英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

新型コロナウイルス その145「全数把握の方針変更……政府は都道府県に丸投げ、各県は及び腰」

2022-08-30 14:08:48 | 時事
各都道府県知事は「あれだけ全数把握を見直せ」と言っていたのに、見直しの申請を行ったのは4県のみ(33道府県は検討中、10都県は見直しを行わない方針
【参照記事】
「全国知事会、“定点把握”求める」(全国知事会が“緊急声明”、全数把握を見直し、定点把握を)……読売テレビニュース・8月23日
「全数把握見直し 29日夕方まで4県申請 10都県は見直さない方針」……NHK新型コロナウイルス特設サイト・8月29日

なぜ、各都道府県は及び腰になってしまったのか?
「全数把握見直し、都道府県に判断丸投げ 政府方針に知事《感染者のフォロー再構築が必要》」YAHOO!・ニュース8月25日
 引き続き把握する感染者の範囲などは自治体任せで、届け出対象から外れる陽性者の健康観察などの課題も残る》(←記事引用)という。
 そう言えば、『まん延防止法』も判断は都道府県に押し付けて各県からの要請を待つ姿勢の政府。今回もそのパターン。
 ただし、《届け出対象から外れる陽性者の健康観察などの課題》を感じ、検討中と方針を保留する都道府県が多いのはどういうことか?
 全国知事会では、定点把握を求めるという緊急声明を出しただけで、知事会ではその問題点・課題は検討しなかったのだろうか?

 なんだか、文句だけ言う一般大衆と変わらないような気がする。
 
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鎌倉殿の13人 第33話「修善寺」

2022-08-29 22:49:07 | ドラマ・映画
不協和音、不仲の溝が大きくなっていく鎌倉………
路で誰とも擦れ違わない(周囲から敬遠されている)北条
 時政(りくの傀儡)の横暴により、北条は周囲から敬遠されていく(反感を持たれていく)
 義時は嫌われるのは覚悟の上(想定内)としていたが、時政が比企が持っていた武蔵の領地を我が物としようとしたのは計算外。今後の畠山重忠との関係に陰りが差したか?

義家の最期……鎌倉殿は2人も要らない
 拗ねて無理な要望を出したり、三浦義村や畠山や足立遠元らを取り込もうとしたりしたが、叶わず。これにより、頼家謀殺論が高まったが、様子を見るということになった(監視役に八田知家)
 さらに、「北条追討の院宣」を願ったことが八田の功で発覚。院宣が下されるかは不明だが、下された場合、北条は賊扱いになってしまう……ついに、頼家謀殺へ……(詳しくは後述)

後鳥羽上皇の企み
 上皇は、源氏を蔑ろにして北条ら板東武士が権勢を振るうのを良しとしない(気に入らない)。
 実朝を傀儡化して操りたい。側近の源 仲章を実朝の教育係として鎌倉に差し向ける。
 時政が武蔵を我が物にしようとしたのを頼家が知ったのは、京からの情報か?(鎌倉の動きは、時政とりくの娘婿・平賀朝雅による内通?)


お前(義時)、“悪い顔”になったな………by運慶
非道に堕ちた義時の2つの希望
☆泰時(若い頃の自分)
 人として正しいことをする泰時。そんな泰時が、自分を諫めたり逆らうのを、義時は好きにさせる。
 頼家暗殺を知った泰時が、頼家に逃げるよう伝えるのを見逃す……非道に堕ちた自分の代わりに、本来なら自分がしたいこと、言いたいことを泰時にしてもらう。そんな気持ちなのだろう。

☆「迷いを感じる……悪い顔だが、“いい顔”だ
(強くて馬鹿…場数を踏んでいる)和田邸で運慶と再会
 運慶は義時に迷いを感じた。非道な行いをしても、迷い、悩んだ末なら、それもありかもと。
 運慶の言葉は、今後の義時の希望である(視聴者・私にとって)

頼家と善児の最期………トウ、泰時、鶴丸、入り乱れる
兄・宗時を殺害したのが善児だと悟る泰時
・非道な道を歩んできてしまった義時は善児を責められない
・泰時は「善児を斬る」と言うが、逆に斬られるのでは?と危惧

人の心を持ってしまった善児
・敷地の一角には、一幡の墓らしきものがあった
・猿楽一座に紛れて頼朝殺害の期を狙うが、泰時に正体を見破られる。泰時対善児…やはり、泰時では歯が立たない(泰時、気絶?)
・鶴丸、乱入・突進などトウや頼家警護の者など入り乱れての乱戦の中、善児は頼家を追い詰める。ここで、頼家、善児と互角近く戦うが、やはり善児の方が強い。しかし、止めを刺そうとした瞬間、骨壺に張られた「一幡」の文字が目に入り、一瞬動きを止めてしまう。そこを頼家が斬りつけ、深手を負う。
・頼家を仕留めたトウに斬られ絶命。トウはずっと親の敵を討つ機会を窺っていたのだった。

