英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

記事が滞り気味だった訳

2023-08-30 17:19:38 | 日記
(zoranさん、遅くなりましたがコメントレス:好きな子がめがねを忘れた』の感想を書きました)

8月の記事アップ日は12日。16日から6日連続で休み。25日からも5日連続で休み。
その理由は?


①夏バテ
②世界陸上
③仕事


 答えは全部……
 ………よく、情報番組などで、クイズ形式で問われて、「全部です」と言われて、《だったら訊くなよ!》とイラっとすることがある。
 ごめんなさい。正確に言うと、①②が大きな原因で、③も少しという状況。

①夏バテ
 説明不要と思いますが、猛暑、酷暑で活力を奪われる毎日。
 “夏バテ”というほど体調不良ではありませんが、ブログ記事を組み立てる気力や体力が削られてしまう毎日でした。

②世界陸上
 割と、競技スケジュールが私の生活パターンと相性が良かったので助かりました(録画したものを、種目によっては倍速や早送りで時間短縮、興味が強い種目はがっちり再生。リピートもあり)。ハイライト放送もうまく活用できました。
 それでも、長時間視聴と9日間と長かったので、他の事象に影響がありました。
 世界陸上があると言っても、他のドラマやスポーツ中継も容赦なくやってきます(笑)
 それも消化しなければならない。しかも、今クールは『VIVANT』、『警部補ダイマジン』、『アストリッドとラファエル3』が面白く、朝ドラ『らんまん』も15分とは言え、週5日もやってくる。BSで再放送している『エルピス—希望、あるいは災い—』(主演:長澤まさみ)や『ケイゾク』(主演:中谷美紀)も面白い。その上、アニメも……
 『科捜研の女』など録画の未視聴が溜まっています。

③仕事
 「ちゃんと仕事してるのか?」と問われそうですが、していますよ。
 幸いな?ことに、盆過ぎから9月までは暇な時期です(飲食店のお客さんが多い)
 暑さと寝不足の中の仕事はきついです。

ともあれ、要因②がなくなったので、少し復活できそうです。
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新型コロナウイルス その157「今年度の将棋連盟棋士の新型コロナ感染 and 全国感染状況」

2023-08-30 11:37:13 | 時事
今年度の将棋連盟棋士の新型コロナ感染
2023年08月28日高野秀行六段 新型コロナウイルス感染のご報告
2023年08月28日藤井奈々女流初段 新型コロナウイルス感染のご報告
2023年08月16日千田翔太七段 新型コロナウイルス感染のご報告
2023年08月14日佐藤紳哉七段 新型コロナウイルス感染のご報告
2023年07月18日髙見泰地七段 新型コロナウイルス感染のご報告
2023年07月10日瀬川晶司六段 新型コロナウイルス感染のご報告
2023年07月10日脇田菜々子女流初段 新型コロナウイルス感染のご報告
2023年07月06日佐藤康光九段 新型コロナウイルス感染のご報告
2023年06月27日渡辺和史六段 新型コロナウイルス感染のご報告
2023年06月27日西田拓也五段 新型コロナウイルス感染のご報告
2023年06月26日郷田真隆九段 新型コロナウイルス感染のご報告
2023年06月02日竹部さゆり女流四段 新型コロナウイルス感染のご報告
2023年05月26日武富礼衣女流初段 新型コロナウイルス感染のご報告
2023年05月17日石井健太郎六段 新型コロナウイルス感染のご報告
2023年04月06日広瀬章人八段 新型コロナウイルス感染に関するご報告

 日本将棋連盟所属棋士の感染者数は、4月1名、5月2名、6月4名、7月4名、8月4名(8月28日現在)と激増しているわけではないが、6月以降一定の感染者が出ている。
 以前は、感染に関するお知らせはサイトのトップページに記されていたと思うが、最近はトップには棋戦情報や昇級情報のみで、「ニュースをもっと見る」をクリックしないと知ることはできない(私の思い違いかも)


全国の感染状況
 NHKの「感染症・医療情報サイト」(新型コロナウイルス特設サイト)によると

 青色の棒グラフ部分は、当時のデータを「定点把握」で集計し直した参考値

 第8波のピーク時の1日あたりの感染者数(実数・1週間の平均値)は約15万人。
 1医療機関当たりの当たりの平均の患者数を、その当時と比べて59.5%。実数に換算すると約89,000人となる。

 直近(と言っても少々古いが)の速報データ(修正の可能性あり)では、
2023年8月7日〜8月13日 14.16人
2023年8月14日〜8月20日 17.84人
1週間単位では26%増
(医療機関にかからない人も多数いると考えられるので、実数はもっと多いと考えられる)
 帰省や旅行やイベントなどにより、人との接触機会が増加した影響が出てくるのは次回の集計か?
 新型コロナウイルス感染症がインフルエンザ並みに軽症化いてきているので、深刻に考えなくてもいいのかもしれないが、やはり、医療機関や介護施設などは対応対策が大変である。
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アニメ『AIの遺電子』 第7話「人間」

2023-08-24 22:31:29 | アニメ
第7話 ストーリー(番組サイトより)
電脳に障害を負った老人の感情が、音楽に触れると戻ってくる――。そんな美談に裏の事情を嗅ぎ取った人権団体の男が、須堂新医院の門を叩いた。「人間の謝罪」にこだわるモンスタークレーマーに気を病んだヒューマノイドもまた、須堂に診察を求める。信念の交錯が生み出す、患者たちの意外な結末とは。


 タイトルは「人間」だが、第6話「ロボット」と同様に、“ロボット(ヒューマノイド)”と“人間”との関わりを描くことで、両者を描いている。
 例えば、第6話の《ケース1》では、伝統工芸を習得し記録する“覚える君”の習得過程がメインストーリーであるが、鍛冶職人・桐山の矜持(職人魂)がテーマであった。
 この7話のケース2では、人間のエゴを描き、そのエゴに振り回されるヒューマノイドの苦悩が主題であった。

 この第7話を見て、更に“ヒューマノイド”の設定が分からなくなってしまった……
 このアニメ、原作がそうなのかは分からないが、非常に不親切と言うか、“視聴者の解釈任せ”の傾向が強い。
 『世にも奇妙な物語』をオマージュ(尊敬し、影響を受けたり、その作品を目指したりする)しているように感じる。(今回のオチは、特にそう感じる)
 (そういったことを含めてレビューするか、最後にまとめて考察するか……取りあえず、「ケース1(患者1)」から)


