英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

近況と挨拶

2011-12-30 19:14:53 | 日記
 12月は忘年会、クリスマス、おせちと忙しいです。あ、当事者(食べる人)ではなく、仕事としてです。その上、仕入先が年末年始休暇になるので、2週間分の注文、搬入があります。
 特におせち関係は、間違いが許されません。今朝、大口のお得意さんから電話があった時はどきりとしました。重箱が壊れていたとか、サイズが違うとか、数が違うというような要件だったらどうしようと。小口のお客さんだったら、代替品で済ますことも可能なのですが、大口だと数が揃いません……単なる数の確認でした。よかった。
 そんなこんなで、天皇誕生日ぐらいから修羅場と化します。さらに、28日、29日は自警隊の年末警戒があり、寒い思いもすることができました。隊長なので、さぼれないんです。両日とも寒波の谷間だったので助かりました。
 幸い、クリスマス寒波の雪は大したことなく(積雪15cm、しかも、一気に積もったのではない)、仕事は捗(はかど)ったので、いつもより1日早く(30日)年賀状を出すことができました。でも、明日も仕事です。
 ここ数日、記事をアップしようと思ったのですが、愚痴や八つ当たりになってしまったので、抹消。本日の記事も、「愚痴」に限りなく近い?……愚痴です。

 いよいよ、2011年もあと1日です。地震・津波・原発事故と未曾有の災害に見舞われ、被害者の方に掛ける言葉も見つかりませんでした。なんとか、幸せのかけらが残っていて、それが育ってくれればいいなあと思っていますが、「所詮、他人事だろう」と思われるかもしれません。
 その他、台風や洪水、噴火・噴石・土石流、福井も大雪がありました。
 来年は良い年であるように。

 みなさん、拙いブログにお付き合いいただき、ありがとうございます。来年は今まで通り活動が出来ない可能性もありますが、出来る限り放電していきたいと思っています。よろしくお願いします。
 本来は、上記の言葉は明日にしようと思ったのですが、話の流れで、こうなってしまいました。まだ、たくさん書きたい事項があるので、明日の夜に、記事を書いてしまうかもしれません。取りあえず、年末のあいさつをさせていただきました。では、よいお年を。
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『整理整頓』 中田章道七段作 解答

2011-12-25 13:00:13 | 詰将棋
12月23日記事「『整理整頓』 中田章道七段作」の解答です。



 持ち駒が銀香なら▲2一銀(変化図1)で簡単なのですが、残念ながら頭の丸い桂馬です。

以下△1一玉▲2二香成△同銀▲1二歩(変化図2)


と手は続きますが、△1二同馬▲同銀成△同玉▲3四角△1三玉(変化図)で詰みません。




問題図に戻ります。

 実は2三の香がいないと簡単に詰むのです。仮想図をご覧ください。


 図より、▲2三銀△同馬と逃げ道を封鎖しておいて、▲2一龍で詰ますことができます。



 つまり2三の香は邪魔駒だったのです。
 そこで、それを消去するには通常は捨てることが多いのですが、本問の場合は相手から取ってもらうという手法を用います。具体的には▲2一龍△2三玉と香を取ってもらいたいのですが、問題図からいきなりそうすると

となり、当然のように△2四玉と逃げられてしまいます。
 ただ、「失敗は成功のもと」で、もし2四に逃げ道が無ければ、この手法が成立します。
 そこで問題図で

▲2四桂と前工作するのが好手となります。
 これを△2四同銀は▲2二龍で詰んでしまうので△2四同馬と取ります。
 これで2四の地点が埋まったので、▲2一龍△2三玉に▲3二龍(途中図)が成立します。

 △1二玉と逃げる一手になりますが、これで仮想図になりました(馬の位置が少し違いますが)。そこで、▲2三銀と打ち△同馬と取らせ▲2一龍で詰みます。


 3二の龍が3二→2一→3二→2一と小まめに動いて、2三の香を処分し玉を1二に収納すしたというイメージが浮かびました。
 押入れからはみ出した布団を畳み直して、無事収納したというイメージも浮かびました。
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『整理整頓』 中田章道七段作

