英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

Wリーグプレーオフ 2023-2024 ファイナル 第3戦

2024-04-19 07:43:10 | スポーツ
「Wリーグプレーオフ 2023-2024 ファイナル 第1戦」
「Wリーグプレーオフ 2023-2024 ファイナル 第2戦」

 第3戦は、《4分6分でデンソーアイリス有利かな》と思っていたが、富士通レッドウェーブが100%力を出し切り、勝利を掴んだ。富士通89-79デンソー
 富士通の勝因はいくつも考えられるが、《得点で先手を取り続けた》ことが大きかったように思う。
 拮抗状態から富士通がリードを奪い、10点前後まで広げ、デンソーが差を詰め、富士通が突き放し、デンソーが追い上げ、富士通が押し返す……
 追い上げられた時は苦しいが、そこで立て直せたのが富士通の強さか。デンソーはスコア的な不利感がプレッシャーになっていたのではないだろうか?
 その精神的な有利不利の差が、プレーに多少なりとも影響を与え、地力の差を埋めた……そんな感じがした。
 富士通は出場した全選手が、自分の役割をきっちり果たし、チームとしても攻守共に機能した。
 デンソーは100%の力を発揮できず、チームオフェンス、ディフェンスが機能しなかった部分があった。と言っても、ほんのわずかだったが。

【富士通レッドウェーブ】
宮澤はセミファイナル、ファイナルを通じて活躍。このゲームでも素晴らしいプレーを続け、MVPは誰も異存はないだろう
 攻撃面では得点はもちろん、アシストでも貢献した。ディフェンスでは、リバウンドによく絡み、そして何より、厳しいマークで高田を自由にプレーさせなかった。18得点、5リバウンド、6アシスト、1スティール。
町田のゲームメイクは視野が広くて秀逸。アシストを前提に組み立てるが、相手ディフェンスに応じて、機を見てジャンプシュートも正確。町田がいてこそ、デンソーに対抗できた。8得点、6リバウンド、9アシスト、
ジョシュアは縁の下の力持ち。チームとしてのペイントゾーンでの高さやパワーはデンソーがかなり上回っていたのを、ジョシュアは2人分くらい補っていた。しぶとく、ペイントゾーンで踏ん張りシュートを決めていた。このゲームでの3連続シュートは大きかった。サイド方向からの難しいミドルシュートもよく決めていた。16得点、4リバウンド、1ブロック。
もよく3Pシュートを決め、ドライブシュートも要所で決めていた。よく動き、よく働いていたが、もう少し動けるような気がする。15得点、3アシスト、1スティール。
内尾はディフェンスでよく頑張っていたが、このゲームでは積極的なオフェンスが目立った。このゲームでは11得点で、勝利に大きく貢献した。得点を上げられなくても、積極的に得点を取る姿勢を示すことが大事だ。11得点、3リバウンド、4アシスト、2スティール。
中村は、宮澤やジョシュアのバックアップとして欠かせない存在。体幹の強く、突破力が魅力で得点能力もある。第1戦、第3戦では、宮澤などがベンチに下がった時に、コート上のチーム力を維持し、得点も挙げていた。勝利の大きな要因となった。反面、やや雑なプレーが多く、がっかりさせるターンオーバーや、迂闊なファールも多い(第2戦の敗因のひとつ)。9得点、3アシスト。
赤木は町田がベンチに下がった時、それを良くカバーしていた。ポテンシャルはあるが、やや遠慮がちなプレーが見られたが、このゲームでは不退転の決意が伺え、勝利に貢献した。12得点、2アシスト。
・第2戦で圧倒されていたリバウンドを、オフェンスR14、ディフェンスR19、計33リバウンドと逆に圧倒した。(デンソーはオフェンスR9、ディフェンスR12、計21)
・ファイナルを通じて、フリースローの成功率が低かった。これがもう少し高かったら、もう少し楽な展開になったはず(富士通14/22,デンソー15/17)

【デンソーアイリス】
・エブリン23得点、高田20得点、赤穂ひまわり12点、木村10得点と悪くない。スティールは木村3、高田と高橋が2、エブリン1で富士通を苦しめていた。
・やはり、リバウンドを支配されていたのが一番の敗因か?ただし、攻撃回数(野投数)はデンソー58、富士通55と上回っている。となると、成功率の差が勝負を分けたか?成功率富士通は60.0%とやたら高かった。デンソーは48.3%。
・デンソーは24秒オーバータイムか、タイムオーバー寸前の苦しいオフェンスが目立った。ブザービーターを決めることもあったが、全体的に富士通ディフェンスに手を焼いていた印象が強い。
・スコア的にもバスケ内容も苦しんでいたが、それをエブリンが何度も撥ね返していた。富士通サイドからは手強い厄介な存在だった。
・高田はフィールドゴール5/6とシュート確率が良く、20得点とさすがのスコアだ。しかし、内10点はフリースローによるモノ(10/10)。宮澤に好きにプレーをさせてもらえなかった気がする。
・第2戦で縦横無尽に活躍したひまわりは、このゲームは少しおとなしかった

