英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

土筆その2と桜のつぼみ

2011-03-31 16:16:01 | 歳時
 寒気が抜けたせいか、風にぬくもりを感じました。

 まず、いつもの空き地から

 既にスギナが生え始めていて、土筆は2、3本しか見られませんでした。例年はどうなのかと過去のブログを探しましたが、意外と土筆の写真は少ないです。
『桜8分咲きと菜の花』(2009年4月8日記事、写真は4月7日撮影)

 その時の記事によると、既にいつもの空き地では土筆はスギナに変わっていたようです。時期が違うので比較はしにくいです。

 いつも登場する堤防の桜はどうでしょう?

 まだつぼみで、開花はまだ先のようです。(風が強くて、つぼみがじっとしてくれませんでした)
 ちなみに、昨年は4月2日には開花していたようです。『桜、開花』(2010年4月2日)写真は撮ってなかったようです。
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将棋5級講座①【補足(訂正)あり】

2011-03-30 17:53:29 | 初心・初級将棋
 将棋はテーブルゲームの中で認知度も高く、社会的・文化的信頼性(将棋は礼を重んじる、頭がよさそう)も高い。
 なので、「やってみたい」と興味を持たれる方も多いと思われる。私の少年時代は、男子の遊びと言えば、タスケ鬼ごっこ・ポコペンなど鬼ごっこ(かくれんぼの進化したもの)や野球(サッカーではない)、で室内ではボードゲーム(サイコロやルーレットを回すもの、人生ゲームが代表的)やトランプ、そしてたまに将棋が定番であった。
 将棋は時折流行るという程度ではあったが、ほとんどの男子は指すことができた。絶対数が多いので初心者から上級者まで満遍なく存在していたので、対局相手に困ることはなかった(同レベルのものがすぐ見つかった)。なので、それなりに楽しめ、指し込んでいけば自然と強くなっていける素地があった。
 私が子どもに将棋を教える時、常々感じていることがある。 駒の動きなどのルールを把握して、何とか反則を犯さずに指せるレベルが15級だと仮定し、標準的な3手詰が解け(3手の読みが出来る)、指し手を目的意識を持って指せる(飛車先を破ろう、相手玉の守りを崩そう)ようになるのが5~7級とすると、初心者から15級~13級までなるのは割りと簡単。ところが、その13級から7級までは細かに階段が刻まれているわけでなく、12~8級までの階段はなく、ひとつの高い壁となって立ちはだかっているように感じるのである。
 ルールは把握しても、将棋の感覚がないので、方針が分らない。ただ指しているだけの状態。自転車に乗るのと同じで、「どのような姿勢で乗ればいいのか」「ペダルを片方ずつ踏み込めばいい」などということは、乗れない人でも知っていても、前に進む感覚や平衡感覚が身についていないので、転ぶか足をついてしまう。初心者の将棋もそれと同じで、感覚が身についていないので指しようが分らないのである。
 「勝つ」というところたどり着くには、そういった感覚が身についた6級程度にならないと無理なのである。よって、初級者と5級者が10局対局すれば、5級者が全勝し、その内容も初級者のサンドバッグ状態。理論的には、10級~12級のもの同士が指せば根気良く指せばどちらかが勝利できる。
 ところが、実際には、なかなかそういう経験は出来ない。なぜなら、15級~8級レベルは稀有だから。そりゃそうだろう、負け続け、しかもサンドバッグ状態なのだから、将棋の面白さを体験する前にやめてしまうのだ。今の世の中、苦労はするが悔しさを味わえない面白いTVゲームがあふれているし。

 実は、私も初級者~8級者を引き上げる術(すべ)が良く分らない。自転車や鉄棒の逆上がりと同じで、指し込むことで身につける感覚なのかもしれない。
 一番いいのは、ファミコン時代の『森田将棋』を相手にとにかく指しまくる。いつでも相手してくれるし、変な手を指しても馬鹿にされない。とにかく、対局を重ねて、駒の利きなどを身に染み込ませ、勝ち負け(勝っても負けても良い)の局面を目に焼き付けるのがいいと思う。