頼家……意外と強かった。巻狩りの時は、コントになるほど弓矢が下手だった頼家だったが、蹴鞠の修練の賜物か?
巻狩り時、弓矢が上手だった泰時は逆に不甲斐なかった……

トウ
・トウは善児と約8年暮らしたとのこと。目の前で善児に親を殺されたので、一幡と気持ちの出発点が違う。
・親の敵として隙を窺っていたが、単に憎しみ・恨みの感情だけだったのか?(今後、その辺りのトウの気持ちの描写があるかも?)
・善児のトウへの気持ちはどうだったか?蒲殿殺害時に、トウを殺さずに暗殺者としての後継者として育てたが、単にそれだけだったのか?……当初は、それだけだったような気がするが、そのうち、情が生まれてきたような気がする。


第1話「大いなる小競り合い」
第2話「佐殿の腹」
第3話「挙兵は慎重に」
第4話「矢のゆくえ」
第5話「兄との約束」
第6話「悪い知らせ」
第7話「敵か、あるいは」
第8話「いざ、鎌倉」
第9話「決戦前夜」
第10話「根拠なき自信」
第11話「許されざる嘘」
第12話「亀の前事件」
第13話「幼なじみの絆」
第14話「都の義仲」
第15話「足固めの儀式」
第16話「伝説の幕開け」
第17話「助命と宿命」
第18話「壇ノ浦で舞った男」
第19話「果たせぬ凱旋」
第20話「帰ってきた義経」
第21話「仏の眼差し」
第22話「義時の生きる道」
第23話「狩りと獲物」
第24話「変わらぬ人」
第25話「天が望んだ男」
第26話「悲しむ前に」
第27話「鎌倉殿と十三人」
第28話「名刀の主」
第29話「ままならぬ玉」
第30話「全成の確率」
第31話「諦めの悪い男」
第32話「災いの種」

【ストーリー】番組サイトより
鎌倉では政子(小池栄子)の次男・源実朝(嶺岸煌桜)を鎌倉殿とする新体制が始まり、北条時政(坂東彌十郎)が執権別当に就任。時政を裏で支えるりく(宮沢りえ)は実朝の正室を京から迎えることを進言し、娘婿である平賀朝雅(山中崇)を通じて後鳥羽上皇(尾上松也)に願い出る。しかし、御家人たちは派手に権力をふるう北条を敬遠。三浦義村(山本耕史)の忠告に義時(小栗旬)も苦笑する。一方、失意の源頼家(金子大地)は……

脚本:三谷幸喜
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鎌倉殿の13人 第32話「災いの種」

2022-08-27 17:35:31 | ドラマ・映画
(突然、仕事が劇的に忙しくなってしまいました……儲かっているかは別の話(笑)…)

悲傷の人たち………
その1 源頼家
 危篤状態からの回復の期待を誰も持たず、頼家の死を前提に“比企能員の乱”で比企一族が滅亡……回復した頼家は、北条にとっては厄介者でしかなくなっていた。
 この事態にどう対処するか?…北条一派は協議する。
 大江広元は「京に向かっている“千幡を征夷大将軍任命の願い状”、止めるなら今です」と後戻りできるという選択肢を示すが、
「答えならとうに出ている。頼家様が息を吹き返す前に戻す……これしか道はない」と義時

 ……以前の義時なら、《人として》とか《正道を歩む》とか考えて悩んでいただろうが、《北条の為にはどうすべきか?》のみが判断基準なのだろう


 頼家は、せつや一幡、能員に会いたいと言うが、「皆、流行り病で臥せっている」と聞くが、その答えもあやふやな答え方が不審。
 いつまでも比企滅亡を隠すわけにもいかず、頼家に説明しようとする義時を制して、政子がその役を担う。
 “すべてを話すのか?”という義時に
「馬鹿にしないで。私だって心得ている」と言い切るが…
…「義家が二度と目を覚ますことはないと悟った比企は、館に火を放ち、命を絶ちました。あなた一人を死なせることはできなかったのでしょう」
   あまりに見え透いた嘘………

 せつや一幡の死、比企一族の滅亡……すべては北条の仕業、許さぬ!……と頼家は激怒

 そりゃ、気づくよなぁ。どうせなら、《世継ぎ争いで、比企が一幡をゴリ押しして、北条に攻め込んだ…その結果、比企が滅んだ》とした方が、まだ、頼家の恨みも薄かったのではないだろうか?
 真実を隠し、北条に都合のいい嘘を政子から聞かされたら、憤怒は必然。……「馬鹿にしないで」と政子は言ったが、馬鹿だ

 頼家は和田と仁田忠常を問い詰め、比企能員の死の真相を知り、二人に「時政の首を獲ってこい」と命じる(その結果“悲傷の人”その2を生む)
 和田は頼家より北条を選択し、義村らに相談。

 まあ、和田を含め大方の御家人は、頼家の“馬鹿世継ぎ”ぶりに辟易していたし、比企能員も嫌っており、梶原景時もおらず、比企も滅びたので、北条に逆らう気は起きないだろう。
 一応、北条は板東のことを考えるであろうし、有能な三浦義村や畠山重忠も義時に付いている。

 そういう訳で、哀れ頼家は修善寺送りに……

その2 仁田忠常
 忠義に厚く、頼朝、頼家、北条に仕え、頼家危篤ということで、比企能員誅殺に加わったが、頼家が回復し、後悔の念に囚われていた。
 頼家に能員誅殺を告白し、今度は《時政を討て》と命じられ、頼家と北条の板挟みに悩み、自害。……悲しい