患者1.後藤賢治――
 後藤賢治(ヒューマノイド)は、頭部に何らかの損傷を受け、主体性や見当識が著しく低下してしまった(情報を認識、把握、判断能力が低下し、意思を示さず、ぼ~としている)。運動機能も損傷し、車いす(自力で扱えない)生活。
 そんな状況ではあったが、孫娘の唄には反応を示す。歌声に和み、孫娘に話しかける。
 そういう後藤家の様子伝える映像では、「音楽や映画に触れたひと時、傷ついた健二さんの回路に人間性が戻ってきます」とナレーションが入っていた。
 この「人間性」という言葉は、後半パート(患者2)でも使われていたので、第7話のテーマ要素なのだろう。

 この映像を須堂に見せ、
「我々”ヒューマノイド・ライツ・ジャパン”としては、これを美談にして良いのか、疑問なんです。
 電脳をなおす方法がある…なのに、なおさない。……ネグレクトですよ」
と、掛居は主張。

 ネグレクト……決めつけが強い男だなあ。そもそも、”ヒューマノイド・ライツ・ジャパン”って何?
 台詞(音のみ)なので分からないが、この男が発した“なおす”って、「治す」?「直す」?…どちらなのだろう?

 掛居は、後藤一家を須堂医院に連れてきて、賢治を診察させる。
「ハードウェアの損傷はそれほどでもなさそうです。個性の根底を揺るがすような部位には障害はないと思われます。失われた機能を補うためのシステムを埋め込めば、お父さんの症状はほぼ治ると考えられます」という所見だったが、賢治の息子は治療(修復)をためらい、しばらく様子を見ることに。
 しかし、掛居は夜遅くに後藤家に電話して、今日のうちにお話ししたいことがあるとか言い、
「全ての人間は、生まれながらにして自由であり、かつ尊厳と権利について平等である(第一条)1948年の世界人権宣言の第一条にこうあります。ここでいう人間にヒューマノイドに含まれていません」と語る。

 現代(現実の地球)とリンクしているのなら、1948年には当然ヒューマノイドは存在していない。なので、《この人権宣言はヒューマノイドについては考えられていない》ということなのだろう。
 ……しかし、それが何なのだというのだ?掛居は、半ば脅すような口調で、賢治の治療に踏み切らせたが、《ヒューマノイドに人権はないというのなら、なおす義務はないのではないだろうか?》
 そもそも、“ヒューマノイド・ライツ・ジャパン”ってどういう組織?
 人権に拘っているようだ……「ライツ」=「権利」……ヒューマノイドの人権を守る人権団体ということらしい。
 で、先ほどの人権宣言を引き合いに出したのは、《世界人権宣言ではヒューマノイドの人権は保障されていないので、代わりに我々“ヒューマノイド・ライツ・ジャパン”がヒューマノイドの人権を守ってあげましょう》ということなのだろう。
 でも、そもそも、《いろいろあって?ヒューマノイドが人権を得て、人間とヒューマノイドが共生するようになった》のではなかったのだろうか?

ちなみに、【アニメサイトのINTRODUCTION】によると……
 21世紀に始まったAIの圧倒的な進歩は、社会の発展に寄与する一方、高い知性を持つ機械を道具として使う是非を、
人類に突きつけた。
 そして22世紀後半。人々は「産業AI」とは別格の存在として、人権を持った「ヒューマノイド」を当たり前に受け入れ、共に暮らしている………


―――それはともかく―――
 最初は、「こころの輪」(←賢治が携わる青少年育成団体)を支援していた人権保護団体“ヒューマノイド・ライツ・ジャパン”の掛居が、賢治を本格治療しない現状に憤りを感じて、須堂に相談したのかと思ったが、かなり違った。
 独りよがりの正義を押し付ける人物だった。たぶん、勝手に押しかけ、後藤家にあれこれ指図していたのだろう。
 夜中に電話して、自分の主義を押し通そうとするなんて、迷惑行為も甚だしい。
 手術後にも、カメラクルーを引き連れ医院に押し掛けるし。

 ただ、賢治の息子は、手術(処置)には消極的なのが気になる。
 掛居は、《美談(孫の唄声が祖父の人間らしさを呼び起こす奇跡)で注目されたいのだ》と主張。
 私は、賢治の事故は息子か家族の仕業で、手術を受けることで、その記憶が復活してしまうことを怖れているのかな?と。

 まあ、《補修のため異物(回路)を挿入することに抵抗がある》とか、須堂も指摘したが《完全に元通りにするわけではないので、多少、人格に変化が生じることを怖れた》と考えるのが普通か。

 結局、賢治の回復を望み、手術を受けいれた。
 ………結果、自分の様子を世間に晒したことに怒り、暴れる。
 暴力的になったのは、手術のせい?…………と思ったが、
 賢治の息子曰く「須堂の治療方針は正しく、手術も精巧だった」と。
 事故前の賢治に戻っただけだという。世間的には人格者に見えた賢治だったが、家では暴君だった。

 《機能は回復しないが、温厚な賢治》と《元の暴君》とどちらが幸せだったのだろうか?……という『世にも奇妙な物語』風オチであった。
 賢治本人のことを考えると、“暴君”に戻すべきなのだろう。
 それはともかく、賢治の息子夫婦は、手術を躊躇する理由を話した方が良かっただろう。まあ、須堂も《元の状態(近い状態)に戻す》という主義であろうが、須堂の悩むす様子も見たい気がする(いや、けっこう、いつも悩んでいるのかも)


患者2.城崎――
 カスタマーセンターで働く城崎
 クレーマーの罵倒などに、胃の痛い日々

 「機械(AI)に謝ってもらっても、誠意を感じない。人間を出せ」など言われ、ストレスもリミットを超え、上司に辞職を願い出る。
  ……『人権を持った「ヒューマノイド」を当たり前に受け入れ、共に暮らしている』はずなのだが、《ヒューマノイドは機械だ》という差別意識を持っている人間も多いようだ。


