みんなの心にも投資 … ソーシャルインベスター(社会投資家)への道

個人投資家の”いとすぎ ”が為替・株式投資を通じた社会貢献に挑戦します。すべてのステークホルダーに良い成果を!

2023年4月第4週チャート

2023-04-30 | 注目投資対象・株価の推移
先週は全てが金曜日に決まった、という週。
植田日銀への警戒感がこれ程に強いとは思わなかったが、
ここ迄に強烈なショートポジション巻き戻しとなると
当面は輸出関連のポジション持たない訳にはいくまい。

日銀の姿勢が変わらないことへの安心感に加えて
ファーストリパブリック問題の先が見えたのが大きかった。

但し金曜の雇用統計で元の木阿弥、になる可能性もある。
ドル円は一気に移動平均から大きく乖離しており
この種の現象には必ず反動が生じるのを忘れずに。


ドル円がどこで止まるかで、120円に達する迄の期間を左右することになろう


ただ勿論のこと勝者はドルよりポンドだった、同じく投機売り超の豪ドルは出遅れか?


(以上のチャートはZAI)

バフェット銘柄の8002も上値が重くなりそう、輸出関連にシフトしないと。。


7606は円安で仕入れが苦しくなるから、上昇速度は鈍るのでは?


やっと9202が浮上、こんなに時間かかるとは。。


(以上のチャートはRekuten.sec)
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『週刊エコノミスト』5月2日合併号-医療や教育の蓄積あっても一人当たりGDP低迷の英、人口動態に敗北

2023-04-28 | 『週刊エコノミスト』より
エコノミスト合併号の特集は焦点を絞り切れていない感じ。
あの宇沢弘文氏の社会的共通資本の特集は目を通したが、
教育の蓄積も医療の蓄積もGDPとの相関は緩やかなものにとどまり、
寧ろイギリスのような劣等生(医療・教育に力を入れても低成長)もいる。
一人当たりGDP成長に優れたスウェーデンやデンマークとの差は大きく、
直感的には医療も教育も人口動態や労働参加率より影響力がかなり小さいと見える。
(教育も医療も貧相な米国の成長率が高いのが傍証である)


他、注目したいのは82頁。伊藤忠ワシントン事務所長の寄稿で、
出生率が1.8程と高めの米国で、育休が非常に手薄という話だ。
ワシントンDCでは託児所も子供の姿も見当たらず、
子供の送迎のため早く退社するものの家庭でも仕事する場合も。
家族がいようが成果が出ていないと簡単に解雇されるし、
エンジニアの女性幹部の話によれば娘の学校行事には一度も出ず、
子の昼食はいつもパンとピーナツバターとフルーツ。
それでも娘は母のような格好いいエンジニアになりたいと言うとか。
……ジェンダーの面でも彼我の差は余りに、余りに大きいと思った。

『週刊エコノミスト』2023年5月2・9日合併号


市岡繁男氏は米国のマネーストックの急減に警告を発している。
本当に不気味な下落をしていて、不吉である。
長短金利逆転からの危険な時期を考えても、
氏の指摘する信用スプレッドの変調に備えなければならない。

    ◇     ◇     ◇     ◇

ダイヤモンドのシン富裕層特集は頑張って取材している。
会社を売って海外というスキームは成る程、合理的だ。
「人気10ヵ国」や当地の物価にも目を配っていて隙がない。
(ポルトガルは入れなくて良いと思うが、ドバイに有象無象が集まる理由が分かる)

特集では富裕層が日本を好きだとしているが、
個人的にはそれは余り信用できないと思う。
(単に、自然や四季の変化が豊かな日本より魅力ある場所が少ないのだ)
定期的に日本を訪れ、最近増えたハイエンドの宿に泊まって
それなりに散財する程度が関の山だろうと思う。

『週刊ダイヤモンド 2023年4/29・5/6合併号 (シン富裕層)


佐藤優氏の新連載は、矢張りごく平凡な分析。
アメリカが中東への関心を弱めているのはシェール革命以来であって
最近になって突然起きたことではないし、イランとサウジの対立は
歴史的・地政学的に必然であり中国が仲介したところで本質的な構造は不変だ。
領土紛争の経験があり、極東で人口の不均衡が明白である以上、
中露関係が底流に緊張を孕むものであることも依然として変わっていない。
中共は単に、ロシアが弱くなり不安定化すると対アメリカで困るのだ。
その辺りを認識できないと、浅い分析で終わるだろう。

    ◇     ◇     ◇     ◇

次週は東洋経済を取り上げる予定。

▽ 「恒例の資格特集も、「副業」と付くと日本衰退の証左に見える」と先週書いた通り、かな。。

『週刊東洋経済』2023/4/29-5/6合併特大号 (食える資格と検定&副業100)