ゲームの流れを左右したプレー
互いに無得点で2分弱の膠着状態が続いた第2Q残り7分33秒(富士通25-22デンソー)、フリースローを得たジョシュアだったが、2本とも外してしまう。しかし、このリバウンドを宮澤がキャッチ。それをつないで赤木が3Pシュートを狙ったが、外れる。ところが、これをまたもや宮澤がオフェンスリバウンド。これを再び赤木が3Pシュート。今度はネットに吸い込まれた。
 もし、ジョシュアがフリースローを2本とも外し、そのままデンソーがオフェンスを成功させていたら、ゲームの流れはデンソーに傾いたかも。
第4Q残り5:43、スコアは富士通73-63デンソー。内尾が木村からスティール。そのまま内尾と町田が攻め込み、ゴールした付近で町田にアシストパス。ところが、ほぼフリー状態の町田がシュートミス。しかし、このリバウンドを内尾が確保。宮澤が走り込みパスを受けてそのままシュート!

 大事な場面でのミスをつないで得点。大きい2プレーだった。
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Wリーグプレーオフ 2023-2024 ファイナル 第2戦

2024-04-15 11:56:55 | スポーツ
「富士通、勝利」なんて、予想を書くんじゃなかった。
いや、第1Qまでは予想通りだったのだが……

 やはり、デンソーは高田、エブリン、赤穂ひまわりの3人が強力だった。
 特に3番ポジション(スモールフォワード)は、デンソー・赤穂ひ(184cm)、富士通・内尾(177cm)と高さで劣るので、ペイントゾーンでは1組のミスマッチ状態が常時起きてしまう。
 なので、赤穂ひまわりにオフェンスリバウンドで“やられっぱなし”という感触が強い(実際はそれほどではないかもしれないが、11リバウンド(ディフェンスリバウンド6、オフェンスリバウンド5)は痛い(特にオフェンスリバウンド)
 さらに、ペイントで勢力が希薄なので、エブリンへのプレッシャーも弱くなり、痛いところで3Pなどのジャンプシュートを決められてしまった。
 第1戦は、その弱点を全体ディフェンスの厳しさで補っていたが、このゲームでは、ボールへの執着や集中力でもデンソーが上回り、ルーズボールなどの競り合い負けで劣勢となってしまった。
 ディフェンスは両チームとも良かったが、デンソーはエネオス戦で見せたような激しいチェックが復活。手の出し方は“ウザい”ほど。

 富士通としては、第1Qで主導権を握っていたので、勝機も充分にあった。
 2桁リードになり、却って動きが硬くなり(リードを守ろうと守勢になった?)、嵩にかかれなかったのが響いた。
 それと、シュートセレクトが良くないことが多かった。パスを回して、半分フリーになっているのに、わざわざ、ディフェンスがいるリング下にドライブするのは良策とは思えない(ボールをもらった瞬間は、ドライブコースが見えているのだろうけれど)。半分フリー状態なので、ジャンプシュート確率が50%ぐらいがあると考えられるので、打つべきだと思う。外れても、シュートを打ったという事実が、今後、ドライブ時に生きてくる(はず)。

 第3戦は、戦力的に体力的に富士通は苦しい。
 ただし、充分勝機はある。厳しいディフェンスとボールへの集中力が必須。

 具体的な策の1案としては、デンソーガード陣へ、コートの早い段階でプレッシャーを掛ける(時にはダブルチームでターンオーバーを誘う)
 要望としては、3Pやドライブで頑張っている林が、町田のようにペネトレイトしてからのパスアウトするプレーも増やしてほしい。


 疑問の笛(判定)が多いような気がする。
 このゲームでは、第1Q終了間際の町田のシュートは、“タイムアップ”で無効とされたが、終了0.2秒前には手から離れていたように見えた。人間の目では判断が無理だが、ビデオで再チェックしてのタイムアップは不思議。もちろん、オフィシャル映像とテレビ中継映像では違うかもしれないが……
 対照的なのは、第2Q終了間際の赤穂ひのブザービーター。これは、タイムアップ前なのは間違いないが、この2プレイのプラスマイナスが結果的には大きかった。片や、町田の得点が認められれば「第1Qを富士通12点リードで終了」、片や赤穂ひまわりのブザービーターで「デンソーが6点差から4点差に詰めて、前半終了」である。
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Wリーグプレーオフ 2023-2024 ファイナル 第1戦