 それはともかく、「クレームには、外部委託の謝罪屋が対応するようになった」と告げる。
 
 謝罪屋は二人。部下役が、論理的にクレーム内容の検証をし、説明する。
 「ケルビン(色温度)値などを測定し、壁の色は照明によって違って見えるので、問題はない。謝罪はしない」と。
 納得しないクレーマー。押問答を続ける二人に、謝罪屋の上司役が切れて、部下役をぶん殴り、涙を流し、土下座して、“誠意”を見せる。
 この猿芝居にクレーマーも毒気を抜かれてしまう。

 この猿芝居をモニターで観ていた城崎が
「人間性の放棄だ~!」と叫ぶが、情に訴える人間性そのもののように思える。
 ただ、正当な商品を提供したのに、安易に謝ってしまって良いのだろうか?
 ちゃんと説明し、今回の場合なら、照明の色温度を調節して、お客の要求に応えるとかした方が良いような気がする。
 それに、謝罪屋も壁の色や材質と照明の色温度など、けっこう知識が必要で、その上、殴られるは、土下座するはで、けっこう大変。(人間か、ヒューマノイドか、産業ロボットか?不明)
 謝罪屋への支払いは高額なのでは?

 無茶苦茶怒っていたクレーマーだが、壁の色には本当に拘っていたように見えた。
 最初は、怒って、ごねて、“誠意”(謝罪金)をせしめようとする輩だと思ったが、どうなのだろう?
 電話クレームの対応としては、一旦、受け流して、その場はやり過ごし、クールダウンするのを待つのも一策かもしれないが、時間を引き延ばせば引き延ばすほど、怒りが蓄積する場合もあるので、そこら辺をプロの対応者は見極めるのではないだろうか?
 

今回(第7話)は、主体はヒューマノイドだったが、ケース1では、自分の主義を押し付けようとする人権保護団体・迷惑男の掛居、ケース2では、ヒューマノイドを差別し”機械”扱いするクレーマーの人間のエゴを描いていた


 
 それにしても、“ヒューマノイド”の設定がよく分からない。
 アニメサイトのINTRODUCTIONによると………
《高い知性を持つ機械を道具として使う》⇒《ヒューマノイドの人権を認める》という歴史
なので、
 “ヒューマノイド”は、《機械(道具)》⇒人権を持つ人間と同格の存在”に昇格したことになる(ヒューマノイドを機械と差別する人間も多いようだが)
 だとすると、《家族や友達として人間と共生している》という状況は、無理があるように思える。

 「第2話」は、タイムが縮まらないことに悩む陸上部員(ヒューマノイド)が主人公だった。
・ヒューマノイドの肉体は人工物でケガ(破損)しても取り換えが利く
・肉体は人間と同じくらいの性能で、伸びしろもある(「人間の方が伸びしろがある」と悩んでいた)
・老化もする
 ……つまり、人工知能であること以外は人間とほぼ同じ。

 今話(第7話)の松崎をはじめ、これまで登場したヒューマノイドは、感情も何ら人間と変わりなく、繊細とさえ感じられる。

 この人間に限りなく近いヒューマノイドだが、人工物(体の部位は交換可能、人工頭脳)という設定が奇妙なのだ。
 一番奇妙なのが、子どものヒューマノイドの存在。《子どもを失った母親が、その代わりを求める》という願いはあるかもしれないが、普通に子どもヒューマノイドがたくさん存在しているようだ。
 大人のヒューマノイドなら必要性があるように思われるが、単に産業面の需要なら、産業ロボットで良い。
 おまけに、家族として人間とヒューマノイドが混在しているが、生殖は可能なのだろうか?ヒューマノイドが人工物である以上、不可能のように思える。

 なので、《人間が病気や事故で、脳に障害が生じたり、損傷した場合に、それを補うために人工頭脳を取り換えるとか、装着した》という設定の方が、自然のような気がする。
 原作を読めば納得できるかもしれないが……


参照:「第1話・第2話」「第3話」「訂正1・第3話について」「第4話」「訂正2・タイトルについて」「第5話」「第6話」「第7話」「第8話」「第9話」「第10話」「第10話・追記」「第11話」「第12話(最終話)」
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時事報道に関するいくつかの疑問

2023-08-23 11:15:56 | 時事
1.高市大臣、有耶無耶にして素知らぬ顔で閣議に参加……放送法に関する行政文書を巡る発言等
 立憲民主党の小西洋之参議院議員の放送法に関する行政文書についての質問に対し「全くそれは捏造文書だと考えております」と答え、
 「仮にこれが捏造の文書でなかったら、大臣、そして議員を辞職するということでよろしいですね」との小西議員の念押しに対して、「結構ですよ」と高市大臣


 いろいろ事件が発生し、”やむを得ない状況”は理解できるが、“過去の事件”扱いにしてしまう報道は大いに不満!
 何事もなかったかのように閣僚席に鎮座する高市大臣の報道映像を見るたび、ムカッとしてしまう。



2.“内閣改造”は必要なのか?
 “内閣改造”について、チラホラ報道されている。
 でも、この内閣改造は必要なのか?と常々、疑問を感じている
 世論調査などで国民の不満や要望を受け止め、それを反映させるのなら、閣議などで対処すればよい。
 《内閣を改造することで、『(元)○○大臣』の肩書を付与させて、総裁への求心力を高める》ことが目的なのだろうか?
 大臣交代による庶務が増えるなど、マイナス面が大きいと思うが……

 報道も「この時期に内閣改造するのはなぜか?必要なのか?」ぐらい問うべきだ

3.福島原発の処理水の海洋放出
ALPS処理水……東京電力福島第一原子力発電所の建屋内にある放射性物質を含む水について、トリチウム以外の放射性物質を、安全基準を満たすまで浄化した水
①地元漁業者は反対
 国と東京電力は2015年、「関係者の理解なしにはいかなる処分もしない」と漁業者と約束していたが、24日にも放出を開始することを正式に決定。
 この流れに関して、
全漁連・坂本会長
・「『科学的な安全』と『社会的な安心』は異なるものである。科学的に安全だからと言って風評被害がなくなるわけではないと思う」
・(政府が『関係者の理解なしにはいかなる処分も行わない』という約束を順守するとしてきたことに対して)面会後の会見で坂本会長は、「関係者の理解は100%ではない」
・(.『放出が決まれば約束は反故ということか』について)「(約束は)破られてはいない。しかし果たされてもいないという状況」
………トンチ問答のような言葉。
 漁連の会長として地元漁業者に配慮し、全国組織の会長として政府にも配慮した発言だ。
 ただし、『科学的な安全』を暗に認めたこと、「関係者の理解は100%ではない」→《ある程度の理解は得られている》という解釈、「(約束は)破られてはいない」という言葉。……これらは、政府には《関係者の理解はある》と解釈できる。

 
そもそも、「関係者の理解なしに」という表現は、《関係者の("一定の”とか、“ある程度の”)理解が得られれば》とも解釈できる。
 
さらに、“関係者”の定義もはっきりしない。
 
その上、「“理解なしに”いかなる処分もしない」という表現も巧妙。
 “いかなる”という表現で強い意志を感じさせているが、“理解なしに”と”賛成なしに”“同意なしに”とでは、条件の厳しさに大きな差がある。


②この処理水を海洋放出することについて、中国から猛反発しバッシングを繰り返している 
 《海洋放出が「国際基準に合致している」とした国際原子力機関(IAEA)の包括報告書》はあるが、本当に安全なのか?

