英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

ピョンチャン五輪雑感 その2「競技成立への疑問・スピードスケート1000m」

2018-02-28 22:32:39 | スポーツ
 スピードスケートは、文字通りの速度感、コーナーワーク、持久力など魅力的要素が多く、エキサイティングな競技である。特に500mにおいては、スタートダッシュ、スピードと遠心力を制御する高度なコーナーワーク、最後の直線では筋持久力を極限まで絞り切るなど、40秒弱の中にさまざまな要素が集約される。
 また、腰をかがめ、足を外に向けて動かす運動パターンは人間本来の動きに比べて、“特異”な動作と言っていいだろう。想像であるが、「有酸素運動・無酸素運動」の括りで言うと、500mは陸上競技の200m~400m走、1000mは600~800m走に相当するのではないだろうか。

 そして、もう一つの著しい特徴として、≪インコース・アウトコースの2レーン使用の「ダブルトラック」方式のタイムレースである≫ということ。
 ウインタースポーツはタイムレース形式が多いが、ノルディック競技やスノーボードやフリースタイルスキーなどはマススタート方式(一斉スタート)が取り入れられている(ノルディックはタイムレースと混在)。しかし、スピードスケートは2人の競技者が同走するという点で、一般のタイムレースとも趣きを異にしている。

 そんなエキサイティングな競技であるが、この「ダブルトラック」方式がレースの公平性に大きく関わっている
 その問題の事例として、≪イン・アウト各1回の2回滑るというレース形式で行われていた≫がある。500mではスピードが乗っている最終コーナーが緩やかなカーブになるイン・スタートの方が有利だとされ、公平性を保つためイン・アウトスタートの2回合計で競うことになった。
 確かに2回レース方式に変更された頃は、インスタートの方が記録が速かった。2回レース方式が行われた五輪でも各選手の記録を検証すると、インスタート方が記録が良かった。

 この2回レース形式には1998年長野五輪から変更されたが、2017年に国際スケート連盟はピョンチャン五輪では従来の1回方式で行うと決定した。スケート靴の進歩やコーナリング技術の進化、更にバックストレートでインスタートの選手を後ろから追え、心理的効果と風の抵抗の軽減という利点も生かされ、現在ではインスタートもアウトスタートの差がなくなってきたという現状を考慮しての決定だった。


 しかし、1000mに於いては、その公平性に疑問があるようである。
 その理由として
・アウトスタートは、スタート地点からコーナーまでの直線部分が短く、充分な加速ができない。
・インスタートは、苦しくなる700~800m付近のバックストレートで前の選手を追える(心理的効果+風よけ)
が主な理由。
 NHK解説者の三宮氏は、「アウトスタートはインスタートに比べて0.3秒のハンデがある」と述べていた。

 えっ!それなら競技としておかしいんじゃないの?
 インスタートの方が0.3秒分有利なんて、競技として成立しないのではないか?



 それが事実か気になったので、男子1000mの後半の9レースを検証してみた。
 検証結果は、インスタート5勝、アウトスタート4勝とほぼ拮抗。
 最初の200mでもインスタートが速かったのは5レース。ちなみに、200m地点でリードしていた選手がすべて同走の選手に先着してゴールしていた。(標本数が少なすぎるので、結論は出せません)

 私見であるが、中距離要素が500mに比べ大きい1000mでは、スタートダッシュはそれほど重要ではない。むしろ、スタートで力を使いすぎると後半失速してしまう。特に、1500mを得意とするタイプなら、スタートでやや抑えた方がレースに適したペース配分に思える。
 選手側もアウトスタートになった場合も想定して、スタートダッシュを押さえ、その分、効率よいカーブワークの熟練を目指すとかの対応策があるはずだ。

 また、本論の考察とはやや離れるが、スピードスケートは組み合わせによる同窓の選手の当たり外れが大きい。同走選手が遅いと、本来バックストレートで目標にすべき位置におらず、既に後ろに居て、利を得ることができない。場合によっては、交錯してしまうことがある。
 さらに、インコースの選手が転倒して、それに巻き込まれてしまう不運に見舞われることさえある。

 それはともかく、三宮氏(他の解説者も述べていた気がする)の言う「アウトコーススタートが不利」が事実なら、競技として成立するかが危ぶまれる大問題であり、迂闊に口にすることではないであろう。
 スケート連盟もしっかり検証する必要がある。
 もし、有利不利があるのなら、「シングルレーンで行う」とか、「2回レース方式にする」とか、「スタート地点とゴール地点をずらす」などの改善策が求められる。
(シングルレーンだと試合時間が長くなり、氷の状態に変化が生じ、公平でなくなる怖れもある。また、2回レース方式だと、日程や体力面に問題が生じそう)