2024-04-14 09:59:01 | スポーツ
【試合経過】
 ゲーム立ち上がりはデンソーがペースを握ったが、富士通も立て直し、互角の第1Q。
 その後は富士通がリードし、デンソーが追いかけるという得点経過が続いた。第3Qに入るとその傾向が顕著になり、10点差前後での押し引きが続くが、第4Qでデンソーが反撃、クォーター開始3分で、2点差に詰め寄る。
 そこからしばらく白熱の攻防が繰り広げられたが、終盤、激しい攻守のせめぎ合いの中で、富士通がシュートを決めきり、点差を広げ、64-57で押し切った。

富士通
 町田…15得点、7アシスト
 宮澤…14得点(3Pシュート2本)、5リバウンド
 林……14得点(3Pシュート2本)、3アシスト
 ジョシュア…9得点、8リバウンド、1ブロックショット
 中村…8得点、1ブロック
 内尾…2得点、3スティール

デンソー
 エブリン…21得点、7リバウンド、5アシスト、2スティール
 赤穂ひ……12得点、9リバウンド、3アシスト
 高田………9得点、4リバウンド、4アシスト
 木村………8得点、4アシスト
 赤穂さ……4得点、3リバウンド
 渡部………3得点


【感想】
富士通
・3P成功率(3/17)は良くなかったが、それ(失敗)を織り込み済みで、オフェンスを組み立てていた。町田のゲームメイクは秀逸で、2Pのジャンプシュートや林の切り込みを活かした。
・ジョシュアもペイントゾーンでよく頑張った
・宮澤はずいぶんすっきりした体形に戻っていて、動きが良くなった。ジョシュアと共に、よく高田を抑えていた
・控えの中村が、苦しい時間を良く繋いでいた
デンソー
・馬瓜がよく頑張った。彼女がいなかったら、かなり一方的な惨敗になっていたかもしれない
・赤穂(ひ)も悪くはなかったが、いつもよりは良くなかった
・デンソーのオフェンスは機能していなかった
・高田のファールトラブルは痛かった。4ファールでもよく我慢してプレーしたとは思う。高田をはじめ、デンソーには笛が厳しかったように思う
・本川と篠原が共に無得点は誤算だが、プレー時間が少ないのは疑問。体調が万全ではないのか、チームシステムにマッチしないのか?(セミファイナルではそう感じなかった)

 個々の能力、選手層など、チームの地力はデンソーが上のように思うが、第2戦も富士通が勝利すると予想。
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2024 体操日本選手権 女子 雑感

2024-04-14 09:48:56 | スポーツ
女子 決勝 個人総合結果
順位 選手名  跳馬  段違い  平均台 ゆか  決勝合計 予選+決勝合計
1 宮田 笙子 14.333 13.700 13.633 13.166 54.832  109.798
2 岸 里奈  13.866 13.666 13.433 13.266 54.231  107.463
3 中村 遥香 12.933 13.666 14.100 12.466 53.165  107.131
4 岡村 真  13.000 13.200 14.233 12.966 53.399  106.530
5 杉原 愛子 13.866 12.766 13.066 13.366 53.064  106.496
6 畠田 千愛 13.633 13.133 13.400 12.900 53.066  105.265
7 相馬 生  13.200 13.700 13.100 12.166 52.166  104.531
8 山田 千遥 12.933 13.566 12.733 12.400 51.632  104.331
9 芦川 うらら12.733 11.800 14.166 12.766 51.465  102.031
10中濱 汐里  12.866 12.533 13.000 12.666 51.065  101.997


・宮田に一段上の実力を感じた
・2~9位までは誰が代表になってもおかしくない
・第1班(予選1位~6位)全員が落下などの大過失がなかったのは素晴らしかった
・個人的には岡村の演技が好き
・昨年優勝の渡辺葉月、一昨年優勝の笠原有彩が完全に回復せず、それぞれ予選47位、43位で決勝に進めなかったのは残念
・例年と違って5班構成になっていたので、競技の進行具合が一様でなかった(フロアで競技するのが4グループで、1グループは休息)。なので、総合得点を比較しにくくなっていた
・番組冒頭や種目のインターバルに、斎藤希実子アナや塚原直也氏が選考方式や有力選手情報や種目の特性などを紹介していたが、少し頑張り過ぎ。その時間を削って、1班以外の演技も見せて欲しかった。2班の畠田、相馬選手はよく中継(録画振り返り)されていたが、他の選手はほとんど観ることができなかった
     ↑
今回の記事の動機は、ほぼ上記の赤字部分


 五輪代表は今回の得点と、来月のNHK杯体操の得点合計で選出される。ただし、5人目の代表は上位4人と種目得点の組み合わせで選ばれる(上位4人の苦手種目を補える選手)。
 体操競技は、オーバーワーク以外に演技中の落下や着地ミスでケガをする可能性が非常に高い。来月の選考会には、万全の体調で臨まれることを願います。
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Wリーグプレーオフ 2023-2024 セミファイナル 【補足あり】