 中国は“処理水”を“汚染水”と表現したり、14日開の東アジアサミット外相会議で、「安全ならば飲料水として日本国内で使用すればよい」と主張している(←一瞬、“なるほど”と・笑)
 ドラマだと、中国高官に任意の処理水タンクから水を汲まさせ、それを主人公(首相や大臣)が飲む……ような展開もあるかもしれないが。

 ところで、中国だが、
「中国の複数原発がトリチウム放出、福島「処理水」の最大6・5倍…周辺国に説明なしか」(讀賣新聞オンライン)
 確か、一度、NHKでも報じていた(短時間だったが)。これが事実だと、中国は自国の行為を棚上げして批判していることになる。
 この記事によると
「日本政府が外国向けの説明用に作成した資料から判明した。中国政府は東電の処理水放出に強く反発し、官製メディアも動員した反対キャンペーンを展開している一方で、自国の原発はより多くのトリチウムを放出している。
 日本政府は、中国の原子力エネルギーに関する年鑑や原発事業者の報告書を基に資料を作成した」
となっている。
 この文章で気になるのは「“中国の原子力エネルギーに関する年鑑や原発事業者の報告書”を基に(説明資料)を日本政府が作成した」という内容。
 説明資料作成の元になった報告書がどの期間で作成されたものかが不明。中国の機関なのか、日本政府なのか、原電機関なのか?

 もし、この報告書が事実なら、日本も反論すればいいのに?
 あまり、事を荒立たせずに、処理水放出を進めたいのか?報告書の信憑性が低いのか?実際、放出は30~40年間はかかるので、総量を考えると強く主張できないからなのか?


4.ビッグモーター、保険金水増し請求問題はどうなった?
 副社長の超パワハラに注目が集まり、現在は、街路樹への除草剤散布の有無、程度、指令経由だけに焦点が集まっている。
 一番立件しやすいからなのだろうが、保険金水増し請求問題はどうなったんだ?!損保ジャパンとの関係は?
 これを一番明らかにしてほしい
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小田原・箱根・東京紀行【終】 その11「浅草」

2023-08-22 17:12:47 | 日記
「その1」「その2」「その3」「その4」「余話」「その5」「その6」「その7」「その8」「その9」「その10」の続きです。

 旅行から2カ月経ってしまった。
 今、思うと、あの3日間(6月19~21日)は行楽には最適な天気だった。東京のアメダスデータは最高気温27.7℃、27.0℃、27.2℃、最低気温18.8℃、18.9℃、18.7℃、天気も「曇り時々晴れ」とか「曇り一時晴れ」とか、恐ろしく安定(一定)していた。(もっとも、半分は箱根であったが、箱根の天気もちょうどよかった……妻は「富士山が見えなかった」と残念がってはいたが)
 東京に限ると、6月16~18日は30℃以上、24~30日は30℃近くか以上だった。22日は大した降雨ではなかったが、24時間で5ミリの降水量。23日は曇りの1日だったようだ。
 それに、確か、帰宅した翌日ぐらいに、ICカード等のトラブルがあったようだ。

 そして、梅雨明け後……
 梅雨明け以降は、皆さんも嫌というほど、酷暑”を味わい、お盆前後は台風の影響で散々な目に遭われた方々も多いでしょう。
 箱根なら、ゲリラ豪雨もありそうだ。そう思うと、本当に天候などに恵まれた……感謝!


 3日目朝。
 ホテルの朝食は、バイキング形式。
 好きなモノを好きなだけ食べられる……“オイシイ”食事と言える(特に大食漢にとっては)。
 ホテル側にとってはどうなのだろう?
 配膳の手間は要らない。ある程度の量を見込んで、調理する。減り具合を見て、追加で調理(多少は“売切れ御免”)。
 それでも、メニューが多いので食品ロスは生じるだろうが、個食の場合と比べて、どうなのか?調理効率を考えると、バイキングの方が良いのか?
 朝食代の設定が高めなのか?……

 ……お客としてはたくさん食べた方が得なのだろうが、おいしい料理を程よく食べるのがベストなのだろう。

 早めにチェックアウトして、“ソラマチ”へ。
 10時少し前、ソラマチ自体は入場可能だが、各店舗は10時からオープンのようだ。
 少し時間があるので、昨日の失敗(徒歩)を反省して、浅草への経路を吟味。東京スカイツリーラインで浅草駅に行くのが良いようなので、ちょっと、順路だけを確認しようと、ぐんぐんスカイツリー駅へと歩いていく……結局、駅そのものを確認することになり……《けっこう歩いたので、このまま浅草に行ってしまおう》ということになった。
 …………《ソラマチは?》《テレビ局公式ショップ (Tree Village)は?》………

 浅草!
 山門を仲見世側から撮ったのか、本堂側から撮ったのか、あやふや……。取りあえず、時系列に沿って、画像を並べます。

 雷門は正面(浅草寺に向かう)のはず。




 浅草寺に限らず、塔が好きなので、往き帰りとも、撮ってしまいました。


 箱根に劣らず、“外国人観光客率”が高かった。
 仲見世でお土産を購入。箱根・大涌谷で大方のお土産は購入し、宅配手配をしていたが、仲見世でもお土産を買うのは観光客の”性”。
 芋羊羹などを買って、帰路に向かうことにした。
 《え?もう?》と思うかもしれないが、“あちこち巡る”エネルギーはもうなかった(笑)

