連休中ですが何故か忙しいです。。
お時間のある方へのお薦め本を何冊か。
→ 排出量取引が試行されることに決まった今、
入門編としてはこちらが適切ではないでしょうか。
金融業の立場としてメリットばかり並べていると思いきや、
意外に(?)シビアな視点で書かれており
かなりの評価アップです!
北村慶氏は著書を拝読すると分かるのですが、
強い倫理観をお持ちの方です。
→ 売れているようですね。
面白い視点の本です。
→ 貧困や格差に関する本は
妙なイデオロギーや自己正当化が多くて閉口しますが、
この著者の姿勢は誠実で好感が持てます。
日本版フードバンク設立の背景を丹念に描き、
その意義や社会問題へ取り組む熱意を伝えながらも、
財務面の苦労やスタッフの待遇問題など
フードバンク自身の抱える問題にも目を配った、
バランスの取れた非常に良い本です。
… フードバンクがもう一回り大きくなるためには
収入面でのソリューションが鍵なのでしょう。
個人的には大学など教育機関との提携や
「エンジェル」としての財団法人との邂逅、
著名人のサポーター確保が必要と思います。
(川嶋あいさんあたりの協力を受けられるのでは?)
これは雑誌の書評で知りました。
行政関連の固い本かと思ったら、全然違いました。
地方自治体の腐敗と保守退嬰ぶりが改めて分かって
非常に面白かったです。
議員の口利きや人事介入は、いまだに生き残っているんですね。
なぜ国家公務員より地方公務員の方が給与が高いのか
長らく不思議に思っていたのですが、
何のことはない「お手盛り特権階級」だったということです。
やれやれ。
労働組合の既得権擁護ぶりも、「薄汚い」の一言。
「税を配分しろ」を叫ぶだけで、「どうすれば産業育成できるか」
全く考えていない地方が多い、との指摘は至言です。
お時間のある方へのお薦め本を何冊か。
『排出権取引とは何か』(北村慶,PHP研究所) |
→ 排出量取引が試行されることに決まった今、
入門編としてはこちらが適切ではないでしょうか。
金融業の立場としてメリットばかり並べていると思いきや、
意外に(?)シビアな視点で書かれており
かなりの評価アップです!
北村慶氏は著書を拝読すると分かるのですが、
強い倫理観をお持ちの方です。
『就活のバカヤロー』(大沢仁/石渡嶺司,光文社) |
→ 売れているようですね。
面白い視点の本です。
『フードバンクという挑戦 貧困と飽食のあいだで』(大原悦子,岩波書店) |
→ 貧困や格差に関する本は
妙なイデオロギーや自己正当化が多くて閉口しますが、
この著者の姿勢は誠実で好感が持てます。
日本版フードバンク設立の背景を丹念に描き、
その意義や社会問題へ取り組む熱意を伝えながらも、
財務面の苦労やスタッフの待遇問題など
フードバンク自身の抱える問題にも目を配った、
バランスの取れた非常に良い本です。
… フードバンクがもう一回り大きくなるためには
収入面でのソリューションが鍵なのでしょう。
個人的には大学など教育機関との提携や
「エンジェル」としての財団法人との邂逅、
著名人のサポーター確保が必要と思います。
(川嶋あいさんあたりの協力を受けられるのでは?)
『なぜ、改革は必ず失敗するのか-自治体の「経営」を診断する』(木下敏之,WAVE出版) |
これは雑誌の書評で知りました。
行政関連の固い本かと思ったら、全然違いました。
地方自治体の腐敗と保守退嬰ぶりが改めて分かって
非常に面白かったです。
議員の口利きや人事介入は、いまだに生き残っているんですね。
なぜ国家公務員より地方公務員の方が給与が高いのか
長らく不思議に思っていたのですが、
何のことはない「お手盛り特権階級」だったということです。
やれやれ。
労働組合の既得権擁護ぶりも、「薄汚い」の一言。
「税を配分しろ」を叫ぶだけで、「どうすれば産業育成できるか」
全く考えていない地方が多い、との指摘は至言です。