2024-04-08 19:39:04 | スポーツ
どうしてこんなこと(状態)になってしまったんだろう?……
  ………中継を観ながら、ぼんやり思った………いや、中継をぼんやり観ながら、そういう思いがぐるぐる回った………

【第1戦】
 第1Qの半ばからリードを許し、どんどん点差が広がっていく。第2Q途中で、《勝てそうにないなあ》と、そして、上記の思いがぐるぐる巡った。

 もちろん、星や藤本が靭帯断裂で戦線を離脱しなければ、もっと戦えるはずではある。
 そう、昨年12月の皇后杯は、星が健在で何とか決勝まで勝ち上がった。(決勝ではデンソーに惨敗)
 
 星不在の中、クォーターファイナルを勝ち、セミファイナルに勝ち上がっていたので、星がいない分をチーム力の底上げでカバーしてきているのだろうと淡い期待を抱いて中継を観始めた。
 出だしは、新スタメンの三田が2本、岡本が1本3Pシュートを決めて9-7とリード。しかし、その後はデンソーの激しいディフェンスに、オフェンスの形さえ作れない。2-14と一方的にやられ、第1Qはエネオス11-21デンソー。
 第2Qも11-19と流れは変わらず、前半はエネオス22-40デンソーのほぼダブルスコア。
 後半は何とか踏ん張ったが、エネオス58-77デンソーで終了。“一方的”という表現でよい…完敗だった。

【第2戦】
 《岡本がペイントゾーンの渡嘉敷にパスを通す》《ペネトレイトからパスアウト》など、第1戦のマイナス要素を改善した跡が見られ、エネオス8-7デンソー。しかし、そこからシュートミスやターンオーバーを繰り返し、12点連続失点。エネオス8-19デンソーと、第1戦を再現するような展開。そこから、渡嘉敷、宮崎が奮起し踏みとどまり、第1Qはエネオス15-21デンソーと踏みとどまる。
 第2Qもデンソーにゲームを支配されるものの、鈴置、岡本の連続3Pシュートで28-32と4点差まで縮める。
 しかし、やはりデンソーペースは変わらず、エネオス29-42デンソーと13点差に広がる。だが、エネオスもディフェンスで頑張り、デンソーの得点を抑え、最後の中田の奇跡的3Pブザービーターが飛び出し、前半はエネオス38-44デンソーと、望みをつないだ。
 第3Q、デンソー・木村に3Pシュートを決められ、出鼻をくじかれたエネオスに、アクシデントが襲う。長岡とデンソー篠原が全く偶発的に接触。偶発的ゆえ、長岡も虚を突かれ激しく転倒、起き上がれない。側頭部を強打したように見えた。あるいは、足首捻挫、膝を痛めたのかもしれないが、タンカで運ばれ、病院に向かったらしい。大事に至らなければいいが…
 記述はしなかったが、第2Q序盤では彼女が奮闘。ファールを取られても仕方がない闘志あふれるプレーで7点(合計8点)を上げ、劣勢を持ちこたえていた。実は、第1Qの長岡は冴えなかったので、《立っているだけじゃなく、根性出せよ》とか思っていた。………痛い離脱!
 しかし、この長岡離脱に、宮崎が燃え、猛チャージ!
 5本のシュートをほぼ立て続けに決め(5/7)、10点をダッシュ。エネオス51-56デンソー。
 ……ところが、残り1分48秒で4つ目パーソナルファール。さらに、残り39秒で三田も4つ目のファール。ファール5つで退場なので、温存するしかない。
 その上、渡嘉敷もこの試合の前半で、膝かどこかを痛め、時折表情を歪め、膝に手を当てて堪えるシーンも時折。岡本も本調子ではないようだ。

 その後も、エネオスは懸命にプレーをするが、逆転の余地はなかった。
          ……エネオス66-82デンソー
 デンソーがファイナル進出。

 デンソーは、正確なシュート、高さ、ボールへの集中力も素晴らしかったが、一番の勝因は、厳しく激しいディフェンス
 とにかく、エネオスに思うようなプレーを許さなかった。最盛期のエネオスを思い出させる《攻撃するディフェンス》だった。

 個々の選手も素晴らしかった。オールマイティの赤穂ひまわり、シュートタッチがよく冴えわたったエブリン、要所で決める高田、嫌なタイミングで3Pシュートを決める木村、スティールで戦意をくじく篠原、左から回り込むドライブシュートが無敵の本川、着実に点数を積み重ねる赤穂さくら、曲者渡部などなど……。
 よくエネオスは頑張ったと思う。
 

 今のENEOSサンフラワーズ(以下「エネオス」と表記)はWリーグの“並の上”ぐらいのチーム力しかないように思えた。
 高さ・速さ・パワーなどバスケットの基本的能力の総量も少なく、それを補ったり増加させるテクニックや戦術や集中力も物足りない。選手層も薄い………
 かつてのディフェンスの強さもない。

停滞するオフェンスを打開できるポイントガードが必要
 宮崎のスピードとドライブシュートは超一級だが、ドライブが選択肢の最上位なので、他のプレーヤーが宮崎の動きに合わせて動かなければならない。なので、まず、宮崎の動きや意図を測るため止まってしまう。
 よくある悪いパターンが、ドライブを仕掛けるがコースがなくて、パスを繰り出すが、パスミス。昨日のゲームでは、相手のディフェンダーを解説の永田氏が褒めていたが、あのパス軌道の延長線にはエネオスのプレーヤーはいなかった。
 もう一方のセミファイナルでの町田は対照的だった。味方の動きに合わせて、よりよりパスを繰り出す。他のプレーヤーは、シュートチャンスを作るべく動けばいい。
 もちろん、宮崎も自分本位なプレーヤーではない。しかし、町田のパス回しを見ると、うらやましく思ってしまう。

もう一人、高さorパワーのある選手が必要
 かつては、「渡嘉敷、間宮(大崎)、宮澤」の超強力トリオ、或いは「渡嘉敷&梅沢カディシャ」のパワーコンビなどが存在し、エネオスが高さで苦労するなど想像難かった。長岡が加入して頑張ってくれていたが、やはり苦しい。

若手が育ってこない
 星や藤本は伸びてきたが、残念ながら故障で離脱。
 そのせいもあるが、あまりにも選手層が薄い。
 宮澤、林、梅沢などのスタメンは移籍、かつての大沼、石原、木林などのゲームをつないだり流れを変える選手もいない。

オフェンスバリエーションが乏しい
 ピック&ロールやスクリーンプレーが目立たなかったのは、デンソーのディフェンスが厳しすぎて、オフェンスが機能しなかったせいなのだろうか?

ディフェンスが緩くなった
 デンソーの各選手が素晴らしかったせいもあるかも


 まあ、セミファイナル敗退は仕方がないかな……

 セミファイナル・富士通vsシャンソンは面白かった。
 19-0から逆転するとは思わなかった。
 5点差ぐらいから、一進一退の攻防。追いつき逆転、さらに、富士通も追いすがる白熱の終盤だった。
 第3戦は順当にいけば、富士通だと思うが、このプレーオフはシャンソン・ウエーブが起きている。
 それにしても、午前0時15分からの録画放送は勘弁してほしい。せめて、午後11時からにしてくれないかな。


【補足】
 この記事冒頭で「どうしてこんなこと(状態)になってしまったんだろう?」と呟いたのは、試合内容ではなく、チーム力の低下、選手層の薄さについてです。
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禁止技・バックフリップ 減点2は甘すぎ、失格でよい

2024-03-30 01:30:35 | スポーツ
2024世界フィギュアで、男子シングル・フリーで、アダム・シャオ・イム・ファが禁止技のバックフリップ(バック宙返り)を行った。

 欧州選手権優勝者の実力者だったが、ショートプログラムでは失敗し19位に沈んでいた。
 フリーでは、その鬱憤を晴らすかのように、次々と高難度のジャンプを決め、高得点を上げ(フリーだけでは2位)、総合3位に駆けあがった。

 しかし、私は彼を評価しない。彼は、禁じられているバックフリップを披露した。
 この技が禁じられている理由は
・危険
・リンクにダメージを与える

 が主な理由らしい。(普段の練習でも貸し切りでなければ、他のスケーターにも危険が及んだり、リンク破損による迷惑も掛かりそうだ)

 そういう理由もさることながら、私が問題だと感じるのは、禁止されている行為(プレー)を故意にしたこと。悪質である。
 そもそも、「減点2」は軽すぎる!
 彼のフリーのスコアは206.90。マイナス2点はその1%にも満たない。10%のマイナス20点ぐらいが妥当か。
 中継では「減点2」という解説しかされなかったが、技や表現の評価対象になるのだろうか?
《以下は私の推測や考察》
・禁止技なので基礎点は設定されていないだろう。表現技法のひとつとして。評価されるのだろうか?
・加点要素がなくても、会場が盛り上がって、多少ジャッジにプラスになる可能性はある。
・転倒したら、マイナス1点になると考えられる(ジャンプ以外の転倒もマイナス1。正確には3度目の転倒からは倍倍に減点される)
・バックフリップをジャンプと考えるのなら、一般的ジャンプ(アクセルやルッツなど)の試技数は一つ減らすべきだ


 スポーツである以上、どんな競技でもルールがある。そのルールで重要な一つが反則。
 他のプレーヤーに危害を与えるプレーや、技の取り決め制限を超える行為(バスケットでボールを持って3歩移動するなどのバイオレーションなど)、その質や程度によって、失格・退場、場合によっては出場停止などの重いモノから、相手に攻撃権が移るなどの軽度のモノもある。
 道具の規定違反などもある(ジャンプなどスキーのスーツやスキー板の長さなど、浮力に関する失格、柔道着の襟を窄め過ぎなど)
 競泳背泳ぎのバサロ(潜水)泳法は、現在飛び込みやターン後15mまでと規制されている。15mを超えると失格。

 バックフリップは競技中に他者に危害を与えるものではないし、得点にプラスになる可能性は分からないが、上述のように大きなプラスにはならないと思われる。体力や技術を考えると、リスクが大きい。
 しかし、問題なのはそういう次元ではない。
 禁止されている行為(プレー)を、故意に犯す。これは看過できない。

 実は、彼は昨年(2023年)10月の「上海トロフィー」や今年1月の「欧州選手権」でもバックフリップを実施ししている(優勝。2ポイント減点を受けていた)
 『Number Web 』の記事によると、
「シーズンの始めに、フリーでバックフリップをやったらどのくらいの減点になるのかチームで検討しました。アダムは常に新しいことに挑戦し、このスポーツを進化させたいと思っているんです」(振付師のブノワ・リショー)
彼自身も
「エキシビションでやるより、フリーでやる方がエネルギーは使います。でも調子が良かったので、試合だったけれど、観客のためにやりました」と述べている。

 世界フィギュアの演技後にも
「今日はとても満足している。人生で最高のパフォーマンスだったと思う。昨日は本当に腹が立っていたし、SPの後は自分にイライラしていた。
コーチからは、戦って攻めろと言われた。ネイサンのオリンピックの演技を思い出して、それもすごく助けになった」


 新しいことに挑戦することやスポーツの進化はけっこうなことだが、ルールーを守らないのはダメであろう。

 国際スケート連盟(ISU)もダメである。
 こういう違反行為を3度も「減点2」で済ませてしまっては!
 最初の「上海トロフィー」で黙認してしまったのが過ち(この大会後、警告でも出したのだろうか?)
 「上海でOK(失格にならならず、減点2)なら、欧州選手権でもOKだろう」「欧州選手権でOKなら、世界フィギュアでも」
 悪い前例を作ってしまった。
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五輪 バスケットボール女子 最終予選システムの問題点

2024-02-13 09:37:07 | スポーツ
第1戦 日本-スペイン第2戦 日本-ハンガリー第3戦 日本-カナダ

五輪出場権は日本、スペイン、カナダ
 第3戦のもう1戦のスペイン-ハンガリーも劇的だった
 ハンガリーが、一時、22点のリードを奪ったが、スペインが猛反撃、大逆転!
 ハンガリーは、1点及ばず、五輪に届かなかった。
 日本とスペインが2勝1敗で並んだが、日本-スペイン戦で日本が勝っているので、1位が日本ということになるのだろう。1勝2敗のカナダとハンガリーは、カナダが勝っているので3位で出場権を得た。

 ところで、私は小心者だ。
 羽生九段の順位戦でも、次の対局に負けた時を想定して、星勘定を検証する。
 先日、B級1組のラス前の対局があったが、その対局前の時点で、羽生九段の昇級の可能性はなくなっていた。となると、あとは降級の心配。残り2局を残した段階で5勝5敗(ランク6位)なので、連敗しなければ大丈夫なのだが、連敗した場合、どのくらい降級の可能性があるかなどと考えてしまう。(実際は、ラス前戦で糸谷八段に快勝して、残留を決めている)

 なので、今回の女子バレーの五輪最終予選でも、第3戦のカナダ戦に敗れた場合の星勘定をしてしまう…
 日本が敗れた場合、その後に行われるスペインvsハンガリー戦の敗者と日本が1勝2敗で並び、両チームの対戦で勝っている方が3位で五輪出場権を得る。
 日本はスペインに勝ち、ハンガリーに敗れているので、スペインが敗れて1勝2敗になれば日本が3位、ハンガリーが敗れれば日本は4位となる。
 実際はスペインが勝ったので、日本がカナダに敗れていたら4位となっていた。

 ……と、ここで問題になるのは仮に日本が第3戦で敗れた場合、その時点でハンガリーの立場で考えると、1勝2敗になった場合の競合チームが日本なので、スペインに敗れても3位になり出場権を得る(日本は4位)。
 つまり、《日本が第3戦に敗れた場合、その瞬間、ハンガリーの3位以上が確定する》のである。
 ハンガリーの五輪出場が確定しても、スペインがハンガリーに敗れれば、日本が3位になるので、五輪出場の可能性がなくなるわけではないが、ハンガリーの必死度が低下する。地元の声援やスポーツマンシップもあるので、ハンガリーがスペインに忖度するとは思えないが、その可能性はあるし、必死度の低下は多少はありそうだ。
 なので、第3戦は2会場にして同時に開始すべきだ。
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パリ五輪女子バスケット 最終予選 第3戦 日本-カナダ

2024-02-12 00:55:09 | スポーツ
第1戦 日本-スペイン第2戦 日本-ハンガリー

 厳しいリーグ戦(”死のグループ”と呼ばれていた)、厳しいゲームを戦い抜いた日本代表チームを讃えたい。
   ……つ、疲れた。お疲れさまでした。

 この試合に関しては、個々の選手についてのマイナス要素は書かないでおこう。
 でも、解説の矢野良子氏も口が酸っぱくなるくらい繰り返し指摘していたが、(ファールの笛が軽かったとはいえ)不用意なファールが多かった。
 あと、ゲーム終盤になるにつれ、シュートを打つのに躊躇が見られた点が不満(気持ちは分かる)。
 ベンチワークとしては、タイムアウトを温存し過ぎな点。

 全ての選手が素晴らしかったと思うが……
山本……3Pシュート、ドライブを要所で決めていた(このゲームだけでなく、3試合とも)。ゲーム終盤で、優位を決定づけたクラッチシュートは大きかった(そう言えば、エネオスも彼女のこのプレーに良くやられていたなあ)
宮崎……この試合でも、相手を置き去りにするドライブシュートは、凄かった
赤穂……彼女のリバウンドには本当に助けられた。果敢に挑んで決めるドライブシュートも頼もしかった
エブリン…前記事で、「3Pシュートは下手」みたいなことを書いて、ごめん!このゲームで決めた3Pシュートでカナダチームに与えたダメージは大きかった。ペイントで決め切ったシュートも見事だった

 おめでとう!
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パリ五輪女子バスケット 最終予選 第2戦 日本-ハンガリー

2024-02-11 12:04:27 | スポーツ
勝てた試合だったように思う。
 もちろん、ハンガリーは世界ランクは日本より低いが、身長、体力、技術、戦術、精神力などチームの総合力は高く、“勝てた試合”というのは日本を応援する気持ちから来ている部分も多い。
 それでも、開始直後の9-0のラッシュを含め第2Q半ばまでは、完全に日本ペースだったし、後半も第4Q序盤までは日本が勝ちそうな流れだった。実際、試合内容も6割ぐらい日本が優位だった。
 逆転されてからもよく粘り、最後までチャンスがあり、日本チームの健闘は大いに讃えたい

(第1戦の感想はこちら

【良かった点】
・山本の状況を的確に判断し、決断よく放った3Pシュートや切り込んでいったドライブは見事だった
・第1戦ほどではなかったが、赤穂はリバウンドをよく頑張った。機を見てのドライブシュートも光った
・第1戦ほどではなかったが、相手を翻弄した宮崎のドライブは光った
・ディフェンスもよく動き、相手へプレッシャーも掛かっていた。衆参も素早く。ダブルチームも機敏だった(時々、穴が生じたが…下記)
・林の3Pは健在だった(試投数は減った。もう少し打つべき)

【マイナス要素】
・スクリーンプレーなどでマッチアップする相手が変わった時(←うまく表現できていません)の対応が上手くできていなかった
・フリーで3Pシュートを打たせ過ぎた
・エンドラインからのスローインから容易に得点された
・シュートチャンスという時、決断できずパスを回してしまうシーンが目立った
・やはり、オフェンスが止まってしまうシーンが多かった
・オフェンスの時、ボード下をガードがエンドライン沿いに走り抜ける際、ラインを踏むことが数度あった(相手の身体が大きい為)
・凡ミスが多かった
・不用意なファールも減らすべき

【ベンチワークなどプレー以外の要素、敗因】
・第1戦に比べ、好調な選手が少なかった
・エブリン、ステファニーの動きが良くなかった
 エブリンは身体が重そう。3Pシュートのモーションはスムーズではなく、第1戦は通常より入った感がある。もう少し、ペイントゾーンでの奮闘が望まれるが、ブランクで完全復調していないのと、欧州選手の身体の大きさを警戒しているのかもしれない
 ステファニーのフェイダウェイシュートが出ない。ただ、海外でプレーして、なかなかうまく決められないという経験があるのかも
・ベンチの采配も疑問
 大きくリードしている時、相手が持ち直して反撃の気配や、こちらが上手くいかない兆しが見られた場合に傍観して、点差を詰められてしまうシーンが、以前から見られた。ゲームの流れを読めないことが多い。
 タイムシェアを重視しているが、それに拘り過ぎている気がする。第3Q(第4Qだったかも)のオフェンスで、パスが上手く回って、「さあ、3Pシュート」と思ったら、そこに居たのはエブリンだった。あの時間帯なら林だろう(林はベンチ)。
 開催国ハンガリーのホームコートアドバンテージが大きかった。声援、楽器(ブブゼラ)で、多少、気圧されていたようだ。
 ハンガリー寄りの笛(ジャッジ)も多かった。相手チームを躱してシュートを目指していた山本を、後方から抱えて制止したプレーは、絶対にアンスポーツマンライクファウルだった
 

 星が靭帯断裂でいないのと、平下が不調なのが痛い。
 渡嘉敷はやはり必要。町田(故障中)も欲しい……
 

 第2戦の結果、4か国すべてが1勝1敗となった。
 なので、最終成績は必ず2勝1敗が2チーム、1勝2敗が2チームとなる。
 2勝チームは当然、五輪出場決定。
 残りもう一枠は、1勝2敗同士の成績比較となるが、今予選では、2チームが同成績の場合は、直接対戦の勝敗が優先されるらしい。
 第3戦で日本がカナダに敗れた場合、スペイン-ハンガリーの敗者との競合となる。つまり、スペインが負けた場合は、スペインに勝っている日本が出場権獲得。ハンガリーが負けた場合は、ハンガリーが出場権獲得となる。

 
 ハンガリーの奮戦を期待したいが、日本はカナダに勝てばよい。
 100%の力を出せば、日本に分があると考える。
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パリ五輪女子バスケット 最終予選 日本-スペイン

2024-02-10 10:40:36 | スポーツ
これを書いている2月10日午前中時点では、第2戦は終了しているはずですが、結果を知りません。
昼食後と今夜、録画したものを見ようと思っているので、結果については触れないでください。
取りあえず、第1戦の感想を書きます。断片的な文章になるのをご了承ください。


4か国のリーグ戦で上位3チームが代表権獲得という数字的には広い門。
 スペイン(世界ランク4位)…第1戦
 カナダ((世界ランク5位)…第3戦
 日本(世界ランク9位)
 ハンガリー(世界ランク19位)…第2戦
   ハンガリーに勝てば、大丈夫かなあ……

第1戦 スペイン戦
・ゲーム出だしは相手ペースで主導権を握られそうな気配だったが、林の2本の3Pシュートで流れを押しとどめ、宮崎のドライブ、山本の3Pを含む7得点などで、得点的にリードしたのが大きかった
・ゲームのポイントとなったのは、第2Q残り3分半で13点あった差が、3点差に一気に詰められた時の林の連続3Pシュート。この時、赤穂がオフェンスリバウンドに飛び込んで、林に繋げたのが大きかった
・あと、第3Qの出だしで、宮崎の相手を置き去りにする超スピードのドライブシュート。これで、日本優位のムードを維持した
・エブリンがオフェンスが滞った場面で、3Pシュートやファールを貰っての3Pプレーで相手に精神的ダメージを与えた。彼女の歓喜で気勢も上がる
・いつもながらステファーニーは、やや強引なドライブでファールを貰うのが上手いなあ
・高田もきっちり役割を果たした。試合を決めた3Pシュートも光る
・しつこいディフェンスで相手にプレッシャーを与え続け、気持ちよくプレーをさせなかった。そのせいで、シュートミスも増えた(宮崎は、相手の顔先周辺をちょこちょこ触り(←ファールにはならない?)、相当嫌がられていた
・吉田は右腕を痛めているのだろうか?時折、腕をだらりと下げていたし、ベンチでも顔を歪めていたことがあった。シュートもやっと届く程度だった。
 ただ、吉田はベンチやコートに居るだけで、チームが落ち着く。ミスをしても「吉田がミスするのなら、私がミスしてもOK」となる(←私は吉田ファン)
【反省点と言えば……】
・オフェンスが止まった時に、迷いが見られ、うまくいかないことが多かった
・リバウンドで劣勢になるのは仕方がないが、ルーズボールを取れなかったことが多かった
・オフェンスリバウンドに絡めないことが多かった。(赤穂はよく絡んでいた)

 初戦から強敵で苦戦しそうとは思っていたが、勝つ可能性は低くないと思っていた。負けたとしても、内容が良ければ、1勝はできるだろう。1勝でも3位以内に入る可能性は高い(後述)。第2戦も敗れて連敗となると、第3戦はカナダなので相当ヤバくなる。

【1勝2敗で4位(最下位)になるケース】
 勝ち負けが同成績の場合に、直接対決の勝敗が優先なのか、得失点差で順位を決めるのかは分からないが(ネットで調べようとすると、第2戦の結果が分かってしまいそう)、1勝2敗で最下位になるケースは……
・2勝1敗2チーム、1勝2敗2チームのケース。直接対決優先ならば、競合チームに負けていたら最下位。得失点差優先なら、得失点差で劣っていれば最下位
・3勝0敗1チーム、残りの3チームが1勝2敗ならば、得失点差で劣るチームが最下位となる
   得失点差については、当該チーム同士(この場合、1勝2敗3チーム間の試合限定)が対象になる場合、全試合対象になる場合が考えられる。

最上位のスペインに勝ったので、かなり五輪に近づいたが、第2戦も勝って五輪出場を決めたいところだ。
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