英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

2024年度順位戦 B級1組12回戦

2025-02-10 16:59:06 | 将棋
2月6日、B級1組12回戦が行われた
大石 直嗣七段(5勝6敗)○-●石井 健太郎七段(6勝5敗)…17時27分終了
山崎 隆之八段(3勝8敗)○-●羽生 善治九段(4勝7敗)…21時21分終了
三浦 弘行九段(4勝7敗)○-●近藤 誠也八段(8勝3敗)…22時59分終了
広瀬 章人九段(6勝6敗)○-●高見 泰地七段(5勝6敗)…23時14分終了
澤田 真吾七段(6勝5敗)○-●佐藤 康光九段(5勝6敗)…23時34分終了
大橋 貴洸七段(6勝5敗)○-●斎藤 慎太郎八段(5勝6敗)…0時2分終了

 成績順に並べると
【9勝2敗】糸谷(7)=昇級
【8勝3敗】近藤(3)=昇級
【6勝5敗】澤田(4)、大橋(6)、石井(13)
【6勝6敗】広瀬(1)………広瀬九段は全日程終了、最終局は空き番
【5勝6敗】斎藤慎(2)、佐藤康(8)、大石(11)、高見(12)
【4勝7敗】羽生(5)、三浦(9)
【3勝8敗】山崎(10)=降級
(括弧内の数字は、今期のランキング)

 11回戦終了時点で糸谷八段と近藤誠七段のA級昇級と山崎八段のB級2組降が決定していた。
 12回戦の結果、残り二人の降級は決まらなかったが、上表の佐藤九段までの残留が決定し、降級危険があるのは5勝6敗の大石七段(11)、高見七段(12)と4勝7敗の羽生九段(5)、三浦九段(9)の4棋士。
 三浦九段は自身が勝って、羽生九段が敗れた場合だけ残留。残りの羽生九段、大石七段、高見七段は勝てば残留できるという状況。
 羽生九段は、自身が勝っても、大石七段、高見七段の両者ともに勝たれると降級するというのが通常である。しかし、最終局が大石ー高見戦となので、大石、高見のうち必ずどちらかが敗れる。という訳で、自力残留状態になっている。

 それにしても…………
 山崎八段には、最近、時々、敗局を喫するが、山崎八段も既に降級決定してしまうなど成績が良くない。なので、勝利の期待度は高かったんだけど……
 雪かきでじっくり観戦はできなかったが、終盤の入り口ぐらいで形勢を損ね、そのまま、なすすべもなく敗れた感がある。
 山崎八段はこの勝利で、八段昇段後の勝数が150となり、九段に昇段した。

 最終局は大橋貴洸七段
 今期はここまで19勝14敗と彼にしては物足りない成績。しかし、最近は8勝2敗と好調。勝ち星には斎藤八段、藤本渚五段(若手実力一)、稲葉八段(A級)、近藤八段(来期A級)など錚錚(そうそう)たるメンバーが含まれている。
 しかし、対戦相手がどうのこうのではなく、羽生九段が納得できる将棋を指してほしい。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

渡辺明九段について

2025-02-10 09:29:19 | 将棋
【日刊スポーツcom より引用】
将棋の渡辺明九段(40)の元妻で、漫画家の伊奈めぐみ氏が8日、X(旧ツイッター)を更新。自身の離婚について言及した。

7日に元夫の渡辺が「昨年、離婚しました。(足のケガとは関係ありません)。『将棋の渡辺くん』を通じて、夫婦で応援して下さった方に申し訳なく思います」とXで発表。続けて「膝手術の前から、まともに動けていないので、妻(元)にはかなり迷惑をかけています。世話だけでなく弱音を言っては話し相手をしてもらって、励まされています」とした上で「今後も一緒に暮らしていくので、引き続きマンガの応援をするのと、自分もケガからの回復を目指して頑張りたいです」と伝えていた。【引用 終】


 えっ?
 渡辺九段の膝の状態を心配していたが、こんな衝撃を受けるとは……
《離婚したのに、同居のうえ、親密な?関係は維持…》

 よく分からないので、その離婚について語られている『将棋の渡辺くん』が連載されている月刊誌を購入。
 《よく分からないなあ》から《あまり分からないなあ》ぐらいに疑問が少し疑問が縮小した程度だった。