その1「カーリングに関する疑問」
その2「競技成立への疑問・スピードスケート1000m」
その3「競技成立への疑問・スピードスケート マススタート」
その4「競技成立への疑問・ショートトラック」
その5「感動シーン①“メダル獲れて良かったね”」
その6「感動シーン②“格好良すぎるコメント”」
その7「バレリーナと女優」
その8「感動シーン③“ピョンチャン五輪でベストシーン”」
コメント (6)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『BG ~身辺警護人~』 第6話

2018-02-26 23:44:05 | ドラマ・映画
ドラマ的には面白くないこともなかった(素直に“面白い”とは言いたくないなあ)。それはともかく、驚き(突っ込み処)が多かった。

1.赤い糸で結ばれているというか…もはやストーカーと言うべきなのか
 島崎(木村拓哉)、落合(江口洋介)、立原愛子(石田ゆり子)の三つ巴・三角関係の因縁は凄い。職務内容が似ている島崎&落合が鉢合わせは許容するとして、島崎&愛子は幹事長の祝宴で顔が合うのはいいとして、テレビ局でも遭遇するとは“赤い糸”で結ばれているか、ストーカー行為としか思えない。

2.お騒がせな一家
 事業で騙されて失敗し、鮫島家を追い出されてしまった喜和子の夫の福永幸生(笠原秀幸)。鮫島匡一(橋爪功)に合わせる顔がない気持ちは分かるが、娘の彩矢(豊嶋花)に誕生日のプレゼントぐらい堂々と渡せばいいのに。逃げ足は速かった。
 石で会う時刻を知らせるなんて、シャーロックホームズに出てきそうな古典的伝達手段。こっそり知らせるにしても、ほかに手段があったような気がするし、最初に石が4個あったのを娘は観ることができなかったような気がするのだが……。
 喜和子(中村ゆり)も非常事態だというのに、まゆ(菜々緒)が彩矢を迎えに行くのを、教育方針だとか言って、拒否。まゆも彩矢に気づかれないよう警護すればよかったのに。
 彩矢も生意気と言うか、我がままと言うか…
 匡一も20年も狙われているというプライド(妄想)に囚われ続ける。落合に“狙われていない”という事実を突きつけられ、“狙われるだけの特別な存在”ではなくなっていることをようやく自覚。
 ようやく普通の祖父に戻り、娘や孫の幸せを願い、婿の復縁を認める。めでたしめでたし…

3.かわいそうな萩原聖人
 幹事長の罪を被ったが、切り捨てられてしまった元秘書で、強引に面会を迫ったが、木村拓哉と江口洋介のそれぞれに組み伏せられ、2度痛い目に遭っただけの役。
 番組サイトでは「ゲスト扱い」されないし…

【今回の警護課メンバー】
高梨(斎藤工)……“ツンデレ”振りが可愛い
まゆ(菜々緒)……母親に彩矢の警護を拒否されたのなら、彩矢に気づかれないよう警護するという方法もあったのに。
沢口(間宮祥太朗)……福永を追いかけるも、逃げられてしまう。

 メンバーの資質に疑問もあるが、根本的に人員が足らない。

【ストーリー】番組サイトより
 日ノ出警備保障に元内閣総理大臣の鮫島匡一(橋爪功)から警護の依頼が入る。通常、総理大臣経験者には警視庁のSPが警護につくものだが、政府の決定でSP警護は終了に。しかし自宅に再三、無言電話がかかってくることもあり、鮫島は民間の警備会社に警護依頼をしたのだった。
 村田(上川隆也)とともに鮫島の警護にあたることになった章(木村拓哉)は、鮫島の家の門柱に小石が4つ乗せられているのを発見する。総理在任中に恨みを抱いた者たちからの報復だろう、と話す鮫島。同時に、章は鮫島を監視する視線を感じ…?
 その後、民事党幹事長・五十嵐映一(堀内正美)の古稀を祝う会に出席する鮫島に同行した章たちは、そこで五十嵐の元秘書・植野(萩原聖人)が襲撃にやってくる現場に遭遇。男を取り押さえ、所轄署に引き渡した落合(江口洋介)だったが、章はその過剰とも思えるほどのやり方に疑問を…。

 その矢先、鮫島の孫・彩矢(豊嶋花)を警護していたまゆ(菜々緒)から、下校時刻を一時間以上経過しても彩矢が帰宅しないと連絡が入る。誘拐されたのではないかと、身辺警護課総出で周辺を捜索すると、公園で謎の男性と一緒にいる彩矢を発見! しかし沢口(間宮祥太朗)が、逃げた男の後を追うも、あと一歩のところで見失ってしまう! 鮫島を狙う人物とは? そしてその真の目的とは何なのか?

 そして同じ頃、章は、元妻の仁美から「私の警護をしてほしい」と依頼されていた。「誰かに狙われている」と話す仁美に、章は…!?


