みんなの心にも投資 … ソーシャルインベスター(社会投資家)への道

個人投資家の”いとすぎ ”が為替・株式投資を通じた社会貢献に挑戦します。すべてのステークホルダーに良い成果を!

2020年11月第4週チャート

2020-11-29 | 注目投資対象・株価の推移
バブルの証左と言える言説が出ている。
明白な割高を指摘せずにこれは業績の先取りだと強弁し、
「上がる理由を探す」最悪の言い訳を探している。

この代償は間違いなく高くつくであろう。
人々は常に、バーストするまでバブルに気付かない。

目先のカネに狂奔して時間を無駄にしている間に
他の先進国より成長率も賃金上昇率も低迷している、
衰退した人口老化国の姿が示されるであろう。


ドルは順当に下方トレンド、100円割れがひたひたと近付いている


ユーロは対ドルで上抜け、2017年と似た様な形になってきた


ポンドは一番よく分からない、奇妙な動きをしている


(以上のチャートはZAI)

6594が猛烈な上昇、9107も強い動き


元気なのは再度急騰の2038のみ、4480はもう一度動けるかどうか


(以上のチャートはYahoo)
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『週刊エコノミスト』12月1日号 - トランプの岩盤支持層は「高卒白人」、人種差別の露骨な本音

2020-11-27 | 『週刊エコノミスト』より
今週のエコノミスト誌5G・スマホ特集はまあ妥当な内容。
NECが意外に?好調でそこそこ大きく取り上げられているが
社風から言って大化けは本当にあるのだろうかとも思う。

次週のEV関連よりも何となくパワー不足のような気もして、
新興企業でどこか急成長してくるところがあると面白いのだが。。
肝心のソフトバンクがすっかり投資会社化しているのが痛いところ。


マーケット関連では市岡繁男氏のコラムの方が重要である。
タイトルは「〝株価の業種間格差〟は暴落で解消」。
日本ではハイテク株とバリュー株が逆相関に、
米国ではソフトウェアとエネルギー株が逆相関になっており、
過去の業種間格差の収斂局面は暴落時期と一致している
とか。

ITバブル崩壊、リーマンショックともに業種間格差が急速に収縮しており
氏は既に空売りの買い戻しが一巡している状況に警鐘を発している。

『週刊エコノミスト』2020年 12/1号


エントリーのサブタイトルは42頁から。
ジャーナリスト中岡望氏の鋭い米国社会分析である。

アメリカがバイデン支持の東部、西部と
トランプ支持の多い南部で分断されて中西部等で割れているのは
大統領選の結果によりつとに知られていることだが、
矢張り人種間でも分断が深刻でトランプ支持の白人は
何と9割が人種差別を「まったく問題ではない」と回答している。
これではトランプのようなとんでもないリーダーを支持するのも無理はない!

都市と郊外、或いは大卒と高卒でも分断、
中絶や同性婚といった社会倫理でも深刻な対立と
トランプの存在自体がアメリカの混乱と差別的な本音を露呈している。

……白人の比率が半数を割り込むと予想される2030~40年代まで
散発的に「白人有権者の反乱」が大統領選を揺るがすことになるのだろう。

    ◇     ◇     ◇     ◇

東洋経済の地銀再編特集はダイヤモンドの方が切れがあったような。。

更に言えば、地方創生に大失敗しても何一つ責任取らない
無能で無責任な自民党の大失敗の尻拭いをさせられて
若者が流出し高齢化する一方の地方に残された
地方金融機関には気の毒に思える側面はある。
いずれにしても本質は「撤退戦」である。

『週刊東洋経済』2020年11/28号 (地銀 最終局面)


佐藤優氏のコラムは官邸が絡むと途端に妙な気配が漂う。
客観性も分析もどこかへ行ってしまい人事を褒める、
いつもながらの隠れた思惑ばかり見えてくる文章だ。。

    ◇     ◇     ◇     ◇

ダイヤモンドは切り口の面白い「年収1000万円の大不幸」特集。
「「20年間で2割近く収入が減少!? 高年収は増税で」は少子化を放置した自業自得では?
と先週書いた通りの側面が確実にあるように思うがどうだろう。