 3つか4つの推論が立ったが、よそ様の家庭のことなので、書くのは余計なお世話だ(身内の家庭についての記述も良くない)。
 それに、憶測で書くのもよくない。

 《めぐみさんの心の負担を軽くしたかった》のかなあ…
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

立春寒波(2025年2月4日~9日)その6……ピークを越えたはず? & 除雪車の残したモノ

2025-02-09 14:39:29 | 気象
「立春寒波(2025年2月4日~6日)……いやな予感」(1月28日記事)
「立春寒波(2025年2月4日~6日)その2……2月1日時点の寒気予想」
「立春寒波(2025年2月4日~9日)その3……2月3日時点の寒気予想」
「立春寒波(2025年2月4日~9日)その4……2月5日朝、それなりに積もりました」
「立春寒波(2025年2月4日~9日)その5……2月6~7日朝、ずっとピークじゃん!」
の続き

 全国のニュースでは「一昨日(7日)から昨日(8日)にかけてが大雪のピーク」で朝の雪かきを終えて、《やれやれ》という思いでした。午後に入り、雪雲の隙間も増え、止む時間も増えました……ということで、昨夜は安心して床に就きました。
 ところが、起きて外を除雪車が通った跡が!
 13cmくらい雪が増えていました。
 そうだった……寒気の芯は抜けても、その周辺の寒気が居座っており、それなりに強力なので、北陸以北はしつこく雪が降るのでした……(北日本はもっとしつこい)
 油断していたので、今朝の雪はちょっとショックでしたが、それよりも、除雪車の残してくれたモノが、そのショックを3倍増にしてくれました。
 いや、朝早くから、作業をしてくれるので感謝の気持ちで一杯なのですが、担当者による丁寧さの違いがあるのです。
 今朝の方は、少し……


 除雪車のショベル部分で雪を押し上げながら掬い取っていくのですが、どうしても、脇にこぼれ落ちる雪の塊が残ります。(丁寧な担当者は、もう一度通ってすくい上げてくださいます)
 この雪の塊、大きくて重くて硬い!
 多少の大きさならいいのですが、画像の雪塊は……40kgはあるかも。
 さらに問題なのは、雪が残っている部分をすくい上げずに、そのまま除雪車が通って踏み固めると、ガチガチの圧雪が出来上がります。
 画像ではわかりにくいかもしれませんが、キャタピラの跡が残っている部分は15cmほどの厚みの圧雪状態で、人力では除雪ができません。駐車場からその圧雪部分を乗り越えて進むのが大変です。
 まあ、仕方がないのですが……やはり、感謝の念を持って雪が自然に緩むのを待つしかないです。幸い、今後はドンと降ることはないようですし。

 9日午前8時の各地の積雪
福井市46cm、越前市60cm、今庄(南越前町)105cm、敦賀市23cm、小浜市9cm、大野市142cm、九頭竜240cm、金沢市29cm、富山市66cm、米原3cm、関ヶ原2cm
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

立春寒波(2025年2月4日~9日)その5……2月6~7日朝、ずっとピークじゃん!

2025-02-07 10:37:26 | 気象
「立春寒波(2025年2月4日~6日)……いやな予感」(1月28日記事)
「立春寒波(2025年2月4日~6日)その2……2月1日時点の寒気予想」
「立春寒波(2025年2月4日~9日)その3……2月3日時点の寒気予想」
「立春寒波(2025年2月4日~9日)その4……2月5日朝、それなりに積もりました」
の続き

