英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

コスモスと蕎麦と「なかの」

2009-09-27 12:51:12 | 歳時
 koumamaさんの命令…いえ、リクエストにより、コスモスです。




 まず、一番よく見かけるピンクです。遺伝的に優性なのでしょうか?koumamaさんは、何色がお好きなのでしょう?

 で、場所を変えて、もう少し山奥に。先日アップした「山道」の少し手前の沿道です。あの時は7分ぐらい咲いていたので、昨日が満開か、あるいは…



 残念ながら、かなり散っていました。私はオレンジのコスモスが好きです。




 ここはオレンジのコスモスが主体なのですが、いろいろな色が見られます。




オレンジの他に、白、薄いピンク、濃いピンク、紅色が咲いています。
メンデル(遺伝)の法則の研究にいいかもしれません。



 満開の蕎麦畑がありましたので、パチリと。







途中の集落に面白いモノがありました。



 数年前から、やっているようです。
「なかなかやるなあ」という感じです。
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芒とそのライバル&蕎麦

2009-09-25 21:54:41 | 歳時
 先週あたりから、ススキの穂が開き、芒が存在を示すようになってきました。




 写真は昨日、撮ったもので、家の前の空き地です。

 で、よく見ると、ススキのライバル?のセイタカアワダチソウ(背高泡立草)の花も色を付け始めています。



 山間部に行くと、もっとはっきりと色づいています。そろそろ、秋も中盤戦ですね。
 コスモスもそろそろ最盛期です(写真なしです)。
 それと、もうひとつ、最盛期を迎えているのがこれです。



 蕎麦です。遠くに咲いていても、そばです。
 実はこの写真、おととしの10月10日ごろ撮ったもので、最盛期を少し過ぎています。今日撮ろうと思ったのですが、通行量が激しかったのと、忙しかったのとで、撮れませんでした。今は最盛期で、葉がもう少し緑が鮮やかで、花の色ももう少し明るいです。
 今年は少し生育が遅くて、若干小ぶりのような気がしますが、気のせいかもしれません。いい写真が撮れたら、アップします。


 昨日も夕焼けでした。先日の夕陽の方がはるかにきれいだったのですが、せっかく撮ったので、アップします。



 写真になると、先日との差があまり感じられませんね。機械の限界か、撮影技術の限界か?



 上の写真より後に撮ったのですが、明るく撮れてしまいました。カメラの向け方で、明るさの感知地点が変わるからなのでしょう。
 それにしても、日が暮れるのが早くなりました。秋分の頃が、日の暮れる時刻の早まり方が最速です。1日に2分近く早くなります。沈む位置(方角)も南寄りになっています。
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夕陽と山道

2009-09-22 17:50:53 | 歳時
よい天気が続いています(今日は曇りでしたが)。

特に天気が良くて、空気も澄んでいた9月19日はきれいな夕陽でした。







 同じような写真ばかりで、申し訳ありません。


 次は9月11日のものです。





 途中、「熊注意」の立て看板もあります。でも、それよりも、道が細いので、対向車が来ないか、ビクビクします。
 また、ハンドル操作を誤って、谷に落ちたら、誰も気づかないだろうなあと思いながら通ります。(一応、「あの峠を越える」と知らせて行きます)
 でも、この道好きなんですよ。
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『20世紀少年』 ~終わりの始まり~

2009-09-21 23:33:52 | ドラマ・映画
 3部作の第1部ということなので(原作もほとんど読んでいませんし)、評価はしにくいですが、面白かったと思います。
 原作を部分的に読んだことがあるだけですが、原作を忠実に再現しようとしている気がします。雰囲気も良く出ていたように思います。
 ただ、そうなると、実写になると、現実世界と近いだけに、架空っぽさが強く感じてしまいます。また、3部作の大作だとしても、省略したところがありそうなので、マンガを読んだ方がいいのかなと思いました。
 マンガの方が、初めから虚構の世界、つまりパラレルワールドとして読むので、感情移入できますし。