期待した匿名座談会も盛り上がりに欠けたような。。
確かに年収1000万円を少し超えた層は狙い撃ちされがちだが、
経済リテラシーの限りなく低い自民党を支持するからこうなるのであり、
家事育児費用を税控除して新規のサービス需要を生み出す
欧州のような発想が全くできない無能な政党に投票しないのが一番だ。

『週刊ダイヤモンド』2020年 11/28号 (年収1000万円の大不幸)


副業の時間的余裕も乏しい層ではあるし、
投資に関してはどう考えてもREITの方が良いと思う。
2倍になったら少しずつキャッシュ化して
今春のような機会を待っているだけ、というシンプルな戦略だ。

    ◇     ◇     ◇     ◇

次週の注目はエコノミスト、遂に日本でも加速し始めたEV特集だ!

▽ 中を見なくとも日本電産が入っていることが容易に予想出来る

『週刊エコノミスト』2020年 12/8号


▽ 中高年層向けの東洋経済、単価低くなりがちな在宅ワーク特集(地方副業やICT系は新しい)

『週刊東洋経済』2020/12/5号 (在宅仕事図鑑)


▽ ダイヤモンドは恒例特集だが、「FCか直営主体かで、コロナ禍に明暗」など内容が良さそう

『週刊ダイヤモンド』2020年12/5号 (決算書100本ノック 2021年版)

受信料を食いつぶす減価償却費 「肥大化」がやまぬNHK」が本当に素晴らしい!!
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海運の反転は、2021年に世界が新型コロナを克服する予兆なのか?

2020-11-27 | 注目対象…譲渡益税分は寄付に廻して下さい
ワクチンはまだ時間かかりそうであるが、
2021年には世界経済はより明るくなるだろう。
人類はコロナとの戦いにおいて漸く攻勢に転じられそうだ。

とは言え現下のマーケットは明らかなバブル、
後世においてGAFAバブルかテスラ・バブルとでも言われそうな状況、
とんでもない割高になっているテック関連を避けてシクリカルを挙げるなら……

海運が今年、久々の底打ち感を見せている。
新型コロナさえ消えれば世界経済は成長路線へ復帰するから、
配当利回りが低かろうが推移を注視しなければならない。


川崎汽船    (9107) 1,704 △23(+1.37%)


商船三井    (9104) 2,776 △13(+0.47%)


(以上のチャートはRakuten.sec)

復配ありそうな方がパフォーマンス出ると考えるのが妥当か?
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2020年11月第3週チャート

2020-11-23 | 注目投資対象・株価の推移
先週は割高なのが災いしてじりじり後退という推移だった。
全く高揚感のない相場で経済指標が追いついて来られず、
相当先の業績を織り込んでしまったため不安定な市況になるだろう。

ワクチン報道で跳ね上がったドルも大人しく沈降し、
所詮は一時的材料に過ぎないことを証明したと言える。
これで重大な副作用が発覚したら鋭角的な急落は免れない。

日米欧とも塗炭の苦しみを味わう一般庶民が大勢いる一方で
株式市場だけが浮かれて大騒ぎする醜悪な非対称性は持続不可能である。
いかにうたかたのモメンタムが強固に見えたとしてもそれは常に徒花に過ぎず、
今年2月と同様に、割高は常に修正される運命にあることを忘れてはならない。


ドルは急落、ダウントレンドに復帰しつつある


ユーロはゆっくり切り返し、上を窺う展開に


豪ドルが一瞬強かったが、一時的な現象で終わった週


(以上のチャートjはZAI)

輸出関連は今ひとつ、7974と6432は比較的堅調


4480はポジション縮小で反転を待つ状況、2038の方は急伸の可能性も


(以上のチャートはYahoo)
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初冬の新刊 -『デジタル化する新興国』『沈みゆくアメリカ覇権』『なぜネギ1本が1万円で売れるのか』等

2020-11-22 | こんな本を読んでいます
さて政策の大失敗で大人しく過ごさなければならなくなった連休。
デジタル化という旬のテーマに於いて夏の『韓国社会の現在』に続き、
今度は『デジタル化する新興国』が出ました!