2011-12-23 22:49:22 | 詰将棋

6月30日 中日新聞系新聞出題、中田章道七段作。(5分で1級、10分で3級)

 例によって、勝手にタイトルを付けています。今回はなかなか思い浮かびませんでした。しばらくして『整理整頓』と『押し入れ』が同時に浮かび、今度はどちらにするかで悩みました。
 新聞紙上でのヒントは、コメント欄にてご紹介します。
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『家政婦のミタ』 最終話

2011-12-22 19:46:17 | ドラマ・映画
 「お母さんになって!」………「承知しました」

 主婦のミタです
この家に、母親はふたり必要ありません。みなさん、これからも末長くよろしくお願いいたします」
「ミタさんではなく、お母さんです。いつまでも、家政婦扱いするのは止めてください」
「死んだお母さんと唄った歌なんて、忘れなさい」
ターミネーター主婦、ロボットお母さんの誕生である。

 家政婦の時より、パワーアップしたかのようなロボットぶりで、家政婦の時の方が、母性を感じさせた。しかし、食事中の厳しい言葉自体は、母親としての言葉で、正論ではある。かなりきつくズバズバ言っていたが、甘甘な阿須田一家にはちょうどいいかもしれない。聞いていて、うなずいてしまった。
 しかし、さすがに仏壇を燃やすのはやり過ぎで、子どもたちもついていけず、恵一の病室に避難。

うららは逆疫病神
 胃潰瘍、PCフリーズ、ゴキブリを踏むなど、阿須田家の面々は不運に見舞われる。まるで、うらら状態。最初はミタさんの神通力かと思ったが、どうやら、うららが阿須田家の厄災を一手に引き受けていたようだ。
 ターミネーター主婦+厄災で笑顔が消えた阿須田家、そんな状態になってみて、うららの顔が浮かんだ。「私が何とかするから」と言っているうららの顔が。うららは阿須田家にとって大切な人だった。(でも、厄災を引き受けると言っても、抱えきれず、周囲に撒き散らし、結局被害を与えていたんだけど、被害を拡大させていたかも)

ミタさんかうららか、お母さんかミタさんか
 ミタさんに「自分かうららか、どちらかを選べ」と選択を迫られ、悩んだ挙句、うららを選び、「あなた(ミタさん)はお母さんじゃない」と言う。

ミタさんの真意
 ターミネーター主婦、ロボットお母さんの真意は、子どもたちに主婦や母の務めを認識させ、そして、お母さんの代わりはいないと分からせるためだった。安易にミタに母親を求めた阿須田家の子どもたちへの戒めでもあるように思う。

7連発、うららへの叱咤激励
 7連発のビンタ、「あたしなんかより必要なんだから、ミタさんの方が必要なんだから、結ちゃん達には」といううららに対して。
 有無も言わさぬミタのビンタ(さすがにグーではない)に、ヘラヘラうららも
「ふざけんなよ~」と体当たりするうららに

「そうやって、怒ってください。
泣きたいときには泣いてください。
気を遣って、無理に笑顔を作るのはやめてください。
ご機嫌を取ったり、顔色をうかがうようなこともやめてください。
あの人たちの家族になりたいのなら。
本当に、あの家族を守る気なら。

あなたは、旦那様の妻にはなれないかもしれない。
子どもたちの母親にはなれないかもしれない。
でも、保護者にはなれます。
〈あたしが何とかするから〉
〈人を憎むより、好きになって欲しい〉
〈大丈夫だよ、ハートでぶつかっていけば〉
あなたが言ってきたことは、全部正しいんです。
ただ、伝え方が間違っているだけです。
これからは、甘いだけじゃなく、厳しいことも言ってください。
今までのように、あなたがババを引いて、
あの家族に降りかかる災いを、すべて跳ね返してください。
そして、最後には、いつもあなたの笑顔で、みんなを包んでください。
あなたは、わたくしのようになっては、絶対だめです」