その3 比奈
・義時の妻、北条家の者という気持ちだが、比企滅亡に加担した罪の意識
・北条の仇敵・比企の血をひく者として、北条や鎌倉に居るのは何かと不都合が生じる(事実、比企に死に追いやられた全成の妻・実衣の恨みは消えない)
 ……自分が居ては義時の妨げになると、自ら離縁を申し出る。

 別れの際、義時に抱き寄せられるが……
  「猪に追われた時に抱きしめてくれた同じ温もりなのに、あの時と何も変わらないのに……(全然違う)」シチュエーションが全く違う事、それに、義時の心情(人格)が全然違っている……悲しい

その4 善児
 暗殺者・善児だったが、比企襲撃の際、一幡の命を奪わず、匿っていた。
 さらに一幡生存を知った義時が訪れ殺害を命じても、「できねえ」と拒否。

 義時自らが手を掛けようとするのを見て、一幡殺害を決意(実行シーンはなかったので、一幡を連れて逃亡を期待したが、殺害した模様)
 義時に「千鶴丸と何が違うんだ」よ問われ、「自分を好いてくれた」と絞り出す善児。(暗殺の弟子・トウも一幡殺害をさりげなく防ごうとした)
 愛情の道具として作ったブランコの蔓を、切断し、愛情を絶った……絶妙な演出……悲しい


その5 一幡
 好きな爺・善児に殺されてしまう。訳も分からないまま……短い生涯……悲しい


非道に落ちた義時
上述の通り、北条本位(自分本位)のみでしか判断できない。
「一幡様には居てもらっては困る」
「武士とはそういうモノだ」(一幡殺害を非難する泰時に対して)
「頼家様のお気持ちが変わらぬ限り、同じことが繰り返される。お分かりいただきたい」
(仁田忠常に時政殺害を命じたことによる悲劇を指して言う)
  《武士とはそういうモノか?》《仁田の悲劇は、義時にも大いに責任はあるぞ!自分のことを棚に上げるな》と突っ込みたい

鬼のような女……りく
「ここは死んでいただきましょう」……って、おいおい!
  さすがに時政も「わしの孫じゃ!」と拒否

今泣いた烏がもう笑う……実衣
 比企への恨みが消えない様子の実衣だが……
  鎌倉殿就位の際、乳母として満面の笑み



第1話「大いなる小競り合い」
第2話「佐殿の腹」
第3話「挙兵は慎重に」
第4話「矢のゆくえ」
第5話「兄との約束」
第6話「悪い知らせ」
第7話「敵か、あるいは」
第8話「いざ、鎌倉」
第9話「決戦前夜」
第10話「根拠なき自信」
第11話「許されざる嘘」
第12話「亀の前事件」
第13話「幼なじみの絆」
第14話「都の義仲」
第15話「足固めの儀式」
第16話「伝説の幕開け」
第17話「助命と宿命」
第18話「壇ノ浦で舞った男」
第19話「果たせぬ凱旋」
第20話「帰ってきた義経」
第21話「仏の眼差し」
第22話「義時の生きる道」
第23話「狩りと獲物」
第24話「変わらぬ人」
第25話「天が望んだ男」
第26話「悲しむ前に」
第27話「鎌倉殿と十三人」
第28話「名刀の主」
第29話「ままならぬ玉」
第30話「全成の確率」
第31話「諦めの悪い男」

【ストーリー】番組サイトより
奇跡的に息を吹き返した源頼家(金子大地)。しかし後鳥羽上皇(尾上松也)のもとには頼家危篤の報が届き、後鳥羽は考えを巡らせる。鎌倉では、政子(小池栄子)のもとに義時(小栗旬)、泰時(坂口健太郎)らが集まり、新たな体制について話し合っていた。そんな中、一人で思いにふける比奈(堀田真由)。一方、先を見据えるりく(宮沢りえ)は時政(坂東彌十郎)に京との関係をより深めるように説き、愛息・政範(中川翼)も胸を高鳴らせる。そして、三浦義村(山本耕史)は……

脚本:三谷幸喜
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2022夏甲子園 敦賀気比の東監督の采配

2022-08-23 14:33:10 | スポーツ
8強逃した敦賀気比、責任背負う東監督 エース上加世田は声詰まらせ「自分の意識不足です」
 勝敗を分けるポイントはいろいろある。
①チーム力(地力)
 “チーム力”という表現だと、“総合力”的な意味となってしまうので、“地力”と言った方がいいかもしれない。
 強さの根本となる投手力、打力、守備力、走力を指すとお考えいただきたい。とにかく基本的力がやはり勝つ為の大きな要素である。
②根性、気力、精神力
 緊迫した場面でも萎縮せず実力を出す精神力も大きな要素。根性(勝利への執念)もギリギリの場面で差が出る。
③野球を良く知っていること 監督の指導力
④監督の采配
⑤チームワーク
⑥運
 イレギュラーバウンド、打球の飛んだ位置、判定、天気など

