蕎麦前で憩う

お蕎麦屋さんで蕎麦前をいただきながら憩いの一時を過ごさせていただきました。

『中屋@横浜・野毛町』さんの「舞茸天ぷら盛り合わせ」

2014-10-15 18:45:00 | 横浜市(中区)

急遽一人で夕食を取ることになった水曜日の夜。
通勤途上にあって、軽く蕎麦前と蕎麦をいただくことの出来るお蕎麦屋さんで一人のんびりビールでも飲んでから帰ろうと思い、京浜急行電鉄・日ノ出町駅から徒歩5分程度の所にある『手打ちそば・中屋』さんへ立ち寄ってみることにしました。

夜19時前、パラパラと小雨が降る中を小走りでお店に駆け込むと、18人程度で満席となるサッパリした店内に先客の姿は無く、ご主人が一人でのんびりテレビを見てる最中でした。

席に着いて早速カードケースのメニューを確認すると、蕎麦あり、丼物あり、一品料理ありと予想以上に品数が多く、JRAの場外馬券所が近いということもあってか、「食べるお客さん」にも「飲むお客さん」にもそつなく対応できそうな多彩なメニューとなっています。

今回は、そんなメニューの中から瓶ビールと一緒に「板わさ」と、500円という低価格で提供されている「舞茸天ぷら盛り合わせ」をいただくことにしました。


まずは「板わさ」。
正直、それほど大きな期待を持ってはいませんでしたが、弾力感が好印象の、まずまずの蒲鉾でした。
また、添えられていたワサビは、生では無いと思いますが、それっぽく美味いワサビでした。


続いて「舞茸天ぷら盛り合わせ」。
500円という価格から、「どんな天婦羅が出てくるのだろうか?。」と思いましたが、食べ応えのありそうな大きな舞茸の天婦羅が目の前に置かれます。

その、予想以上に大きい天婦羅を早速いただいてみると、カラッとした食感というよりカリッとした食感(?)で、けして悪い訳では無く、ましてや美味しくないということは全く無く・・・。という、何と表現したら良いのか少々迷う微妙な天婦羅でした。なお、天汁はやや辛目で温かく、なかなか美味しい天汁でした。


さて、閉店時間まではもう少し時間がありますが、今日はビール1本だけで終わりにする予定なので、早めに「もり」をお願いします。

大盛りかと思うほど量の多い「もり」は、薄っすらと緑がかった色味の細麺で、やや硬めの食感ではありましたがまずまずの蕎麦でした。また、添えられていた薬味のワサビは粉ワサビを溶いた物(?)で、もしかしたら「板わさ」の方が良いワサビかな?と素人的には思ってしまうワサビでした。


今日、蕎麦前と蕎麦をいただいた『手打ちそば・中屋』さんは、JRAの場外馬券所が近いということもあって、おそらく休日の日中は多くのお客さんで賑わっているのではないかと思います。

しかし、平日の夜は街中にひっそりと佇むお蕎麦屋さんで、閉店時間が早いという点で難しさがあるものの、コストパフォーマンスも良く、帰宅途中に「ビールでも軽く飲んで帰ろうかな?。」という突然の思い付きにしっかり応えてくれる、のんびりできる静かなお蕎麦屋さんでした。

ごちそうさまでした。