「私は、ずっと、笑顔を忘れずに生きていく」
笑顔を捨てようとしたうららが、約束した。


 うららの良さも認め、正さなければならないことは正す。
 子どもたちの母親の代わりは、簡単にはなれない。
 そして、自分への戒めもあったのだろう。

 心に響く、ミタの言葉だった。


「勇気が出ました。今から言ってきます」って、え?
 うららの結婚相手の言葉。何言ってんだ?と思ったら
「その結婚、ちょっと待ったぁ!」
 『卒業』のように、結婚式の花嫁を強奪。
 新婦に逃げられた新郎、追いかけるが、見事にコケル。本当に見事に。
 と、誰かと思ったら、極悪の元部下の名取だった。
     わはは!すっきり。

変わった阿須田一家
 元愛人にも、隣のおばさんにも、救いの言葉を掛ける阿須田一家。
 これを見てミタも安心か。

 ミタ語録が後押しする。いつもと違う前向きな定義だ。
「奇跡というのは、普通に考えれば絶対起きない出来事が、そうなって欲しいと願う人間の強い意志でおきることです。奇跡は起こるから、奇跡と言います。自分には無理だからと諦めている人には、絶対起きません」

 この後、おばさんと息子・翼が抱擁し、それを優しい眼差しで観るミタ、わずかに微笑んでいたように見える。しかし!スポンサーのロゴがそれを遮ってよく見えない。邪魔!

「食事の用意が出来ました」の声が震えていた
 阿須田一家が変な顔をして振り返った時、ミタさんの顔がヒクヒクし、声が震えていた。絶対、笑いをこらえていた。その後、お腹も鳴らしたし。

「皆さんおかげで、少しですが、光を取り戻すことができました。ただ、死んだ夫と息子への思いは一生消えることはありません。ふたりを死なせてしまった十字架は一生背負っていくしかないんです。でも、これからは……皆さんのおかげで取り戻すことができた小さな灯りを頼りに家政婦として働いていこうと思います。自分の意思で」
 ミタの顔には明るさと柔らかさと、意思が感じられた。


ミタさんが笑った
「最後の業務命令です。ミタさん、笑ってください」
「(恵一の言葉なので、多少端折ります)今でも、亡くなったご主人と息子さんのために、笑ってはいけないと思っているんだろうけれど、そんなこと、本当にふたりが望んでいるとおもいますか?あなたは、生きているんです。………あなたは、ロボットじゃなくて、人間なんです。亡くなったご主人や息子さんのために、笑って欲しいんです。……笑ってください。ミタさん」

 少しうつむき目を閉じ、意を決したように眼を開き、
「承知しました」
そして

ぎこちなく微笑む。
ひとりひとりに微笑む。少し硬いが優しい微笑み。
子どもたちが、ミタさんに声を掛け、それに対し、
「承知しました」と答え、微笑む。
「承知しました」涙がほほを伝う。
「承知しました」
「承知しました」
「承知しました」
「承知しました」

「今度はあなたが幸せになる番です。あなたが幸せにならなかったら、ぼくは承知しませんからね」
「承知しました」
「これからは、いっぱいいっぱい笑ってね、ミタさん」
「承知しました」

 感動のシーンだった。ミタさんが笑顔になって本当によかった。
 ミタさんの心の殻を突き破るような強烈なエピソードがあるのかと思ったが、これはこれでいいのかもしれない。

 このあとの10分弱の別れのシーンは、冗長気味。
 最終話は、たぶん笑顔のシーンなのだろう。私も感動してしまった。でも、印象に残ったのは、ミタがうららに託した言葉や行為だった。
 特に「あなたは、旦那様の妻にはなれないかもしれない。
子どもたちの母親にはなれないかもしれない。
でも、保護者にはなれます。
〈あたしが何とかするから〉
〈人を憎むより、好きになって欲しい〉
〈大丈夫だよ、ハートでぶつかっていけば〉
あなたが言ってきたことは、全部正しいんです」