高校野球の場合、③④の占める割合も大きい。
冒頭に挙げた記事の監督の反省に関しては、正直、「その通りだよ」と言いたい。
東監督は敗れた時、こういう反省の弁を語ることが多い。(毎回かも)
選手を庇う気持ちや、謙虚に反省する姿勢は讃えたい。しかし、試合のたびに氏の采配に疑問を感じてしまうので、不満が溜まってしまう……

今回はその不満の解消の記事なので、ここから先の文章は読まない方がいいです。
気楽な外野の立場で好き勝手言っています。結果論です。
間違って読んでしまった方、ご容赦ください。

理解し難い盗塁 3回戦・対聖光学院 1回裏 盗塁失敗
1回表に1点先取された直後に2塁打と敵失でノーアウト1塁3塁の絶好の反撃機。
3番打者が三振したが、1死1塁3塁で4番打者・上加世田とチャンスは続く。
カウント1B1Sの3球目、1塁ランナーが盗塁を試みたが、失敗。
内野ゴロでのダブルプレーを避けたかったのかもしれないが、盗塁失敗によるチャンス縮小の危険の方が大きい。何も動かず4番打者に期待すべきであろう。
結局、上加世田はセンターフライで無得点。ワンアウトだったら犠牲フライで得点できたかも。
絶好のチャンスを無得点で終わったのは痛かった。

疑問の継投・続投 3回戦・対聖光学院 リリーフ起用
 冒頭の記事でも監督は悔やんでいるが、この継投は疑問が大きい。
 先発・上加世田が初回1点、3回は2ランホームランを打たれ、更にヒットを打たれ、ここまで6安打3失点、降板は止む無しだったが、2番手に1年生左腕の竹下を起用。上加世田には5回まで頑張ってもらって、1回戦好投した清野は5回辺りからの継投を予定していた。思惑より早く上加世田が打ち込まれたため、竹下につないでもらう算段だったが、次打者を打ち取ったものの、3塁打を打たれ4点目を取られる。そもそも、清野はその前の2回戦では1イニングしか投げていない(結構緊迫した場面ではあった)
 さらに、5回表2アウト3塁(3塁ランナーは四球・暴投・内野ゴロで進塁)から、タイムリーヒット、四球、3ベース(2点追加で1-7)、さらに暴投で1-8。この後、ヒットを打たれて、上加世田に交代。竹下は2回1/3イニングで被安打4、4与四球、2暴投という内容だった。
 2番手に竹下の起用は理解できるが、制球の定まらない上、経験も浅い竹下を1対8になるまで続投。更に、ヒットを打たれようやく交代。投げ続けさせたのは納得できない

失礼な継投 1回戦・対高岡商業 9回2死から
 9回裏2アウト、好リリーフをしていた清野に代わり、竹下がマウンドに上がった。
 13ー3の10点差で2アウト。勝負に絶対はないが、敦賀気比の勝ちはほぼ間違いない。
 清野はここまで4回1/3イニングとロングリリーフにはなっていたが、ここで交代しても消耗度はほとんど変わらない。代えるとしたら、この回の頭からではないのか?
 ここでの交代は1年生の竹下に経験を積ませるためのものだろう。確かに、その意味では、意義のある起用ではある。しかし、ただ経験値を積ませるための起用……相手チームに失礼ではないのか?
 
不合理なライトへの守備交代 2回戦・対市立船橋 9回裏ピンチでピッチャー交代
 中盤逆転し、9回表を終えて8ー3とリード。この9回表の攻撃は、1アウト後のヒットで代走が2盗を試みるもアウト。その直後、ヒットを放つが、結局無得点。ちぐはぐな攻撃だった。
 9回裏、先頭バッターに死球。更に2ベースを打たれ、無死2塁3塁。更に次打者にもタイムリー2ベースで、8-5と迫られ、しかも無死2塁。
 ここでようやく清野がリリーフ(遅い!)。上加世田はライトの守備に。128球を投げており、死球、2ベース、2ベースとヘロヘロ状態。清野が打ち込まれた場合、再びマウンドに上がっても抑えられるかは、はなはだ疑問。市立船橋もバットが振れており、外野に跳ぶ可能性は低くない。上加世田の守備では不安だ。
 市船バッターも2ストライクから5球ファールで粘るものの10球目をレフトフライで1アウト。
 続く打者の打球はライトに……反応がやや遅れた上加世田、飛球に向かって前進、補給範囲に追いつくが……落球……1アウト2塁3塁、3点差。ランナーが返っても、まだ1点リードなので、慌てる必要はないが、怖い…
 続く打者はセンターフライ。これが犠牲フライとなり、8-6、2アウト2塁。
 次打者の打球はライトに……ドキドキしたが捕球。何とか、勝利。

 逆転サヨナラ負けを喫しても不思議でない流れであった。運が良かった。


 この他にも、ノーアウト(1アウトだったかも)ランナー2塁でライト寄りのセンターフライ。大飛球ではなく容易に捕れそうな平凡な飛球だったが、3塁ベースとは逆方向に走るので、充分3塁へのタッチアップは可能な感じだったが、2塁ランナーはハーフウェイで待機して、3進できず。
 このシーンが敦賀気比のものだったか、はっきり覚えていないが、こういう感じの走塁の緩さが敦賀気比には伝統的?に見られる。