ゲスト:橋爪功(鮫島匡一………元総理大臣)
    中村ゆり(鮫島喜和子………匡一の娘)
    豊嶋花(鮫島彩矢………喜和子の娘)

脚本:井上由美子
監督:七高剛
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

相棒 season16 第17話「騙し討ち」

2018-02-23 18:02:09 | ドラマ・映画
「協力者に違法行為をさせて良い事にはなりません。
 あなたは、ひとりの人間を再び犯罪者にしてしまった。
 ……まず、その罪の重さを知るべきです。


 それから、いいですかっ!
 我々警察官は法の正義を守るために居るんです。
 組織を守るために居るわけではありませんよっ!


 今話の脚本は金井寛氏(要注意脚本家のひとり)が担当。
 氏は“右京の正義”や“法の順守”をテーマにすることが多い。今話の視聴後はseason15 第8話「100%の女」を思い出してしまった。

 さて、『目的が正しくても、その手段が間違っていては、正しいことをしたことにはならない』というのが通常の倫理だと考える。
 右京も「100%の女」において、「法を破って、正義を全うできるとは思いません」と糾弾している。(右京の場合、違法捜査をよくするので、「あんたが言うな!」という突っ込みも多い)

 ただし、右京の場合、他人に法を破らせてはいない点で、一線を画していると言える。今回の捜査二課の梶刑事(矢島健一)も、協力者にピッキングによる家宅侵入や盗聴などをさせており、その点を強く糾弾していた。
 確かに、法の正義を守る警察官が自ら法を破るなどあってはならないが、個人的には≪証拠不十分で悪事が見過ごされる状況も拙いのではないだろうか≫と思ってしまう。

今回の突っ込み処は非常に多く、その突っ込む度合いも強い!
 梶刑事を糾弾する際、右京は
「最後の最後に協力者を裏切り、切り捨てた」と言っていたが、詐欺師に協力させ、協力者・瀧川(山中聡)を騙して仲間に引き入れた時点、つまり、最初から裏切っていたのではないだろうか?

 さらに、番組サイトの「ストーリー(あらすじ)」欄で、“一課と二課が捜査をめぐって一触即発!?贈収賄疑惑が絡む殺人事件の真相とは?”と謳う割には、梶刑事と協力者・瀧川との関係や、被害者のIT企業の営業マンが殺害された理由(贈賄の告発)も見え見えだった。
 突発的な殺人であるし、被害者を調べれば、上司の贈賄にはすぐたどり着き、右京が知恵を働かせなくとも、容易に犯人逮捕に至ったのではないだろうか?


 あと、気になったのは、捜査二課の現状。
 梶によると「犯罪が巧妙になり、立件できないことが多く、このままでは捜査二課が縮小されてしまう」とのこと。
 立件できない云々はドラマ上のことかもしれないが、≪業績を上げられないから縮小≫というのは、あまりにもまずい理屈なのでは?
 企業の業績ではあるまいし、悪事を野放しにするのだろうか?
 立件できないなら人員や設備を増強すべきである


【その他の突っ込み処】
 電池式盗聴器は、電池交換の為に忍び込まなければならずリスクが大きい。なぜ、電池式にしたのだろうか?


 冴えないストーリーだったなあ……
 
 

【『相棒』における金井寛氏脚本の当ブログの記事】
season16 第4話「ケンちゃん」
season15 第8話「100%の女」
season14 第13話「伊丹刑事の失職」
season14 第9話「秘密の家」
season14 第3話「死に神」
season13 第17話「妹よ」
season13 第6話「ママ友」
season13 第5話「最期の告白」
season13 第3話「許されざる者」
season12 第17話「ヒーロー」
season12 第12話「崖っぷちの女」
season12 第5話「エントリーシート」
season12 第2話「殺人の定理」
season11 第15話「同窓会」
season11 第8話「棋風」


【season16 の当ブログの記事】
第1話「検察捜査」
第2話「検察捜査~反撃」
第3話「銀婚式」
第4話「ケンちゃん」
第5話「手巾(ハンケチ」
第6話「ジョーカー」
第7話「倫敦からの客人」
第8話「ドグマ」
第9話「目撃しない女」
第10話 元日SP「サクラ」
第11話「ダメージグッズ」
第12話「暗数」
第13話「いわんや悪人をや」 前編(300回記念スペシャル)
第14話「いわんや悪人をや」 後編(300回記念スペシャル)
第15話「事故物件」 15分拡大スペシャル
第16話「さっちゃん」