ともに日本がデジタル化で完全に後進国になりつつあることを
否応なく痛感させる点では共通していますが、日本社会にある
「デジタル化幻想」を粉々に破砕するリアリズムでも優れています。


『デジタル化する新興国 先進国を超えるか、監視社会の到来か』(伊藤亜聖,中央公論新社)


 → インドと中国の規制の方向性が逆なのが興味深く
   アフリカのITベンチャーの革新力に驚かされるが、
   情報関連産業は付加価値に比して雇用創出力が極端に低く、
   先進国で雇用全体の1%未満という統計的事実に愕然。
   (デジタル化は成長率悪化と格差拡大のディストピアを必然的に招く)。


『沈みゆくアメリカ覇権 ~止まらぬ格差拡大と分断がもたらす政治~』(中林美恵子,小学館)


 → トランプの自滅でまさかの再選を免れた米国民は好運だが、
   バイデンでも米国社会の宿痾と成長率低下は依然として変わらず
   矢張りトランプはアメリカの斜陽化を象徴する存在だったと言える。。


『なぜネギ1本が1万円で売れるのか?』(清水寅,講談社)


 → 農業経営として非常に面白い、日本にとって本当に必要なのは
   外国人をこき使う労働集約型でもデフレ型でも工場野菜でもなく
   高付加価値型の農業であり、新規参入者はこの分野を目指すべき。

   マクロの産業分野としては微差の範囲だが、収益性を高めて
   個々の地域や事業者を活性化することは可能だろう。


『就職氷河期世代の行く先 』(下田裕介,日本経済新聞出版)


 → データは豊富で良いが、最後に「正社員化」を持ち出すアナクロニズムに仰天!
   北欧のフレキシキュリティに学び、公費でまともな職を創出しなければならない筈で
   政府と納税者の責任は重大、企業に責任転嫁するのは点に唾するようなものでは。。


『社会保障と財政の危機』(鈴木亘,PHP研究所)


 → 以前の鋭い舌鋒は何処へ行ったか、という印象。
   「社会保障は成長産業」などと厚労省みたいなことを言い始めて
   精緻な実証分析を行なった柴田悠氏の研究成果よりも数段落ちる。
   但し、給付付税額控除を低所得者に適用して
   自分で所得と口座を申告させるべきとの指摘は完璧に正しい。
   開業医の診療報酬引き下げも正論だが地域や診療科に応じて調整必須!。


『ブラック霞が関』(千正康裕,新潮社)


 → 手軽そうだが小手先の改善策ばかりであり過大な期待は禁物である。
   殆ど効果がなかった少子化対策等の数々の大失敗への痛切な反省がないのに驚愕、
   官僚の専門性を高めることと海外に学び人事制度改革を唱えた
   田中秀明氏の『官僚たちの冬』に及ばないこと遥か遠い。。


『左翼の逆襲 社会破壊に屈しないための経済学』(松尾匡,講談社)


 → これは良くない例で、いかに世論に支持されていないかが分かる。
   「イデオロギーではなく」と言つつイデオロギー丸出しの自己矛盾、
   ドグマに浸潤された空理空論は永遠のマイノリティという現実が見えていない悲しさで、
   押し並べて高負担の欧州ではあり得ないバラ撒きリベラルの本性が透けて見える。


『暗殺の幕末維新史-桜田門外の変から大久保利通暗殺まで』(一坂太郎,中央公論新社)


 → 現代のイスラム過激派と酷似した残虐で独善的なテロリストの、
   かなりの数が靖国に祀られているのに驚愕させられる維新史。
   歪んだ史観しかない自民党議員にはこの本で歴史的事実を勉強させないと。


『台湾オニギリ』(山脇りこ,主婦の友社)


 → 最後にこちら、家族と一緒に作れそう!
   この発想は斬新、バリエーションも多彩で面白い。

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