 例によって、非常に前置きが長くなってしまいました。
 気まぐれ的なモノになると思いますが、上述したレベルより少しだけ上の7級~5級ぐらいを対象にやっていけたらと思っています。
 「将棋の入門書」はたくさんあり、駒の動かし方などのルールは詳細に説明されてありますが、そのあと、いきなり囲いの崩し方や、序盤の駒組み講座とかになっているものがほとんどで、その間の7級レベル用の講座は皆無に近いです。力不足ではありますが、何とかフォローできればいいかなと思っています。

 とりあえず、その1です。

(7一の駒は成銀)
 「簡単じゃないか」と思われる方も多いでしょう。ところが、実戦で直面すると、特に我が教え子たちは間違えます。
 まず、失敗例。
 多分、根底に「強い駒で攻める」があるのでしょう。攻める時には惜しげもなく持駒を投入します。図の場合、持駒は金と歩ですが、おそらく、歩は視野に入っていません。最新言葉で言うと「アウトオブ眼中」です(古っ!)。
 歩など攻め駒にならないと思うのでしょう。とにかく、強い駒を使います。この場合は「とにかく金を使おう」ですね。
 そこで成銀、さらに、龍まで利いている8一の地点に目がいきます。この勢力が強いところに更に金を投入するのですから完璧です。しかも、王手です。
 同じ王手なら▲8一成銀の方がはるかに効率が良いのですが、まだこのレベルでは、「駒がダブる」とか「駒が重い」という感覚はありません。
 ためらいもなく▲8一金と打ちつけます。そして△8三玉(失敗図)

と逃げられ、首をかしげることになります。
 後手玉の前には大海原が広がり、自分の龍、金、成銀は空しく置いてけぼり状態。実戦だとそのまま流してしまうのですが、本当ならストップさせて、攻め駒が如何に悲しい状態で、金打ちの罪の重さを指摘したいのです。
 あと、失敗の例としては▲7二金。これは▲8一金よりは良いのですが、やはり重たく、△8三玉でやはり後手玉は太平洋です。
 その他に、▲3二龍とする手もありますが、△8三玉や△6二歩で効果がありません。格言の「王手は追う手」の良い例です。この場合の「追う手」というのは「逃がす手」と言い換えれば分りやすいでしょう。特に上部に逃がす手は最悪です。
 もちろん、有効な王手もあります。歩で王を上部から押さえる王手は有効な場合が多いです。
 あと、もともと働いている大駒での王手は合駒をされることによって、相手の勢力が増え、自分の大駒の利きが遮断されるだけという危険性もあります。
 とにかく、王手をする前に、慎重に考えるべきです。

 さて、正解は▲8四歩(正着図)

 アウトオブ眼中にされがちな歩ですが、この▲8四歩で後手玉は身動きが取れなくなってしまいます。放っておけば、もちろん▲8三金の1手詰。これを防いで△7二銀(抵抗図)

と受けても、▲8一成銀△同銀▲8三金(解決図)で詰みます(▲8一成銀に△9二玉は▲8二金まで)。

また、▲8一成銀の手で▲8三金と打っても良く、△8三同銀▲8一成銀以下詰みます。

【補足(訂正)】
 第1図より初手▲8四歩では▲8四金でも寄っているようです。
 △7二銀などの受けは▲8三歩で△同銀なら▲8一成銀以下の詰み。▲8三歩に△9二玉▲7二成銀で受けなし(必至)。△7二銀で△9四銀や△7四銀の受けも▲8三歩でほぼ同様。
 初手▲8四金に△6二金も▲8一成銀に△7二玉を見た涙ぐましいがんばりですが、これも△6二金▲8三歩△9二玉▲8一成銀で必至です。
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中田章道七段作 『爽快』 【解答】

2011-03-28 10:34:51 | 詰将棋
3月24日記事

中田章道七段作詰将棋の解答です。

 初形の角の配置、持駒の桂から、何となく「桂馬の吊るし詰め」の匂いがします。
 そこから初手▲3二飛と飛車の只捨てをしたくなります。△3二同角とさせ、玉の逃げ道封鎖の前工作の後、▲2二飛(途中図1)と連続の飛車捨て!

