さんぽ道から

散歩中の雑感・モノローグを書いてみました

対面より中身?

2014-10-25 07:20:34 | ダイアリー

中国船が 小笠原海域に侵入している。サンゴを取りに海底をさらっているという。今までは 50隻ぐらいだったのが、昨日には 113隻にも増えているという。領海侵犯、魚の住む環境破壊、小笠原漁民や住民の不安増長、取締りのゆるいところへの犯行等で とても許せるものではありません。

背景には 中国での宝飾用のサンゴ品不足があり 日本にあさりに来ているのでしょうが、中国公船が連日尖閣諸島領海に侵犯し ワイヤーらしきものを海底に敷設していることから、海上保安庁による尖閣諸島警備を小笠原にも向けさせ、尖閣を手薄にさせる裏があるようにも思えます。

先月中頃、習近平総書記がインドを訪問した際、訪問に合わせて 中印国境紛争地帯に中国人民軍が侵入し戦闘となっていました。これは 習主席は軍を統括しきれていないのではとの報道と 侵略を常態化し自国領であることを内外にアピールさせる中国の外交手法であると の報道に分かれていましたが、両方の目的があったともいえますよね…

海洋侵犯をする 一方 中国財務省は日本の使節団に中国への投資が減っていることを憂いていたという。中国は自己本位。 昨日のダウジョウンズ電によると、中国にある多国籍企業は、人件費増、経済成長鈍化、世界の需要減少、外資系企業への規制強化で 多くは 事業規模を縮小ないし撤退を考慮中という。反日デモで いつでもダメージを与えられる・さしたる抵抗もなく技術供与をしてくれる・従業員の給与アップには甘く・初期投資にどーんとお金を出す 日本企業の魅力を再認識したのでしょう。中華思想は そこら中に散らばっています…

来月北京で行われる APEC 首脳会議で安倍・習会談の準備が進んでいるようですが 中国は首脳会談実現には 二つの条件を安倍政権が認めなくてはならないとしているという。靖国神社参拝をしない確約と 尖閣諸島に領有権があることを認めることを会談(をしてあげる)条件としているという。中国軍も 大戦以前からあった軍同士の交渉も捨て、政治が優先と防衛庁と距離を置いている。

もし 日中首脳会談の実現の折は、インドの例があるだけに、海上保安庁の尖閣諸島の守りが重要になるでしょう。アメリカは尖閣を安保の対象としているが 口先だけでしょうから 自衛隊も待機しておいた方がいいのかも…

相手国によっては あえて首脳会談をしない方が、お互いに 何とかやっていける秘訣であったりして…
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