【ストーリー】番組サイトより
一課と二課が捜査をめぐって一触即発!?
贈収賄疑惑が絡む殺人事件の真相とは


 IT会社の営業マンが自宅で殺害され、個人所有のパソコンが奪われる事件が発生。捜査一課の伊丹(川原和久)と芹沢(山中崇史)は窃盗犯による強盗殺人と見ていたが、右京(水谷豊)と亘(反町隆史)は被害者の職業から、何らかのデータを狙った犯行も視野に捜査に乗り出す。すると、本来は汚職などの経済事件を担当する捜査二課の刑事・梶(矢島健一)も、この殺人事件を追っていることが判明。梶は中央省庁における贈収賄事件を捜査しており、殺された営業マンがその関係者とにらんでいた。しかし梶は、捜査一課に協力を申し入れることで情報が漏えいすることを危惧し、特命係に捜査協力を提案する。
 一課が追う殺人と、二課の梶が追う贈収賄。ふたつの事件に繋がりを感じた右京と亘は、手分けして捜査を進めることに。贈収賄疑惑の捜査に着手した亘は、被害者の勤務先で、彼が文科省の推進するデジタル教科書の案件に携わっていたという情報を掴む。
 いっぽう殺人の捜査に臨む右京は、被害者の隣人・瀧川(山中聡)の声が、事件を通報した“匿名通行人”の声と一緒であることを突き止める。さらに、瀧川に窃盗の前科があることも発覚して…!?

怪しげな隣人と強盗殺人の関係は?
事件の裏に見え隠れする官僚の収賄疑惑
関係者の思いが交錯する結末に誰もが騙される!


ゲスト:矢島健一 山中聡

脚本:金井寛
監督:権野元
コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ピョンチャン五輪雑感 その1「カーリングに関する疑問」

2018-02-21 18:51:04 | スポーツ
 ゲームの流れによって得点を狙ったり、無得点でも構わないといった戦略性。相手のストーンを弾いたり、自分のストーンを弾かれない位置に配したり、また相手の攻め手を予測したりなど戦術を考慮しなければならない。
 さらに、セルフジャッジやコンシード(投了)という点でも、私の趣味の将棋と通じるところが多く、面白い競技である。
(将棋と通ずるか否かに関係なく面白い)

1.丁寧過ぎる大会システム
 参加10カ国総当たりの予選。
 今風の言葉で言えば、“がっつり”9試合である。しかも、1試合約3時間。
 中継もほぼ全試合あり、ハイライト番組でもじっくり解説してもらえる。
私が好きなバイアスロンは中継が1度あっただけで、レース結果さえ報じられない。
 選手にとっては、頭脳も体力も消耗する長丁場で大変であるが、映像パフォーマンス的にはかなり高い
 一瞬、あるいは、短時間で終了する競技と比べて、十二分にプレイできる点では、非常に恵まれていると言える。

 女子のアイスホッケーも予選リーグを行うが、2試合連敗した時点でメダル獲得の可能性がなくなることを考えると、10チームを2組に分ける予選方式でもいいのではないだろうか?

2.試合時間が長い
 1人2投、1チーム4人で8投。両チーム合わせて16投で1エンド(イニング)。1ゲームは8エンドまたは10エンド(国際大会では10エンド制で行われることが殆ど)。
 考慮タイムは1ゲーム通計で38分あり(コーチを交えての作戦タイムも含まれる)、試合時間は長い。

 おそらく8エンド制より10エンド制の方が、ゲームにコクがあって面白いと思うが、8エンド制のほうがスピーディで緊迫感は高まるような気がする。
 あと、リード(1番手)、セカンド(2番手)の選手には申し訳ないが、第1投~第4投は、若干、緊迫感が薄い。戦術面の幅が狭くなるが、リード、セカンドは各1投でも良いような気がする。

3.素朴な疑問
 スイープは見た目より体力的にハードで、カーリングの重要な要素である。
 一生懸命掃いて(擦って)、進路の調節をするが熱中し過ぎて、フロア上のストーンにつまずくことはないのだろうか?
 さらに、もし、そんな事態になったら、ルール的にはどうなるのだろうか?(例、ストーンを動かしたら反則点・減点が科せられる)


その1「カーリングに関する疑問」
その2「競技成立への疑問・スピードスケート1000m」
その3「競技成立への疑問・スピードスケート マススタート」
その4「競技成立への疑問・ショートトラック」
その5「感動シーン①“メダル獲れて良かったね”」
その6「感動シーン②“格好良すぎるコメント”」
その7「バレリーナと女優」
その8「感動シーン③“ピョンチャン五輪でベストシーン”」
コメント (4)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

やはり癇に障る気象情報

2018-02-21 14:37:47 | 気象
(また文句です。一応、NHKにも文句のメールを送っているのですが、スルーされています)

 以前、高田気象予報官に文句をつけたことがありましたが、高田氏に限らず、今も東京寄りの解説にムッとすることがよくあります。
 例えば、昨日、一昨日の予報で、「今週は雲の多い日が多く、真冬のような寒さが続きます」と繰り返し解説していました。
 でも、≪太平洋側の晴れが続かない≫という現象は、≪西高東低の冬型の気圧配置が長続きしない≫ということで、、典型的な冬の天気ではないのです。冬型が続くと日本海側は雪が降り続きます(寒い日が続きます)。
 冬型の気圧配置が緩み、高気圧が移動性となって日本列島を真上から覆うと全国的に穏やかに晴れます。あと、冬型の気圧配置が緩むケースとしては、低気圧が列島や南岸を通過する時ですが、この時は太平洋側は天気が崩れ、日本海側も天気は良くないですが、雪が降り続くことはありません。
 つまり、冬型の気圧配置が緩む(高田氏は“崩れる”と表現することが多かった)と、日本海側の人々はホッとするのです。それなのに、「今週は雲の多い日が多く、真冬のような寒さが続きます」と悪い現象のように表現するのは、どうなんでしょう!