 取りあえず、東京メトロ銀座線で上野まで行き、山手線で東京駅に行くことにした。
 上野駅からは“外回り”で行くと、10分弱で東京駅に到着するのだが、敢えて内回りに乗車。池袋、新宿、渋谷を経由した方が東京の気分を味わえるかなあと。
 “はとバス”利用も考えたが、内回りでお茶を濁したことは、嫁さんには内緒だ。

 上京時に山手線を利用することが多いが(上京しないと山手線は利用できないが)、独特の雰囲気がある。
 すべて、平日の昼間に乗車しているせいかもしれないが、一言で言えば、“雑多”。
 仕事、買い物、レジャー・観光など様々な用途で乗車している。(通勤・通学時だと、全く別の様相を示すのだろう)

 東京駅丸の内駅前広場
 テレビのドラマなどでよく見かける東京駅の外観を見て、妻も満足げ。
 その後、駅構内で土産物などを補充、さらに、ベーカリーで胃袋も補充するなど、ゆったりと……

 頃合いを見計らって、北陸新幹線ホームに。
 東京(15:24)→金沢(18:20)は北陸新幹線。妻は初乗車。
 金沢からはサンダーバード。我が町に着いたのは19:40ごろ。
 乗り換え時間を含めると4時間20分弱。米原経由で東京に行くと、3時間ちょっと。

 嫁さんは満足して我が家に入っていった(ように見えただけ?)【終】



 北陸新幹線が敦賀まで伸びれば、金沢周りも多少時間が短縮されるが、それでも米原周りの方が少し早かったはず。
 運賃や時程などにより、ケースバイケースの利用になるかなあ。

①米原での乗り換えは、少し慌ただしい
②我が町には各駅停車しか止まらないと思われるので、福井駅までは普通列車か、富山-金沢間の「つるぎ」に該当する列車に乗車し、福井で乗り換える
 ………どちらも少し煩わしい
 

再び【乗車券やICカード切符に関する疑問】
1.2日目東京駅到着後はICカード切符 “ICOCA”を使用したが、3日目に “ICOCA”を利用して東京駅改札内に入っていたが、
《新幹線切符でそのまま新幹線駅ホームに行ってもよいのか?》
《 “ICOCA”で一旦、改札外に出てから、新幹線切符で入場し直した方が良いのか?》

……それほどの手間ではないので、 “ICOCA”で一旦、外に出たが、本当のところはどうなのだろうか?

2.山手線で東京駅に戻り、東京駅から北陸新幹線に乗車したが、上野駅から乗車してもOKなのか?
 今回は、東京駅も目的地のひとつだったので、上記の疑問は関係なかったが、上野近辺に用事がある場合は、上記がOKなら効率が良い


 最終回は、足早で中身のない旅行記となってしまいました(毎回そうだった?)
 書き始めた当初は、こんな長々となるとは思いませんでした。
 お付き合いくださった方は、奇特な方だと思います。ありがとうございました。
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アニメ『AIの遺電子』 第6話「ロボット」

2023-08-15 22:18:19 | アニメ
第5話 ストーリー(番組サイトより)
今やAIは、驚くべき学習速度で人間をあっという間に追い抜くことが珍しくない。伝統工芸の技を記録するため、山の鍛冶屋に弟子入りしたロボット・覚える君と、人とのコミュニケーションを学ぶために小学校に入学したロボット・パーマ君。彼らの目覚ましい成長が、人の心にもたらすものとは。


 タイトルは「ロボット」だが、上記のストーリーで記されている《彼らの目覚ましい成長が、人の心にもたらすものとは》というように、ロボットと正対した(真正面から向かい合った)人間の成長とも見られるストーリーだった。
 「第3話」で、《“産業ロボット”に心(感情)はあるのか?》を考察したが、今回のロボットの“覚える君”と”パーマ君”にも感情があるように感じた。


1.“覚える君”と名工――
 “覚える君”……伝統工芸の技を記録するために鍛冶職人に弟子入りした。
        刃物を製造するための産業ロボットではなく、名工の技術を記録するためのロボット。
        鍛冶職人自身も”時代遅れの仕事”と言っていたが、最新テクノロジーで名工の作るモノに匹敵する製品を大量生産でき、ロボットが一本一本作るのは生産性が低いのだろう。


 ”記録用ロボット”なのだが、けっこう個性的。真面目だが自信家で強情。
「そのような若者(挫けて去っていった弟子志願者)と私は別物です。
 手仕事を覚えるという点では、どんな人間よりうまくやる自信があります」

 この個性が、この“覚える君”だけのモノなのか、”覚える君シリーズ”の個性なのかは不明。(開発者の態度だと後者のような気がする)
 そういう個性であるが、非常に有能で、技術を会得し1週間で名工が作る刃物を再現してしまった。
 “再現”どころか“名工を上回る出来で、名工はショックを受ける。


 鍛冶職人・桐山……表彰を受けるほどの技術、腕前だが、“時代遅れの技術・仕事”だと“たそがれる”面もあった。

「(親父が作るモノより、大量生産品の方がよほどいい仕事に見えた」
「職人が機械に勝つ時代もあったが、昔の話よ」
「俺もだいぶ腕を磨いた。親父より良いもんを作っている。まあ、でも後生大事に受け継ぐようなもんじゃあないよな。
 使う人間なんていないんだからよ」
(大量生産品に負けたというより、鎌や鉈などを使うことがなくなったのだろう)

 《“覚える君”がたった1週間で自分を超えてしまった》ことにショックを受けるが、“覚える君”のおかげで《(自分の技の到達点を勝手に決めていたが)もっと良いものが作れることに気がつき、修練に励み始めた。(覚える君の開発者は、これまで何人もの職人を見てきており、桐山が立ち直ることを見越していた)
 修練に励む桐山を見て、開発者は
「我々はどのように記録すればいいのでしょう?……輝くこの汗を、この熱を!」

【味のある名工・桐山】
「ベースのAIは“富士山”という日本製のモノですが、私固有の名前としては、“覚える君”と呼ばれています」
「はあ? 先生さあ、もっと真面目に付けてやれよ!」

「鍛接は鍛冶屋の命だわなあ。よおく、色を見ておけ」
「何も教えないのではなかったのですか?」(“何も教えないからね。せいぜい、観て盗むんだねぇ”と言っていた)
「おらぁ、気まぐれなんでね。ロボットのおまえさんが、どんなモン作るのか、ちょっと楽しみでねえ」


