英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

五輪雑感 ~卓球 女子シングルス準々決勝 福原×丁寧~

2012-07-31 22:59:24 | スポーツ
 第5シードなのに第1シードの丁寧(中国)と準々決勝で当たるとは不運だ。そう言えば、北京五輪でも4回戦で第1シードの張怡寧と当たっている。

 第1ゲームはいきなり4-0とリードし、そのリードを活かして10-9と追い詰めたが結局13-15で落とす。
 第2ゲーム以降は、球筋を見極められたのか、丁寧の返球が強くなってきて、福原はほとんど主導権を取れなくなっていった。
 「第1ゲームを取っていれば、試合の流れが違うものになったはず」という気もするが、私は第1ゲームの10-9の場面で1試合で1回しか取れない作戦タイムを取ったことが、敗戦を決定つけたと考えている。
 福原としては、ゲームを取るチャンスであり、第1ゲームを取れば試合のペースを握れると考えたのだろう。
 この考えは間違っていない。ただ、作戦タイムを取ることが妥当であったかは、はなはだ疑問である。
 1試合中に2度以上作戦タイムを取ることができるのならともかく、1回しか取れない作戦タイムを第1ゲームでを取るのは、福原が「いっぱいいっぱい」であると知らしめることになってしまった。これ以上の未知数な部分はないと見切られ、安心し返球にも余裕が出てしまった。
 作戦タイムの時期としても、ゲームポイントを握られ、福原の力を把握していない状況なのに、作戦タイムでコーチと相談させる機会を与えてしまったのは得策ではない。

 作戦タイムを取らずに第1ゲームをモノにするのが、福原の最上の戦果であったが、作戦タイムを取らずにこのゲームを落としたのなら、まだ、福原に怖さを感じたはずだ。作戦タイムを取ってゲームを落としたのは最悪だった。
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五輪雑感 ~体操 男子団体~

2012-07-31 21:38:11 | スポーツ
 正直、あまり書く気が起きない。

内村選手の終末技について
 最終種目のあん馬で内村の降り技が乱れた。
 崩れた状態だったので、C難度点の0.3と終末技点の0.3の点数が認められなかった。「終末技はD難度以上でなければいけない」という規定があり、C難度だと0.3点、A、B難度では0点。
 なので、判定の焦点はC難度を確保する倒立姿勢にあったかどうかである。これは、技の解釈や規定の誤用という問題ではなく、技が実施されているかどうかの問題なので、普通は抗議しても覆るはずのものではない。もし、覆ったら競技として成り立たなくなる。
 明らかに倒立姿勢を保持していたのならともかく、「あの崩れ方なら技として認めない」という方が妥当に思える。もし、C難度と判定するのなら、E得点(技の完成度)で減点しなければならず、C難度が認められても単純に0.6加算されるのは変である。
 しかし、最初の内村の得点から考えると、E得点で減点されていたのではないかと考えられる。こう考えると、日本チームの抗議は「終末技がE得点で減点されたなら、難度点と終末技点を認めるべきである」と主張したのではないか?
 こう考えると、審判団の不手際だったと思えてくる。 


内村選手の発言について(地元の歓声に巻き込まれた)
 英国は紳士の国と言うらしいが、それは過去のものであった。そう言えば、「フーリガン」の本拠地でもあった。
 イギリス選手の演技をほとんど観ていないので、何とも言えないが、過去の実績からすると異常に高かったのではないかという疑問がある。採点競技の場合、観客の声援の後押しというものが、体操競技に限らず存在するようだ。
 ま、それはともかく、英国民の体操を観る態度は酷い。
 あん馬は傍目(素人目)には地味でつまらないということもあるが、日本選手が演技を終えてもほとんど拍手がなかった。それどころか、内村の演技中にもかかわらず、英国選手の演技や得点に大歓声。
 内村のコメントは言い訳に聞こえるかもしれないが、観客のマナーについて言っておくべきと判断したのだろう。

内村選手の体調と負担
 あん馬は少しのバランスの乱れでも、落下に繋がる油断の出来ない種目である。わずかなバランスの崩れは力で何とか持ちこたえることができるが、かなり力を消耗してしまう。
 今回(いつもであるが)は、内村は全種目演技。通常の内村なら、何と言うこともないが、体調不良(に見える)内村では、かなり負担が大きいように思えた。あん馬が最終種目で、非常に不安を感じた。
 落下を防ぐため、かなり力を消耗した内村。最後に力尽きた。
 個人総合までの回復を祈りたい。

 結局、内村の負担が大き過ぎるという日本の弱点が如実に表れてしまった。ただ、収穫もあった。若い加藤が安定した切れのある演技を続けた。代表選考会時より、格段と実力がアップしたように思う。男子個人メドレーの萩野選手と同様、若さの可能性(躍進度)は素晴らしい。
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暑い一日

2012-07-31 14:40:59 | 気象
 昨日(7月30日)は暑かった。一年で最も暑い時期なので当然と言えば当然。
 統計によると、福井市の最高気温の平年値(過去30年の平均値)は、今日(31日)から8月15日までが32℃以上となっている。
 最も高いのは8月5日から10日までの32.2℃。
 意外と低い。ここ10年の平均値ならもっと高いのではないか。試しに8月5日~10日について調べてみると、6日が34.29℃、7日が34.21℃、8日が34.48℃で、他の日も33℃前後であった。やはり、最近の夏は暑すぎる。
 ちなみに8月の1日の最高気温の平均値は酷暑だった一昨年が34.6℃だった。この値は異常である。8月中、ほとんど毎日猛暑日並みだったというデータである。
 200年以降で見ると、2000年が33.6℃、2006年が33.1℃、2007年が32.9℃、昨年が32.7℃と続いている。

 それはさておき、昨日は暑かった。最高気温は36.5℃で、18日の36.6℃に次ぐ今年二番目の最高気温だった。しかも、暑かった時間の長さが半端じゃなかった。
 7時40分に30℃を超え、10時には33℃を超え、11時40分に35度を超え、その後35~36℃で推移し、午後5時でも35.4℃、6時でも34.5℃、7時で33.5℃、8時でも31.8℃、10時でも30.2℃とまだ30℃を超えていた。
 車の中は灼熱地獄、3階の倉庫もサウナ状態で、午後3時には40℃を超えていた。呼吸困難になるような暑さであった。

 統計ではこれから8月8日ごろまでが最も暑く、週間予報も8月4日まで36~37℃と出ている。さすがに夏バテしそうだ。
 しかし、他の災害に遭われた(遭われている)方々に比べれば、「暑い」と嘆くだけでいい。ぜいたくを言わず、日々、頑張るしかない。
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『平清盛』 第30話「平家納経」

2012-07-30 22:23:16 | ドラマ・映画
 五輪中継のため、大幅に放送時間が遅れてしまった今回、これも崇徳院の祟りか?

モスラ対ゴジラ(平家納経対怨霊・崇徳院)
 怨念の塊と化してしまった崇徳院の様は凄まじかったが、やや中途半端。
 呪いが局所的だった。鳥羽院(三上博史)、得子(松雪泰子)、信西(阿部サダヲ)、頼長(山本耕史)らが既に他界しているので、祟りの対象もあまりいなかったとはいえ、後白河院の方が恨みは深いと思うが、平家にしか及ばなかったのは中途半端。
 結局、清盛の次男・基盛(渡部豪太)の急死(事故)と厳島神社への船旅での嵐だけだった。
 その基盛の件にしても、西行(藤木直人)の証言だけ。映像もないのでは、西行の語り(作り話)という可能性だってある。清盛(松山ケンイチ)を騙し、仏教への信心を深めようとしたのかもしれない。その思惑が当たったのか、「平家納経」という一大事業に走る清盛。
 時忠(森田剛)の流罪は、祟りというよりは、息子たちを陰謀に巻き込んだ時忠を懲らしめるためと、厄介払いのために、清盛が画策したのではないだろうか?

実際の崇徳院
 番組最後の「清盛紀行」によると、里人には敬われ親しまれて一生を終えたそうだ。
 都であれこれ不吉なことや不幸なことが起こると、遠く離れた崇徳院のせいにしたのだろう。崇徳院への後ろめたさがあったからなのかもしれない。

【その他の感想】
・後白河院の部下も部下だ。クシャクシャになった写経をご丁寧に送り返さなくても良いだろうに。
・平家納経の際、それぞれが緊張して写経する様は面白かった。字が下手くそな教盛(鈴之助)は大丈夫だったのだろうか?