 ついでに言わせていただくと、寒さの表現についても。(寒さについて北陸の人間が文句を言うと、北日本や中央高地の方に笑われるかもしれませんが……)
 確かに、雲が多く、日差しがないと寒く感じますし、実際の気温も低めになります。
 でも、「9℃で真冬並みの寒さ」とか、朝7時の『おはよう日本』で「今朝の東京は3℃台と凍える寒さです」とか、毎日、全国版のニュースで、東京の感覚で寒さを語るのはいかがなものなのでしょう?ちなみに、最高気温9℃は3月上旬の陽気、3℃台というのはこの時期の北陸では午前11時ごろの気温で、最低気温と見るなら3月下旬に相当します。

 毎日、朝のニュースで東京の寒さを強調するので、書いてしまいました。ご容赦ください。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『BG ~身辺警護人~』 第5話

2018-02-19 11:58:29 | ドラマ・映画
島崎(木村拓哉)と元サッカー選手・河野純也(満島真之介)の過去に決着
……河野のボディガード中、島崎は天井の異変をいち早く察知したが、河野を守らず、近くにいた兄妹を助けた。崩落事故で河野は選手生命を絶たれる重傷を負った。

★複雑な河野の思い
・自分のBGの島崎が自分を守らずに他人を守り、その結果、重傷を負い選手生命を絶たれたという恨み、復讐心
 (島崎に対しBG以上の親密さを感じており、それを裏切られたという思いもあるのだろう)
・≪引退したのは怪我ではなく、“自分は世界に通用しないのではないか”という怖れだった

★決着をつけたかった
 (私の勝手な解釈だが)
 自分を守らなかったことへの怒りがあり、≪島崎を痛めつけたい≫という気持ちはあった。
 ただし、それが最大の目的ではなく、≪痛めつけることでチャラにしてやろう≫という思いだった。
 さらに、“自分(河野)をボディガードする”という任務を完遂させ、自分(河野)の気持ちをぶちまけ、過去の呪縛に囚われている島崎を解放させたかった。
 そのことで弱さから逃げ続けた自分にも決着をつけたかった。



ボディガードの責務
 ≪依頼者の要求にどこまで応えるか?≫……極端なケース、例えば「自分の命を顧みず、依頼者を守らなければならないか?」だが、通常は「NO」であろう。まあ、普通、契約の段階で詳細な取り決めがある(契約料による)と思われるが。
 島崎と河野の場合は、まったく関係のない第三者を救出を選択してしまったので、BGとしては問題があったと考えられる。
 BGの職務の範囲など、もっとチーム内で議論するシーンがあってもいいのでは?(今話だけでなく)

心が狭いぞ!……菅沼まゆ(菜々緒)
 島崎がボディガード経験者(かなりの熟練者)だったことを隠していたことに腹を立てていたが、これまでの仕事ぶりから、経験者もしくはBGに近い仕事をしていたことは一目瞭然。それに、過去を語らなかったことに対して、そこまで憤りを感じなくてもいいのでは?

(若干の)改心者たち
 高梨雅也(斎藤工)、落合義明(江口洋介)、立原愛子(石田ゆり子)……説明省略

謎と疑問
・サッカー場までのマラソン?は若干、意味不明(疾走シーンは少ないし)
・逮捕直前の人物にサインをもらっても……

【ストーリー】番組サイトより
 日ノ出警備保障の身辺警護課に新しい依頼が舞い込む。「子どもたちにスポーツの喜びを」をテーマに活動するスポーツ系の慈善団体からの依頼に、高梨(斎藤工)はある思惑を持って章(木村拓哉)を“BG=警護責任者”に推薦。だが、その慈善団体の代表は、章と6年前から因縁のある元サッカー選手の河野純也(満島真之介)だった。章は、BGに沢口(間宮祥太朗)を推す。
 ところが打ち合わせ当日、依頼主である純也が、章をBGに指名。困惑する章に村田(上川隆也)は「断っても構わない」と諭すが、章は「この任務が終わったら、みんなにすべてを話す」と約束し、純也からの依頼を引き受ける。
 一方、警視庁SPの落合(江口洋介)は、厚生労働大臣の愛子(石田ゆり子)が警護の目を盗んで病院を抜け出し、しかもそれに民間の警備会社が手を貸したという一件が上司の知るところとなり、激しく叱責されていた。愛子の警護を強化し、章たちを完全に排除しようとする動きに、愛子は…?
 純也の出発当日。空港へ向かう中、純也が犯罪がらみで逃亡しようとしているという疑惑が浮上する…!