「僕の采配ミス」という言葉は本当だろうか?と思ってしまう。(毎年です)
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新型コロナウイルス その144「“3年ぶりの行動制限なしのお盆休み”という報道の言葉」

2022-08-22 17:08:39 | 将棋
今年の盆休み、感染拡大を考慮して、旅行や里帰りを取りやめた人も多かったようだが、過去2年に比べて、人の流れは多かったようだ。
しかし、旅行や盆がえりに伴う移動、飲食、人混みなど感染リスクはどうしても高くなってしまう。普段会わない人と会話や行動というのも、大きなポイントとなりそう。

なので、報道や政府は注意を呼び掛けるべきだ。
もちろん、注意を呼びかけてはいたのだろう。

しかし、報道や情報番組では、枕詞のように“3年ぶりの行動制限なしのお盆休み”というフレーズから記事(話題)を始める

 “3年ぶりの行動制限なしのお盆休み”というフレーズからは、《3年ぶりの普通のお盆休み》というイメージが湧く。錯覚してしまう……錯覚というのは誇張気味だが、気が緩んでしまわないだろうか?
こういう表現を何度も冒頭で使うのはどうなのだろう?


 盆休み期間は検査数も減り、新規感染者数が正確に反映されず、また、盆明け直後も、盆休みの間の検査が集中するので、感染状況が正確には把握できない。
 それはともかく、盆休み期間は、上述したように感染リスク行動が増えていた。さらに、無症状(自覚していない)感染者が増え、ウイルス自体の感染力も高くなっている。
 となると、盆休み明けの新規感染者は増えると考えるのが妥当だ。



【追記】
(いちいち、三浦瑠麗氏のコメントにケチをつけるのはどうかと思うが……)
本日の『めざまし8』で、三浦瑠麗氏は
「盆休み明けのこの時期は検査数が通常ではないので、新規感染者数が増えるのは気にしなくてよい。今後、新亜種による感染増に注意すべき」(←意訳)
と、仰っていた……
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新型コロナウイルス その143「感染拡大は分かり切っていたはずなのに…」

2022-08-22 16:19:50 | 時事
新規感染者数が6月下旬から増加に転じ、増加傾向が明らかになってきたのが7月上旬。(「その138」参照)
分科会の尾身会長は7月11日の時点で「新しい波に入ったのは間違いない」と述べ、流行「第7波」との認識を示した。しかし、まん延防止等重点措置などの行動制限については今のところ必要ないとしている。(同じく「その138」参照)

 その後の7月20日放送の『クローズアップ現代』でも、「緊急事態宣言やまん延防止等重点措置などの行動制限の必要はない。しかし、出さないかわりに、私は、感染のレベルを一定程度に抑えるために必要な対策はすべてやる必要がある」と言い、『対策の5つの柱』という訳の分からない対策を掲げていた(「その139」参照)。
 政府や各県の方針もこれと同ベクトルで(分科会が主導したのか、政府の方針を分科会が後押ししたのかは不明)、感染対策をして、プロスポーツは有観客試合(声援なしが主体)、インターハイなどは大会関係者のみ(家族は入場できず)といった具合で実施されている。甲子園は有観客(声援なし)、PCR検査は開催前(5校で集団感染が判明)と初戦後(6校12人の感染確認)に行われた(2回だけで良いのか?)
 東北6大祭り、京都の祇園祭、四国の阿波踊り、よさこい祭りも観客制限・飲食禁止などの対策を取って開催された。もちろん、開催を見合わせた祭りも多い。

 経済や伝統芸能・風習の継続などの点、また、重症化率が低い点などを考えると、イベントなどの開催や飲食店営業はやむを得ない。(妥当なのかもしれない)
 しかし、感染者数に関して言うと、活動が活発になれば、感染対策を取っても感染リスクは高まる。感染力の高さを考え合わせると、感染の拡大は当然の結果である。
 重症化率が低いと言っても、感染者数が膨大になれば、重症者も増える。それに、中等症や軽症といっても、その言葉のイメージ以上にしんどい状況と聞く。(39℃の発熱も軽症?)
 そして、検査や治療、全数把握を目指す報告作業の負担増(NHKニュースである医師は疲労困憊で入力作業がはかどらず、終わったのが午前3時30分、入力開始が午前1時)で、医療はひっ迫してしまった。感染者数が膨大になれば、医療がひっ迫するのは分かり切っていたはずなのに
……尾身会長は……

 医療の負担を軽減させるには、
①感染者数を抑える(減らす) 
②軽症以下は自宅療養 
③全数把握から定点把握に切り替える
 ①は初めから放棄。②を実施しているが、それでも、感染者数の増大で医療機関の負担は増している現状
 結局、医療の負荷を軽減するため、全数把握から定点把握に切り替える方針に固まりつつある(各県知事の強い要請もある)。

 定点把握だと、データの質の低下が心配だが、現状ではやむを得ないかなあ……
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鎌倉殿の13人 第31話「諦めの悪い男」 【追記あり】

