 法話
今日は鎌倉大仏建立の日です。最初の大仏は、四条天皇の許しを得た僧浄光が諸国を勧進し、庶民から一人一文の浄財を集めて建立された木製のものだったといわれます。『吾妻鏡』によれば、1238年(暦仁元年)3月23日、深沢の里で大仏の建立の工事が始まり、1243年(寛元元年)6月16日、良信を導師として大仏と大仏殿の落慶供養が行われています。 . . . 本文を読む
コメント

今日は明遍僧都の示寂された日です。

2024-06-16 | 法話
今日は明遍僧都の示寂された日です。以下密教辞典等に依ります。明遍は康治元年(1142年)に藤原通憲(信西)の子(解脱上人貞慶は叔父にあたる)として誕生、貞応3年6月16日(1224年7月4日)示寂されています。東大寺で三論宗を学び、高野山蓮華谷で修行、覚海に中院流・意教上人頼賢に醍醐流を受ける。源空に念仏義をうけて帰山、蓮華三昧院開基、高野山念仏門の祖とされる。元亨釈書に「釋明遍、藤給事通憲之季子 . . . 本文を読む
コメント

今日は曹洞第二祖曹山本寂遷化の日

2024-06-16 | 法話
今日は曹洞第二祖曹山本寂遷化の日。曹山本寂は天徳元年901六月十六日、62歳で遷化されています。「景徳伝灯録巻十七、撫州曹山本寂禅師」 . . . 本文を読む
コメント (1)

今日天長元年6月16日は大師が造東寺別当に任ぜられた日です。

2024-06-16 | 頂いた現実の霊験
今日天長元年6月16日は大師が造東寺別当に任ぜられた日です。高野大師御広伝には「今月六月十六日、補造東寺別當。於造東寺所偁。少僧都伝燈大法師位某。右、右大臣の宣を被る、奉勅。件の人、彼の所前別當大僧都伝燈大法師位長恵、造西寺別當替、補任件の如きもの也。・・」とあります。 . . . 本文を読む
コメント

今日は漂流した人がお釈迦様の御名を呼んで助かった日

2024-06-16 | 頂いた現実の霊験
「今昔物語集・巻十二紀伊の国の人、海に漂ひ仏助に依りて命を存したる語 第十四」 今昔、白壁の天皇(光仁天皇・八世紀)の御代に、紀伊の国日高の郡に、紀麿(きのまろ)と云ふ人有けり。心に因果を信じずして、三宝を敬はず。然れば、年来海辺に住して、網を持て海に出て、魚を捕るを以て朝暮の業とす。 然るに、紀麿、二の人を仕ふ。一人を紀の臣馬養(おみうまかひ)と云ふ。其の国、安諦の郡の吉備の郷(和歌山県有田 . . . 本文を読む
コメント

今日は良忍が阿弥陀如来から速疾往生の偈文を授かった日です

2024-06-16 | 法話
今日は良忍が大原来迎院にて修行中、阿弥陀如来から速疾往生の偈文を授かり融通念仏宗を開宗した日です。平安時代末期永久5年5月15日(1117年6月16日)、天台宗僧侶聖応大師良忍が大原来迎院にて修行中、阿弥陀如来から速疾往生の偈文「一人一切人 一切人一人 一行一切行 一切行一行 十界一念 融通念仏 億百万編 功徳円満」の啓示を受け融通念仏宗を開宗しています。(融通念仏宗ホームページ等)。融通念仏とは . . . 本文を読む
コメント

今日はお大師様が東寺別当に任ぜられた日です。

2024-06-16 | お大師様のご足跡寺院
今日はお大師様が東寺別当に任ぜられた日です。東寺長者次第に「天長元年824・六月十六日。太政官符・造東寺所 小僧都傳燈大法師位空海右、右大臣の宣を被るにいわく、勅を奉るに件の人、彼の所の前の別当大僧都傳燈大法師位長恵、造西寺別当に遷任するの替りに補任すること件の如し者(てへり)。所宣しく承知すべし。符至らば奉行せよ。参議行正四位下守右弁勲六等伴宿禰 国造従六位上守右大史安道宿禰副雄天長元年六月十六 . . . 本文を読む
コメント

今日はお大師様が聖徳太子の御廟に参篭され菩薩の三位(発光地)を得られた日

2024-06-16 | お大師様のお言葉
今日はお大師様が聖徳太子の御廟に参篭され菩薩の三位(発光地)を得られた日『聖徳太子傳私集記』 の下の帖 に、「弘法大師、太子御廟恭詣 弘仁元年庚寅(811)三月十一日より恭籠百个日(或説云高貴寺御住所より毎日御恭百个日云々)。第九十六日六月十六日夜、御廟崛内に一揮手半の光明輪現給ふ。其光中に阿彌陀三尊現じ般若理趣分を誦す 次に法華・勝鬘・維摩を誦す 見佛聞法の功徳により第三定を得給ふ云々」『高野大 . . . 本文を読む
コメント

地蔵菩薩三国霊験記 1/14巻の5/9

2024-06-16 | 先祖供養
地蔵菩薩三国霊験記 1/14巻の5/9 五、武蔵介用方靈感を蒙る事。(今昔物語巻十七紀用方仕地蔵菩薩蒙利益語 第二にもあり) 故尾張前司入道の家に武蔵介用方と云ふ侍一人あり。件の俗元来武芸を先として久しく不善を行ふといへども、地蔵菩薩を信じ奉り毎月十八日と廿四日には酒肉を断ち女色を侵さず、偏に地蔵を念じ奉り常に持斎を嗜みて勤行を至しける。或は瞋恚雑言等の中にも地蔵の名号を相交へて唱へ奉ること凢 . . . 本文を読む
コメント