 昨日(2月6日)の朝は、前夜の降雪はそれほどでなかったので、朝6時ごろの新たな積雪は10センチ弱でした。
 で、市場に行ったのですが、市場についてしばらくすると雪が降り始め、帰宅した8時半までの間にさらに10cm積もりました。
 《ああ、やっぱり、雪かきかぁ》と1時間ほど雪かき。(10時ごろ終了)
 でも、その間も、その後も降り続け昼過ぎには新たに、15cmほどの積雪。《さっきの雪かきは何だったんだ!》という積もり具合。
 で、午後、1時半から3時まで雪かき。
 その後も午後8時ごろまで断続的に雪が降り、更に10センチくらい積もりましたが、ようやく、降雪が収まりました(時折、降っていましたが)
 予報では「6日の午後から寒気が一旦北上し、明日(7日…今日ですね)の後半から、もう一度大雪のピークがやってきます(土曜日・8日にかけて)」と何度も報じていました。
 なので、《今日・7日の午後までは小康状態になる(休めるぞ)》と思いました。
 ところが、朝起きると、新たに15センチほど積雪が!
 結局、また1時間ほど雪かき。

 《ずっと、ピークじゃん!!》
 《昨日の雪かきは何だったんだ!》←デジャブか?
 7日午前7時の各地の積雪
福井市42cm、越前市54cm、今庄(南越前町)95cm、敦賀市32cm、小浜市0cm、大野市135cm、九頭竜223cm、金沢市22cm、富山市65cm、米原3cm、関ヶ原2cm

 7日午前7時までの24時間降雪量
福井市14cm、越前市26cm、今庄(南越前町)24cm、敦賀市7cm、小浜市0cm、大野市33cm、九頭竜44cm、金沢市5cm、富山市13cm、米原6cm、関ヶ原4cm

 アメダスデータの地点とは少し離れており、私の近辺の方が多く降ったような気がします。
 実際には、積雪は65cm、24時間降雪量は40cmぐらいあると思います。

 帯広市や酸ヶ湯(青森)、魚沼市(新潟県)、津南町(新潟県)、白川村(岐阜県)、十日町市(新潟県)の皆さんの苦労を思うと、愚痴など言えませんね。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

相棒 season23 第14話「中園照生の受難」

2025-02-06 15:34:55 | ドラマ・映画
①中園参事官が誘拐・監禁される
  ………私人逮捕系動画配信グループ・ジャスティーズが、動画を使ってリーダーの解放を要求
     中園は、警察の会見で、問題のグループを強く非難しており、それを逆恨みしての犯行か?

②実は、《私人逮捕系動画配信グループの犯行》に見せかけた小宮山の犯行だった
  ………小宮山は痴漢行為の冤罪で多大な痛手を負っていた。無罪の自分を犯人として警察に突き出したジャスティーズ、自分を長時間取り調べたうえ、何の謝罪もしなかった警察を恨んでいた。
     しかも、盆栽教室の主宰者・結城江梨子に惚れており、参事官と江梨子の抱擁シーンを目撃した中園への嫉妬心も持っていた

③実は、小宮山の犯行は江梨子に誘導されたモノだった
  ………江梨子は離婚した?夫にDV被害に遭っており、思い余って殺害し、庭園(栽培園?)に埋めていた。
     参事官が警察の上層部で腕利きと知った江梨子が、発覚を恐れて中園を教室から追い出そうとした
     中園との仲を小宮山に勘違いさせ、犯行に至らしめたのだった


《細かいことが気になる右京》
・江梨子が酸性度を好むシャクナゲにアルカリ性の肥料を与えていたことに疑問を感じていた
・ジャスティーズを名乗っているのに覆面をする矛盾(これは、右京でなくても疑問に感じる)
・現場に残留した盆栽に使う薬品の特定もてきぱきと推理
・不自然な中園の抱擁シーンへの疑問。中園の不倫疑惑が発生してから、今回の誘拐事件が発生したというタイミングも疑う
・江梨子の家の壁に傷が多数あり、DVを疑う(まあ、これは“ありがち”)

 中園誘拐から江梨子の夫殺害までの三重構造は面白かった。
 しかし、そんな都合よく小宮山が犯行を行うのだろうか?