▽ 合併号よりも力が入っていると思う、東洋経済の次号はホテル+富裕層顧客特集

『週刊東洋経済』2023年5/13特大号(ホテル 富裕層争奪戦)


▽ ダイヤモンドは次号ゴルフ特集なのに、何故かテニスも特集している

『週刊ダイヤモンド』 2023年 5/13号 (ゴルフ沸騰)

「独裁経営者実名ランキング」が面白そうだ!
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カジノ幻想に縋るのは衰退の証左、大阪をマカオの二の舞にしようとする維新 - 腐敗政党自民と同類

2023-04-26 | いとすぎから見るこの社会-対アジア・世界
統一地方選では維新の躍進が示された訳だが、
これは勿論のこと低リテラシー若しくは幻想に基づく現象だ。

良く解釈すれば自民党の化けの皮が剥がれて
維新に期待が集まりつつあるとも捉え得るが
単に「他に投票先がない」という消極的判断と言った方が的確だろう。

ただ、政策の面から言えばそんな暢気な状況では全くなく、
「安倍の失われた7年」における有権者の劣化が
依然として続いており、維新躍進はその副産物と判断できる。

何故なら、維新が勢力拡大しても大阪の経済的地位低下は続いており、
大阪の衰退こそが維新を躍進させた重要な要因と考えられる
からだ。

その証拠に、大阪の有権者はカジノへの反対意見が多くとも
維新を支持するというリテラシーの低い行動をとっている。

「税金の無駄遣いをやめる」というのが維新支持の意見の一つだが
カジノや大阪万博こそ「税金の無駄」が多い程度の低い施策であり、
大阪の有権者には自らの愚劣な判断によるブーメランが直撃することとなろう。

▽ 観光カリスマは「世界でカジノはうまくいっていない所ばかり」、欲ぼけ議員や自治体に警告

『観光立国の正体』(藻谷浩介/山田桂一郎,新潮社)


当ウェブログの警告通り、日本版カジノは欲塗れの政治家と業者によって既に失敗している。

「市場と投資家を欺き、世界中から日本企業の体質に対する
 深い疑念さえも抱かせたオリンパスと大王製紙がともに
 経団連の政策提言担当だったという事実は非常に象徴的だ」

「大王製紙の前会長からカジノへ消えたカネは85億円以上とか。
 シンガポールの経済成長率が14%、観光消費が1.5倍だそうだが
 自制心のない富裕者からうまく巻き上げているのだから当然とも言える」

「日本国内へカジノを建設すれば世界中の富裕層が散財して
 立地地域にトリックルダウン効果が出る。税収にもポジティブだ。
 意味不明な富裕層減税よりも遥かに有効である」

「外国人投資家はこれほどパチンコ屋の多い日本で
 なぜカジノが不可なのか理解できず首を捻っている」

「大阪の違法賭博場に比べたら海外の富裕層を集めるカジノの方が
 何倍もましであるのは火を見るよりも明らかだ」

「カジノの賛否に関する世論調査において、反対が多数派を占めた。
 韓国のカジノでのギャンブル中毒や荒廃した立地地域の有様、
 アメリカでのカジノ閉鎖が一部メディアで報じられていたので
 さもあらんというところである」

「個人的には、是非その時にパチンコの是非を調査して欲しかった。
 (業界団体が否定的な意見の多さに仰天して飛び上がると思う)
 カジノは不可でパチンコがOKといういかにも日本国民らしい
 矛盾した視野狭窄の内容が出そうで怖いところもあるが」

「また、パチンコ業界と関係の深い議員がカジノ議連に名を連ねているのも
 国民に疑念を抱かせるに充分であると言えよう。
 彼らの真の目的が観光振興ではなく利権拡大である可能性もかなりある」

「慌ててカジノを量産するとかつての公共事業のハコモノの二の舞になりかねない。
 その点も細心の注意が必要であろう。相当慎重に進めなければならない」

「当ウェブログは、大王製紙で馬鹿馬鹿しい問題が生じた際に、
 どうせ散在するなら海外より日本国内の方が良いとし、
 カジノに関しては推進派に近いスタンスであるが、
 あくまで「外国人・富裕層限定」である。
 つまり観光振興策の一環としての容認だ」

「それは、関空やシーガイアのように投資回収が相当厳しい立地で
 やむを得ない最終手段の一つとして選択し得るとの考えでもある。
 黒いカネとの付き合い方をどうするか、という問題も勿論あるが」

「日本人がギャンブル好きなだけに、
 (あんな馬鹿げた宝籤が大量に売れるような社会である)
 副作用には最新の注意を払う必要があろう。
 少なくとも庶民は出入り厳禁にしなければならない」