 △2二同角は▲2三金△同角▲2四桂で早く詰むので、△2二同玉。
 ▲3四桂△1二玉(途中図2)と追い、

 包囲網を確立して、▲2三金△同角▲2四桂(詰め上がり図)。

 桂の吊るし詰め、3桂詰めの完成です。

 解後感がすごく気持ちいい作品でした。
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春休み小中学生将棋大会

2011-03-26 20:07:06 | 将棋
 本日、春休み小中学生将棋大会がありました。
 福井新聞社共催で、福井新聞社さんの社屋の多目的ホールで行われました。
 私の教え子が3人参加したので、その応援に行きました。仕事だった私は、朝からせっせと働き段取りをつけて、午前10時20分ごろ新聞社に向かい、11時過ぎに着きました。案内のはがきには午前9時となっていて、まあ、5~7人のリーグ戦なら2,3局は観れるだろうと思っていたのですが、5年生のK君はすでに全6局終了。同じくI君は最後の1局を指している最中でした。≪お前ら、早過ぎ!≫
 I君は角桂損の敗勢。ところが、相手が飛車を只取られ(しかも、自分で相手の駒の利きに逃げた?)で、一気にもつれ、まだ互角だったものの、動揺が響いて指し手が乱れ、I君の逆転負け。
 5年生は14人で2組の分かれリーグ戦。各組2位までが準決勝に進出。I君はこの勝利で3勝3敗。なんと2位に同星で4人が並ぶという大混戦。4人で1人の準決勝進出を争うトーナメントとなる幸運。しかし、あっという間に敗勢、若干もつれましたが、勝機はありませんでした。
 対局前に
「20分の持ち時間は充分考える時間があるので、時計は気にしなくていいから、良く考えて指すんだぞ」
「うん、わかった」
ちっとも、分ってなかった……
 K君は残念ながら2勝4敗。でも、このふたりは、同じように強くなって……ゆっくりだけど、強くなっているよなぁぁ……師匠が悪いのか…、とにかく、ふたりは好敵手です。これからも、そういういい関係で指し続けて欲しいなあ。

 そしてもう1人はT君(3年生)。
 先の二人より学年は2つ下ですが、指し始めたのは多分二人よりは早いみたいです。この3人は同時に私のところに来ましたが、その時点でわずかにT君の方が強かったです。その差は詰まってきていますが、現在もほんの少しT君の方が上のように思います。
 ただ、自分の指し手に自信を持ち過ぎの感があり、けっこうもろい負け方をします。将棋の指し方(陣形や攻め方)はT君の方が上ですが、将棋のしぶとさは先の二人のほうがあり、対戦成績はいい勝負のようです。
 今日は、そういったもろさが出ず、白星を積み重ねましたが、上位二人には順当に破れ3位でした。
 上位二人は7勝1敗で並び、再戦によって優勝を争いました。
 私が見に来たときには、終盤戦。2手スキが掛かるかどうかのところ。ところどころ間違えていましたが、受けるところは受け、攻めるところは攻めると、指しての方向性は間違えず、こういう将棋を指す二人にはT君はまだ歯が立たないなあと思いました。
 将棋はY君の玉に必至が掛かり、相手のH君の玉には詰みはありません。残り9分ぐらいで、最初は受けを考えていたようですが、受けがないことを悟り、必至に詰み筋を探します。
 「詰まないなあ」という表情でしたが、とにかく行くしかないと王手。H君は必至を掛けた時点で「勝った」と思ったのでしょう。≪自玉は大丈夫、相手は形作りに来た≫と思ったのでしょう。逃げ方、受け方が最善ではなく、多分、こう指せば間違いなかったのにという手を3回ほど逃し、少しずつ危険度が増していきます。ただ、下から下からの相手の寄せなので、見た目は安全地帯に逃げ込んでいるように思えてしまいます。
 だから、かなり危ない状態になっているのにも気づかず、4度目の誤りを犯し、ついに詰み筋に。
 その後、Y君も間違え、厳密には詰まない状態になりました。そこで、Y君、龍で王手。しかし、その龍の位置にはA君の馬が利いており、H君、同馬。ところが、馬がそちらに行き馬の利きがずれて、腹金の1手詰。Y君の金を打つ手の早いこと。
 しばし呆然のH君でしたが、小さく「負けました」と頭を下げる。
 勝ったと思ったことが敗因でした。しかも、その時間、多分5分ぐらいY君が長考したため、「勝った」という思いが増幅されてしまった。油断と言っていい緩みが、指し手に反映してしまいました。「勝った」と思わなければ、多分勝ちきれたはずでしょう。
 大変悔しい思いをしたH君でしたが、それだけの悔しい思いをした分、きっと強くなるよ。
 最後の最後まで、あきらめなかったY君も見事。特に、必至に追い込まれる数手の守りも必至に踏みとどまっていて、その頑張りが、H君の「勝ち」への意識を強くさせたのだと思います。
 レベルの高い3年生の決勝戦でした。