 は、心に響いた。「母親にはなれないかもしれない」というのは、最終回のテーマに沿った言葉で、感心した。



 各話に格となるエピソードがあり、それが強烈で、全体にビシッと筋が通り緩みがなかった。それも、単に強烈なだけでなく、各話の主題がきっちりしていて、それの決着もしっかりつけてある。
 さらに、それでいて、次回どう展開していくんだろうという期待感さえ抱かせる。その上、各話にユーモアも盛り込んである。感心したなり~!


【その他いろいろ】
・恵一「まさか、夫婦になるなんてことはないですよね」(少し嬉しそう)
・ポケットから書類を出す。ミタさんの事だから、婚姻届かと思ったら、やはりそうだった。もしかしたら、特別超過料金の請求書かと思ったけれど。
・婚姻届に署名捺印って、ホントに婚姻届を出されたらどうするつもりだったのか?


【ストーリー】(番組サイトより)
 阿須田家の子供たちから「お母さんになって」と懇願された三田(松嶋菜々子)が「承知しました」と返事をしたことを聞いた恵一(長谷川博己)は耳を疑う。事実を確認しようとした恵一に三田は署名・捺印済みの婚姻届を差し出す。恵一はすぐに結婚は考えられなかったものの、子供たちのためにも「ずっと家にいてほしい」と頼む。三田は、阿須田家の“母親”になった。

 喜ぶ阿須田家の子供たちだったが、三田は意外な行動をとり始める。

 そんな矢先、恵一が食事中に倒れ、入院してしまう。阿須田家は、しばらく三田と子供たちだけの生活になる。

 一方、恵一のことを忘れたいうらら(相武紗季)は見合い相手(勝地 涼)との結婚を決意し、結婚式の日取りまで早々に決めてしまう。そんなうららの前に三田が現れ、自分が阿須田家の子供たちの母親になったことを勝ち誇ったように告げる。

 三田が母になって以来、子供たちの周りで不運なことが次々と起こり、阿須田家には不穏な空気が漂う。困惑を深める子供たちは、三田が家を乗っ取るつもりではないかと疑い始める。

 三田の真意とは、一体何なのか?

 そして、阿須田家の人々との交流をきっかけに人間らしい感情を少しずつ表すようになった三田は、最後に笑顔を見せるのだろうか?


主婦になったのに、やはり食べない。
寝室は?それとも通い?
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『謎解きはディナーのあとで』 最終話 「聖夜に死者からの伝言をどうぞ」

2011-12-21 20:50:21 | ドラマ・映画
 影山(櫻井翔)が天道家と何の縁もなかった点で先週の予想は大外れでしたが、あとはまずまず的中していたように思います。
 ちょっと、仕事で一杯一杯なので、簡単にまとめたいと思うのですが、元来、要約するのが苦手なので、まとまりのない長文になってしまうかもしれませんが、とにかく、振り返ってみます。

影山が犯人ぽいところで終わったが、当然、犯人であるはずがなく……
 ケーキ屋の主人との一球勝負で場外ホームランを打たれて、そのボールを探していたとか、手の怪我は、悔しさのあまり拳で地面を叩いて痛めたとか、ナイフは危険を感じてとか、(あと出しジャンケンの理由というのは、ちょっと……ブツブツ……)とにかく、怪しい行動の一応の説明はついた。ビールの泡が立っていないという時間的見地からアリバイも成立した。
 と言っても、麗子(北川景子)の言うように、炭酸の抜けたビールを用意するアリバイ偽装も成り立つので、完全に容疑が晴れるわけではないが、麗子も影山を信じることにした模様。と言うより、初めから信じてやれよ(と、多くの視聴者が思ったはず)。
 そこへ、影山警部(椎名桔平)が現れ、殺人容疑で連行。連行したのは、ホウ・ショウレイ(=麗子)の情報を聞き出すためだった。そんな、風祭の私的な理由で、影山は拘留されてしまったが、天道家で見つけた敗戦球が影山→怖そうな留置者(田中要次)→風祭と渡ったが、これが後にミラクルを起こす。

