エネルギー問題へのリテラシーがあれば明白であるが
北海道で泊原発を再稼働させて厳冬期に備えるのは愚の骨頂である。
それは一部の原子力利権勢力を潤わせこそすれ、
北海道経済にも日本経済にも利益にならない。
厳冬期の家庭や企業では膨大な給湯需要がある。
家庭や飲食店がホンダのガスコージェネで発電し、
ホテルや工場が川崎重工のコージェネ・システムを導入すれば
そもそも電力不足になどなる筈がない。
寧ろコストの安い熱利用が可能になって地域経済の便益は大きい。
もともと北電は風力の発電分を抽選で決めるという
風力普及の妨害としか思えない方式で風力を買い叩いていた。
原発停止で収益が悪化しても自業自得と言われるであろう。
何故あれほど恵まれた風を活かしてこなかったのか、
有権者と株主に対し納得できるような説明が必要ではないのか。
原発停止は「人命に関わる」のではなく「電力大手の収益に関わる」
或いは「電力多消費型大企業の収益に関わる」が事実であり、
有権者は見え透いた利益誘導には絶対に欺かれてはならない。
何度も当ウェブログで繰り返し主張しているように、
日本経済が内需主導で成長するためには
コージェネと風力発電が絶対に必要である。
↓ 参考
ガス会社が原発を抹殺し、東電を圧倒する日 -「2030年には1000万kW分のコージェネ導入」と宣戦布告
http://blog.goo.ne.jp/fleury1929/e/416259413bd719c5f3987882f1720897
関西電力、追い詰められ電力融通・風力発電増強を決める - 北陸電力と四国電力から電力受け入れ拡大へ
http://blog.goo.ne.jp/fleury1929/e/f9969ddff79d2b77e2e4d695fed7efb5
▽ コージェネに熱心な北欧諸国はエネルギー消費を減らして経済成長している
泊原発再稼働を…経団連会長「人命にかかわる」(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20121023-OYT1T01202.htm
寒さが厳しければコージェネによる膨大な省エネ余地と
設備投資需要があるのは明白である。日本経済のためにも
一部の者の利権となっている原発は縮小されるべきだ。
泊原発の再稼働を強く唱えているのが北電・経団連・道経連と
(道経連の首脳部には北電の関係者が複数いる)
相変わらず利害関係者ばかりという政治臭のきつい構図である。
▽ 石川一郎・初代経団連会長は日本の原子力黎明期から関与、安全性を軽視していた
断層判断「不十分」=事前会合で専門家ら―大飯原発・規制委(時事通信)
http://www.jiji.com/jc/q?g=eqa_30&k=2012102300904
これが「安全が確認された原発」の実態だ。
これまで利害関係者に籠絡されたインナーサークルで
いい加減な審査を行ってきたツケが回ってきたのである。
冬の電力消費が4.9%減 家庭、節電意識が向上(共同通信)
http://www.47news.jp/CN/201210/CN2012103001002139.html
国民は心から原子力利権を嫌っている。
今冬も原子力利権が必死になって醜く叫べば叫ぶ程、
国民は憎悪の目を向けて電力大手の電気を買わなくなるであろう。
北海道で泊原発を再稼働させて厳冬期に備えるのは愚の骨頂である。
それは一部の原子力利権勢力を潤わせこそすれ、
北海道経済にも日本経済にも利益にならない。
厳冬期の家庭や企業では膨大な給湯需要がある。
家庭や飲食店がホンダのガスコージェネで発電し、
ホテルや工場が川崎重工のコージェネ・システムを導入すれば
そもそも電力不足になどなる筈がない。
寧ろコストの安い熱利用が可能になって地域経済の便益は大きい。
もともと北電は風力の発電分を抽選で決めるという
風力普及の妨害としか思えない方式で風力を買い叩いていた。
原発停止で収益が悪化しても自業自得と言われるであろう。
何故あれほど恵まれた風を活かしてこなかったのか、
有権者と株主に対し納得できるような説明が必要ではないのか。
原発停止は「人命に関わる」のではなく「電力大手の収益に関わる」
或いは「電力多消費型大企業の収益に関わる」が事実であり、
有権者は見え透いた利益誘導には絶対に欺かれてはならない。
何度も当ウェブログで繰り返し主張しているように、