2.“パーマ君”と少年・笹やん――
パーマ君……人間と生活することで、人間を学習し、経験を積むことが目的。
 いかにもロボット(人間ではないと一目でわかる容姿)だが、子どもの姿で愛らしい。



――パーマ君は、簡単なことができなかったり、すごいことが出来たりする
・計算は瞬時にできるが、計算式を書くことはできなかった
・大縄跳びは変な格好で跳ぶ(楽しかった)
・カッターナイフを使いすごいスピードで切り絵を作製
・牛乳を飲んで、ぶふぁ~と吹き出す
・ゲームをしたくて、雑巾がけを早く終わらせようとして、壁に激突し、目を回して星が出る


――パーマ君の進化
パーマ君は大勢いて、ネットで繋がっていて、経験を共有するのでどんどん成長する

――パーマ君の変化
切り絵をしなくなった……カッターが怖い。切られると怪我をする。(ほかの学校で虐められた経験をした)

 そんなパーマ君を励まそうと、大縄跳びに誘う……パーマ君は、一生、失敗しそうにない(2514、2515、2516回……)
《でも、こんなに喜んでいるんだから、ぼく…頑張るぅ!》
……ザシッ…「ああ、しまった!踏んでしまいました。皆さん、ありがとうございます。とても楽しかった」
  ……パーマ君は、気を使って、わざと踏んだ……みんなは、何となくわかった

夏休みが終わったとき、パーマ君はすっかり別人だった。
「今日は、みんなと遊ばないの?」
「ここからの眺め(教室からの校庭の眺め)、とても好きでしてね。今日はじっくり観たかったのです」
「先生から聞いたよ。もうすぐ、いなくなっちゃうの?」
「お別れは残念ですが、あと一か月はご一緒出来ますよ」
「パーマ君、変わったよね、この半年で」
「笹やんさんは、憶えていますか?夏休みに入るちょっと前のことです。
 私の縄跳びに、延々とつき合ってくれましたね。私の経験したすべての半年の中で、一番、素敵な時間でした。
 私のことを本気で友達にしてくれて、ありがとうございました」
「ぼくら、ずっと友達だよね」
「もちろんですとも、もちろんです」



 今回のロボットも心があるよね。(特にパーマ君)


【面積問題】三つの正方形の面積の合計を求めよ

 一番小さい正方形の1辺の長さをXcmとして、Ⅹ+Ⅹ+3+Ⅹ+3-2=13と方程式を立て、Ⅹ=3
 3×3+6×6+4×4=61   答 61㎠
とパーマ君は解いたが、小学生に求めた本来の解き方が分からない……


参照:「第1話・第2話」「第3話」「訂正1・第3話について」「第4話」「訂正2・タイトルについて」「第5話」「第6話」「第7話」「第8話」「第9話」「第10話」「第10話・追記」「第11話」「第12話(最終話)」
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小田原・箱根・東京紀行 その10「東京スカイツリー」

2023-08-13 11:17:13 | 日記
「その1」「その2」「その3」「その4」「余話」「その5」「その6」「その7」「その8」「その9」の続きです。

 前記事の「その9」から、早、25日過ぎてしまった。(旅行から、もうすぐ二カ月……)
(復習も兼ねて書きますね)
 1日目も結構ハードだったが、2日目もそれ以上にハードで、箱根駅伝コース(箱根登山バス)、海賊船(芦ノ湖)、ロープウェイ(桃源台→大涌谷→早雲山)、箱根ケーブルカー(→強羅)、箱根登山ケーブルカー(→箱根元湯)と、起伏に富んだ行程だった。しかも、途中の「彫刻の森博物館」では、芸術感覚的にも、アスレチック的にも起伏に富んだ感覚を味わった
 さらに、総武本線の列車内の“人口満”感、さらに、遠くなのに近くに見えるスカイツリー、目の前にあるのに気がつかないホテル、チェックインでも手間取り、本来なら、夕食を食べて、風呂…と行きたいところだが、重大イベントが控えていた。
 本来なら、素晴らしい夜景とディナーを満喫……と行きたいところだが、上記の行程をこなして、予約時間にレストランに辿り着くという自信はなかった。

 ともかく、ホテルからスカイツリーは“目と鼻の先”
 ホテルに入るまでに、もたついたが、時間は十分余裕がある。展望デッキや展望回廊に行く前に、少し”ソラマチ”を観たかったが、妻はズンズン、タワーの方へ歩を進める。
 《まあ、明日の午前中もソラマチに行く時間はありそうだし…》と妻に追従。
 4階のチケットカウンター→エレベーターへ直行。
「急がないと…」(妻)
 《なんで、急ぐんだ?》
「日が暮れてしまう」(妻)
「いや、日が暮れてからの夜景が見所だと思うけれど……」
「………なるほど!」
 《”なるほど”…って…(笑)。まあ、いいか…》

 それにしても、速い!
 展望デッキ(350m)まで、僅か50秒弱で到着。一気に350m……ん?…4階からなので、その分差し引かなければならないが、分速600mと云われている。しかも、40人乗り。ほとんど揺れないのが凄い。(気圧の差で耳が少しおかしくなるが)
 我が町が誇る村国山(240m)を24秒で下方に追いやってしまうことになる。

 ↑おそらく展望デッキからの眺め。村国山より、100m以上も高い。
 麻布台ヒルズ森JPタワー(325 m)、あべのハルカス(300m)……この両者は塔ではなく、“超高層ビルディング”。これはこれで、凄い!

 以下の画像は、展望デッキで撮ったのか、天望回廊で撮ったのかあやふや。記憶と同じくらい画像もぼやけているので、申し訳ありませんが、画像をアップさせていただきます。(本当は、もっと撮ったのですが……辛うじて載せられるかな?と思うものだけ、アップしました。(やはり、舞い上がっていたのだろう。“夜景モード”に切り替えることも忘れていた)


 

 展望回廊は、地上約450m。武生が誇る村国山の倍近い。武生の誇る日野山(795m)の6合目付近だろうか?