事件の真相
 宝生家の力により、釈放された影山が推理を披露。
 第一の殺人は、ほぼこの間の推理通り、宮地沙織(三浦理恵子)が剣持留美(上原美佐)を殺害した。ただ、天道家には重大な秘密があり、それを隠そうとした編集者の佐藤武雄(石黒賢)の行為によって、誤解と第2の殺人を生じてしまった。
 その重大な秘密というのが、10年前に天童静子は亡くなっており、代わりに佐藤が執筆していた。殺人事件が起き、静子の死が明らかになってしまうと危惧した佐藤が、静子が生きているのを印象付けるために、留美の死体を静子に見せる偽装をしたが、これが静子の娘・里美(菊池和澄)の誤解(佐藤が犯人)を生み、沙織の欲を生じさせ、事件を複雑にしていった。
佐藤を庇うため、里美が偽装、佐藤の偽装プラス沙織の静子への変装(アリバイ偽造)などなど。

ダイイングメッセージの意味
 最初の「Ⅹ」は留美の死体を静子に偽装した時の黒マニキュアが取れないので、インクでダイイングメッセージを残したことにして、隠そうとした為だった。「Ⅹ」の意味は、野球のⅩゲームの意味で、静子の死亡を隠すことへの終止符。
 次の「Ⅹ」は、第2の殺人の犯人が第1の殺人の犯人と同一人物と思わせるための、里美の偽装。それと、里美がずっと毎年買っていたクリスマスケーキが、実はバースデーケーキだったということを隠すためでもあった(同じケーキ屋で買ってきた里美と沙織のケーキが違うことを隠す)。
 ところで、この時、里美は第一の殺人の犯人は佐藤ではないと知っていたのだろうか?最初、偽の静子を見た時、犯人は佐藤と思って、トロフィーを投げ込む偽造をしたはずで、それがどの辺りで佐藤が犯人でないと変わったのか、はっきりしない。
 そして、話は飛ぶけれど、静子が里美に残したビデオメッセージ。これが、真のダイイングメッセージ。

 多少、強引な面(後でつつきます)はあったが、絡まった事象をうまく解きほぐし、麗子と影山もいい雰囲気で、よい最終回だったと思う。

今週の風祭警部
・「Ⅹ」を「エックス」、「10」、「バツ」と『名探偵コナン』の小五郎張りの思いつきだ。しかも、ミステリー作家たちに、その先がないことを見抜かれていた。
・部下たちにも、そのいい加減さに辟易されていた。
・寒空の中、オープンカーで眠ると寒いことを実証
・麗子が刺されるのを、身を呈して防ぐ。なかなかできないよね。しかも、敗戦球に救われる
ミラクル。

麗子VS影山
 影山の毒舌シーンは2回。緊急時でもしっかり毒舌をふるっていたが、やはり、2回目の毒舌…

「失礼ながら、お嬢様。お嬢様の目は、やはり、節穴でございましたか」
「お嬢様の推理力は、やはり、ズブの素人以下でございましたか」
「そこまでレベルが低いのであれば、わたくし、本気で、う~けぇ~る~でございます」

毒舌3連発は「受-けぇ~る~」でございました。

 毒舌の後の、麗子の「冷静→爆発」の溜めは弱かったのと、陥落シーンもなかったのが残念だが、「クビよ、クビクビ~!」の他「逮捕よ、逮捕」も出た点は評価できる(どういう評価だ?)