【細かいツッコミ、疑問】
・小宮山の痴漢冤罪は気の毒だったが、復讐(誘拐・監禁・脅迫)は頷けない。しかも、主動機が嫉妬とは!
 まず、ジャスティーズに対して損害賠償すれば良かった(勝訴しても賠償金は期待できないかも)。
 警察に対しても、提訴できないのかな?
・江梨子がDV夫を殺害したのは離婚後なのか?そもそも、離婚が成立していたのか?(下記で補足)
・参事官が遺体が埋まっていることに気づくとは思えない。江梨子の杞憂だった。
 脚本の岩下悠子氏もそれが分かっていて、江梨子に参事官に惚れさせた。
 江梨子が参事官に惹かれるのも疑問、いい人だけど
 参事官はいい人だが、有能ではない。自分の能力・功績を過大広告するとロクなことがないなあ
・江梨子が提示した写真に写っている小宮山を見て、皆、《ああ、こいつか》と合点していたが、私は《誰?これ?》だった
・江梨子は小宮山の過去(冤罪など)を知っていたのだろうか?

【補足(訂正)】
marumoriさんから「離婚したのが2年前で、元夫が行方不明になったのが1年半前といっていたので、離婚後」という指摘がありました。
江梨子と元夫とのシーンが2つ(手切れ金を渡すシーン、殺害時のシーン)あったのですが、私は連続しているモノと誤認していました。
この2シーンでの江梨子の服装が違っていたので、別の時間でした。

 

第1話「警察官A~要人暗殺の罠!姿なき首謀者」(初回拡大SP)
第2話「警察官A~逆転殺人!真犯人は二人いる!!」(拡大スペシャル)
第3話「楽園」
第4話「2つの顔」
第5話「幽霊ホテル」
第6話「薔薇と髭の夜明け」
第7話「復讐者は笑わない」
第8話「瞳の中のあなた」
第9話「最後の一日」(元日SP )
第10話「雨やどり」
第11話「33人の亀山薫」
第12話「細かいことが気になる患者」

【ストーリー】番組サイトより
中園参事官が誘拐、監禁された!
背後に私人逮捕系グループの影が


 中園(小野了)が突然、音信不通になった。内村(片桐竜次)は、自分の忠告により将来を悲観した中園が、衝動的に行方をくらませたと考え、特命係に捜索を指示した。
 聞き込みから始めた右京(水谷豊)と薫(寺脇康文)は、中園が最近、老後の趣味を見つけようとしていたという情報を掴む。そんな中、内村のスマホに、中園が監禁されている動画が送りつけられてきた。犯人の要求は、私人逮捕系動画配信グループのリーダーの解放で、『名誉毀損罪で未決勾留中の男を自由にしろ。さもなければ、中園を殺害する』というものだった。実は中園は、警察の会見で、問題のグループを悪しざまに非難しており、それを逆恨みしての犯行と思われた。
 が、右京は別の可能性を視野に、中園が通い始めていた盆栽教室を訪問。主宰の結城江梨子(西山繭子)に話を聞くと、中園は教室の人気者で、トラブルはなかったという。ただ、さらに捜査を進めると、中園と江梨子の間に不穏な噂があることが分かる。

誘拐の引き金は遅咲きの不倫…!?
動画配信グループと事件の関係は?
中園殉職の危機に特命係が立ち向かう!


ゲスト:西山繭子

脚本:岩下悠子
監督:安養寺工
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

立春寒波(2025年2月4日~9日)その4……2月5日朝、それなりに積もりました

2025-02-05 11:21:57 | 気象
「立春寒波(2025年2月4日~6日)……いやな予感」(1月28日記事)
「立春寒波(2025年2月4日~6日)その2……2月1日時点の寒気予想」
「立春寒波(2025年2月4日~9日)その3……2月3日時点の寒気予想」
の続き


 昨日の朝の時点では積雪2cm、昼過ぎごろから本格的に降り始めた。《積もる》と感じる雪質、降り方になった。
 夕方6時時点で積雪11cm。その後も順調に?降り続け、日付の変わるころには積雪24cmになった。このまま、降り続ければ、40cmになりそう。
 ただ、衛星画像や雨雲(雪雲)解析画像を見ると、夕方ぐらいに越前市~敦賀市辺りを直撃していたJPCZ(日本海寒帯気団収束帯)が北上傾向にあったので、そこまでは降らないだろうという希望的観測を胸に就寝。
 翌朝(2月5日)に恐る恐る起きると、やはり一面雪景色。アメダスデータの午前5時で積雪28cm。
 それなりに積もった……でも、帯広の12時間で120cmの凄まじい降雪に比べると、全く文句は言えない。
 駐車場、店舗前、住宅前の除雪。6時から始めて、《これぐらいでいいか》というところまで除雪出来たのが、8時30分頃。もう少ししたかったが、体力が……。良い筋トレになった。