2022-08-15 18:03:27 | ドラマ・映画
こんな義時は観たくなかった………

 次の鎌倉殿についての、譲歩案を提示したり、2度の最後通告をしたりして、比企討伐の言い訳(うしろめたさを軽減)を用意したが、比企能員を騙し討ちの形で殺害。さらに、跡目争いの種となるとはいえ、政子の孫の一幡や、自分の甥にあたる頼家の嫁・せつを含む比企一族をせん滅してしまう。
 景時討伐の際に、景時から「坂東武者のために立ち上がった。源氏は飾りに過ぎぬ」という兄から受け継いだ信念を再確認させられたが、心の奥底の棚に仕舞っていたような誓いを持ち出された印象。取って付けたような伏線に思えた。頼朝存命で、彼に仕えていた時は、“頼朝第一”主義としか思えなかった。
 その信念(大望)の為に、非常に徹したと解釈できるが、やはり、そんな義時は観たくなかった。

 せめて、騙し討ちはやめて欲しかった。
 比企が「実衣の身も危ない」と嘘をついて、全成に呪詛を掛けさせて、それが、全成の死罪を決定的にした。その報復でもよかった(政権争いとしては、大義名分にはならないが、人間らしい動機だ)

☆迷い悩む義時
・今回の決断に、泰時に疑問を投げかけられ、その疑問そのまま迷っていた義時は「当たり前だ!」と怒鳴る。自分の迷いを断ち切るように。
・政子や比企の出の妻・比奈の心情を思うとつらい
・比企討伐がなった場合、幼き鎌倉殿を補佐する役(実質、御家人のトップ)を時政が担うことになるが……大丈夫なのだろうか?

============================================
【参考】番組サイトの解説「比企能員の乱」
 建仁3年(1203)9月2日、源頼家の乳母夫めのと・比企能員が誅殺されました。源頼家が突如病に倒れて危篤となると、幕府は頼家の弟・千幡(のちの源実朝)に「関西三十八カ国の地頭職」、長男・一幡に「関東二十八カ国の地頭」と「惣そう守護職」を分割して譲与する配置を取りました。しかし、能員は「一幡以外に地頭職を与えると北条時政の一族に家督が奪われる」と頼家に訴えて時政追討を許可させ、対決姿勢を鮮明にしたのです。これに対し、政子から急報を受けた時政は、能員が謀反を企てようとしていると断じます。そして御家人たちを招集し、逆に能員を追討して比企家を滅亡させました。これが『吾妻鏡』の描く「比企能員の乱」です。
 しかし慈円が著した『愚管抄』には、『吾妻鏡』と異なる記述がいくつも見られ、能員が時政追討を画策したという記述はありません。むしろこの事件を、幼い千幡の擁立を図った北条時政のクーデターであるかのように記されています。
============================================


それはともかく、
 この際、“13人の合議制”(9人に減ってしまったが)を利用して、比企を追い落とすか、世継ぎを善哉で採決するかすればよかったのに……
 9人の内、時政、義時、和田は北条派、足立遠元もほぼ北条方。大江広元は私欲で動く比企は好かなそう。三善康信、二階堂行政は比企から接待を受けていたが、説得すれば応じそう。八田知家は「どちらにもつかぬ」と言っていたので、棄権か?
 となると、合議制では北条有利だったのではないだろうか。


とにかく、非情な比企討伐だった……しかし、そこまでして決着させたのに、頼家が復活してしまった!
……どうする?


【その他の感想】
・一幡(頼家の長男)、善哉(頼家の次男)、千幡(頼家の弟)、三幡(政子の次女・頼家の妹)……名前が紛らわしい
・相変わらず自分本位のりく
・便利屋・八田は、再び祭壇づくり
・復活、若返った「佐々木のじいさん」……頼家を診察した医者(康すおん)は佐々木秀義の孫だった


【追記】
一幡の命
 泰時&善児+トウがせつに続いて一幡に手を掛けようとしたところでシーンが終わった。こういうパターンの場合、実は死ななかった……泰時が父の命令に背いて逃がした……となることが多い。
 こののち、義時は「一幡は行方知れず」と言っている。
①泰時が一幡殺害を遂行しているが殺害したと言うより、行方不明とした方が風当たりが弱い(政子を怒らせない為でもある)
②泰時は命に背いて一幡を殺害せずに何処かに匿い、義時に「殺害した」と報告。泰時はその事実を知らずに、世間の風当たりを考えて「行方不明」とした(政子を怒らせない為でもある)
③泰時は命に背いて一幡を殺害せずに何処かに匿い、義時に正直にそれを打ち明けた。義時も内心ほっとした。
のケースが考えられる。

頼家に対する家人の気持ち
 頼朝の危篤時に似ているせいもあり、頼家は助からないと思い、皆、死ぬものとして(死亡決定として)、臨終出家の儀や死後の段取り(葬儀の準備や朝廷へ代替わりの手続き、世継ぎ争い)に忙しく動く。
 せつは途中まで看病していたようだが、一幡を連れて比企に里帰り。その後は「北条対比企」に明け暮れ、放置状態(存在すら忘れ去られていた?)
 頼朝の時は、政子と安達盛長が看病や心配していたが、あまりにも寂しい頼家。まあ、バカ息子だったので、仕方がないかも。



