さんぽ道から

散歩中の雑感・モノローグを書いてみました

政策の素に戻るのはどうだろう…

2014-10-04 05:54:22 | ダイアリー

民主党と維新の党との連携には興味津々だ。自民党と対抗する政党が大きくなるということは、国会内の論戦が激しくなり、結果、議論内容が進化するからです。そう、莫大な報酬と経費が認められている議員に成果を期待できるようになるからです。

10月 1日、国会の開会日に両党の代表が会談し、先ずは 代表質問で、物価上昇をもたらすアベノミクスに反対、現下では消費増税に反対、原発再稼働に反対で 共闘をすすめることとした という。
ただ
・物価上昇反対というのであれば 日本経済を長期に亘って低迷させたデフレをどう解消させるというのか?

・消費増税を可能にする具体的な経済指標というものはるのだろうか?

・再生可能エネルギーや 資源エネルギーによる毎月上がる電気料金はどのように止めるのか? を 論戦で 説明するのか は興味津々と思いきや、

・10月 2日、両党代表が共闘に向けて幹事長・国会対策委員長会談を定期的に開催するとしたが、

・10月 3日に維新の党の幹事長が、大阪都構想に同意するアベノミクスには賛成で 大阪都構想に反対の民主党とは戦えないし 反対のための反対を繰り返す戦略には同意できない と記者に語ったという

・さらに記事によると、両党は労働者派遣法改正案と カジノを含むリゾート整備推進法案には反対の立場にあるという が大丈夫?


政策よりも 自民に対抗する規模の党をつくるといって、己の党を分裂させできた党同士で出来上がった 両党の幹事長が、政策を異にしては共闘は無理といったり、派遣法改正案やカジノに対する政策は共闘目的には曲げられないといったりしているのを聞くと、維新と民主との共闘は、政策ごとにはあっても、全面的な提携は無理なような気がします。そしてこれなら 今までとはさして違わない両党の関係ということでしょうね。

前原さん、岡田さん、橋下さん、渡辺さん、石原さん、皆さんで政治理念の勉強会をつくられたらどうだろう…
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