 当初の予定では1~3年をまとめて「低学年の部」でしたが、参加者が多かったので、「1・2年生の部」と「3年生の部」に分けたそうです(1・2年生も表彰は学年ごと)。なので、用意した楯には「低学年の部」と刻まれているので、急遽作り直して、後日1~3位までの入賞者に送るそうです。
 流石の対応、福井新聞社さん、ありがとうございます。
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土筆

2011-03-26 19:58:02 | 歳時
3月26日撮影・福井新聞社駐車場にて

 今日は日も差しましたが、雪も舞う寒い一日でした。ここ3日ほどずっと寒いです。いえ、先週も先々週も雪が降りました。「厳冬の年は春も遅い」という(私の)格言は的外れではないようです。
 しかしながら、寒さの谷の深さは徐々に浅くなってきているようで、そろそろ、寒気の襲来も終わる気配です。

 駐車場の植え込み?部分に元気良く顔を出していました。
 白いのは雪ではなく芝です。

 さて、福井新聞社になぜ行ったかと言うと……それは次の記事で。
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中田章道七段作 『爽快』

2011-03-24 14:03:57 | 詰将棋

中田章道七段作『爽快』(私が勝手に命名)
中日新聞系地方紙3月10日掲載
5分で1級、10分で3級

 解後感が非常に気持ちいいです。
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プロ野球開催について その2

2011-03-24 12:33:24 | 時事
 3月22日、セ・リーグ理事会、選手会が各省庁(文部科学省、経済産業省、蓮舫節電啓発担当大臣)を訪れ報告、意見の交換をしました。

 文部科学省(文部科学大臣)の意見
・野球をするなとは言っていないが、この電力事情の中でナイターをするのは国民の理解を得られないだろう。引き続き、特に選手会と協議して欲しい

 蓮舫大臣
・4日延長する根拠を聞いたうえで、選手会の主張に賛同する
・こういう状況に置いて、こうこうとした灯りの中で精神的の抵抗が大きい
・セパ同時開催の選手会の思い、ドームでのナイターをやることの意義をもう一度考えて欲しいと理事会に指示

 先日、セリーグの早期開催を支持しましたが、今回の場合は被害が大き過ぎ、現在の状況下ではさらに延期もやむを得ないんじゃないと思っています。
 ただ、やはり選手会の主張には若干の疑問を感じています。

 主な延期の理由として
①被災地の状況を考えると、野球をすることに抵抗を感じる
②現在の電力事情の中、野球をすることによって大量の電力を消費するのは、無理(各方面に悪影響が及ぶ、社会の支持も得られない)
③セ・パ一体となって事態に臨むべき
がありますが、選手会の一番の主張は、③のセ・パ同時開催みたいです。(もちろん、①②も主張しているとは思いますが)

 「セ・パが一体」という思いは確かにそうだと思いますが、そもそもセリーグとパリーグはどういう関係なのでしょうか?
 単に12球団を等分しただけではないようです。リーグの覇権を争う方式や、試合のルール(DH制など)も微妙に異なっています。開催日も年によって違っているようですし。
 今回の場合、被災状況もセとパではかなり差があり、パ・リーグが延期の決定の決断をしやすく、決定は早かったですね。しかし、詳しい事情は把握していませんが、開催時期うんぬんよりもっと根本的なプロ野球全体の方針、姿勢を12球団一堂に会して話し合おうとはしなかったのでしょうか?
 今回の事態の根源には、普段からの球団(社長・オーナー)、コミッショナー、選手、OBなどに断層があったからのような気がしています。

 さて、選手会の一番の主張は③の同時開催ですが、わたし的には①②の方が重大のように思えるのですが、いかがでしょうか?
 パ・リーグの決定にしても、仙台の現状では当分開催は無理(仙台の球場の復旧を急ぐとともに代替球場での準備)なので、だいたいの見込みで開催日を決めているようで、確実な根拠があって決定したわけではなさそう。
 もし、パリーグが7月開催と決めたのなら、選手会はそれでも7月同時開催を主張したのでしょうか?…あ、これは、相当いじわるな論理ですね。
 再度の協議で、理事会が4月3日開催とか打ちだしたらどうなるんでしょうね?

 「ナイトゲームを行わずに早期開催」を主張した前回記事より今回は後退しましたが、それでもプロ野球選手に対する疑問はいくつか残っています。(「当事者の東日本でないものが、つべこべ言うな」と言われたら、何も返す言葉がないですが)
・プロ野球を実施する経済などへの効果は考慮すべき
・野球をすることがプロ野球選手の仕事ではないのか?
・オープン戦は実施しているが、オープン戦を行うのは構わないのか?

 今日24日に臨時理事会が行われるそうですが、どういう結論、提案が出されるのでしょうか?

本日の理事会で、パ・リーグと同じ4月12日開幕という決定がなされたようです(正式決定は26日のオーナー会議で)。
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『CONTROL ~犯罪心理捜査』 第11話(最終回)

2011-03-23 18:01:41 | ドラマ・映画
 他のブログの方も指摘されていましたが、中途半端な感が否めません。
 まず、これも皆さん仰られていたことですが、「犯罪心理捜査」の看板は立てなかったほうが良かったですね。私は、気にしないのですが、「看板に偽りあり」と言われても仕方がないかもしれません。
 里央のキャラ自体もぶれていて、猪突猛進振りが無くなってしまったようです。まあ、成長したと考えるべきなのでしょうか。
 南雲教授はそれなりに一貫性があったように思いました。ちょっととぼけた感じと、洞察力と分析力が冴えていました。しかし、心理学自体があまり関係なかったのと、主役にしては個性が薄かったのと、アドバイザーの立場だったので捜査を積極的に行えないなどの弱点があり、存在意義を問われてしまう気の毒な役どころでした。
 とにかく、主役コンビの個性や立場があやふやで、それに伴い捜査課の刑事たちの影も薄くなってしまいました。特に寺西刑事と小板橋課長のキャラは揺れていました。
 あ、でも、小板橋課長は一貫していたのかも知れませんね。最初、畑違いで捜査に関しては素人の南雲教授を煙たがってましたが、南雲教授が使えると判断し、彼を利用しない手はないと考えるようになったのでしょう。犯人逮捕のためならではなく、出世のためなら何でも利用するというタイプなのでしょう。
 とはいえ、演じた勝村さんの味もあり、けっこう「いい人」だったように感じました。自分はあまり有能でないと自覚しており、部下たちには迷惑をかけていると思っているようですし。
 ストーリーにしてもキャラにしても中途半端で惜しいです。

 最終回も2部構成で、やはり中途半端。誘拐事件と里央の父の事件とは関連はないですし。一応、里央が父の事件と誘拐事件とどちらを優先させるか葛藤するという設定であったようですが、里央はそれほど苦悩していなかったようです(笑)。
 誘拐事件については、「なぜ犯人は青い特徴のあるトラックを使ったか?」というのが鍵になって、真相にたどり着きました。
 特徴のある青いトラックというのは、そのトラックを早く発見させるためで、それに南雲教授が引っかかりを感じました。
 そこから、協力者(身代金の運び人)の心の動いた様子から推理して
 「ないと思ってたところに(それが)あるとビックリする」→「ないはずの(あると嘘をついた)青いトラックが見つかったので、びっくりした」→「青いトラックはいなかった」→「トランクはすり替えられなかった」→「トランクは最初から偽物だった」
 私はなかなか面白いと思いました。しかし、南雲教授を無理やり活躍させた感も拭えません。
 里央の父の事件については、里央が引きずっていた割には、あっさり解決してしまいました。犯人が小者だったので、ラストボスにしては物足りなかったですね。これは行きずりの犯行という設定上仕方がないのかもしれません。
 わざわざ最終回に持ってこなくても、里央の正義感の基という設定で、無理に登場させなくても良かったのではないでしょうか。「最終回前に匂わせといて視聴率を」という思惑が見え見えです。私は若干釣られました。
 誘拐事件に絞って、もう少し練り上げて、もう一捻り欲しかったですね。
 少し、話がそれますが、こういう刑事ドラマで前後編モノは難しいですね。前編で事件を起こり、謎をを残して後半に続く。その際、前編で示した材料で視聴者があるていど真相に近づけるような構成にしないとフェアじゃないです。
 でも、そうすると後編が解決編のみとなってしまい、物足りなくなってしまいます。後編を盛り上げるには、新たな展開をして証拠を提示すればいいのですが、あまり後編に盛り込むと前編の面白みが無くなってしまいます。前後編モノは、バランスが難しいと思います。

 ★誘拐事件での疑問点
①協力者(運び人)はダミーだったわけだが、南雲・里央コンビが機能せず、そのまま見逃してしまう可能性もあったはず。その場合、真犯人は協力者にどういう指示ををしていたのだろうか?
②特徴のある青いトラックにしたのは、早く発見させるためだが、真犯人にとって、トラック発見のタイミングはいつでもよかったのでは?南雲に疑問を持たせて推理させるため?
③警察がトランクに仕掛けた発信機があったと思うんだけど、どうなったんだろう?(私が見逃したのかもしれない)
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1年桜  昨年12月…そして今

2011-03-22 17:40:22 | 歳時
 アップする機会を逸していましたが、例の「1年桜」です。ちなみに、「1年桜」というのは私が勝手に命名しているだけの呼称です。

【2010年12月8日撮影】




 12月下旬ごろまでは咲いていましたが、クリスマスごろから雪雪雪…で、花は付けていなかったように思います。
 先週もデジタルカメラを持って行ったのですが、咲いていませんでした。

 ところが、今日、通ってみると


 咲いていないだろうと思っていたので、携帯電話の写真です。
 風が強かったせいもあり、ピンボケでよく分りませんね。

 週末が暖かかったので咲いたのでしょう。あれだけ寒くて雪が深かったのに、じっと耐えて春を待っていたんですねえ。(今週はまた寒くなりますが)
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プロ野球開催について思う 【補足1、2あり】

2011-03-21 10:30:20 | 時事
 プロ野球開催についてはいろいろな事情が絡み合っていて、難しい問題だと思いますが、大きく分けると、物理的事情と精神的事情に分けられると思います。

 A物理的事情
①球場が破損していたり、原発事故の影響や余震が続いていて、プレーすることが困難(特に仙台・楽天)
②交通事情や被災の影響で観戦する状況でないファンも多い
③計画停電の中、大量な電力を消費するのは大きな迷惑を掛ける

 B精神的事情
①多大な被害が出ている中、野球をすることに疑問、抵抗を感じる(世論の支持も小さい)
②選手の関係者が被害にあっている中、また、関係者がいなくても被災地の方々のことを思うと、プレーする心境にならない(①と似ているが、①はプレーする意義について、②は選手自身の気持ちの問題)
③球界全体が一体となるべきで、パ・リーグの4月12日開催に合わせるべきだ

 完全ではないと思いますが(特に精神的なものは複雑でしょう)、こんな感じでしょうか。
 ここ数日の選手へのインタビューをいろいろ聞いていると、精神的なところから納得していない方が多いようです。
 選手会の反対や、国からのナイター自粛の要請を受けて、理事会は開幕を29日に延期、また減灯ナイターなど節電策(延長戦は行わない、ナイターは極力行わない、余分な照明、電光掲示はしないなど)の改良案を提示、実行を約束しています。

 しかし、この案を聞いて、選手たちは多少の理解は示していますが、納得していない部分が大きいようです。気持ちはよく分ります、よく分りますが…感情的に一方方向しか見ていないように思います。

 私の考えは、プロ野球開催は支持です。もちろん、節電策(ナイターはしない)や選手や観客の安全、また、被災地の方々への配慮をしたうえです。

①電力事情などを別にして、プロ野球をすることが被災地の復興などの妨げにならない
②被災地以外では、経済活動をしっかりして、日本全体の国力を維持しないと復興する力自体が減退してしまう
 これは、プロ野球に限らず、すべての経済活動について言えます。「被災地の方が苦しみ、悲しんでいるのに、金儲けをしていていいのか、被災地への支援をするべきではないのか」などの疑問は起こるのは当然ですが、募金や節電やボランティアだけでなく、日本経済をしっかりさせることも、大切です。プロ野球を開催(プレーすることでなく開催)することが、日本全体を活気付け、世界へも復興をアピールできると思います。
③プロ野球選手の仕事は野球をすること
 プロ野球選手に限らず、一般の人々も、気持ちが進まないまま仕事をしています。仕事の種類によって、気持ちの抵抗の大きさは違うと思いますが。
 一般的に、家族が大変な時でも、仕事をしなければならないことは多いはずです(これはプロ野球選手も)。そして、その心情を表に出さずに仕事をします。それが仕事、プロです。
 さらに、経済的に追い込まれていて、もう仕事しないと生活していけず、仕事するしないの選択の余地もない方もいらっしゃると思います。
 プロ野球選手は野球をしてこそプロ野球選手だと思います。

③-2 プロ野球選手は恵まれすぎている
 (これを書くと、またいろいろ反感を買うかもしれないなあ)
 普通の人は、仕事をしなかったら給料が減ります。また、事故や経営難で営業が出来ないと給料は入ってきません(または減収)。
 仕事をするのに抵抗を感じて仕事をしなかったり、身が入らない仕事をしたら、会社自体が傾いてしまいます。
 プロ野球選手はそういう意識が少ないのでしょうか?試合が行えなかったら、球団が傾きます。極端なことを言えば、球界が衰退してプロ野球そのものがなくなったら、仕事自体がなくなってしまうのです。
 年俸制だから、試合がなくても、減っても関係ない。球団が年俸を渋ったら、他の球団にいけばよいと考えているのでしょうか?
 不景気による経営不振で、廃部や縮小に陥っている競技が多くあります。(バレーボールVリーグ、社会人野球、実業団陸上部、アイスホッケー、ラグビー、バスケットボール(今春は日本航空が廃部)など)
 また、今回の震災で、Vリーグ打ち切りなど多くの競技が中止、または延期されています。また、高校、中学の全国大会なども中止が相次いでいます。
 そんな中でプレーできるプロ野球選手はありがたいことだと思わないのでしょうか?現役プレーヤーだけでなく、社会経験豊富なスポーツニュースのコメンテーターの江本孟紀氏や高木豊氏を初め多くのOBも開幕に対して難色を示しています。改良案を示された後も、「ある程度理解は出来るが、納得はしていない」という選手たちの言葉は、私には理解できません。

=補足=
 フジテレビ『すぽると!』の世論は「25日開催に反対」(17日放送)は94%らしいです。
 さらに昨日(20日深夜)放送では、インタビューに答えるファンの多くは「29日開催反対」みたいでした。その理由は、「セ・パ同時開催すべき」(この理由が一番多く放送では流された)「被災者のことを考えると100試合になっても良いから遅らせるべき」「節電すべき」「停電したらどうするのか」「4日ぐらい遅らせても意味はない」など。ファンの9割以上が今回のセリーグの対応に不満を持っているとのことです。
 ただ、私が理解できないのは、
「現地の惨状を見ると、我々が浮かれて球場に足を運ぶわけにはいかない」
「開幕どころの話じゃないと思う。自分たちの利益しか考えずに決めている」
「スポーツを楽しむ側としても、そうまでして楽しみたいとは思わない。そのくらい我慢できる技量はファンも持っている」
 このインタビューは、オープン戦が行われた球場でされているのです。ユニフォームと帽子を身につけて、野球観戦する気満々の姿なのです。開幕はダメで、オープン戦はいいのでしょうか?不思議です。

=補足2=
 他のブログの方も仰っていましたが、球団の職員や球場の職員(売店や納品業者も含む)の生活はどうなるのでしょう?
 もちろん、「被災者の方のことを思うと」という気持ちも良く分ります。

続記事『プロ野球開催について その2』
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