(日野山の左手前の山が“村国山”)

 そう思うと、やはりすごい高さだ。
 登山はしないし、軽井沢(約1000m)などの高地の地を踏むことはないので(通過することはあるかも)、もう、味わえない高さでのG(重力)かもしれない。
 それに、450mの“高さ”を実感できることが凄い。

 『透明な床』に乗ったが、透けて見える光景が、高すぎて、怖さはあまり感じなかった。
 怖さを感じたのは、夕景、夜景を撮る時、手を伸ばしてスマホのシャッターを押すのだが、その時に、隣の人とぶつかるなどして、《斜めになっている天望ガラスの下方に、スマホを落としてしまわないか》の方が怖かった。
 とにかく高いので、地上の建物がミニチュア。《もしかすると、天望回廊より、展望デッキや東京タワーの方が、情景としては良いのかもしれない》と、不敬なことを考えたりしていた。
 

 現代テクノロジーの結晶のひとつのスカイツリーを味わったが、午後はリアルな味わいをしていないことに気がついた。
 かなり歩いたはずだが、いろいろな非日常体験で、胃袋の神経は休止していたのかもしれない。
 そこで、日常に戻すため、フードコートでラーメンを食べた。スカイツリータウンであるが、普段のショッピングセンターと大差はない。価格も大差がないので助かる。
 ふと気がつくと、すぐ近くで少年がラーメンを食べていた。この少年……高校1年生ぐらいだろうか……歳はともかく、無茶苦茶、美少年。おそらくハーフ。
 並の○ャニーズメンバーなら霞んでしまうくらいのレベル。
 平日の火曜日の夜8時頃に、美少年がひとりでフードコートのラーメンを食べる絵は、少しシュール。(じっと見るのは失礼だし、当人にとっては気分が良くないので、”チラ見”程度に留めた)

 ちょっと得した気分(そういう方面の嗜好はないです……ん?こういう書き方は“LBBT”や“性的マイノリティ”の考え方にとっては、問題があるのかな。深い意味はないので、突っ込まないでください)
 とにかく、得した気分でホテルに戻ったのである。
 (「スカイツリーの夜景はどこに行ったんだ!」と突っ込むところです)
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アニメ『AIの遺電子』 第5話「調律」

2023-08-09 20:16:58 | アニメ
第5話 ストーリー(番組サイトより)
ヒューマノイドは人間とは異なり、電脳を書き換えることで様々な精神治療ができる。生きづらさを抱える患者に、そうした「調律」はどこまで許されるのだろう。睡眠に悩むワケありの男と、学校に馴染めずピアノを弾いてばかりの子供。2人の患者が須堂の心を揺さぶる。


患者1 松村
【症状など】
・悪夢、不眠症に悩んでいる(悪夢は《現実の日々が幻ではないかという不安》を暗示している?)
・《毎月、かなりの額をどこかの団体に振り込んでいる》ことを、妻が問いただすと「、非常にお世話になった伯父(叔父)さんの主宰する慈善団体に寄付している」と言うが、架空の団体らしい
【須堂の診断】
・松村には記憶を改ざんした形跡がある

  この処置に心当たりのある須堂は大学時代の友人・瀬戸を訪ねる(友人…学生時代のスナップ写真に写っている)
【松村の当時の状況】
 松村は当時、バーチャルポルノや電子ドラッグに嵌まるなど、自堕落な生活。
 松村本人は「酒さえやめられれば」と訴えるが……
【瀬戸の診断】
・アルコール依存症を直しても、また、別の何かに依存してしまう(その言葉に、松村は自分の駄目さを嘆く)
・頭も体も悪いところはない。悪かったのはあなたではない。あなたの人生だ!  と、人生そのものを否定!
【瀬戸の治療】
・自分史を振り返らせる
・要所で誘導して、過去(記憶)を改良していく
・松村の場合、《人生の支え》を創作してやれば、自然と立ち直る
《人生の支え》=架空の伯父さん
 「泣いているだけでは何も変わらない。怒るべき時には、きちんと怒るべきだ」(by 伯父さん)
 (その信条を実践した結果)「乱暴だった親も、虐めた奴らも、最後は謝った。勇気を出して起こったからだ」と偽りの過去を補足
・(学校に行かなかったことに不安を示す松村に対して)
 「学校に行かなかったことも、伯父さんのアドバイス。
  大切なことは、すべて伯父さんが教えてくれたんだ」
   ………学校に行かなかったという事実は変えられないので、正当性を植え付けて巧妙にごまかす

 治療内容は松村の了解を得たが、記憶を改ざんした事実は記憶から消してしまった
   これに対し、須堂は批判的だったが、瀬戸は《症状が改善されればよい》という考え


 帰る須堂に対し、サボテンを進呈。
「サボテンは生命力が強いので、育てるのは簡単。
 しかし、どんな個体でも、水がなければ枯れる。
 弱り切っている奴は、諦めるしかない」
「だから、時間を巻き戻して、嘘っぱちの水をやったことにするのか!」と須堂は痛烈に批判


 須藤新医院を退院する松村と妻と娘。
 不眠は治まって、喜ぶ一家。

 でも、実際にどういう治療をしたのかは不明?
 人間への治療のように、根気強く、カウンセリングしたのだろうか?(でも、須堂の治療の領域ではないような…)
 結果オーライで倫理観はない瀬戸の治療だが、《“人生の支え”を創作する(構築する)》というのは、ヒューマノイドに限らず、有効な方法に思える
 ただし、「怒るべき時には、きちんと怒るべきだ」というアドバイスは、「ダメな松村」+「激しい気性」となるだけのような気がする……


患者2 ユウタ
【症状】
 《ピアノは自分を裏切らない……“ド”を叩けば、必ず“ド”が返ってくる》
 《音をたくさん並べていく…すごく気分のいい時間》
           ↓他人の介入
 《幸せな時間を邪魔されるのは耐えられない》
 《頭の中が(いらいらで)いっぱいになる》
 《辛い気分になる 苦しくなる》
 《ピアノがあればいい……(邪魔をする)みんながいなくなってしまえばいい》
           ↓
    邪魔をした者に対して、攻撃し排除しようとする


【医療用AI・ジェイの治療方針】
情動系の“調律”を行う
・人間への治療(カウンセリング)は時間がかかるが、ヒューマノイドの場合は、情緒のメカニズムそのものを微調整することで、効果的に治療できる
【治療に対する須堂の見解】
“調律”というのは性格を無理やり変えることだ」とかなり批判的
【母親の躊躇】
《自分の感情をコントロールできない》というのは、ユウタの個性ではないのか?(性格を矯正しても良いのか?)