 原作が素晴らしい(らしい)ので、ストーリーは面白かったです。ただ、まだ3分の1なので、ここでは、触れません。
 配役は絶妙だったと思います。子どもたちも個性豊かでした。ケンヂ、オッチョ、ユキジ、モンちゃんの芯が強そうな顔には、魅力を感じます。また、ヨシツネは味のある顔ですね。そして、何より気に入ったのが、ドンキーです。優しくて野性的で。
 それから、ケンヂ少年、大人時代を演じた唐沢さんに、驚くほどソックリですね。感心しました。

 あと巨大ロボットが登場するのですが、それを設計(製作)したと思われるのが、敷島教授。そう、あの「鉄人28号」を設計したのが敷島博士でした。「正太郎」という名もどこかで搭乗していたような気がします。「モロボシ・ダン」も出てきました。登場人物の名に、いろいろ有名人の名やもじった名が使われているみたいですね。

 さて、気になるのは、「ともだち」の正体です。今の段階では、あの人物だと当たりをつけています。未読の方もいらっしゃると思いますので、名は明かしません。(実は、間違えていたら、かっこ悪いからです)


 第2部の予告編でオッチョ(豊川悦司)が
「おまえは……あいつか」
と叫んでしますが、この日本語、少し変ですよね。
 「おまえ」(2人称…目の前にいる)から、「あいつ」(3人称…その場所にいない)に遠ざかっています。まあ、「おまえは、(あの時の)奴か?」という意味で使ったと思いますが、すごく不自然なセリフです。
 コナンの推理するときの独白の「犯人はあの人だ」に通じるものがありますね。
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『低価格競争』 クローズアップ現代

2009-09-20 20:45:02 | 時事
 小学校の社会の時間、流通の仕組みを習いました。
 農作物や工業製品を商店(小売業)で買うのですが、商店は生産者から直接仕入れるのではなく、いくつもの問屋(卸売業)の手を経て、店頭に商品(製品)が並ぶのだと。
 だから、消費者が手にするまでに、生産時の価格にいくつも利潤を積み重ねられるので、値が高くなってしまう。価格を下げるには作業の効率を高める方法の他に、流通の仕組みを改善するのも一つの方法であると教科書に書かれていた記憶があります。
 「おお、なるほど!」と思ったものです。

 中学では、需要曲線・供給曲線があって、その交点が価格になると習った記憶があります。

 私の経済の知識はこんなものです。大学で専攻しないまでも、勉強すればよかったと思っています。


 さて、少し前になりますが、『クローズアップ現代』が「低価格競争」テーマにしていました。
 失業率は過去最悪、ボーナス・給与減で、消費者の節約志向が強まり、消費減(売り上げ減)が続いている。小売りの現場では、価格を下げて消費者を引き付けようとしている。
 とにかく、「安くなければ買わない」「安くなければ売れない」ということで、価格の下落に拍車がかかっているという状況なのだそうです。

 ジーンズ880円、カップ麺68円といった驚くべき低価格。これは、単に卸業者やメーカの卸値を買いたたいているのではなく、独自にプライベートブランドを開発して価格を下げているというのです。
 通常の製品は、原価+メーカー利益+広告宣伝費+物流費+卸利益+小売利益で製品価格が決まります。これに対して、プライベートブランドは直接メーカーに委託するため、広告宣伝費と卸利益をカットでき、大量発注するため、減価やメーカー利益も圧縮できるので、約30%価格を下げられるというのだそうです。

 番組では、大阪のスーパー3社が共同でプライベートブランドを開発した例を取り上げています。大手食品メーカーと同じ品質のコシヒカリごはん3食パックが298円という自信の価格で売り出されています(通常は100円高)。
 企画部長(役職名は不明)に当たるN氏が、「自信を持ってお奨めできる価格」と胸を張っていました。

 一見、流通の無駄を無くした合理的な方法に思えます。消費者も喜んでいるようです。
 でも、本当にそうでしょうか?
 今まで関わってきた卸業者や広告業はカットされ、メーカーにしてももうけを押さえられています。メーカー、卸業、広告業者も消費者なのです。結局、購買力が低下することになるのではないでしょうか。

 番組は追跡して取材を続けています。その企画部長N氏が市場調査してきた結果、同じような大手メーカーごはんパックが同じ価格で売られていたそうです。
 そりゃそうですよね、ライバルも対抗してくるのは当然の結果です。その結果、ライバル系列も同じように低価格によって苦しむ者が増え、購買力低下に陥ります。

 そして、N氏は「来月投入する新商品の価格では、絶対に負けられない」と考えているそうです。大手食品メーカーを訪れ、価格の調整(下げろ)を打ち合わせします。
 重役会議でも次のような安直な言葉が出ます。「もう少し安く売って、利益が出るように」……○呆ちゃうか?