 画像の解像度が低いので読みにくいので、データをピックアップ。
 午前9時の各地の積雪は
福井市21cm、越前市28cm、今庄(南越前町)54cm、敦賀市29cm、小浜市0cm、大野市104cm、九頭竜178cm、金沢市20cm、富山市48cm


 「JPCZ(日本海寒帯気団収束帯)が北上傾向」と上述したが、その衛星画像が下図。

   ↑ 4日午後9時
 

   ↑ 5日午前9時

 寒波は今朝がピークで、6日~7日前は北上、その後、8日(土)は再南下するが、9日(日)には上空5000m付近の寒気は北上する。ただし、上空1500mの寒気は11日(火)まで居座るので、油断はできない。
 上記は福井県視点の言なので、北日本の方々はまだまだ大変だと思います。

 以下は筋トレ?の痕跡


コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

立春寒波(2025年2月4日~9日)その3……2月3日時点の寒気予想

2025-02-03 16:18:01 | 気象
「立春寒波(2025年2月4日~6日)……いやな予感」(1月28日記事)
「立春寒波(2025年2月4日~6日)その2……2月1日時点の寒気予想」
の続報、今日(2月3日)時点での寒気の予想です。(寒気の滞在が長引き、タイトルが“2月4日~9日”に変更しています)

 南岸低気圧による関東甲信地方の降雪が終わり、本格的に立春寒波の警戒報道が朝から続いている。
 “数年に一度の寒気”というのは間違いないのだが、1月28日時点での予想よりは、寒気の南下が緩い予報になってきている。
 一言でいうと、福井県の平野部では4日午後から6日にかけて50cmの(降雪ではなく)積雪を覚悟していたのが、25~30cmの積雪で済みそう。(運が良ければ積雪15~20cm、運が悪ければ40cm)
 ただし、タイトルの小変更通り、6~7日に一旦、寒気が北上した後、第2波が襲来するらしく、気の重さは変わらない。

 一応、寒気南下ピーク時の予報の変化を掲げておこう。
《1月28日の寒気予報…南下のピークは4日21時》(左が上空1500m、右が上空5000m)

《2月1日の寒気予報…南下のピークは5日09時》

《2月3日の寒気予報…南下のピークは5日09時》

 先にも書いたが、寒気の南下(予想)が緩くなってきている。

今日(2月3日)時点の寒気の一連の動き
《2月3日9時の寒気予報》

 
《2月4日9時の寒気予報》

 
《2月5日9時の寒気予報》

 
《2月5日21時の寒気予報》

 
《2月7日9時の寒気予報》

 
《2月8日21時の寒気予報》

寒波のピークは2月5日。
その後、一旦、北上するが、8日~9日に再び南下する。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

立春寒波(2025年2月4日~6日)その2……2月1日時点の寒気予想

2025-02-01 14:47:12 | 気象
「立春寒波(2025年2月4日~6日)……いやな予感」(1月28日記事)の続報、今日(2月1日)時点での寒気の予想です。

 来週の「立春寒波」の警戒の声が大きくなってきている。
 「日本海側は4年前に匹敵する記録的大雪のおそれ」「今季最強最長の寒波襲来 北陸 大雪リスク急激に高まる 影響長期化」「10年に一度の寒波」などなど……

 ただし、前回記事の時より寒気の南下は若干緩めな予想となってきている。
 私の体験としては、北陸の大雪の一番大きな要素は《5000m(5500m)上空の寒気の南下、強さ具合》なのだが、最近の気象予報士の注目要素は《1500m上空の寒気の南下、強さ具合》のようだ。「上空1500mで-6℃だと平地で降雪」「上空1500mで-12℃だと平地で大雪」という法則に基づいて予報を出している。