 結局、(須堂の予見通り)初診後にクラスメイトと争い(喧嘩)が起こり、“調律”を行うことに。
    ↓
 心に余裕が生まれ、クラスメイトとも仲良く過ごすことができるようになった。
 しかし、処置前の音に対する渇望感がなくなり、緊迫した音色が出なくなってしまった
 ユウタ自身も、ピアノ演奏は好きだが、以前とは音色が違うように感じている。




 瀬戸もヒューマノイド。
 ジェイは医療用AIだが、医療用AIに留まらない能力を持っているらしい。
 この両者は、電脳的処置《メモリ-の改ざん(記憶の改ざん)や調律(性格矯正)》をするのが、効果的かつ効率的と考えている
 これに対し、須堂は否定的考え。

 しかし、今回は“調律”処置をした。
 この“調律”は、記憶の改ざんよりより強制的(強引な)処置であろう。
 まあ、人生を否定した瀬戸も罪は重いが、”人生の支えの存在”=“架空の伯父さん”を創造することで、記憶の改ざんは限定的にとどめている。
 (とは言え、伯父さんの教えも、かなり適当)
 タイトルも“調律”としており、作者の意思が込められていると思う。



 瀬戸が配るサボテンに深い意図はあるのだろうか?


参照:「第1話・第2話」「第3話」「訂正1・第3話について」「第4話」「訂正2・タイトルについて」「第5話」「第6話」「第7話」「第8話」「第9話」「第10話」「第10話・追記」「第11話」「第12話(最終話)」
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間違えていました・その2 『AIの遺電子』

2023-08-09 14:54:37 | アニメ
恥ずかしながら、「間違えていました」の「その2」です
『AIの遺電子』 の第3話において誤認記述があり、訂正記事を書きましたが、再び、訂正です。
しかも、ずっと間違えていました。しかも、最悪な間違い……アニメ(漫画)タイトルです。

『AIの遺伝子』 ではなく『AIの遺電子』 でした!
作者の山田胡瓜様、制作の皆さま、
大変申し訳ありませんでした。



参照:「第1話・第2話」「第3話」「訂正1・第3話について」「第4話」「訂正2・タイトルについて」「第5話」「第6話」「第7話」「第8話」「第9話」「第10話」「第10話・追記」「第11話」「第12話(最終話)」
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VIVANT(第4話まで)……アンフェアな脚本

2023-08-08 21:19:24 | ドラマ・映画
 豪華キャストということで、視聴し始めた『VIVANT』。
 もしかしたら、肩透かしを食らうかもと思ったが、かなり面白く、次回が楽しみと思わせる内容だった。
 視聴率は初回より11.5%、11.9%、13.8%(世帯/関東、ビデオリサーチ)と右肩上がり。あれだけのキャストと製作費を考えると、物足りない数字だが、現在の視聴傾向(録画や見逃し配信)や趣味の多様性(特にインターネットに時間を割く人が増えた)を考慮すると、仕方がないのかもしれない。
 それよりも、右肩上がりで推移しているのは、このドラマの面白さを示しているのではないだろうか?

 しかし!、第4話終盤、ある重大な事実が明かされ、かなり萎えてしまった……
 ここからネタバレ(まあ、大方の人は、既にご存じだと思います)


 乃木(堺雅人)が別班のメンバーだった!
 乃木の…あの……あたふた、おろおろは、一体何だったのか?
 二重人格(多重人格)のなせる業?
 乃木の場合、裏の人格と意思の疎通ができる点、お互いが記憶を共有している点、意識的に人格交代ができる点など、通常?の二重人格とは異なってはいるが……

 
 しかし、別班メンバーだったとしても、警視庁公安部・野崎(阿部寛)の助けやドラムの補助がないと、バルカ共和国での大爆発で命を落としていただろうし、日本へも帰国も到底叶わなかっただろう。
 そもそも、別班メンバーなら、不正送金の犯人に仕立て上げられたり、タクシードライバーに騙され砂漠に取り残されたりなどしないだろう。
 乃木の“素”が《ただの人の好い商社マン》で、乃木の意思に反して、別班に入り、隠密活動行っている(乃木も容認)。それでも、裏の人格が乃木と共有部分が多いようなので、おめおめと騙され、嵌められてしまうのは、おかしい。
 細かいことを言えば、アル・ザイールが残した言葉「ヴィヴァン」の正体の推理シーンでは、乃木は「別班」のことなど、全くの初耳の様子。だとすると、乃木も相当な役者だ。


 『乃木が別班のメンバーだった》というのは驚愕の事実だが、第4話までの乃木の“あたふた”ぶりを見させられての”どんでん返し”は、アンフェアな脚本過ぎる。
 ドラマ『アンフェア』(2006年、関西テレビと共同テレビの企画・制作)での、後出しジャンケンの何でもあり……“もう皆が、真犯人(黒幕)に見えてしまう”状態を思い出してしまった。
 こうなると、ドラムが黒幕だってあり得るし、下手をすると医師・柚木(二階堂ふみ)だって、裏で糸を引いてる……なんてことも頭をよぎってしまう。
 『合理的にあり得ない〜探偵・上水流涼子の解明〜』でのディープフェイク的映像に近い反則脚本だ。

………とは言え、非常に面白いので、当然、視聴継続!

【細かな疑問や感想】
①山本エネルギー事業部1課課長は友人の乃木の為に、サーバールーム侵入まで手伝う……さすが” 蒲殿” と思ったが……ちがった(笑)。
 でも、この手助け、自分の首を絞めているよね。あの時、乃木に協力しなければ、財務部・太田梨歩の正体を暴けず、乃木はアウトになっていたはず。(それほど危険を伴わないのなら、協力している振りと理解できるが……)
 正体がバレてからの山本は、けっこうヘナチョコだった
②太田梨歩の行動も意味不明。警視庁サイバー犯罪対策課の東条(濱田岳)が崇めるほどの伝説のハッカーであるのに、山本の言うがままに不正送金に加担。さらに、専務・長野(小日向文世)や宇佐美や原にも接近(不正送金の細工の為かも)
③専務・長野はまだ裏があるような気がする
④バルカ警察のチンギスは割と好き。また出てこないかな?最後に助けてくれるような気がする                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                     
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