 6年前、章と純也の間に一体何があったのか…? そして、章はなぜ一度ボディーガードを辞めたのか。衝撃の事実がついに明らかになる!


ゲスト:満島真之介(河野純也………元プロサッカー選手)

脚本:井上由美子
監督:常廣丈太
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

相棒 season16 第16話「さっちゃん」

2018-02-16 17:16:47 | ドラマ・映画
「彼は、彼の人生と戦い、その結果を背負っているんです…あなたと同じように。
 僕や冠城くんが、あなたと関わって不幸になりましたか?
 たとえ、何かあったとしても、それは…我々自身が受け止めるべきものです」


今話はこの言葉に尽きる。
右京が幸子を諭した……と言うより、励ました言葉で、幸子への右京と冠城の思いと関係が集約されている。


消費者金融会社で起こった殺傷事件の真相はかなり強引で、ミステリーとしてはイマイチであったが、幸子の悲運に関するドラマとしては面白かった。

(格闘シーンの詳細はかなり都合の良い展開だったし、全く見ず知らずの女性を助ける動機も弱かった)


 脚本担当は、私が勝手に設定した“要注意脚本家”に認定した真野勝成氏氏については、『面白い回もあるが、風変わりな視点や捌き方が多く、微妙な作品も多い』という評価だったが、相棒 season15 元日スペシャル 第10話「帰還」で“要注意脚本家”の仲間入りをしてしまっていた。さらに『刑事7人』(第3シリーズ)で評価をいっそう下げていたが、最近の作品はそこまで悪くない(上から目線で申し訳ありません)


真野勝成氏に関する当ブログの記事は
相棒 season16 第11話「ダメージグッズ」
相棒 season16 第8話「ドグマ」
『刑事7人』第3シリーズ 最終話
『刑事7人』第3シリーズ 第9話
相棒 season15 第16話「ギフト」
相棒 season15 元日スペシャル 第10話「帰還」
相棒 season15 第2話「チェイン」などなど…



第1話「検察捜査」
第2話「検察捜査~反撃」
第3話「銀婚式」
第4話「ケンちゃん」
第5話「手巾(ハンケチ」
第6話「ジョーカー」
第7話「倫敦からの客人」
第8話「ドグマ」
第9話「目撃しない女」
第10話 元日SP「サクラ」
第11話「ダメージグッズ」
第12話「暗数」
第13話「いわんや悪人をや」 前編(300回記念スペシャル)
第14話「いわんや悪人をや」 後編(300回記念スペシャル)
第15話「事故物件」 15分拡大スペシャル


【ストーリー】番組サイトより
“ついてない女”幸子に恋の予感!?
しかし、相手の男が殺人事件の容疑者に…


 消費者金融で乱闘騒ぎがあり、社員の男性一人が死亡。乱闘を仕掛けた烏丸(池田成志)という男が刺され、意識不明の重体に陥るという事件が発生した。烏丸は最近、花の里の常連客になり、幸子(鈴木杏樹)とも親しくしていた人物だった…。
 事の発端は三週間前にさかのぼる。ふとしたことで幸子と知り合い、花の里に通うようになった烏丸。何者か気になった亘(反町隆史)が調べると、彼は元暴力団員で傷害の前科があると判明。しかし、20年以上前に足を洗ってプロボクサーとして活躍し、引退後は肉体労働で汗を流しているという。
 幸子と烏丸が意識し合っていることを察した亘は、静観している右京(水谷豊)を尻目に、二人の仲を取り持つ。そのデート中、チンピラとトラブルになった烏丸が逆上し、相手にけがを負わせてしまう騒動が起きて…!?

烏丸はなぜ、無関係な金融会社で乱闘騒ぎを起こしたのか?
右京と亘が真相を探る中、幸子が決意の末に大胆な行動を!
それぞれの過去の呪縛が翻弄する大人の恋の行方は!?


ゲスト:池田成志

脚本:真野勝成
監督:橋本一
コメント (4)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

福井大雪報道について……なんだかなあ!

2018-02-13 21:20:26 | 気象
 先月の22日(東京・関東地方が大雪になった日です)辺りから、連日雪が降り続いています。
 全国的ニュースとしては、今月6日から国道8号線で最大1500台の立ち往生状態が続いた件で、確かにこの6日を中心に5~7日は激しい雪が降り続き、一気に福井市の積雪が増え、37年ぶりに積雪が140㎝を超えました。
 それでも、8日は晴れ上がり、9日は雨が降り、積雪もかなり減ったので、ほっと一息つきました。でも、11日から再び寒気が南下、「大雪のおそれ」という予報が出されていました。寒気も大規模で強力そうでしたが、まあ、これで最後のようだし、降っても30㎝ぐらいだろうと思っていました。
 ところが、昨日(12日)午前0時頃から激しく降り続け、起きると20㎝の新たな積雪。仕方なく、午前中は雪かき。でも、それをあざ笑うかのように雪が降り続け、雪掻きした以上…“倍返し”の如く降り積もりました。
 その雪は、夜中も降り続け、結局、12日から13日午前中までで積雪は60㎝増えました。

