風月庵だより

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老老介護の行方 施設からの退去

2018-02-10 12:50:54 | Weblog

2月10日(土)曇り【老老介護の行方 施設からの退去】

ショートスティーに来ている方がA型インフルエンザでしたので、お母さんにタミフルを飲ませます。症状がでても軽くすみますから、という電話が、一昨日面会から帰ってしばらくしたらかかってきました。さらに五日間ほど面会はご遠慮ください、ということでした。毎日あまりに仕事がありすぎて、毎日の面会に少し疲れていましたので、五日間休めるのでよかった、とはじめは思いました。

しかし、もしも高齢の母がインフルエンザ・ウイルスにやられてしまったら、重篤な結果になるかもしれない、と思い返し、昨日母を迎えに行きました。トイレ介助が問題ですが、なんとかなるでしょう、と思いました。電話でその旨を申し入れました。

お母さんの近くで食事をした方が発症しましたので、申し訳ありません、と言われましたので、益々、すぐに連れ帰らねばと思いました。兄と友人を頼んで施設に行きました。

必要なお品を下までお持ちしますから、ロビーでお待ちください、と言われましたが、「家に持ち帰るものは私でないとわかりませんので、部屋に行かせてください」と申し入れをしましたら、「実は今、お母さんには多床室に移って頂いていまして、インフルエンザの方を(お母さんのお部屋に)隔離しています。」と,多床室に移ったということを初めて言うではありませんか。多床室に移るときも必ず私が同席する旨を前にも頼んでおいたことでしたのに。

ご訪問の皆さんは、ここまでのやりとりをお読みになって、施設の対応が、どうもフェアーでないとお思いになりませんか。私は母の個室代に一日3150円払っています。母に聞きましたところ、一昨日から移された、ということですが、もし、移すのであれば、一昨日の夜電話を寄越した時点で、私に報告と許可を得るべきではないでしょうか。

いずれにしましても、案の定、母のトイレ介助で30分に一度以上、忙しい思いをしています。それでもバーにつかまって立ち、ポータブルトイレを使ってくれますので、なんとかなりそうです。この記事を書いている間も3回介助しました。

法事の間は、本堂なので聞こえませんでしたが、一人での介助はかなり大変です。でも頑張るしかないでしょう。もし、介護をなさっている方がいらっしゃいましたら、お互いに頑張りましょう。そう思っても頑張れないときもあるでしょう。そんなときは頑張るのはやめましょう。寒いですから、風邪にもご注意。インフルエンザにもご注意。私は梅酢で、いつもうがいをしています。それでは、お元気で。

(以前夏の時、紹介しました蝉の抜け殻です。まだ張り付いていますよ。)