日本経済が内需主導で成長するためには
コージェネと風力発電が絶対に必要である。
↓ 参考
ガス会社が原発を抹殺し、東電を圧倒する日 -「2030年には1000万kW分のコージェネ導入」と宣戦布告
http://blog.goo.ne.jp/fleury1929/e/416259413bd719c5f3987882f1720897
関西電力、追い詰められ電力融通・風力発電増強を決める - 北陸電力と四国電力から電力受け入れ拡大へ
http://blog.goo.ne.jp/fleury1929/e/f9969ddff79d2b77e2e4d695fed7efb5
▽ コージェネに熱心な北欧諸国はエネルギー消費を減らして経済成長している
『欧州のエネルギーシフト』(脇坂紀行,岩波書店) | |
泊原発再稼働を…経団連会長「人命にかかわる」(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20121023-OYT1T01202.htm
”経団連の米倉弘昌会長は23日、札幌市のホテルで記者会見し、今冬の北海道の大規模停電を避けるため、泊原発(泊村)の再稼働を政府に強く求めた。
米倉会長は「寒さが厳しい中で停電が起こると人命にかかわる。安全性が確認された原発は再稼働すべきだ」と訴えた。
再稼働の判断を巡っては、政府と原子力規制委員会で役割を押しつけあう混乱が生じている。米倉会長は「責任のなすりあいをする事態ではない。政府がちゃんと判断していくべきで、委員も活動を加速させていただきたい」と批判した。〔以下略〕”
寒さが厳しければコージェネによる膨大な省エネ余地と
設備投資需要があるのは明白である。日本経済のためにも
一部の者の利権となっている原発は縮小されるべきだ。
泊原発の再稼働を強く唱えているのが北電・経団連・道経連と
(道経連の首脳部には北電の関係者が複数いる)
相変わらず利害関係者ばかりという政治臭のきつい構図である。
▽ 石川一郎・初代経団連会長は日本の原子力黎明期から関与、安全性を軽視していた
『レベル7 福島原発事故、隠された真実』(東京新聞,幻冬舎) | |
断層判断「不十分」=事前会合で専門家ら―大飯原発・規制委(時事通信)
http://www.jiji.com/jc/q?g=eqa_30&k=2012102300904
”関西電力大飯原発(福井県おおい町)の敷地内で、岩盤の亀裂(破砕帯)が活断層と連動する可能性が指摘されている問題で、原子力規制委員会が専門家らを集めて11月初めに行う現地調査の事前会合が23日、東京都内で開かれた。これまでの関電の調査や、旧原子力安全・保安院の審査が不十分だとの指摘が続出した。
保安院や関電は敷地内の破砕帯について、含まれている岩石などから活動の時期が古く、動く可能性はないと判断していた。
現地調査のメンバーで、産業技術総合研究所の重松紀生主任研究員は「飛躍があり、これだけで判断するのは難しい」と指摘。信州大の広内大助准教授も、破砕帯の上にある地層と同じ地層を広範囲に調べ、形成時期を把握する必要性があると訴えた。
東洋大の渡辺満久教授は、原発周辺の熊川断層などが、関電の推定より長距離にわたって連動する可能性を挙げ、従来の判断に疑問を投げ掛けた。
規制委の島崎邦彦委員も会合後、報道陣に「もう少しきちんと調査をしていれば、さらにはっきりと分かったはずだ」と述べ、これまでの調査が不十分だったとの認識を示した。”
これが「安全が確認された原発」の実態だ。
これまで利害関係者に籠絡されたインナーサークルで
いい加減な審査を行ってきたツケが回ってきたのである。
冬の電力消費が4.9%減 家庭、節電意識が向上(共同通信)
http://www.47news.jp/CN/201210/CN2012103001002139.html
”環境省は30日、今年1~2月の一般家庭での電力消費量が東日本大震災前と比べて、1世帯当たり平均で4・9%減ったとの調査結果を発表した。冬に節電を意識した家庭が大震災前よりも増加した結果と同省はみている。調査は沖縄電力を除いた9電力会社の管内を対象に実施し、インターネットを通じて約8200世帯が回答。今年1~2月と、昨年同時期の電力消費量を比較した。”
国民は心から原子力利権を嫌っている。
今冬も原子力利権が必死になって醜く叫べば叫ぶ程、
国民は憎悪の目を向けて電力大手の電気を買わなくなるであろう。