【ストーリー】(番組サイトより)
 1161年、崇徳上皇(井浦新)は配流先の讃岐で静かに悔恨の日々を暮らしていた。崇徳の弟・後白河上皇(松田翔太)は滋子(成海璃子)との間に憲仁(のりひと)親王をもうけていた。
 清盛(松山ケンイチ)の命により、兎丸(加藤浩次)たちが博多から宋の高価な品々を持って帰ってきた。清盛は兎丸を遅いと叱るが、兎丸は文句があるなら博多を都の隣に持ってこいと言い返した。
 清盛の義弟・時忠(森田剛)は平家の血をひく憲仁を次の帝にしようと画策し、強引に清盛の次男・基盛(渡部豪太)と弟・教盛(鈴之助)を計画に引き込んだ。しかしそのたくらみはすぐに二条天皇(冨浦智嗣)に知れ、清盛は帝から厳しく糾弾される。怒り心頭の清盛は、六波羅に戻るとすぐに三人の官職の返上を命じた。
 崇徳上皇は、保元の乱での自らの所業を省み、写経を弟・後白河上皇に送る。しかし、これを気味悪がった後白河上皇から受け取りを拒否されたうえ、折悪く息子・重仁親王死去の知らせも届く。二重の衝撃を受けた崇徳上皇は、これまでの不遇な人生を振り返るうち、恨みが頂点に達する。ついには日本国の大魔縁となると、呪いの言葉を唱え始める。
 そのころ、平家では基盛が不慮の事故で落命した。嘆き悲しむ清盛たちに西行(藤木直人)は、「基盛が亡くなった頃、怨念のかたまりが讃岐から飛んでいくのを見た。基盛の死は崇徳上皇の怨念のせいでは」ということだった。
 ある日、藤原摂関家の長・藤原忠通(堀部圭亮)は、息子・基実(村杉蝉之介)とともに清盛を訪ね、基実を娘婿にしてほしいと頼んだ。摂関家の存続を願う忠通は、かつての誇りを捨て、見下していた武士に力添えを期待したのであった。
 清盛はみんなを集め、 一門で経典を嚴島神社に納めることを命じた。それは、平家繁栄を祈願するためであり、保元・平治の乱で失われた人たちを弔うためでもあった。清盛はこの国最高の技と材料、莫大な財と労力を注ぎ込み、絢爛豪華な三十三巻の経典を完成させた。そして、平家一門はそれを嚴島の社に納めることとなった。その最中、時忠は帝を呪詛(じゅそ)した疑いをかけられ、出雲に流罪となり、これもまた崇徳のせいではないかと時忠はつぶやいた。清盛はそんなことはないと言い捨て、時忠を送る途中の福原(神戸)の海を見つめた。
平家一門と西行は船で安芸へ向かった。その途中、突然海が嵐にあい動揺する一門は、これも崇徳の呪いかと思い、経典を海に沈めて怨念をしずめようとするが、清盛は兎丸らになんとしても嚴島へ向かうよう命じる。そのころ讃岐では崇徳上皇が呪いつづけていた。必死に船を航行させる兎丸たち、西行はひたすら経を唱えた。そして夜明けをむかえると、崇徳上皇は朝日に溶けいるように息をひきとった。
 かくして清盛は嚴島の社にたどりついた。そして納経の儀式が進む中、清盛の脳裏にはある記憶がよみがえっていた。兎丸が博多を都の隣に持ってこいと言ったこと、清盛が気をとめた、福原の海こと。そして清盛は興奮を抑えきれずに言った。「博多を都の隣に持ってくるぞ」と。清盛の新たなる目標が見つかった瞬間だった。
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五輪雑感 「柔道のあかん所」 【補足あり】

2012-07-29 21:53:22 | スポーツ
 柔道の中継が長引いたので『平清盛』の放送が遅れまくりである。
 だいたい、あれだけBSで中継しているのに、『NHKニュース7』の中に五輪中継が組み込まれているのだろう?『ニュース7』を定時(7時~7時30分)で放送して、その後、五輪を中継すべきである。おそらく、柔道の日本選手が7時~7時30分の間に登場するからであろう。
 普段、スポーツ中継やドラマの最中でも、重大事件が起きると、報道に切り替えるのに、五輪は特別らしい。少なくとも、通常ニュースよりは上であるようだ。生中継でないと視聴率が取れない?番組タイトルも『NHKニュース7&オリンピック中継』とある。プライドや信念のないのなら「NHK」を取ってしまったほうがよい。
 今日の本来の『平清盛』の放送予定は平時の8時より1時間遅れの9時からであったが、結局10時2分の放送開始となった。