 仕方ないと思いますが、目先しか考えない戦略です。もう社会全体が蟻地獄ですね。「景気が悪いので、価格を下げるしかない」確かに、そうなのかもしれませんが、それでは景気は良くならないと思います。
 新政府に望むことの一つに、「雇用対策」が挙げられますが、いくら政府が補助金を出したりして、税金をばらまいても、改善はできない。低価格傾向のデフレスパイラルを解消しないと、根本的な解決にはなりません。
 食品について例が上がっていましたが、これが工業製品だともっとたちが悪くて、メーカー自体が中国に発注、あるいは、中国に生産拠点を移しています。


 番組は進みます。
 低価格傾向が続く中、新たな対抗策を打ち出す企業があるとのこと。

 大阪に本社がある大手菓子メーカー、発売から40年間ロングセラーを誇る看板商品のリニューアルに踏み切ったそうです。実名を挙げてもかまわないと思うのですが、NHKさんが固有名詞を出さないので、一応それ一部伏字にします。江○グ○コのポッ○ーです。
 実は、先月、1箱168円から150円に値下げしたばかりだそうです。

 「価格以外で商品をアピールする方法はないか?」
 購買層に近い若い社員を集め、検討チームを結成。
 おお、さすが、江○グ○コ!

 それで出てきた答が「量を増やすこと」でした……………………………………って、それ、同じやないかい!

 「すぐ、なくなっちゃうって声があったんですよ。それで、もっと量が多くならないかなあって」(プロジェクトチームの女性社員)
 小学生か、きみは!

 検討の結果、1本の長さを5ミリ長くし、1箱の本数も2本増やした………そうです………。11%増量した上に図書カードのプレゼントも付けて、お得感をアピールしたそうです。

 開発企画部長のN氏「いたずらに消耗戦を仕掛けるというよりは適正な価格、新しい付加価値をプラスする」と言っていますが、言っていて矛盾を感じないのでしょうか?

 「エコ」の必要性に迫られている現代ですが、低価格なので大量に販売しなければ利潤が出ません。大量生産、大量販売、大量消費のどこがエコなんでしょうか?ゴミ問題も解決しません。以前、レジ袋云々で放電しましたが、レジ袋だけエコにしても仕方がないでしょう。


 画面はスタジオに転換し、経済ジャーナリストが解説します。
「消費者が買えなくなっている」いろいろ、数値を出して、平均的な4人家族で1日1000円でおかずを賄わないといけないそうです。そういう現状では、低価格志向に走らざるを得ないと力説。まあ、力説されるまでもなく、実感しています。

 同じ内容で安かったら、安いものを買うのは当たり前なのです。だから、、それの歯止めをするには、メーカーやスーパーの売り手の方が意識を変えないといけないのではないでしょうか?いい加減、低価格競争の消耗戦をやめませんか?

 さらに、中国餃子問題で食の安全性を重要視した時期もあったのですが、最近は「安全性よりも価格」と言った思考が強まってきていると警告していました。


 番組は、もうひとつさらに、「価格の下落は農作物の生産者を直撃している」と紹介。納豆の生産者T氏が、スーパーのチラシを見て釘付けになってます。
「ああ…○○が57円だ。…57円が出てきたわ………ごじゅふぅ…ななえん……」

 T氏は生産納豆の半分をスーパーに卸しています。スーパーと組むことで大量の販路を確保できるメリットがあるからです。
 3年前、製造原価は35円で、スーパーの販売価格が100円で、T氏の利益が推定35円(スーパー等の利益は30円)でした。現在は、原料費や燃料費の高騰で原価が45円になっていて、値下げが進んでいます。スーパーの販売価格が70円だとT氏の利益はほとんど0だそうです(スーパーは利益を確保)。

 外食産業の低価格競争も農家等に痛手。大手ハンバーガーチェーンにレタスを納入する化工場は、年間で一定の価格で一定量のレタスを納入する契約を結んでいます。一定量(大量)のレタスを販売できるメリットがありますが、最近では、その契約価格は抑えられる一方で、契約料だけが増え続けているそうです。
 さらに、作物が不作であっても、契約料は納めなければならないので、他の農家から高い価格(4倍の価格の時もある)で購入するはめになるそうです。1日100万円の赤字を出しながら、契約を守ったそうです。

 番組では、割と収入のある家庭でも将来に不安を感じて、買い控えている。政府がしっかりした将来の展望を提示する必要がある。
 国内だけではどうしようもないので、アジアの成長力を国内に取り込む努力をしなければならないと、一応の方向性を示していました。

 「クローズアップ現代を見て、暗くなるの巻」でした。

 今回の私の主張は、世界的な競争力については完全に無視しています。
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酒井法子の謝罪会見

2009-09-18 23:14:23 | 芸能
 昨日、今日と、酒井法子が画面にあふれていました。
 夫の逮捕、失踪(逃亡)、出頭、逮捕と連日の報道。騒ぎ過ぎでしょう。

 ニュースとしてはインパクトがあり、これを取り上げないと視聴率が取れないとことなのですが、私はファンではない(どちらかと言えば嫌いだった)ので、連日の報道にはうんざりしていましたし、「もう放っておいてやれよ」とさえ思っていました。
 と言いつつ、取り上げる私も何ですが……


 で、私、疑問に思っていたことが2、3あります。

 ①酒井法子って人気があったの?(これだけ大騒ぎするほどのタレントなのか?)

 アイドル時代の酒井法子って、「マンモスうれぴー」とか言う「のりぴー語」ぐらいしか知りません。どんな歌を歌っていたか、まったく記憶にありません。
 アイドルから脱皮しかけたころ、ドラマに主演して、その主題歌の『碧いうさぎ』がヒットしたのは覚えています(この曲は好きです。手話しながら歌っていたなあ)。
 最近では、NHKの朝の連続ドラマのヒロインの母親役だったのは覚えています。

 私の酒井法子に関する知識は、それくらいです。
 私が疎いだけで、酒井法子はタレントとしてトップクラスだったのかもしれません。トップクラスだとしたら、この騒ぎ方はある程度納得ですが、どうなのでしょう?
 もう少し前の世代だとわかるのですが。松田聖子、中森明菜、小泉今日子、松本伊代、堀ちえみ、早見優、石川秀美に例えれば、酒井法子はどのくらいなのでしょう?酒井法子はアイドル不遇時代だったと思われるので、比較するのは間違いかもしれませんが。
 今回の騒動で知りましたが、東アジアではかなりの人気があったようです。
 


 ②覚せい剤使用って、どのくらいの悪行?

 覚せい剤に関わってはいけないことは、これは間違いなく明らかです。
 で、他の罪と比べるとどうなのでしょう?
 誘拐、暴行傷害、強盗、窃盗、詐欺、恐喝、名誉毀損、交通違反(運転中携帯電話の使用)などと比べてどうなのでしょう?
 一概に、罪の重さの比較はできませんが、刑の重さで比較するのも一つの目安ですね。本来は自分で調べるべきだと思いますが、どうなのでしょう?
 先日『相棒』の再放送を見たのですが、「死体遺棄」と「戸籍の詐称」とでは、時効までの期間は後者の方が長くて罪が重いと、右京さんが言っていました。

 それと、「覚せい剤の販売」と「覚せい剤の使用」とでは、どちらが重いのでしょうか?「覚せい剤の使用」と「大麻の使用」とではどうなのでしょう?行為の趣旨は同じだと思うのですが、やはり「覚せい剤」なのでしょうね。



 さて、本題の昨日の会見です。(やっとです)
以下は全文です。
===============================
 この度は一社会人として、人として決して手を出してはいけない、薬物というものに、自分の弱さゆえ負け、そしていまこのように、世間の皆様を騒がし、多くの皆様にご迷惑をかけました。