「安倍政権が経済面では口だけのショボい政策のオンパレードであるのは
 情けない経済指標の数々と程度の低い自画自賛からも明白だが、
 IR法案でも程度の低さを遺憾なく証明している始末だ」

「公明党からも大阪府民からも反対され、
 有権者に歓迎されない政策をごり押しするという不手際である」

「外国人を中心とした富裕層限定のカジノならまだ話は分かるが、
 早くも貸金やパチンコと酷似した利権構造が育ちつつあり、
 自民党の土性骨は一向に改まらないようだ」

「また、根本的には東アジアでカジノの黄金期は過ぎつつあり、
 中国の腐敗した黒いカネの流れが細ってきているため、
 自民党のカジノ推進は完全に「too late」になりつつある」

「生き残りに必死なマカオやシンガポールとの消耗戦で
 日本の自治体が悲惨な目に遭う可能性もかなりある。
 くれぐれも、利権に目が眩んだ政治家に騙されないことだ」

「安倍政権がカジノを推進する理由は「政策リテラシーの貧困」であり、
 単価の高い富裕層の誘致が下手くそで優良顧客が振り向きもしないばかりか、
 文化財修復と有償ガイドの充実を怠って「上客」を取り逃がしている現状は、
 まさに「話にならない」惨状である。経済も観光も、安倍政権にまともな政策ができる訳がない」

「シンガポールの成長率がここ数年で急激に減少しているのは、
 中国からの腐敗したカネが入って来なくなっているからだ」

「シンガポールでもアモイでもカジノ産業が苦境に陥っている今、
 飽和気味のマーケットに日本が入っても大儲けになる訳がない」

「はっきり言って、大阪には全くない富裕層ターゲットの超高級ホテルを建設した方が
 (国内にノウハウがないので海外企業を誘致する)遥かに経済効果において勝るであろう」

「中国のハイローラーが動かしているのは大半が間違いなく「黒いカネ」であり、
 中国大陸で腐敗を厳しく取り締まれば取り締まる程にカジノの富の源泉が枯渇し、
 産業自体が斜陽になってゆくのは余りにも明白である」

「矢張り懸念した通りの事態になりつつある。
 日本版カジノ建設の利権にたかる魑魅魍魎が余りに胡散臭いので
 日本国民は完全にカジノ新設計画を嫌うようになっている」

「時事通信の調査では、身近な場所へのカジノ新設に反対する国民が6割強、
 カジノができても「行かない」とする回答に至っては7割を超えている」

「日本版カジノに関わる多くの面々の動きや主張は
 明らかに「ひと山当てよう」という完全な拝金主義であるために、
 日本国民は完全にこうしたカネ屑虫を嫌っているのである」

「大和総研の試算によると案の定、シンガポールと同様のカジノを
 日本国内に新設すると一箇所につき1〜2兆円の建設費が必要になるそうだ」

「業者が目の色を変えてカジノにのめり込むのは当然であるし、
 パチンコ産業の退潮に危機感の強い族議員が
 新たな利権獲得の機会を虎視眈々と狙っているのは言う迄もない」

「しかしこうした欲ボケの輩がカジノ新設を失敗させるのは確実であり、
 これまでのハコモノと同様の失敗を招く以外の道はあるまい」

「日本のカジノは建設される前から既に「迷惑施設」として認知されている。
 利権癒着政権が「世界最高の規制」などと寝言を言っているからこうなるのであって、
 最初から富裕層と外国人訪日客だけに限定しなければ、国民の強い反発は必至である」

「しかもカジノには、カネに目の眩んだ連中が蠅か蛆虫のようにたかってきている。
 日本版カジノが、表では経済効果を過大に主張して国民に幻想を抱かせつつ、
 実際には事業者のカネ儲けに利用され始めていることは明白である」

「冷静に投資対効果を語る言葉や厳しい警告は無視されている。
 まさに日本カジノは「必敗」の道へ転落しようとしているのだ」

「既にして東アジアのカジノは中国の腐敗撲滅政策のあおりを受け苦境に陥っている。
 欲ボケした連中が日本版カジノ計画をこねくり回して奇形のおかしな政策に歪めつつあり、
 冷静な市場調査も差別化戦略もない日本版カジノの大失敗は予見されていると言って良い」

「加計問題で馬脚を現した安倍が、開き直って通そうとする法案が
 インチキの自称「働き方改革」だが、その陰で策動し推進しているのがカジノである」

「カジノ自体はよくよく熟慮して外国人富裕層を集客するツールの一つとしてなら良いが、
 徹底して利権癒着体質の安倍は、日本版カジノをとんでもない方向に進めている」

「いつもの通りで「世界最高水準の規制」などと法螺を吹いているので、
 (だから自民党内から「過去にないウソつき政権」と言われるのである)
 「世界最高水準」が口だけで真っ赤な嘘となることは
 安倍のこれ迄の「実績」に照らして容易に予想できる」

