面白い調査です。
「実際に調べてみないと実態が分からない」
というひとつの好例だと思います。
一般に男性労働者よりも女性労働者の方が
職場での人間関係を重視する傾向が強いと言われがちですが、
その人間関係を悪化させているのは同性かもしれないようです。
やはり「男」「女」と労働者を単細胞にカテゴライズして
どちらかに責を負わせることはドグマに過ぎないのでしょう。
メディアでもまだそうした「化石」が生き残っていますが
そういうレベルの論は酒の席だけで止めておかないと。
性別だけでなく職種や役職、契約形態など細分化して
新しい傾向を掴む必要がありそうです。
ハケン女性の敵は「男性上司」よりも「女性同僚」(j-cast)
http://www.j-cast.com/kaisha/2009/02/24036499.html
”アンケートは、「女性のココロの潤い」をテーマにしたサイト『うるばな』
を運営するライオンが、2009年1月27日~28日、インターネット上で実施。
派遣社員として働く20代と30代の女性400人が調査に応じた。
まず、「日々の仕事でココロが潤っているか」という質問をしたところ、
「潤っていない」が19%、「あまり潤っていない」が41%で、あわせて6
割の女性が否定的な回答を寄せた。派遣社員の女性の多くは職場でなんら
かの不満を抱えていることがうかがえる。
また、「仕事中にココロが乾くときはいつか」という質問(複数回答可)
に対しては、「仕事場の人間関係がうまくいかないとき」をあげた女性が
71%にのぼり、「残業があるとき」(23.8%)や「難しい仕事を頼まれた
とき」(19.3%)など他の回答を大きく引き離す結果となった。
「同年代の女性ばかりだと仕事がやりにくい」
では、職場で彼女たちの心の潤いを奪うのはだれか? この質問(複数回答
可)で一番多かったのは、「女性同僚」(41%)で、「男性上司」(35%)
を上回った。女性の派遣社員にとっては、上司や部下よりも、同性の同僚
が不満の種となりやすいことが明らかになった。女の敵は女、ということ
だろうか。
このような結果について、派遣社員として働いた経験をもつ女性は、
「たしかに同年代の女性ばかりの職場だと仕事がちょっとやりにくいかも。
私も女性の同僚にライバル意識をむきだしにされて困ったことがあります
よ。クッションになる男性社員がいてくれたほうがうまくいくかな」
と話している。”
男性でもきちんとクッションになってくれる人ばかりだと良いのですが
実際は皆さん御存知のように、人によって全然違います。
女性労働者も、同じように「人によって全く違う」筈なのです。
恐らく性別でカテゴライズするのは女性労働者がまだまだ
社会進出していない「発展途上国」に顕著な特徴であり、
いずれ日本社会でも女性進出が本格化してゆけば
未熟な言説は淘汰され滅んでいくでしょう。
その頃には日本の企業文化も大きく変わっているでしょう。
教条的批判や愚痴しか口にしない人物は、
その多くな潮流に参与できない部外者で終わります。
私個人は、女性進出が進むことで
日本企業の時間の使い方が上手になって
労働生産性が上昇することに期待しています。
△ 企業社会で名前の出てくる人は、さすがに違います。
「実際に調べてみないと実態が分からない」
というひとつの好例だと思います。
一般に男性労働者よりも女性労働者の方が
職場での人間関係を重視する傾向が強いと言われがちですが、
その人間関係を悪化させているのは同性かもしれないようです。
やはり「男」「女」と労働者を単細胞にカテゴライズして
どちらかに責を負わせることはドグマに過ぎないのでしょう。
メディアでもまだそうした「化石」が生き残っていますが
そういうレベルの論は酒の席だけで止めておかないと。
性別だけでなく職種や役職、契約形態など細分化して
新しい傾向を掴む必要がありそうです。
ハケン女性の敵は「男性上司」よりも「女性同僚」(j-cast)
http://www.j-cast.com/kaisha/2009/02/24036499.html
”アンケートは、「女性のココロの潤い」をテーマにしたサイト『うるばな』
を運営するライオンが、2009年1月27日~28日、インターネット上で実施。
派遣社員として働く20代と30代の女性400人が調査に応じた。
まず、「日々の仕事でココロが潤っているか」という質問をしたところ、
「潤っていない」が19%、「あまり潤っていない」が41%で、あわせて6
割の女性が否定的な回答を寄せた。派遣社員の女性の多くは職場でなんら
かの不満を抱えていることがうかがえる。
また、「仕事中にココロが乾くときはいつか」という質問(複数回答可)
に対しては、「仕事場の人間関係がうまくいかないとき」をあげた女性が
71%にのぼり、「残業があるとき」(23.8%)や「難しい仕事を頼まれた
とき」(19.3%)など他の回答を大きく引き離す結果となった。
「同年代の女性ばかりだと仕事がやりにくい」
では、職場で彼女たちの心の潤いを奪うのはだれか? この質問(複数回答
可)で一番多かったのは、「女性同僚」(41%)で、「男性上司」(35%)
を上回った。女性の派遣社員にとっては、上司や部下よりも、同性の同僚
が不満の種となりやすいことが明らかになった。女の敵は女、ということ
だろうか。
このような結果について、派遣社員として働いた経験をもつ女性は、
「たしかに同年代の女性ばかりの職場だと仕事がちょっとやりにくいかも。
私も女性の同僚にライバル意識をむきだしにされて困ったことがあります
よ。クッションになる男性社員がいてくれたほうがうまくいくかな」
と話している。”
男性でもきちんとクッションになってくれる人ばかりだと良いのですが
実際は皆さん御存知のように、人によって全然違います。
女性労働者も、同じように「人によって全く違う」筈なのです。
恐らく性別でカテゴライズするのは女性労働者がまだまだ
社会進出していない「発展途上国」に顕著な特徴であり、
いずれ日本社会でも女性進出が本格化してゆけば
未熟な言説は淘汰され滅んでいくでしょう。
その頃には日本の企業文化も大きく変わっているでしょう。
教条的批判や愚痴しか口にしない人物は、
その多くな潮流に参与できない部外者で終わります。
私個人は、女性進出が進むことで
日本企業の時間の使い方が上手になって
労働生産性が上昇することに期待しています。
『「残業ゼロ」の仕事力』(吉越浩一郎) |
『超人気ワークライフバランスコンサルタントが教える キャリアも恋も手に入れる、あなたが輝く働き方』(小室淑恵) |
△ 企業社会で名前の出てくる人は、さすがに違います。