 巷では、麗子が無能で価値がないとの評価もあるが、この二人のやり取り(毒舌シーンだけでなく)は好きだった。

その他突っ込みなど
①静子の死を隠し続けるのは無理だろう。特に、娘とお手伝いさんには。お手伝いさんもグルなら多少は可能か。でも、里美に10年隠し続けられていると考えるのは甘過ぎる。
②里美が「佐藤が静子の代わりをしていた(執筆や里美との手紙のやり取り)」は気づいたのは分かるが、佐藤が父親であるという確信はどこから来たのか?(私が見逃したのかもしれません)
③里美がケーキのクリームで書いた「Ⅹ」は、「バツ」だったって、風祭警部があれだけ「エックス」と叫んでいたのに……
④ケーキ屋「ノエル」さん、バースデーケーキとクリスマスケーキ、同じ箱を使っちゃいかんと思う
⑤麗子の父役が高橋英樹さんというのは、ピッタリだと思った。
⑥麗子の秘密には笑った


【ストーリー】(番組サイトより)
ミステリー作家たちが集まる天道静子の家で、ついに起きてしまった2つ目の殺人事件。現場に佇んでいたのは、血染めのナイフを手にした影山(櫻井翔)だった。発見した宝生麗子(北川景子)は、影山を問いたださずにはいられない。なぜなら、影山こそ、最初に殺害された剣持留美(上原美佐)の時から、事件の背後に見え隠れしていた男だったのだ。そして、今回の宮地沙織(三浦理恵子)殺害に関しては、殺害直後と思われるタイミングで凶器を持ち現場にいた……。「容疑は殺人の現行犯よ」そう問い詰める麗子に対し、ここでも影山は厳しい言葉で犯行を否定する。

こんなシリアスな状況下においてまで暴言を吐く影山に思わず「クビ!」&「逮捕!」を連発する麗子。そこへ現れた風祭京一郎警部(椎名桔平)は、千載一遇のチャンスと影山を殺人容疑で逮捕、警察署に連行してしまう。

連行された影山は、風祭の厳しい取り調べを受ける。「明日のクリスマスイブまでになんとしても真実を吐かせる!」と意気込む風祭の尋問にも、頑なに口をつぐむ影山は、ついに留置場に入れられてしまう。

留置場の水でティータイムを楽しむ影山のもとに、高価なコートを着た大柄な男(高橋英樹)が近づいて来る。謎の男にいつにない敬意の表情を見せる影山。男は麗子の父、清太郎だった。そして清太郎は真剣な表情で影山に「実は…麗子には秘密がある」と、ある重大な隠し事を伝えたのだった……。
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理科の問題の答

2011-12-21 20:16:20 | 日記
 12月17日記事『理科(天文)の問題』の答です。

 下文が問題です。
「冬至のころの太陽は、春分や秋分のころと比べて①南寄りに沈むか、②北寄りに沈むか、それとも③同じ位置に沈むか?」


 中学生の頃、飽きるほど見たかもしれない下図をご覧ください。

 まず東西南北を考えないといけないですね。日本の場合、太陽は真昼(南中時)に南の空にあることから、Aが南です。必然的にEが北、Cが東、Gが西ということになります。
 太陽が真東から昇り、真西に沈む春分・秋分はC→J→Gです。
 で、冬至はB→K→HかD→I→Fのどちらかですが、冬は太陽が低いのでB→K→Hです。よって、日の入りの位置は春分・秋分のころに比べて南寄りが答です。
 南……暖かい、太陽、夏
 北……寒い、陰、冬
というイメージがあり、我が子3人とも「北寄り」と答えてしまいました。
 理科の知識がなくても、普段、太陽を意識していれば、もっと言えば、「夕日がきれいだ」と思えば、当たり前の答なのですが。


上図は
中学理科の計算問題ドリルをWordで作ろうWordで使える、透明半球・南中高度のページの図を使わせて頂いています。
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大阪都構想に思う