 そんな状況でしたが、NHK昨夜7時の『ニュース7』では、冒頭に報じてくれましたが5分のみの警戒呼びかけでした。まあ、ニュースバリューは低いので仕方がないです。
 しかし、そのあとピョンチャン五輪報道が始まりました。羽生選手の練習風景の映像が3分。番組終了時に再び練習風景を流しました。世間的関心を考えると、≪そりゃそうだろう!≫で、私も異を唱える気はありません。でも、キャスターたちの声の力の入れように差を感じました。

 で、今朝のNHK『おはよう日本』(朝7時~)です。
 メダル3個獲得したので、大盛り上がりです。番組冒頭からメダル決定シーンが流されるなど、延々お祭りムードでした。
 大雪関連ニュースが報じられたのは、7時42分。50分番組ですよ。その大雪情報が5分ほどで、その後3分間は定番の全国の気象情報で番組終了です。キャスターの会話も五輪の話題で締めています。


 時間の長短は仕方がないにしても、公共放送の報道番組なのですから、大雪情報は番組冒頭であるべきです。


 雪国以外の方は、積雪80㎝、1m、130㎝と言っても、≪大変そうだなあ≫と思うくらいでしょう。まあ、私も北海道の寒さや、青森の酸ヶ湯の豪雪は想像するだけです。
 そこで、この冬の大変さを愚痴らせてください。


 この冬、昨年12月中旬に毎日雪が降りましたが、それほど、酷い目には遭いませんでした。ただ、寒かったです。年末も正月もそれほど降らずに、ラッキーだなと。
 1月12日ごろ最強寒波が襲来し、土日もしつこく降りました
 そのあとは、それほど雪は降らず、積雪もほとんど消えました。
 なので、南岸低気圧通過後の寒気襲来の雪も、積雪自体は50㎝ぐらいで推移したので、雪かきの日々は続くものの、生活に支障をきたすほどではありませんでした。

 しかし、国道8号線立ち往生の2月5日からの大雪は、並の大雪ではなかったのです。
 一気に積雪が増え、県内各地で積雪1mを超えました。交通は寸断され、雪掻きに追われるのですが、これまでに雪を積み上げている上に、雪を積まなければなりません。
 22日からほぼ毎日雪かきの日々が続いているので、疲労も蓄積しています。今後の積雪を考えると、少しでも雪を処理しておきたいので、降雪、吹雪の中の雪かきも多いのです。

 で、11日からの大雪。積雪130㎝。
 今朝起きた時、と言うより、昨夜眠る時から、途方に暮れていました。
 今日は5時間の雪かき……くたくたです。

 この記事、愚痴ばかりで、まったく面白くないと思いますが、もし、ここまで読んでくださった奇特なあなた!
 大雪で苦しんでいるだろう友人知人がいましたら、労いの言葉を掛けてあげてください。お願いします。



 
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『99.9-刑事専門弁護士- SEASON Ⅱ』 第5話

2018-02-12 21:36:21 | ドラマ・映画
大雪とインフルエンザの為、レビューは遅れ気味、簡略にさせていただいています)

―――――裁判はもともと検察が有利(都合の良い証拠だけを提示など)なのだが、裁判官が下したい判決と検察の思惑が一致すると、とんでもなく不公平な裁判が行われることになる―――――


………本来、検察と弁護士が綱引きして、その綱の引かれ具合を裁判官が判定を下すのだが、今回の裁判官は、検察に加担した!
判決を誘導する裁判官
やり口・その1「誘導尋問」
 疑問を持った裁判官が自ら証人に質問をすることはあるが、今回の場合は、「絶対か?」と念を押し、検察(裁判官の思惑)に都合の悪い証言を打ち消した。

 話はそれるが、裁判における弁護士や検事の証人への質問は巧妙である。
 都合の良い証言だけを引き出す。
【例】ある日の天気が午前7時ごろ雨が降ったがその後晴れ上がり、正午ごろ曇り、午後は晴れて、夕立があった場合、朝の7時ごろと正午と夕方の天気のみの証言を取れば、「朝雨降りで、昼ごろ曇りで、夕方雨」となり、その日の天気は「天気が悪い」というイメージが出来上がる。

やり口・その2「訴因変更」
 事件の日時や場所を、被害者の勘違い等で変更してしまう……裏技というより、反則に近い!
 縁台将棋で言えば、わざとつまずいて盤をひっくり返して、無勝負にしてしまう。野球だと4回まで大量リードしていたのに、土砂降りになってノーゲーム。
 スポーツやゲームでは、卑怯な手段、あるいは天候で“無勝負、再試合”となるが、裁判の場合は、裁判官の独断で“無勝負・再試合”に出来るらしい。………裁判官の権限、強すぎ!裁判官を審議する機関が必要かも
 しかも、今回の裁判官は、自らも加担して“訴因変更”に加担したのに、判決の際、検事を糾弾するという卑怯さ!