 この法則は全般的には成り立つかもしれないが、北陸だと当てはまらないことが多い。
 実際、29日~30日の寒波は福井県の平野部では、ほとんど積もらなかった。
左が上空1500m、右が上空5000m付近。

 寒かったですが…
 29日の最高気温は5.0℃、30日5.3℃、北寄りの風が強く、寒かった。ちなみに、平年のこの時期の最高気温は6.3℃なので、やや寒い程度。
 ただし、峠を越えたと言われた昨日(31日)の最高気温は3.4℃だった。予想最高気温は8℃だったので、大外れ。予想外だったので、ことさら寒く感じた。
 素人の私の想像だが、もっと上空(5000m付近)の寒気が強力でないと、雪そのものの温度が低くないので、地上に降るころには融けかかっている状態になる。
 実際、水雪やみぞれが多かった。

 さて、今度の立春寒波だが、ピークと思われる2月5日の予想図はこれ。(下の図は1月29日・再掲)
 

 今度の立春寒波が強力だというのが分かる。

 ただし、前記事(1月28日記事)の時点の寒気予想図と比べると(上図が今日時点の予想図、下図が1月28日時点の予想図)
 

 現時点の予想の寒気のピークが2月5日9時なので、上の両図は時刻が半日ズレている。
 この上下図を比べると、上空5000mの寒気の南下は若干、緩くなっている。
 と言っても、強力な寒気というのは変わりがなく、《たくさん降りそう》という予測も変わらない。ああ……

 最後に、寒気ピーク付近の予想図。
 
 


 上空1500mの寒気は大雪には直結しないと考えているが、それ自体も強力なので、最高気温が1℃か2℃という予報が出ている。これだと雪が降っただけ積もる。これに、JPCZ(日本海寒帯気団収束帯)が直撃しようものなら……
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「“光る横断歩道”など学生提案 一時停止ワースト3位の福井県」という記事について

2025-01-31 16:13:10 | 時事
【福井 NEWS WEB 「“光る横断歩道”など学生提案 一時停止ワースト3位の福井県」より引用】
 JAFが去年、行った調査では、福井県は信号機のない横断歩道を歩行者が渡ろうとしている時に一時停止しなかった車の割合が65.3%で、全国ワースト3位となっています。
 こうした事態を受けて福井大学の学生たちが対策を考案し、28日、福井市で開かれたJAFの催しのなかで発表しました。
 このうち3年の○○さんは横断歩道を白以外の目立つ色で塗ったり、歩行者がボタンを押すと、標識の下のライトが点滅したりするアイデアを提案していました。
 また、3年の△△さんは韓国などで導入されているという“人を感知するとアスファルトに埋め込まれたLEDが光る”仕組みに変えることを発表していました。小野さんは「授業で実際に横断歩道を見学しましたが、とても危ないと感じました。歩行者が横断するときにはふだんと違う仕組みを導入することが必要ではないかと思います」と話していました。【引用 終】


《横断歩道を渡ろうとしている歩行者がいる時に、一時停止する》
ドライバーの義務……というより運転者としての必須の心得である。いや、人として当然の“心根”である。

 当然、引用記事の理念には賛同する。
 しかし、2つの点で大いに疑問を感じる

1.福井県は本当にワースト3なのか?
 福井県民はそんなに薄情なのか?《福井県はドライブマナーが悪い》とよく聞くが、そんなに悪いのか?
 《福井県民は歩かないので、歩行者の気持ちが分からない》ということはあるだろう。
 私の運転する時間や距離は多い方だと思うが、移動範囲はほぼ半径20㎞以内に収まる。県外どころか、福井市にもあまり行かない。
 そんな私の体感としては、上述の一時停止については、7割のドライバーは遵守しているはず。(時間帯や交通量による差はあると思う)
 疑問に思うのは、JAF(日本自動車連盟)の調査の信憑性。
 調査方法を調べると……
★調査期間
2024年8月7日~8月28日のうち、月曜日から金曜日の平日のみ
★調査時間
上記期間のうち10時~16時の間
★調査場所
各都道府県2箇所ずつ(全国合計94箇所)の信号機が設置されていない横断歩道
※センターラインのある片側1車線道路で、原則として、調査場所の前後5m以内に十字路および丁字路交差点がない箇所で、道路幅員が片側2.75m~3.5m、交通量が3~8台/分(目安)とし、制限速度が時速40~60km程度の箇所
※詳細の調査場所は非公表
調査対象
上記の横断歩道を通過する車両
※横断歩行者側の車線を走行する自家用自動車、自家用トラック(白ナンバー)