迷惑な所(あかん所) その1
 メダルの期待が大きく、日本伝統の競技なので、テレビ局も力が入る。しかし、連日、柔道(水泳もですが)の長時間の中継。他の競技も中継して欲しいものだ。

あかん所 その2
 判定が怪しい。今までで一番疑問に感じた判定は、シドニー五輪100kg超級決勝の篠原×ドゥイエ戦。ドゥイエが内股に対して篠原は内股すかし、明らかに篠原の技が決まった(一本)のに、ドゥイエ技有りの判定。(柔道関係者やマスコミの騒ぎと裏腹に、篠原は潔かった)
 その後も、技の決まり度(一本、技有り、有効)の判定や、掛け逃げや消極性などの指導の判定、投げたかどうかより背中を付けたかどうかのレスリング的判定の横行、返し技重視の判定の横行など、疑問の判定や制度は数え上げたらきりがない。

 今日の男子66kg級では、とんでもないことが起こった。延長戦でも決着がつかず、旗判定にもつれ込んだ。判定は青旗3本で韓国選手の勝ち。ところが、ジュリーから再審するよう要請があり、再度の旗判定の結果、海老沼選手の勝ちに。この旗判定の前にも、海老沼の有効の判定が取り消されている。

 技の判定の再審ならともかく、勝ち負けの判定が覆るとは。

あかん所 その3
 たった5分の試合時間で終わってしまうのは、あまりにも厳しい。特に、強豪と当たって負けてしまうのは不運である。その救済措置として、敗者復活戦が導入されたと聞いている。
 その勝ち上がり者と、準決勝敗退者とで3位を争う。しかし、準決勝敗退者は2名、敗者復活戦勝ち上がり者2名おり、準決勝敗退者A×敗者復活戦勝ち上がり者Ⅹ、準決勝敗退者B×敗者復活戦勝ち上がり者Yを行うだけなので、3位が二名できてしまう。「3位決定戦」と称しているが、これではおかしい。

【補足】
 現在の敗者復活戦は、ベスト8進出者のみとなっているようです。なので、準決勝進出者のアン選手(優勝者)に敗れたが2回戦敗退なので、敗者復活戦に出場はできませんでした。
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五輪雑感 「五輪の怖さ」

2012-07-29 17:03:18 | スポーツ
 初日(と言っていいのかな?)を終わって、好調な競技(種目)、不安な競技(種目)、残念だった競技(種目)といろいろ。
 まあ、「好調」という表現は、当人にとっては不本意かもしれない。

男子400m個人メドレー 萩野選手
 日本選手権で自己記録を3秒更新し、今回も1秒更新し、日本新記録(アジア新記録)。しかも、高校生。昇竜の勢いです。「勢い」というのも失礼であろうが、今後も楽しみ。

ウエイトリフティング女子48kg級 三宅選手
 入賞はするだろうと思っていましたが、メダルは期待していませんでした。三宅選手、ごめんなさい。

柔道男子60kg級 平岡選手
 決勝は残念だったが、技を掛け終わっても引き続き次の技を繰り出すなど、気力・体力が充実していて、技の切れも抜群だった。

体操男子団体予選 内村選手
 鉄棒で落下、あん馬では12点台の信じられない低得点。
 頬がこけ、顔色も悪い。力が入らないように見える。体調を崩しているとしか思えない。他の種目も身体の捌きも不安定で、いつもの体線の美しさや安定感もも影を潜め、点が伸びない。点数が抑えられていたような気もする(吊り輪が顕著)。
 幸いなことに、まだ予選。風邪や食あたりなどの短期的な不調であることを願いたい。
 予選の不調で、種目別決勝は床運動だけというのは残念だ。
 他の日本選手も不調だった。その中で18歳の加藤選手の演技が光っていた。

柔道女子48kg級 福見選手
 内村選手の個人総合と並んで、是が非でも金メダルを取って欲しかった福見選手。
 初戦から動きが堅く、準決勝では一瞬のスキを突かれてしまった。3位決定戦は力が入らなかったようだ。これまで谷選手の威光に隠されてしまっていた彼女、今回ようやく出番が回ってきた、しかも、浅見選手の成長で代表になるのも本当に大変だっただけに、無念であろう。
 柔道、特に初日に出る選手は大変だ。初戦で負けてしまうと(敗れた相手が準決勝まで進めば敗者復活戦はあるが)、あっという間に終了してしまう。

競泳 男子100m平泳ぎ 北島選手
 あわや準決勝敗退か。五輪は北島選手と言えど、楽観はできない。
 北島選手のタイムも伸びない(縮まらない)というのもあるが、予選・準決勝の全体のレベルが予想以上に高かった。そのあおりで、立石選手も準決勝敗退。
 五輪を目指して、個人メドレーの萩原選手のように一気に実力を伸ばす選手、そこまで行かないにしても、世界選手権とは一段階、いや二段階レベルが上がってくる競技(種目)が多い。
 自己のベストパフォーマンスを発揮することも難しいのだから、五輪で勝つのは何と大変なことなのだろう!

開会式
 国の総力結集というか、毎回凄いなあと感心。
 ただ、毎回思うのだが、聖火の点火は、シンプルに階段を上って点火するのが、シンプルで分かりやすくて良いと思う。
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『リッチマン、プアウーマン』他、(前回の補足など)

2012-07-27 22:23:58 | ドラマ・映画
『リッチマン、プアウーマン』
 面白いと思っています。
 ただ、前回の「2012年 夏ドラマ 序盤の感想」で書き忘れたマイナス要素と第3回の感想を補足します。
 初回、延々と会社のプロモーションビデオみたいなものを見せられ、ゲンナリ。会社の雰囲気は良く分かったが、このプロモを観ても、第一回を観ても、この会社が何をしているのかがよく分からなかった。
 何だか凄いということは分かるが、日向(小栗旬)と朝比奈(井浦新)以外は大したことなさそう。
 3話で坂口(中野裕太)という出来そうなスタッフ(プログラマー)が現れたと思ったら、退場。日向と朝比奈の関係にちょっとした波紋を投げかけるという役割だったよう。
 「1、2話であれだけ執着したパーソナルファイル管理システムがまったく出てこなかった」と突っ込もうとしたら、次週はこの話に戻るよう。
 日向と澤木千尋(石原さとみ)のやり取りや、日向と朝比奈の表面は友好で、内心は?という関係も面白い。朝比奈の妹・燿子(相武紗季)は、今のところ、お邪魔虫というか、不必要なキャラにしか見えない。

『東野圭吾ミステリーズ』
 だんだん面白くなくなってきている。
「第4話」
 多重人格?のオチは見え見えだったし、少女(犯人)のしてやったりという様が見せ場であったと思われるが、彼女自体、殺人を誘導されてしまったのだから、間が抜けている。(被害者を殺しても、彼女自身は何の得にもなっていない)
 この話のオチは、「本末転倒」としか言えない。少女自身が、主体的に殺人を計画して、その罪を逃れるため、ヒロインらを欺いたというのなら納得できるが。

『遺留捜査』
「第2話」
 面白かったんじゃあなかったのかなあ。(全体的に緩いので、こちらもぼんやりした印象しか残らない)
 駅伝というか、長距離ランナーの設定に疑問。社会人男子の一線級が1万メートル30分で、被害者が34分というのは遅頭ぎる。34分もかかったら、高校女子トップよりかなり遅い。
 まあ、それは良いとしても、4分も実力が違ったら、とても一緒に練習は出来ない。地獄の思いをするはず。
 私の聞き違いだったかも。2分差でも相当辛いはず。

『警視庁捜査一課9係 7』
 犯人や犯人周辺の歪んだ心に対して、9係が甘くて、フラストレーションがたまる。
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『将棋世界』7月号 実戦に役立つ5手7手詰

2012-07-25 22:34:52 | 詰将棋
 『将棋世界』の「実戦に役立つ5手7手詰」も好きなコーナーです。キレがあって、コクもあり(ビールか?)、着地(収束)も決まっています。
 「いいなあ」と思った詰将棋には丸印を付けるのですが、7月号は特にすばらしく、三重丸を付けた詰将棋が3作、二重丸が4作、丸印が2作ありました。丸印があまり良くないというわけでなく、丸印も「素敵だ」と思って丸を付けるのです。二重丸は「もっと素晴らしい」と思ったわけです。
 1問ずつ詳しくご紹介するのは大変なので、3問ずつご紹介します。

  ○印


  ◎印


  ☆印(三重丸の代わりです)
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2012年 夏ドラマ 序盤の感想

2012-07-24 20:40:34 | ドラマ・映画
 今クールも、いろいろ観ています。
 しかし、困った状況が予想されます。

 ロンドン五輪が始まってしまいます。
 ドラマも好きですが、スポーツも好きです。五輪の中継量は半端じゃありません。ドラマレビューを書くどころか、ドラマを観ることもできないかもしれません。町内の納涼祭の役も引き受けてしまっています。これは毎年の事なのですが、現在本気で、後悔しています。

 陸上競技、競泳、体操、卓球、バレーボールに絞って観戦しようと思っています。特に体操の内村選手には是非個人総合の金メダルを(彼は団体の金が最優先と言っていますが)取って欲しいです。
 と言っても、他の競技も、たくさん観てしまうでしょう。他の競技の中では、女子柔道の福見選手、中村選手は応援します。
 サッカーも頑張って欲しいですが、男子の五輪のサッカーはあまり興味はないんです。女子は期待できますが、時間が足りないので、ハイライトを観て、準決勝、決勝は観ます(男子も)。
 バスケットも観たいのですが、女子は惜しくも代表権を得られなかったので、脱力しています。
 新体操も凄いと思いますが、録画して、それを観るのは夏の終わりになるでしょう。

 まあ、睡眠不足になるのは間違いなさそうです。
 あれ?……そうそう、この夏のドラマでした。そんなわけで、今クールのレビュー記事は無理そうです。
 なので、取りあえず、今見ているドラマの簡単な感想を書いておきます。

『リッチマン、プアウーマン』
 石原さとみさんが好きなので、観ようと思ってましたが、相手のキャラがIT産業の寵児という設定らしいので、私のヒガミ根性が視聴に抵抗を示しています。
 3回目が放送されてしまったので、これ以上躊躇していても仕方がないので観ました(2話まで)。予想より面白かったです。
 小栗旬演じる日向徹は、変人でいけすかない奴ですが、思ったより魅力的でした。2話の最後で、怒りながら謝っているのは面白かったです。

『浪花少年探偵団』
 楽しめます。
 多部未華子演じるしのぶの他、他のキャラも魅力的なので面白く、事件の内容が印象に残らないほどです。
 ドラマ終盤で、事件の関係者にしのぶがする説教は、スカッとします。

『東野圭吾ミステリーズ』
 最後のマクリが利いていて、面白いと思いますが、主に犯人側の心理要素が濃いので、観ていて少し疲れます。


『トッカン-特別国税徴収官』
 税金徴収の話なので、重いです。
 私はこの種のドラマや映画を観たことないので、新鮮ではあります。
 今後に期待していますが、井上真央演じるヒロインの話し方が何とかならないかなあ。もっとすっきりと話していただきたいです。
 ヒロインの同期の「6階」の女性にイラつきます。

『京都地検の女8』『遺留捜査2』
 面白いと思いましたが、まだSPの1話だけなので、何とも…。今回は、観ないかもしれません。

『警視庁捜査一課9係 7』
 前回よりは持ち直した感はありますが、今後はの視聴は微妙です。


今クールで気になったこと
 大杉漣さん、西岡徳馬さん、中原丈雄さんなど、名脇役の方が、掛け持ちして出演しているのが目につきます。
 それと、『平清盛』に出演している俳優さんの活躍が目立ちます。
平盛国…上川隆也、平忠盛…中井貴一、源為義…小日向文世、藤原頼長…山本耕史、崇徳天皇…井浦新、佐伯景弘…温水洋一、由良御前…田中麗奈、常盤御前…武井咲、平貞能…田口浩正
(まだ、他にもいらっしゃると思います)
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初体験

2012-07-24 20:22:06 | 日記
 居間のテーブルの上の新聞が乱れていたので、畳もうとして取り上げたら、右手の人差指に、斬り裂かれたような、熱いものを触ったような、激しい痛みが!
 何だ?
 新聞の下には……蜂がいました。足長蜂でした。
 急に私の指が近づいたので、驚いて刺したのでしょう。

 その蜂が、いちごの前に飛んでいって、それを見つけたいちごが、クンクンと匂いを嗅いでいます。刺されたら大変と、新聞を丸めて叩きました。

 実は、蜂に刺されたのは生まれて初めてです。
 刺された箇所を水で洗い流し、薬を塗りました。刺されてから5分経っても、針で指されたような痛みがあります。
 30分ほど経過すると、時折疼く程度になりました。

 痛かったのと、いちごを守るため、かなり力を込めて蜂を叩いてしまいました。可哀そうなことをしました。
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