今回は、「訴因変更」の他にも、「目撃証言」①(現場で状況を再現して記憶を呼び起こす)、「目撃証言」②(現場で“強引な勧誘”を再現して、証言者を誘い出す)、「局地的にわか雨」、「発信、着信履歴」、「共犯者の自白」など盛りだくさんで面白かった。

【その他の感想】
・強盗致死事件で「首筋に十字架のタトゥー」という目撃証言。刑事ドラマなら簡単に捕まえられるよね。


第1話第2話第3話第4話

【ストーリー】番組サイトより
 大怪我をした志賀(藤本隆宏)と奈津子(渡辺真起子)が相談にやってきた。志賀が怪我して動けないので、請け負った刑事裁判の弁護を協力してほしいという。
 その刑事事件とは、女子高生・工藤久美子(清原果耶)に対する強制わいせつ事件。17歳の山崎大輝(市川理矩)とその友人・大江徳弘(福山翔大)が、久美子の証言により、容疑者として起訴されていた。さらに調書によると、山崎は一度自白をしてしまっていた。
 さっそく山崎の元へ接見にいった深山(松本潤)と舞子(木村文乃)は、警察に脅されて自白したということを知る。さらに山崎は、事件当日は、焼肉屋にいたと証言する。
 しかし焼肉屋の店員(アキラ100%)はお客を一人一人覚えていなくてアリバイが取れない。しかし、深山は山崎から聞き出したある情報をもとに刑事事件ルームの面々と再び焼肉屋に向かった。

 公判では、裁判官の遠藤(甲本雅裕)は弁護側に一貫して頑なな姿勢で弁護側の主張を採用しようとしない。
 この事件、裁判所と検察のある思惑が一致して、両者が半ば結託するような形で進められていたのだ。さらにある奇策により、深山たちが見つけたアリバイさえも跳ね除けられる。

 絶体絶命な状況の中で、すべてを覆す事実を見つけることはできるのか!?

脚本:宇田学
演出:岡本伸吾
トリック監修:蒔田光治
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『BG ~身辺警護人~』 第4話 (追記あり)

2018-02-11 11:46:07 | ドラマ・映画
大雪とインフルエンザの為、レビューは遅れ気味、簡略にさせていただいています)

相変わらずのはた迷惑の国会議員・立原(石田ゆり子)
 警護する落合(江口洋介)たちSPも無能だが、身勝手な立原に振り回されっ放しで気の毒。
 行方をくらましSPや検問に駆り出された警官、そのせいで起きた渋滞に巻き込まれる一般市民……
 島崎(木村拓哉)は、あくまで寛容で、娘のウエディングドレス姿まで見せてあげるが、そんなことをせずに、自分の行動がどれだけ皆に迷惑をかけたのか、説教して欲しかった。

 高梨(斎藤工)は、ちょっといい奴になった。
 菅沼 (菜々緒)も、高梨をやり込める大活躍?

【追記】
 落合が立原の目的地をどうやって知ったのだろうか?(私の見落としだと思いますが、どなたかお教えください)


第1話第2話第3話

【ストーリー】番組サイトより
 日ノ出警備保障の社長・今関(永島敏行)から「非常に重要かつ極秘の依頼が入った」と、村田(上川隆也)とともにある場所に呼ばれた章(木村拓哉)。ふたりはそこで、厚生労働大臣の愛子(石田ゆり子)から個人的な身辺警護の依頼を受ける。秘密裡に対立する派閥の長と会談を持つため、警視庁SPには知られることなく外出したい、と話す愛子。人間ドックに入る病院から抜け出し3時間以内に目的を果たして戻る…という非常に難しいミッションを受けることになり…!
 任務当日、病院に到着した章たち。しかし会社で待機していた高梨(斎藤工)は、「対立派閥の長との会談」という愛子の外出理由は嘘なのではないかと感じ、そのことを現場に知らせるようまゆ(菜々緒)に命じる。愛子の様子に不審な点を感じていた章は、本当の理由を教えてほしいと問うが…?
 その頃、病院では愛子がいなくなったことが知られ、大騒ぎになっていた。SPの落合(江口洋介)は何かを隠していそうな愛子の秘書・坂上(桜井聖)から、愛子が結婚披露宴の招待状を持っていたこと、そして数日前に章ら日ノ出警備保障の人間たちと会っていたことを聞く。

 愛子の本当の目的はいったい何なのか!?やがて落合率いる警視庁SPと章たちの直接対決に発展し…!?

ゲスト:中尾 彬(崎山 敬一郎………医師会のドン)

脚本:井上由美子
監督:七高剛
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする