さんぽ道から

散歩中の雑感・モノローグを書いてみました

危険の大小の判断でーす

2014-10-15 06:03:19 | ダイアリー

鳥取県が 成分を特定せずに危険ドラッグを規制できるようにした という。

今年に入って 危険ドラッグ酩酊運転の事故が続いていただけに このニュースにほっとしたが、一方 これでいいのかという疑念もちょっと出る…

危険ドラッグとは、薬事法で規制されている薬物の代用品で、強壮・興奮・睡眠・幻覚をもたらし 乱用化・習慣化・中毒化につながるもの という。

規制が難しいのは、

・規制薬物かどうかの成分分析に 時間がかかること
・新たな合成や組合せ等により類似品が生まれ易いこと

・海外が製造元であるものが多いこと
・ネット販売が主流になりつつあること  であることのようだ。

今回の鳥取県議会の新条例の突出すべきところは、”名称や形状、販売方法” などから知事が規制薬物と指定できる点にあり、規制を難しくしていた時間軸を解消したところにある。

ただ、

a.需要は抑制できていない
b.客観的な規制基準がないように思われる条例で 規制社会をもたらしかねない 点には要注意でしょう。

a.に関しては、害の少ない大麻マリファナの合法化や 医師の許可での使用を認めれば、危険ドラッグの需要は減らせる対策もある(オランダや NY で実施)。

鳥取県はb.のリスクをとったが 他県はどうでしょう。

危険ドラッグが横行する先を考えると、a.のオランダやニューヨークと同じ対策をとる県が出てきていいと思う・・・
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