第1話「大いなる小競り合い」
第2話「佐殿の腹」
第3話「挙兵は慎重に」
第4話「矢のゆくえ」
第5話「兄との約束」
第6話「悪い知らせ」
第7話「敵か、あるいは」
第8話「いざ、鎌倉」
第9話「決戦前夜」
第10話「根拠なき自信」
第11話「許されざる嘘」
第12話「亀の前事件」
第13話「幼なじみの絆」
第14話「都の義仲」
第15話「足固めの儀式」
第16話「伝説の幕開け」
第17話「助命と宿命」
第18話「壇ノ浦で舞った男」
第19話「果たせぬ凱旋」
第20話「帰ってきた義経」
第21話「仏の眼差し」
第22話「義時の生きる道」
第23話「狩りと獲物」
第24話「変わらぬ人」
第25話「天が望んだ男」
第26話「悲しむ前に」
第27話「鎌倉殿と十三人」
第28話「名刀の主」
第29話「ままならぬ玉」
第30話「全成の確率」

【ストーリー】番組サイトより
源頼家(金子大地)の後継者をめぐり、激しさを増す北条と比企の争い。比企能員(佐藤二朗)はせつ(山谷花純)が産んだ頼家の長男・一幡(相澤壮太)を推し、早々に朝廷の許しを得ようと躍起になるが、大江広元(栗原英雄)らは取り合わない。一方、義時(小栗旬)は比奈(堀田真由)に頼んで比企の動向を探り、三浦義村(山本耕史)にも相談を持ち掛ける。そんな中、政子(小池栄子)のもとに北条時政(坂東彌十郎)、りく(宮沢りえ)らが集まり……

脚本:三谷幸喜
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つらい時が流れただけ 2022NHK杯将棋 横山七段-羽生九段

2022-08-15 14:11:40 | 将棋
横山泰明七段……羽生九段とは初手合い。
        順位戦速報で時々観戦したことがあるが、丁寧な読みを積み重ね、勝負所では踏み込んでくるタイプ。終盤も読み切って勝つことが多く、悪い将棋もなかなか腰を割らない……手強い相手という印象がある。

 インタビューでは、意気込みと共に緊張感が伝わってきた。それが、羽生九段にとって追い風になればいいなあと期待していたが……


 相掛かりから後手の羽生九段がひねり飛車風に転回。
 第1図は、先手陣に進展性があり、何となく作戦負けになりそうな気配。
 実戦は、第1図から△7四歩と突き、これに対し▲3八飛と3筋から押し返しを見せた手に、△2五桂と迎え撃つ。(この手では△1三角とした方が無難でよかったようだが、それほど悪い手ではない)

 2五の歩を取られ、桂を跳ねられたので、先手も4六に銀を進行させ全軍で反撃の構え。後手も角を5三に転回し3五を補強。
 先手は何となく中途半端な位置にいる5八の金を6七に上げ、金矢倉を完成。
 後手も先手から▲6五歩~▲6六角と盛り上げられるのを嫌い、△6四歩と拒否したが……


 局後、羽生九段は
「△6四歩では何か違う手を指した方がよかったかも…」
 と悔いていた。
 第3図以下、▲2八飛と桂取りに回られ、それを受けた△2四歩に▲4四歩がクリーンヒット!
 横山七段もこの手を発見して手ごたえを感じたとのこと。

 図で△4四同角は▲4五銀が飛角両取り、また、△4四同歩は▲3五銀と進撃されてしまう。
 仕方なく△4四同飛としたが、▲4八飛で後手の飛車が窮地に…

 以下、先手の駒は気持ちの良い進軍、後手の駒は苦しい後退を強いられることとなった。

 第4図でも△4二角と撤退するしかなかった。

 第3図直後の▲2八飛には△2四飛と捌き合いを目指すべきだった(この変化も、正確に指せば先手が有利だが、勝負形にはなるはず)

 第4図以降は、つらい時が流れただけだった……
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鎌倉殿の13人 第30話「全成の確率」

2022-08-09 17:18:34 | ドラマ・映画
全成は最期に何を呪った(祈った)のか?
「臨・兵・闘・者・皆・陣・列・在・前」……九字護身法(くじごしんぼう)とは、「臨・兵・闘・者・皆・陣・列・在・前」の九字の呪文と九種類の印によって除災戦勝等を祈る作法(宗教や宗派によって漢字は違うようだ)

 斬首される時、一心不乱に呪文(経文)を唱えると、天は俄かにかき曇り、雷雨が起こり、処刑人が刀を振り上げると、近くに雷が落ち、そのショックと怖れからか、腰を抜かしたまま。
 その後、九字を切る。更に荒れ狂う天変の中、八田知家(市原隼人)が何とか全成を斬首
……


全成には神通力があった。全身全霊を掛けた呪文が雷雨・雷鳴を呼んだ。
雷鳴がならなくても、鬼気迫る全成の姿は、心に迫るものがあった。
落雷によって、劇的効果は大きく増したが……全成は最期に何を思って、呪文を唱えたのか?九字を切ったのか?
……神通力を示すため?斬首を逃れるため?比企への怒り?斬首されることへの怒り?
 荒れ狂う天気、鬼気迫る全成からは、実衣や北条の幸せを願う気配は感じられなかった。

でも、私は大きな違和感を感じた。
「誰も恨んではいけませんよ」(実衣に対して)
「御自分を責めてはなりませぬ」(時政に対して)

 これらの全成の言葉は優しさが溢れていた。
 なので、最後の呪文は、実衣への愛や北条への感謝を感じさせるものであるべきだ。
 全成の経文によって、荒天が収まり、日が差す…
 実衣には全成の姿と愛と別れの言葉が聴こえる……そんなシーンであってほしかった



それはともかく……
 頼家が病に伏している中、人形が見つかり、呪詛を掛けたのが全成なのは明白。北条にとってかなりやばい状況。
 呪詛を理由に、お家断絶を命じられても仕方がない


 ここで、義時、義村、畠山重忠は防衛線を張る。
・呪詛を教唆した疑いで、取り調べを受けることが予想される実衣は政子にかくまってもらう
 仁田忠常(高岸宏行)や(頼時改め)泰時らの奮闘で、比企勢を撃退
   ……政子と実衣の仲直りのシーンはよかった。

・嘆願書(署名)で全成助命・減刑を訴える
・戦の準備で比企を牽制

 これらの甲斐あって、実衣は“お構いなし”、全成も流刑に留まった


★許せない3人
比企能員……これまでの悪行は数えきれないが、所領を全部取り上げるという頼家を亡き者にするため、「実衣らの身が危うい」と全成に嘘をつき呪詛を強いる。呪詛の動きが発覚すると、全成ひとりに罪をかぶせる。……なぜ、比企から目を離す?

りく
 これまでも、夫・時政に要らぬことを吹き込んだり、けしかけたりしていたが、今回の騒動はりくが元凶!呪詛の効果が表れない時、全成に怒る顔は鬼のよう。
 全成が窮地に陥った時も、自粛して出仕しない時政に不満気。北条の為というより、自分が権力の座に就きたいだけ……泣いて土下座して詫びてほしい

頼家……「表向き非のない御家人没収して、自分への忠誠心を示せ」って、やはり馬鹿だ。「サラリーマンに無給で会社の為に尽くせ」と言っているのと同じ。苦労知らずのボンボンが権力を持つとロクなことない(どこかの半島の人みたいだ)


★(三谷氏に)便利に使われる八田知家
 道路工事人(建築家)、剥製細工職人、情報屋(告げ口屋)、分析屋(農民などの情報も把握していて、鋭い指摘をする)など万能さを発揮していたが、今回は処刑人(2度目の呪詛の動きを察知する内調も)。

★あの手はこいつのだったのか?
 前話のラストで人形をガシッと握ったのは平 知康(矢柴俊博)だった。
 前話の古井戸騒動の張本人だが、今話では、時連改め時房が蹴った毬が直撃し転倒し、その拍子に人形を見つけてしまう……

 ……前話のラストとは、人形の掴み方が全然違う気がしたが………
 
★サスペンスドラマのように、比企を追い詰めたが……
 頼家に比企の本心を聴いてもらい、比企を追い詰める……はずだったが、肝心の頼家が所定の場所にいない!
 なんと!頼家が倒れた!  まさか、全成の呪詛??


第1話「大いなる小競り合い」
第2話「佐殿の腹」
第3話「挙兵は慎重に」
第4話「矢のゆくえ」
第5話「兄との約束」
第6話「悪い知らせ」
第7話「敵か、あるいは」
第8話「いざ、鎌倉」
第9話「決戦前夜」
第10話「根拠なき自信」
第11話「許されざる嘘」
第12話「亀の前事件」
第13話「幼なじみの絆」
第14話「都の義仲」
第15話「足固めの儀式」
第16話「伝説の幕開け」
第17話「助命と宿命」
第18話「壇ノ浦で舞った男」
第19話「果たせぬ凱旋」
第20話「帰ってきた義経」
第21話「仏の眼差し」
第22話「義時の生きる道」
第23話「狩りと獲物」
第24話「変わらぬ人」
第25話「天が望んだ男」
第26話「悲しむ前に」
第27話「鎌倉殿と十三人」
第28話「名刀の主」
第29話「ままならぬ玉」

【ストーリー】番組サイトより
源頼家(金子大地)に対して呪詛じゅそを行った疑いにより、詮議を受ける阿野全成(新納慎也)。比企能員(佐藤二朗)はその背後に北条家の暗躍があると確信し、対決姿勢をさらに強める。そのころ北条家では、夫・全成を巻き込まれて激怒した実衣(宮澤エマ)が父・時政(坂東彌十郎)を追及。名乗り出ようとする時政だが、りく(宮沢りえ)に止められる。義時(小栗旬)は北条家を守るために一案を講じ、畠山重忠(中川大志)の助力を得て……

脚本:三谷幸喜
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雪雲のような雨雲の流れ

2022-08-04 13:50:09 | 気象
東北、新潟の大雨が北陸に南下。
雲が海岸線付近で発生し、発達しながら南東方向に流れていく。
まるで、冬の雪雲のような流れ(北陸の夏にこういう雲の流れは稀です)





2枚の画像には1時間ほどの時間の経過があるのですが(12:35→13:30)、見た目は、雲が動いていないように見えます。
実際は雲が流れているのですが、次から次へと発生しているので、動いていないように見えます。
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