「加計やリニアと同様、議員・自治体・業者が利権にたかってきて
 既に醜悪極まりない状況になっており、間違いなく失敗を確信させる」

「この無能で口だけの政権に任せておくと、
 1)ポライトだが儲からない箱モノができ、不良債権化する
 2)それなりに儲かるが地域に深刻な問題を及ぼす
 のいずれにかなるであろう」

「何故なら、早速新たに「カジノ族議員」のような連中が出現し、
 自治体も業者もカネの匂いを嗅ぎ付けてハイエナのように集まってきているからだ」

「利権に目が眩んだあさはかな自治体が騒いでいる理由は明白だ。
 自民党議員が利権をちらつかせてさもしい自治体をカネで釣っているからである」

「カネに目が眩んで原発を受け入れた自治体とそっくりの構造だ。
 公明党は懸念しているが、「ゲタの雪」で権力追従体質だから沈黙を守るという始末」

「こうした連中は、「自己の利益最大化」のために全力で行動する。
 日本版カジノを健全な形で、地域に弊害が及ばないようにスタートさせなければならないのに、
 根本的に発想が間違っている連中が乱入して利権の「攫み取り」に奔走しているから、
 道理として失敗しない訳がないのは自明の理と言える」

「安倍の観光政策は根本的に、自国を安売りする「売国政策」であるが、
 日本版カジノにおいては議員と業者のための「利権創出政策」であり、
 有権者を騙して内輪で大儲けするのが目的である点で、同様に罪深いものである」

「汚いカネに目が眩みカジノで儲けようとあさましい画策を行う腐敗自治体は、
 「利用者の8割が日本人」などというとんでもない想定を行うところがあるとか」

「マカオやシンガポールに負けず外国人ハイローラーを集められる
 訪日外国人向けのカジノならまだ話は分かるが、
 世界的に見てギャンブル依存症の多い日本国民を金蔓とする
 病的な産業を新たに立ち上げようとするのだから末期的である」

「安倍政権下では幾多の悪しき政策が実施され
 未来の日本を蝕む史上最低の政権となることがもはや確定しているが、
 「欲ボケ」カジノ法案の成立はその決定打と言えるであろう」

「産業の「さ」の字も理解できない安倍とその周辺の取り巻きは、
 かつての自民党政権時のリゾート乱開発の愚行をもう忘れたらしい」

「大きなハコモノを作って建設業者を潤しても
 需要の乏しい分野でしかも横並び経営を行っていれば
 「廃墟」が残るだけであるのは歴史が証明している」

「しかもカジノは、ギャンブル依存の多い日本国民には弊害が大きい。
 「利用者の8割が日本人」などというカジノを国内に作ったら
 悪名高い韓国の江原と同じような惨状となるのは間違いない」

「当ウェブログは「利権にたかる魑魅魍魎」と厳しく批判したが、
 カジノの黒いカネに目の眩んだ安倍政権・自民党議員・自治体は
 またしても日本社会を腐蝕させる悪の政策を実行しつつある。
 彼らを選挙で叩きのめさなければ、多くの日本国民に害悪が及ぶであろう」

「カジノで大儲けできる業者は諸手を挙げて賛成、
 世界の観光事情に詳しく事態を冷静に見られる観光カリスマは反対。
 日本版カジノが利己主義と歪んだ欲望によって失敗しつつあるのは確定である」

「官邸寄りで御用メディアに限りなく近い媒体の世論調査でも、カジノ法案は支持されていない。
 参院定数増と同時に法案を通しているから、国民無視で利権癒着の本性が証明されたと言えよう」

「この腐敗政党や噓つき首相に大量投票したのもB層有権者だから、
 殆ど「手遅れ」である。腐敗した安倍も自民も選挙に負けないと永遠に反省しない」

「それでなくとも悪評芬々のカジノ法案だが、
 矢張り腐敗金権の黒歴史を持つ自民党の議員が
 中国マネーに汚染されているという醜態を晒しても
 安倍も菅もカジノ推進の姿勢を変えていない」

「それは、業界バラ撒きによって選挙で票を稼ぐという
 典型的な利権政治によって権力の座にしがみつくためである」

「当ウェブログは相当前から今日の事態を予見し、
 「日本版カジノが利己主義と歪んだ欲望によって失敗しつつあるのは確定
 と警告してきたが、B層がカジノのカの字も理解していない無知な輩に投票したため
 選挙で腐敗議員と腐敗政党を駆除しないと日本社会により深刻な悪影響が及ぶであろう」