2011-12-20 23:13:04 | 時事
 大阪都構想に向けて、橋下新市長が動き出したようです。一理あるような気がしますし、やり方が独裁的だという気もします。
 それはともかく、原発は多いが、北陸新幹線はカヤの外の福井、北陸と認められないようなので、この際、近畿の仲間にしてもらえばいいのじゃないかと思っています。福井を仲間にしても近畿にとってはメリットは少ないかもしれないので、いっそ、大阪都の一部にしてもらっちゃいましょう。まあ、大阪も「いらへん、いらへん」と言うでしょうけれど。
 確かに、県営野球場、競技場、体育館と言っても、福井市に集中しているんじゃあ、「県営」というのも、文字通り管理者にとっての県営で、福井市以外の県民にとっては、恩恵は薄いです。(福井市にある方が合理的だとは思います)
 県と市の二重構造に問題があるのは、大阪だけでなく、どの県も大なり小なりあるので、福井県も福井都にしちゃえ!なんて思ってしまいました。

 で、この構想が全国に広まっていき……でも、京都府だけが困ったりして……京都都
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福島県知事、あなたは加害者だと思います

2011-12-19 20:51:36 | 時事
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18日、枝野経産相と細野原発相、平野復興相が避難区域を見直す方針を伝えるために福島県入りしたが、佐藤県知事は野田首相の収束発言に不快感をあらわにした。

佐藤知事「福島県民からはとても『事故収束』なんて言葉を発すること自体…。福島県の実態を本当に知っているのか」

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 福島県民は被害者だが、あなたは加害者だと思います。


  【参照記事】
『「福島県がエネルギーで日本と世界の経済を支えていた」福島県知事』(3月20日記事)
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『相棒 Season 10』 第9話 「あすなろの唄」

2011-12-18 21:04:16 | ドラマ・映画
 刑事モノとしては、特に『相棒』としてはイマイチだった。犯人が初めから絞られていたので、動機、犯行現場など犯行の検証的なもので、推理としては物足りなかった。あとは冒頭で検視官の見逃しを指摘したことが右京さんの見せ場と言えば、見せ場か。
 最もがっかりしたのは、最先端の研究をしている教授・栗田にしては、浅はかな犯行だったこと。
 研究が海外に流出するのは避けたいという事情は理解できる。しかし、それでパートナーの教授を殺してしまう。そして、その犯行で自分が捕まってしまうという危険性を考えなかったのだろうか?
 さらに、右京たちをも硫化水素で殺そうとしてしまう。もはや、硫化水素を使うことによって、他の者をも巻き込んでしまう危険性を考えることはできなかった。だいたい、硫化水素で二人を殺したら、滅茶苦茶怪しまれるだろう。
 粟田は以前、青潮の対策を研究していたが、青潮で青潮を制すといったものだった。そういった発想をする栗田であったが、自らの浅はかな行為が、バクテクロリスの発生する硫化水素で、バクテクロリスを全滅させることになってしまった。まさにバクテクロリスでバクテクロリスを制してしまったのだ。この皮肉さを脚本家は描きたかったんだろうなあ。
 さらに、栗田は「俄か科学は目的を見失う」というのを戒めにしていたが、栗田は知らず知らずのうちに逸脱していた。彼の最終目的は「バクテオイル(バクテクロリスによって得られるオイル)で世界中を豊かにする」が、「日本の技術で」というのが第一になっていた。
 国会議員にツテがあるのなら、何とかならなかったのかな?

 あんなに執着しているバクテクロリスを提出するのは変だなあと思ったら、その提出されたバクテクロリスが希望の種となるという結末に繋がるという伏線だったが、ちょっと、都合がいいような気がする。

 という訳で、事件に関しては不満が残るストーリーだった。


 それに対して、『相棒』のメンバーたちの掛け合いが面白かった

伊丹「どう言うつもりで我々の聴取を妨害するんです?」
右京「これは失礼、では責任を取って、聴取してまいりましょう」
伊丹「うん(うなづく)。ん?(首を捻る)」
伊丹「あのねえ」(尊に迫る)
尊「じゃあ僕も責任をとって」(逃げる)
伊丹、米沢ににじり寄る。
米沢「持ち場に戻らないとねえ、失礼」
 伊丹、三浦に迫るが、憤まんをぶつけられない。
 三浦さんは、うまく伊丹をリードしているなあ。捜査中止を命じられ、憤る伊丹に資料を見せ、捜査続行を促すシーン、かっこいい!


