芦原温泉~細呂木間は前回遠征時にも訪問しているが、前回は少しポイントがずれており、有名スポットではないところへ行っていた。ここもカーナビ効果で場所を特定して、陸橋が目印の上り列車の有名撮影地へと赴いた。既に陸橋したの空き地にはクルマが止まっており、私が来た後にも数名クルマで来訪していた。さすがは有名撮影地だ。横浜だ名古屋だと他県のナンバーが目立つのは高速1000円効果なのだろうか。485系を追い掛け回しているようなことを言っていた若者もおり、ブルトレがなくなり追いかける対象が減っている中、485系原色の雷鳥は追っかけには魅力的な対象なのだと改めて感じる。また、485系雷鳥もいよいよカウントダウンに入ってきたことも実感する次第だ。生まれてこの方いつも見られた光景がついになくなるのかと思うと一抹の寂しさもある。また、北陸特急もJR発足後20年以上経ち、漸く近代化?が達成されたのかと思うと感慨深いものもある。よそのJRならとおの昔に新車に置き換わってもおかしくない屋台骨で485系が活躍を続けてきたのはある意味奇跡とも言える。有名スポットながらもここも雷鳥1本撮りがメインで、おまけでしらさぎやサンダーバードを撮る形になったが、上り雷鳥通過後に下りトワイも同所で撮影し、気分よく同所を立ち去った。同所は細呂木駅からも近いのでまた機会があれば次は電車で来訪したい。クルマ組みは私と同様撮れば移動を続けて各所ではしごする人が多いようだ。私は電車で来ても同じことをするが、この暑さの中徒歩距離が長いところをはしごするのはちょっと気が引けるので、クルマで楽をしてしまう[E:wobbly]
細呂木からは前回遠征で場所を見つけ切れなかった細呂木~牛ノ谷間の有名なS字カーブへと向かう。今回はナビやネットで場所を特定していかにも入りにくい場所というのを認識してから来たので、とりあえず撮影地付近には容易に到着できた。しかしである、農道から撮影地へ至るルートに思わず絶句してしまった。獣道という言葉があるが、獣も通らないような道なき道が線路脇の築堤にあった。築堤はジャングル状態で、それこそ爬虫類や虫の宝庫というようなところだった。ここはやばいと思いながらここを通らなければ撮影地へ行けないので意を決して通路付近に石などを投げながら危険生物(コブラ?アナコンダ?など)の有無を確認しながら三脚で草を掻き分け何とか築堤上の撮影地に辿り着いた。場所的にはほんとにここで撮っていいのかというようなところだが、雑誌でも有名なところなので何とかOKなのだろう。それよりも帰りもあのジャングルを通るのかと思うと嫌になり撮影に身が入らなかった。先客が1名おり、上り雷鳥が1本通過して、その方が帰り、次の雷鳥に向けて名古屋弁の若者3人が到着して私も引き続き同所で雷鳥を撮る。2本雷鳥を撮るつもりではなかったが、1本目は完全に失敗したので、2本撮ることにした。その分牛ノ谷駅付近での撮影は今回は断念せざるを得なかった。さすがは好撮影地だけに腕はともかく画角としてはいい画が撮れるところだ。ジャングルさえなければ牛ノ谷駅から歩いてでも来たいところだが、如何せんあのジャングルは・・・。爬虫類や虫がいない冬場なら来れるかも知れない。次回はそうしようと思いました。待望の細呂木~牛ノ谷間である程度成果を収めてまだ陽があるものの撤収した。牛ノ谷駅付近の撮影地も前回は中途半端だったのでとりあえずチョイ覗きしてから本日の撮影は終了とした。
この後はゆっくり温泉にでもと思い、芦原温泉界隈へクルマを転がしたが、どこも車で一杯。止める余地も余りなかったので、ゆっくり出来そうにないので、芦原は断念して高速を使って金沢へ向かうことにした。ネットで事前に調べていたゆめのゆという温泉というより流行の天然温泉施設?へ行くことにした。とりあえずその前に尼御前SAで一眠りすることにした・・・以下まだ終わらぬ8月8日の続きは明日へ。