「アメリカでカジノ建設に携わっていた日本人が
 横浜で講演を行ったのだが、その内容は全国民にとって非常に重大なものだった」

「アメリカでカジノ誘致に手を挙げるのは「衰退」している自治体ばかり、
 経営の苦しいカジノ(特に自治体誘致の小規模カジノが苦境)は次々と潰れており
 お金持ちはカジノには行かず庶民からカネを巻き上げる仕組みになっている。
 業者はメディアにカネをバラ撒いて経済効果を誇大に示し、
 雇用が増える、税収が増えると幻想をB層に刷り込む。
 (安倍や菅は業者に騙されているか、業者と癒着しているかのいずれかだ)」

「安倍や菅がいかにカジノに無知であるか、
 いかに深刻に日本社会を劣化させようとしている存在か
 明々白々に示した内容だと言えよう」

「カジノ汚職が生じた背景は明白である。
 安倍と菅が利権癒着の汚れたカジノ推進策を堅持しているから
 金屑虫のような質の悪い連中がたかってくるのである」

「菅が「観光大国」を語れると思っていること自体が辞任に値する無能であり、
 日本は単価の安い近場からの訪日客ばかりビザ緩和でかき集めているのであり、
 (だから観光客数に比して観光消費が伸びない劣悪な産業構造に)
 しかも日本を貧困化させ、安売りして観光消費を自ら減らしている始末だ」

「現下のコロナ禍で苦心惨憺されている真面目な観光事業者にはかける言葉もない。
 安倍や自民がまともな判断力をもっていて即刻インバウンド受け入れ停止していれば
 今頃は台湾と同じように国内観光客を迎え入れて何とか凌ぐことができたろう」

「安倍のように無能な政治家が居座っている日本は不幸だ。
 アジアはどうやら遺伝的・慣習的にコロナには強いようだが、
 決定的に判断を誤る無能な安倍のせいで観光産業だけでなく
 国民経済に取り返しのつかない甚大な被害が生じている」

「数少ない朗報としては日本でのカジノ開設が完全に遅れ
 (これは利権政治の安倍が絡んだため腐敗し切った醜悪な政策に堕している)
 あと数年は不可能になったことが挙げられるが、安倍はまだ諦めていないらしい」

「「丁寧に進める」などと反社会的、反日的な言葉まで吐いているので、
 選挙によって徹底的に撃滅し政界から駆除しないと日本社会にも経済にも
 更なる被害が及ぶのは必定である。日本の病巣は除去しなければ害しか生じないのだ」

「またしても「アベノ法則」が発動しており、
 カジノが「観光先進国の実現を後押し」しないのは間違いない。
 先見性の乏しい無能な安倍の言葉は毎回毎回、現実に裏切られるものだからだ」

「カジノ産業は単にコロナ禍で大打撃を受けたという訳ではない。
 その前に市場飽和で収益を上げられず苦しい状況にあったのである。
 何しろお得意様だった中国客の腐敗した黒いカネが厳しく締め上げられてしまったから」

当ウェブログが「日本のカジノ政策は、どんどんおかしな方向に歪んで進められている」と予言した通り。

▽ シンガポールは中国マネーを狙いカジノを開設したが、需要ピークが過ぎ成長率は悪化

『物語 シンガポールの歴史』(岩崎育夫,中央公論新社)


前々から、「利権癒着の安倍政権なのだから、愚劣な政策にならない訳がない」と警告した通りである。

「衆院選では維新が伸びて一躍、野党の筆頭格のようになったが
 これは単に有権者が健忘症だから、と云うことに過ぎない」

「都構想の蹉跌からも分かる通り改革政党としては凡庸以下、
 しかも癒着政党自民と同じ様な通弊も根付きつつある」

「自己目的化した程度の低い改憲ゴッコに憂き身をやつして
 日本衰退を寧ろ加速させる政党は自民だけではない。維新も同類だ」

「実際、大阪のコロナ対策は平均以下で各都道府県と比べると
 はっきり劣っている数値が出ているのだから明々白々である」

「更に、最も深刻なのは成長政策が自民並みにお粗末なことで、
 直近では早くもカジノ構想で公費の追加負担の可能性が高まっている。
 元々筋の悪い大阪のカジノ構想はこれで更に劣化したと言えよう」

「採算性がかなり悪いと推測される大阪のカジノ構想。
 今度は公費で対策が必要になるとの観測が出ている。
 市は強がっているが、これから追加で悪材料が発生したら
 想定外とか何とか言い逃ればかり連発するだろうし、
 何より市も維新も全く責任を取らないであろうことは確実である」

「衆院選はコロナのどさくさに紛れたバラ撒きポピュリズムへの反感で
 自公の体たらくに危機感を抱いた有権者が消去法的に
 維新に投票してしまったのだろうが、安倍への温情と同じで
 いずれ飼い犬に手を噛まれるような大失敗として
 B層有権者に痛撃が返って来るだけの話である」

経済合理性から言えば「カジノより高級ホテル」であり、
思考停止でしかも利権癒着の自民党は、維新とグルで日本社会と日本経済を劣化させ続けている。

 ↓ 参考

カジノ・癒着・改憲ゴッコ、維新に幻想を抱くB層有権者は裏切られる運命 - 自民と同じ日本衰退の共犯に
http://blog.goo.ne.jp/fleury1929/e/548d08e661fb4c12fab6da2e328c980f

カジノ誘致に必死な「衰退自治体」、腐敗政治家の菅に騙される運命 -「収益の7割が業者に」という暴利
http://blog.goo.ne.jp/fleury1929/e/9ed4711bee8f41eef4fbb73f727df220

カジノ新設への反対が7割に迫る、利権にたかる政治家と業者は完全に嫌われ者 - IRもアジアで飽和状態
http://blog.goo.ne.jp/fleury1929/e/487598567c623e8a568cd6790b442bda

カジノの収益は顧客の「負け金」、マカオのように資金洗浄に利用される危険性も - 共倒れリスクにも注意
http://blog.goo.ne.jp/fleury1929/e/518a3e40a1a4e3d496adb4ee1581de6

▽ インドネシアの腐敗した黒いカネが、シンガポールのカジノの重要な収益源だった

『経済大国インドネシア - 21世紀の成長条件』(佐藤百合,中央公論新社)


維新の議員全国で倍増、保守層の「自民以外の選択肢」に…本拠地・大阪近辺ほど浸透(読売新聞)
https://www.yomiuri.co.jp/election/local/20230411-OYT1T50054/
”9日に投開票された統一地方選前半戦で、日本維新の会と地域政党・大阪維新の会は、地元の大阪だけでなく、全国で勢力を伸ばした。道府県議選と政令市議選の当選者は2019年の前回と比べ約2倍の計260人に急増。
〔中略〕
 維新の当選者は4年前と比べ、道府県議選で67人から124人、政令市議選で73人から136人に増えた。
 大阪府以外で初めて維新の公認知事が誕生した奈良県。県議選(定数43)では、当選者が4人から14人と3倍以上に増えた。このうち6人が主に都市部の選挙区でトップ当選を果たした。
 知事選で4期目の現職らを破り、初当選した日本維新の会の山下真さん(54)は選挙期間中、有権者から「県政を変えて」という要望を多く受けたという。
 県議選についても「高校授業料の完全無償化など維新の政策が支持された。県政に新しい風を吹かせてほしいという期待の声だと思う」と指摘した。
〔中略〕
 維新の本拠地の大阪に近いほど実績や主張が浸透している傾向がうかがえる。
 自民党に代わる保守層の受け皿になった面もある。
 維新は新人3人を擁立した香川県議選(定数41)で、初めて議席を得た。坂出市選挙区(定数3)で自民党の現職3人らに挑み、2位で初当選した宮岡陽子さん(42)は「選挙期間中、有権者から『自民以外の選択肢ができてよかった』とよく声をかけられた」と振り返った。
 徳島県議選(定数38)でも、新人2人のうち1人が当選し、初の議席獲得となった。徳島選挙区(定数10)で初当選した曽根大志さん(48)は「街頭に立っていると、私個人というより『維新を応援している』という声を多く聞いた。税金の無駄遣いをやめるなど改革を進める党への期待と勢いを感じた」と語った。”

この、「自民に代わる保守層の受け皿」などと何ら根拠なく
書いてしまう読売でも、維新支持が「期待」によるものと認めている。


「大阪ダブル選」維新評価にねじれ、府市政「支持」・IR誘致「反対」…読売世論調査(読売新聞)
https://yomiuri.co.jp/election/local/20230402-OYT1T50084/
”読売新聞社が3月30日~4月1日に大阪府内の有権者を対象に行った「大阪ダブル選」の世論調査では、地域政党・大阪維新の会による10年超の「維新政治」を評価する声が多かった。一方、維新が推進するカジノを中核とする統合型リゾート(IR)の大阪誘致については反対が上回っており、「ねじれ」が浮き彫りになった
〔中略〕
 府・市で重複する施設や組織、業務を統合する二重行政の解消や大阪の成長戦略として、25年大阪・関西万博やIRの大阪誘致を進めてきた。
 こうした維新の府政・市政運営を巡り、「評価する」は71%で、「評価しない」の20%を大きく上回った。自民支持層の7割強、公明支持層の5割強も「評価する」と回答した。
 今回のダブル選で争点となっている大阪湾の人工島・夢洲(大阪市此花区)へのIR誘致を巡っては、「反対」は44%で、「賛成」は38%だった。候補地となる大阪市民だけでみても、「反対」が44%で、「賛成」の39%を上回っている。
 IR誘致を掲げる維新の支持層では、「賛成」58%に対し、「反対」は22%だった。
 IR実施法を成立させるなど国政で積極的に推進している自民党支持層では、「反対」は49%で、「賛成」の37%を上回った。
〔中略〕
 年代別では、10~50歳代は「賛成」が多かったが、60歳代以上は「反対」が上回った。”

少し前の大阪ダブル選ではカジノを評価していない有権者も
維新を支持し大挙して投票していることが分かる。
つまり、典型的な「衆愚政治」に向かっている訳だ。


「経済の地盤沈下を打破」「問題が山積」 大阪IR開業へ期待と不安(毎日新聞)
https://mainichi.jp/articles/20230412/k00/00m/040/195000c.html
”カジノを含む統合型リゾート(IR)が2029年秋~冬ごろ、日本で初めて大阪市に開業する見通しになった。14日にも政府が議論した後、誘致している大阪府・市の計画を国土交通相が認定する。国内初のIRが誕生することに、地元では期待と不安が交錯している。
〔中略〕
 IRは、収益の中心となるカジノをはじめ、ホテルや国際会議場などを設ける施設だ。9日に投開票された大阪府知事・大阪市長のダブル選では、大阪への誘致の是非が争点になった。推進を掲げる地域政党・大阪維新の会が公認する吉村洋文氏が知事に再選され、同じく横山氏が市長に初当選した。吉村氏は当選確実になった9日夜の記者会見で「選挙によってIRは一定の民意を得た」と述べていた。
 一方、誘致への反対論も根強い。IRの建設予定地である大阪湾の人工島・夢洲(ゆめしま)(大阪市此花区)では土壌汚染が判明したほか液状化の恐れがあり、市が地盤対策費788億円を負担することになった。カジノ開業でギャンブル依存症患者を増やすとの懸念もある。知事選の投票を終えた有権者を対象とした毎日新聞の出口調査(回答者6190人)では、IR誘致に賛成と答えた人が53%だったものの、反対の人も45%と半数近くいた。
 市民からは誘致の是非を住民投票で決めるべきだとの声も上がり、22年7月には市民団体が19万筆超の署名を集めて直接請求。府議会に住民投票条例案が提出されたが、維新などの反対で否決された経緯がある。

〔中略〕
 IRの誘致は経済の活性化につながるのか。IRに詳しい日本総研の若林厚仁・主任研究員は、日本の国内総生産(GDP)に占める関西の割合が1970年をピークに下がり続けているとし、「大阪経済は地盤沈下が起きている。状況の打破に有効なのが、インバウンド(訪日外国人)を中心とした観光業だ。IR誘致は期待できる」と語る。
 一方で「もろ手を挙げて賛成はできない」と課題も挙げる。宿泊施設なども兼ね備えたIRが誘致されることで、周辺施設の消費が減る「カニバリゼーション(共食い)」を防げるかがその一つだ。また、新型コロナウイルス禍でインバウンドが大幅に減少したほかカジノや国際会議もオンライン化が急速に進んでいるとし、IRのビジネスモデルを脅かしているとも指摘する。若林氏は「さまざまな課題をクリアできるよう努力し、国民に納得してもらえる形で整備を進める必要がある」と強調した。【野田樹、石川将来】

 ◇父がギャンブル依存…お金なく夢諦め
 「ギャンブル依存症は家庭を壊し、そこで育つ子の進学や就職の選択肢を奪い、心も潰す」。父の依存症で苦しんだ山口美和子さん(48)=堺市中区=はカジノ誘致に懸念を示す。
 山口さんは鹿児島県出身。父は造園業などで財を成したが、知人の保証人になって借金を背負い、山口さんが小学校に入学した頃にはほとんど働かなくなった。パチンコ店に入り浸って家庭にお金を一切入れないため、生活は困窮し、両親は毎日のようにけんかをした。山口さんは中学生の時に母と温泉旅館に住み込むようになり、父や姉、弟と離れ離れになった。
 進学や就職でも悔しい思いをした。家にお金がないため、高校は経済的負担が少ないところを選ばざるを得なかった。
〔中略〕
 准看護師として大阪府内の指定病院に就職し、同僚の男性と結婚。5人の子を授かったものの、離婚して母子家庭になった。小学生から生後6カ月まで5人の子を抱えて途方に暮れた。母は既に他界し、生活力のない父に頼ることができないため、生活保護を受けた。
 現在は訪問看護ステーションを経営しながら、生活困窮者を支援する活動もしている。困窮者にはパチンコなどのギャンブル依存症患者も多い。山口さんは「カジノはパチンコよりも大きなお金が動く。今よりもたくさんの人の家庭に不幸を招くのではないか。私のような経験をする子を生み出さないためにも、カジノ誘致を撤回するべきだ」と訴えている。【近藤諭】”

この通り、シンクタンクでもカジノの経済効果は「期待」程度で、
寧ろ維新の首長になっても大阪の経済力低下が続いていることを白状している始末。

後半にはギャンブル依存で辛酸を嘗めた家庭の話が出ているが、
貧困層の中にギャンブル依存症が多いのは周知の事実である。
維新のカジノ案は国内からの誘客への依存度が高いものだから、
間違いなくカジノ中毒で転落する者が京阪神で続出するだろう。
それでもカジノ経営の梃入れのため愚かな維新は規制を緩めようとするだろう。


マカオ、カジノ規制強化案 ウィンやサンズの株価急落(日本経済新聞)
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGM154MH0V10C21A9000000/
”【香港=木原雄士】マカオ政府がカジノ運営会社の規制を強化する方針を示し、15日の香港株式市場で関連株が急落した。永利澳門(ウィン・マカオ)は一時前日比34%、金沙中国(サンズ・チャイナ)は同33%下げた。当局による経営監視が強まるとの警戒が広がった。
 マカオは中国国内で唯一賭博が合法。マカオ政府は米系を含む6社にカジノの運営免許を付与している。14日にカジノ法改正に向けた草案を発表し、現在最大25年の免許期間の短縮や、マカオ住民の株式保有比率の引き上げなどを示唆した。
〔中略〕
 「現行の免許数の6は変わらない」(モルガン・スタンレー)との見方が多いものの、政府が経営監視要員を企業に送り込むなど業績にマイナスになると受け止められた。
 関連株は全面安の展開だった。
〔中略〕
 中国当局はかねてカジノを使ったマネーロンダリング(資金洗浄)や国外への資金流出を警戒していた。習近平(シー・ジンピン)指導部が「反腐敗運動」を進め、一時的にカジノ収入が大きく落ち込んだことがある。
 マカオはカジノ産業に税収や雇用を依存している。
〔以下略〕”

これは2021年の報道であるが海外のカジノ産業の弱みが容易に見てとれる。
いかに維新のカジノ案が大甘でどれほど暗愚であるか、誰もが一目瞭然であろう。
維新は大阪をマカオの二の舞とし、カジノに縋って衰退する末路へ陥らせようとしているのだ。
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2023年4月21日チャート(2039)

2023-04-24 | 注目対象…譲渡益税分は寄付に廻して下さい
ドル円のモメンタムがすっかり失われ、輸出関連は上値が重い。
とはいえ何もせずに待つのも芸がない。。

米利上げ・景況悪化というアゲンストな状況下、
円高に抵抗力があるものとなるとかなり限られる。

そこでOPECの減産で悪材料出尽くし感のある、
2038をいまモニタリングしている。


2039、OPEC減産で小さな底打ちの形に(6ヵ月チャート)


現在の2039はあの2016年とは比べるべくもない、歴史的な安値圏(2年チャート)


(以上のチャートはRakuten.sec)

今後は遅かれ早かれ円高が予想されるので、
円高への抵抗力のある銘柄を選びたい。

※ くれぐれも投資家各位で御判断下さい。
※ このウェブログを参考とし、めでたく投資収益を得られた方は、
  収益への課税分を社会に貢献する組織・団体に寄付して下さい。
  (当ウェブログの こちらのカテゴリーも御覧下さい。)
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2023年4月第3週チャート

2023-04-23 | 注目投資対象・株価の推移
案の定だが5月を前にしてモメンタムが失われ、停滞し始めた。
セルインメイの想定は維持である。
円安のモメンタム減衰が鮮明になりつつあり、
特に輸出関連は慎重に見たいところだ。

ZAIでは総員ユーロ推しという嫌な状況になっている。
こうした際には投機買いポジションが溜まりに溜まって
その重さで沈む、ということになりかねない。
対円よりも対ドル、というスタンスも当然あり得るのではないか。


ドルは上値が重い、2月の勢いは失われている。。


先週は対ドルでのユーロは堅調だった


(以上のチャートはZAI)

バフェット銘柄の8002も、息切れ気配か。。


やっと7606が上向きになってきた


それに比べて出足の鈍い9202、上値抵抗をいつ越えるのか?


(以上のチャートはRakuten.sec)
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