右京「おや、こんなに遅くまでどうしました?」
米沢「杉下警部に頼まれていたことを調べていました」
 ムッとしながら答える米沢さん、これだけムッとした米沢さんは珍しい。その後も、こき使われる米沢さんは気の毒。

右京「おや、もうお帰りですか?こんなに早く」
米沢「ええ、昨日夜勤を代わったんで、今日はもう(帰宅)」
右京「では、今日はもう時間がたっぷりある」
米沢「はい?」………

右京「栗田教授の毛髪です」
米沢「お預かりします」
右京「どれくらいかかりますか?」
米沢「お急ぎでしょうか?」
右京「出来れば、朝までには」
米沢「ということは、必然的にまた、徹夜ですな」
右京「ほんとに、どうもありがとう」(機械的な言い回し)
 米沢さん、『相棒』(鑑識ではない)を辞めちゃわないか心配


部長「無駄に察しの良いお前なら、何故、呼ばれたか分かるな」
右京「武井久美子議員は、元警察官僚でしたねえ」
部長「そんな話はしていない」
右京「そんなところから、抗議でもあったのかと」
     ………
      …
右京「申し訳ありません」
参事官「謝るんだったら、最初から」
右京「いえ、ちょっと失礼いたします」
 携帯を見せ、廊下に行く。
 いい度胸というか、まったく、意に介していないですね。    



【ストーリー】(番組サイトより)
 大学の微生物学研究室で、教授の高松肇(酒向芳)が遺体で発見された。高松教授は、「バクテクロリス」という細菌から重油とほぼ同じ成分を作りだす画期的な研究を進めていた。

 当初は病死と思われたが、遺体の臭いに疑問を抱いた右京(水谷豊)がにらんだ通り、硫化水素の吸引による窒息死であることが判明。

 共同研究者の栗田(利重剛)によると、高松教授なら高濃度の硫化水素を作りだすことも可能だというが、現場の研究室に硫化水素の痕跡はなかった。

 栗田は、「高松教授は資金集めがうまくいかないこと苦にして自殺したのではないか」、というが、研究室の職員によると、高松のもとには資金提供や共同研究の申し出が相次いでいたという。そのことをたずねられた栗田は、高松教授がその申し出を断っていたと話す。なぜ資金難の中、資金提供の話を断っていたのか?

 高松教授が死んだのは事故なのか、自殺か、それとも殺されたのか!?

ゲスト:利重剛

▲脚本・監督

脚本:櫻井武晴 監督:安養寺工
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理科(天文)の問題

2011-12-17 20:56:35 | 日記
 数日ほど前から日の入り時刻が午後4時42分になりました。11月下旬から長らく午後4時41分でしたが、日の入りが1分遅くなったのです。一年で昼の一番短い日は冬至ですが、日の入り時刻が一番早い日や日の出が一番遅い日は冬至とは少しずれます。日の入りは12月初旬がピーク、日の出は1月10日ごろがピークだったと思います。
 もう少しで冬至で、まだ昼の時間はもう少しだけ短くなりますが、日が沈むのが遅くなることは嬉しいです。冬至も一番昼が短い日ですが、これからどんどん昼が長くなる……「太陽の力が復活してくる日」という考えもあるようです。
 それはともかく、家庭教師をしていたころの教え子や自分の子どもたちに、天文(気象)で必ず出す問題があります。それは……

「冬至のころの太陽は、春分や秋分のころと比べて①南寄りに沈むか、②北寄りに沈むか、それとも③同じ位置に沈むか?」
 理科の問題ですが、生活の問題と言ってもいいでしょう。普段の生活で観察できますから。
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