★調査方法
横断歩行者はJAF職員(横断歩道の立ち位置や横断しようとするタイミングを統一)
調査回数は1箇所50回の横断(合計100回の横断)
★調査台数
全国合計 6,647台
★天候条件
小雨を含む雨天時以外に実施


各都道府県に2カ所のみ!
1箇所50回の横断(合計100回の横断)

……1カ所50回というのは少ないような気もするが、ぎりぎり許容するとしても、1都道府県につき2カ所というのは少なすぎ。
 すべての市町に設置すべきとは思うが、10カ所ぐらいは必要だろう。

 私は運転時間が人よりかなり多いと思うが、常々、《市町村によって運転に個性がある》と感じている。

2.(一時停止不履行の)改善アイデアはいいと思うが……
《標識の下のライトが点滅》
《アスファルトに埋め込まれたLEDが光る》
  ……(すべての交差点に設置する必要はないと思うが)いったいどれだけの費用が掛かるんだ?メンテナンスも大変だろう。
 小学生のアイデアなら微笑ましいが、「福井大学の学生たちが対策を考案し、28日、福井市で開かれたJAFの催しのなかで発表」……費用対効果を考えなかったのだろうか?

 そういう設備改善も効果的な場合もあるが、やはり、《一時停止の一般化》が効果的。
 その課題に頭をひねった学生たちが何度も何度も一時停止を実践すれば、他のドライバーも影響を受けるはず。
 日本人は《みんながやっている》という状況に非常に弱いのだから
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

相棒 season23 第13話「レジリエンス」

2025-01-30 13:46:16 | ドラマ・映画
「レジリエンス」………人間に自然に備わった回復力(右京の言)
(困難からの)「回復力」「復元力」「耐久力」「再起力」「弾力」。精神的な回復力、復元力として使われることが多い


……それはともかく、
事件の捜査を引き受けてから、10秒後に犯人を確保してしまった(自白してしまった)!

【中盤までのストーリーの流れ】
・5年前の青年殺害事件の捜査を引き受けた直後、被害者の母親を支援していた平井がいきなり自首
・さらに、それ以外にも3人を殺害していることも供述。その裏付けも取れた
・殺害の動機は女装を馬鹿にされたからだといい、部屋から女性用服も見つかる(偽装の可能性もあり)
・被害者青年・為永祐希の部屋から、漫画の原稿が見つかり、作者は北原莉央。
・莉央は漫画家になる夢を掴みかけていたが、突然、音信不通に。自 殺を図り、3年間意識不明だったことが判明
・祐希の部屋にあった漫画は頼まれて渡したという。平井と親密だったため平井と共に母親・和田彩子を支援(彩子はガンで余命が幾ばくもない)
・偽名を使ったのは、小学生時代、祐希から「ああいう子と仲良くするのはやめなさい」と彩子が言っていたことを聞いたからだという

【真相】
・意識不明状態から回復した莉央が平井を主人公にした漫画のストーリー通りの復讐殺人を実行していた
・漫画では、ヒロイン(莉央)に平井が殺害した女性A&Bが絡み、通りかかった男性C(平井に殺害された)に強姦するよう強要。デートでその場にいた祐希は一目散に逃亡していた
・彩子は、いろいろ支援してくれている平井に惹かれていった。平井も復讐の対象である彩子を愛してしまった
・莉央も3人でいる空間や時間が“居心地良い”と感じていた


”レジリエンス”(回復力)により、殺害された者たちは自分の犯した罪を忘れて(そもそも、罪の意識があったのか?)、莉央と平井もひどい目に遭ったことも復讐心も薄れていった