 これまでに私を支え、応援してくださった皆様にはどれほどの残念さと私の無責任な行動に、幻滅なさったことかと。このことには本当に計り知れない、決して許されることではありません。

 この罪の償いを今後、どのようにして償っていくのか、まずは自分の罪を悔い改め二度とこのような事件に手を染めることのない、そういった誓いを一生の約束として固く心に誓います。

 私が犯しましたこの度の出来事は、私を知る皆様の信頼をすぐに回復することはできるものでないことはよく分かっております。ですが、日々感じております後悔の念、取り返しの付かないことをしてしまった自分の弱さを戒め、反省をし、もう一度生まれ変わった気持ちで心を入れ替え、日々努力していきたく思っております。

 そしてこのような日々に支えてくださった方々の温かなお気持ちに、深く深く感謝しております。決して二度とこのようなことで皆様の信頼を裏切ることはありません。この気持ちを決して忘れることなく、皆様のお気持ちに恩返しをしてきたいと思います。

 至らぬ点を厳しく指摘していただき、私自身素直に拝聴して新しい一歩を踏み出していきます。今まで応援してくださった、日本や海外のファンの皆様、お世話になった会社の皆様、そしていままで支えてくださったスタッフの皆様、このたびは本当に本当に申し訳ありませんでした。

=================================

 自分の犯した罪の深さを悔い、反省する。今後更生することを誓う。そして、ファンや関係者に謝罪と、この3点のみ。
 多分、弁護士が用意したであろう原稿に沿って、謝罪の言葉を述べました。そして、彼女の涙。


 私は、あまりにも、引かれたレールに乗った会見という印象を受けました。
 「裁判を控えているので、余計なことは話させない」そういう弁護士の意図なのでしょう。それなら、書面だけの謝罪と同じようですが、ああいう公衆の面前で本人が謝罪することが重要なのでしょう。用意された文章でも、それが、本人の気持ちを表したものなら、そして心を込めた言葉なら、それで充分だと思います。

 でも、天の邪鬼な私には、素直に受け取ることはできません。
 子どもをダシにして、子どもを置いて逃走し、「壊れたので携帯は捨てた」とか、覚せい剤が検出されないよう、時間を稼いだり、髪の毛を染めたりと、隠ぺい工作の疑いが濃い行動をとった彼女の言葉をそのまま信じる気にはなれません。


 さて、この会見の言葉ですが、例によって分析します(アラ探しとも言います)。

① 「決して二度とこのようなことで皆様の信頼を裏切ることはありません」という表現は、「裏切ることはしません」というのが普通でしょう。なにか、「○○宣言」のような言い回しです。ここまで、言い切れないでしょう。第三者の書いた文だからでしょうか。

② 最後の謝罪ですが、ファンと関係者に向けて言っていますが、世間(社会)に対しては向けていません。私はファンでないので関係ないと言えば、そうかもしれないなあと思いますが、一応、有名タレントで、そのことを本人も自覚していると思われるので、今回の事件の影響を考えると、社会を無視できないと思います。
 それに、付随して言わせてもらえば、私は覚せい剤は「人格を破壊する恐ろしいもの」と認識していますが、今回の報道(昨夜の会見だけでなく、事件発覚からずっと)、覚せい剤の恐ろしさについてほとんど語られていないように思います。
 昨夜の会見の彼女も、とても覚せい剤を使用していたようには思えません。覚せい剤が軽いものに勘違いしないかと思いました。

③「今後の更生の決意」が分量的に一番多かったです。更生の決意を表したいというふうにも受け取れますが、私には芸能界への復帰の匂いがプンプン漂っているように思えました。
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ダイラタント流体

2009-09-13 15:07:42 | 日記
(一番上に、気分の悪い記事があるのも嫌なので(笑)、気分転換も兼ねて、記事をアップします)

 夏休みの宿題の代表格と言えば、「理科の自由研究」です。
 小学校も中学校でも出されます。と言っても、我が家では、もっぱら父親の宿題になります。理科でなければ、「交通量の調査」とか「名字の研究」とか独力でできるものが考えられるのに、理科離れということもあって、理科的なものに限られます。

 夏はイベントが多いので、毎年、それらが終わった8月25日ごろから取り掛かり(考え始め)ます。
 「色による温度の上がり方の違い」「水温と比重」(コップに赤色のお湯と青色の水を入れて、それを仕切り越しに合わせて、水が上の状態にして仕切りを外す)「泥水をろ過しよう」とか、毎年、苦労してます。
 今年は、「ダイラタント流体」です。かっこいい響きでしょう。

 水にある比率で片栗粉を入れて混ぜると、ドロドロの状態になります。ところが、それをぎゅっと握ると、一時的に固まった状態になります。




 しかし、力をゆるめ、手を広げると



 ちなみに、水200ccに片栗粉265gが最適でした。


 これは、でんじろう先生によると、ダイラタンシー現象と言って、
力を加えると、片栗粉の粒子の間に水の分子が入り込んで固体のようになり、力をゆるめると、水がしみだしてくる」
と説明しています。

 でも、これは正確な解釈ではないように思います。
「片栗粉を水に溶いて濃厚な混合物を作ると、急激な変形に対しては固体的に振る舞い、ゆっくりとした変形に対しては流動性を示す」
 の説明のほうが、適切のように思います。
  参照 http://www.stat.phys.kyushu-u.ac.jp/~nakanisi/Physics/Dilatancy/
 で、このような状態のものを「ダイラタント流体」と言うようです。

 で、その急激な変化(力・刺激)に対して個体的にふるまい、ゆっくりとした変形(力・刺激)に対しては流動性を示すのを、実証するのが次の実験です。
 これも、テレビで実際にでんじろう先生が行っています。

 先の実験のものを大量(水6リットルに片栗粉8kg、8kgですよ!)タライに入れてよく混ぜます(けっこう大変)。
 その上で、足踏みできれば、拍手喝采!


 さあ、やるぞ!




 成功です




 私も挑戦しました。





 「ゆっくりとした力には液体の性質」という例で、コーラ君に実証してもらいました。

 頼むぞ、コーラ君!



 コーラ君、素早く足踏みするのが苦手のようでした。
 ずぶずぶずぶ…



 このコーラー、引っこ抜くのに、けっこう力が要りましたが、無事救出しました。

 というわけで、実験はほぼ成功。実験は8月29日。30日にレポートが完成しました。めでたし、めでたし。

 で、一番大変だったのは、この大量のダイラタント流体の始末です。最初は、何とか食べるつもりでしたが、「学校で他の生徒にも体感してもらったら」という名案が浮かびました。


 9月1日……発酵か腐ったのか……実に強烈な香りが……
…………ちょっと、もったいない実験でした。
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自分が悪いのですが

2009-09-13 12:28:03 | 日記
 妻を隣の市まで迎えに行くことになっていました。
 迎えに行こうとしたら、顧客から電話があって、それが5分ほど。で、車に乗ったら、ガソリンがほとんど空。ガソリンスタンドによったら、ブレーキランプが切れているということで、交換。で、スタンドを出て走行中、しばらくして、携帯が…。
 案の定、妻からでした。行く手の信号が赤に変わったので、携帯に出て、もう少し待って欲しいと言って切りました。
 青に変わり発進。と、そこに警官が、(嬉しそうに←主観です)、旗を使って誘導。そう、警察署の角の交差点だったのです。


 ああああぁぁ、免許取って以来、無事故無違反だったのに……


 ガソリンが空でなかったら、ブレーキランプが切れてなかったら、妻からの催促の電話のタイミングが違っていたのに。給油中、妻に電話していたら…。信号機が赤にならなかったら……。妻の電話を無視していたら…。

 自分が悪いのに、運の悪さを呪ってしまいます。無視するか、交通量が激しいとなかなかできないのですが、脇に停めて電話に出ればよかったのです。通常はそうしていたのに。
 まあ、事故を起こさなくてよかったと考えるしかないです。

 ちなみに、違反金は6000円です。6000円も痛いのですが、無事故無違反が途切れたことと、精神的ダメージが大きいです。今夜、家族で外食ですが、取りやめです。

 そのあと、妻を迎えに行ったのですが、その時、後ろを走っている車の若い女性が、ずっと携帯をかけながら運転していました(怒)。
 警察も、もっと悪質な奴らを捕まえてほしいものです(はい。自分の悪さは棚に上げています)
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世界陸上⑤ 疑問編Ⅱ

2009-09-11 22:35:13 | スポーツ
 実は女子10000mでは、大会運営側が重大なミスを犯していました。最近のレースでは、参加者が多い場合は、内側スタートと外側スタートと2つに分けて行うのが通例のようですが、外側スタートのグループはコーナーを曲がりきるまでは内側に入ってはいけないはずです。その区切りとしてコーンなどが置くのですが、女子10000mでは、それがありませんでした。
 運営側の設置忘れだと思いますが、アナウンサー、解説者、キャスターなどテレビ局も、新聞などの報道も、一切触れていません。

 外側グループの選手たちは、いきなりインレーンに入ってしまいました。数人がおかしいと思い正規のレーンに戻ろうとしましたが、大多数がそのまま内レーンを走っていたので、結局、同調しました。
 大阪世界陸上では競歩の誘導ミスがありました。ミスなく運営するのは難しいですし、安易にミスを非難するのもどうかと思いますが、必死に練習したことが運営ミスで無駄になりかねないミスは、なくしてほしいです。
 それにしても、この大きなミスが問題にならなかったのは不思議です。もしかしたら、気がついたのは私だけ?と思ったら、いらっしゃいました。
 りかねんさんがりかねん Web & Blog世界陸上2009(1)で書かれていらっしゃいました。

 その他の疑問として、韓国やインドなどアジアの各国の参加が少ないように感じたことです。
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世界陸上④ 疑問編

2009-09-10 20:26:13 | スポーツ
 中距離、長距離の場合、オープンコースとなり、走る場合の位置取りは先頭から中位までのインコースは、ポケットされるので避けた方がよいと言われています。
 「ポケットされる」とは、前にも横(外側)にも選手がいると、それらの選手が壁のようになってしまって身動きが取れない状態となることです。そうなると、レースの動き(スパートなど)への対応ができなくなってしまうので、避けた方がよいというわけです。

 でも、この定説、800mや1500mについては、うなづけますが、5000mや10000mにおいては、私は常々疑問に思っています。
 その理由は、数学的見地によるものです。まあ、数学的見地というのは気取りすぎですね。ポケットされるのを避けるためには、外側を走らなければなりません。となると、大概、2レーンの内側の線上付近かそのやや内側になります。団子状態になると、2レーンの外側、あるいはそれ以上の外側を走っているのを見かけます。
 内側を走る選手は縁石があるトラックの場合、縁石より30㎝外側を走ると考えられています(その周が400mになるようトラックは造られています)。1レーンの幅は1.22mなのでそのやや内側を走るとすると、縁石より1.1m付近を走っていることになります。なので、内側を走る選手より80㎝外側を走っていることになります。
 これを単純に計算すると、外側の選手は内側の選手より1周につき、2×0.8m×π≒5.024m、約5m余分に走ることになります。10000mだと25周走りますから、125mになります。
 これって、大きい差なんでしょうか?最初に125m後ろから追いかけると考えると、大きいような気もします。しかし、10000mのうち125mなので、大したことないような気がします。それに、ずっと外側を走ることはないですし、実際はもっと少ないハンデかもしれません。
 もうひとつ、気になる点があります。外側の選手はカーブのたびにペースを上げなくてはなりません(直線部分は内側も外側も同じスピード)。内側の選手が同じペースで走るとすると、外側の選手はカーブでペースを上げ、バックストレートで落とし、またカーブで上げ、ホームストレートで落とすというふうに、しょっちゅうペースを上げ下げしなくてはなりません。まあ、国際レースになると、ペースの上げ下げは付き物ですから、関係ないかもしれませんが。

 個人的には、外側を走るのはレースに勝つかどうかは抜きにして、損した気分になります。


 今回、競技場のトラックの規定を調べました。レーンの幅は厳しいのですが、その他はあまり規定がないみたいです。今回のベルリンの競技場のトラックは、一般的なトラックより、直線部分が10m長いそうです。なので、カーブがきついそうです。
 これって、かなり重要な要素だと思うのですが、規定がないのは不思議です。
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