エコノミストは東洋経済と似た特集。
メインとしてはうーんという印象。スターリン時代を研究した方がいいのでは。。
視点としてはエコノミストの方が鋭さがあるが、左程の大差ではない。
他には、インタビューでタルマーリーを取り上げたのは流石だった。
一部では夙に有名だが、矢張り一般世間とは何から何まで違う。
低温長時間発酵で睡眠が取れるようになったというのが面白い。
タルマーリーが来ても自治体は人口減少が続くというのも
各地の成功事例と一致していて参考になる。
エントリーのサブタイトルは110頁。
市岡繁男氏による「日銀の買い支えが円安を助長」である。
確かにウクライナ侵攻以来の急激な円安は急激で、
暗愚な黒田日銀の害が愈々日本国民に及んできた証左である。
氏はドル円の長期チャートが逆三尊になっており、
126円前後の上値抵抗線を抜けると175円を目指すという
(テクニカル面での見方だが)円安恐慌とも言うべき
嫌なリスクシナリオを提示している。
つまり日銀が自己破壊的に日本経済を衰退させている訳で、
制裁を受けているロシアのルーブルより円が弱いのも道理であろう。
しかも氏が凄いのは暗愚な黒田が円安加速させる前にこの原稿を書いたことで、
思った以上に今週木曜は日本経済にとって決定的な分岐点だったのかもしれない。
日銀が猟官リフレ派に占領されなければ、テーパリングにより破滅的な円安を防げたかもしれない。
黒田は日本を貧困化させた張本人として日本金融史に残る可能性が出てきた。
◇ ◇ ◇ ◇
ダイヤモンド特集については先週、書いた通りで、
「生前贈与が重要トピックになるという、日本経済衰退を示唆するうら悲しい特集」
だったが、かなり実用的な内容であるのは評価したい。
大きな変更が予想される生前贈与についても分かり易く、
リアルな問題となっている読者諸子は必読だろう。
メイン特集の中で面白いのは60頁以降。
「地方の中核都市への移住」が斬新で、
地方創生の方策として個人的にはかなり重要と見ている。
マレーシアのようなリタイアメント需要受け入れは
地方都市でこそ注力すべきではないだろうか。
教育移住促進も悪くないがボリュームは遥かに小さいから。
◇ ◇ ◇ ◇
次週の注目は東洋経済を取り上げる予定だが、そもそも編集部が先を読めていないことは分かった。
▽ 「当たり外れ大きそうな特集」と先週書いたが、どうやら予感的中した
掲載すべき本が少なくとも2冊は抜けている。かなりの失策と思う。
メインとしてはうーんという印象。スターリン時代を研究した方がいいのでは。。
視点としてはエコノミストの方が鋭さがあるが、左程の大差ではない。
他には、インタビューでタルマーリーを取り上げたのは流石だった。
一部では夙に有名だが、矢張り一般世間とは何から何まで違う。
低温長時間発酵で睡眠が取れるようになったというのが面白い。
タルマーリーが来ても自治体は人口減少が続くというのも
各地の成功事例と一致していて参考になる。
『週刊エコノミスト』2022年5月3・10日合併号 【特集:ウクライナ戦争で知る 歴史・経済・文学】 |
エントリーのサブタイトルは110頁。
市岡繁男氏による「日銀の買い支えが円安を助長」である。
確かにウクライナ侵攻以来の急激な円安は急激で、
暗愚な黒田日銀の害が愈々日本国民に及んできた証左である。
氏はドル円の長期チャートが逆三尊になっており、
126円前後の上値抵抗線を抜けると175円を目指すという
(テクニカル面での見方だが)円安恐慌とも言うべき
嫌なリスクシナリオを提示している。
つまり日銀が自己破壊的に日本経済を衰退させている訳で、
制裁を受けているロシアのルーブルより円が弱いのも道理であろう。
しかも氏が凄いのは暗愚な黒田が円安加速させる前にこの原稿を書いたことで、
思った以上に今週木曜は日本経済にとって決定的な分岐点だったのかもしれない。
日銀が猟官リフレ派に占領されなければ、テーパリングにより破滅的な円安を防げたかもしれない。
黒田は日本を貧困化させた張本人として日本金融史に残る可能性が出てきた。
◇ ◇ ◇ ◇
ダイヤモンド特集については先週、書いた通りで、
「生前贈与が重要トピックになるという、日本経済衰退を示唆するうら悲しい特集」
だったが、かなり実用的な内容であるのは評価したい。
大きな変更が予想される生前贈与についても分かり易く、
リアルな問題となっている読者諸子は必読だろう。
『週刊ダイヤモンド』2022年4/30・5/7合併号 (相続・生前贈与・住まい) |
メイン特集の中で面白いのは60頁以降。
「地方の中核都市への移住」が斬新で、
地方創生の方策として個人的にはかなり重要と見ている。
マレーシアのようなリタイアメント需要受け入れは
地方都市でこそ注力すべきではないだろうか。
教育移住促進も悪くないがボリュームは遥かに小さいから。
◇ ◇ ◇ ◇
次週の注目は東洋経済を取り上げる予定だが、そもそも編集部が先を読めていないことは分かった。
▽ 「当たり外れ大きそうな特集」と先週書いたが、どうやら予感的中した
『週刊東洋経済』2022年4/30-5/7合併特大号(世界激震! 先を知るための読書案内) |
掲載すべき本が少なくとも2冊は抜けている。かなりの失策と思う。