全く方向違いの右京の言葉(今回は“プルプル”は不発生)
「あなたが追いつめられた自分から逃げたんです。
あなたが復讐を実行しなければ、莉央さんが罪悪感を覚えることはなかった。彩子さんの心を弄び、傷つけることも。
ひとりの男の身勝手な正義と倫理が二人の女性の人生を破壊したんです。
そして、それはもう二度と回復しませんよ」

 4人も殺害した平井は許されない。 特に右京にすれば、元警官が殺人を行うことは許されないことというのも分かる。
 莉央に《どんなことがあっても莉央を守る》という誓いに殉じたが、その復讐で莉央が幸せになれるのかというと、はなはだ疑問である。
 少年課にいて児童養護施設でボランティアもしていた平井がは、人を殺害するという行為に抵抗や葛藤はなかったのだろうか?
 それらのハードルを莉央との約束で飛び越えてしまった。

「あなたが復讐を実行しなければ、莉央さんが罪悪感を覚えることはなかった。彩子さんの心を弄び、傷つけることも。
ひとりの男の身勝手な正義と倫理が二人の女性の人生を破壊したんです」

 と右京は責めたが、平井に罪を犯させたのは莉央であり、莉央には罪はないのか?
 先に殺害された3人は莉央の自 殺の原因になったが、更生しており、彼女たちの人生を断ってしまったことの方が罪が大きいはずだ。

 “平井に人生が破壊された”という彩子にしても、小学生だった莉央を傷つけた言葉に関する反省はあったが、自分の息子が莉央を置き去りにして逃げ去ったことに対する謝罪はなかった。この件に対しても、右京はスルー。(息子もひどい奴だ)


【その他の感想】
応募入選作のあと、例の事件があり、意識が回復した後、「復讐編」を描き、殺人教唆に用いた。
平井に殺人を犯させるのに躊躇、葛藤はなかったのか?
そして、復讐の為に漫画を描くのは、自分の夢を壊すことになるのでは?
しかも、入選作の時に主人公に思いを込めて描いたはずだが、その主人公に殺人を犯させるのもあり得ない


莉央が自分の心に決着をつける為に描いた漫画を、平井が見てしまい復讐したのならまだ理解できるが…


 ダメ出しを出して、もう一度書き直しを命じたくなる脚本だった。

    
……児童施設が関係する話が多すぎる



第1話「警察官A~要人暗殺の罠!姿なき首謀者」(初回拡大SP)
第2話「警察官A~逆転殺人!真犯人は二人いる!!」(拡大スペシャル)
第3話「楽園」
第4話「2つの顔」
第5話「幽霊ホテル」
第6話「薔薇と髭の夜明け」
第7話「復讐者は笑わない」
第8話「瞳の中のあなた」
第9話「最後の一日」(元日SP )
第10話「雨やどり」
第11話「33人の亀山薫」
第12話「細かいことが気になる患者」

【ストーリー】番組サイトより
未解決事件が連続殺人に発展!?
元警察官の男が抱える闇とは…


 未解決事件を取材していた美和子(鈴木砂羽)が、右京(水谷豊)と薫(寺脇康文)に相談を持ち掛ける。5年前、23歳の青年が公園で何者かに殺害された事件を、改めて調べてほしいという。
 2人はさっそく被害者の母親から事情を聞くが、そのかたわらには平井(和泉元彌)という男性がいた。元警察官だったという彼は、思うところあって未解決事件の被害者を支援しているらしい。ところが、その事情聴取中に平井が突然、「犯人は私です」と告白。
 支援者として被害者の母親に近づいたのは、隠蔽工作のためとも思われたが、右京は納得がいかない様子。そんな中、平井はさらに驚くべき罪を告白する。実は、青年を殺害する前、すでに3人もの人間を殺めているというのだ。

驚くべき告白を続ける男の狙いは!?
底知れぬ凶悪事件に翻弄される警察
特命係は闇の底の真相にたどり着けるのか?


ゲスト:和泉元彌

脚本:真野勝成
監督:橋本一
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする