5月19日、世界銀行は、世界銀行理事会がカンボジア国別関与計画(2016年~2017年)を討議し、4件の事業に総額1億3000万ドルの融資を行うことを承認したと発表しました。世界銀行は住民の強制移転問題を発端に2011年から新規案件への融資を凍結していましたが、5年ぶりに融資を再開します。背景には、中国やアジアインフラ投資銀行(AIIB)の積極的な攻勢に対抗する必要性が高まっていることがあるものと見られます。
国別計画では、平均7%以上の成長を達成し、貧困率を2004年の52%から2012年には17%にまで低下させたカンボジア経済の実績を目覚ましいものとして高く評価しています。また、カンボジアの人々の経済的・社会的条件の改善、より多くの人々の貧困からの脱出、貧困層の脆弱性への対策等に向けたカンボジアの努力に寄り添って積極的に活動していきたいとしています。
今回、世銀グループの国際開発協会(IDA)からの融資が承認されたのは、以下の4事業です。保険公平性・品質改善事業(3000万ドル)、メコン統合水資源管理事業(1500万ドル)、道路維持管理第二期事業(6000万ドル)、社会・経済開発のための土地分配事業(第二期)(2500万ドル)。
世界銀行の新聞発表(英文です)
http://www.worldbank.org/en/news/press-release/2016/05/19/new-country-engagement-plan-for-cambodia-outlines-more-world-bank-group-support-to-help-reduce-poverty
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国別計画では、平均7%以上の成長を達成し、貧困率を2004年の52%から2012年には17%にまで低下させたカンボジア経済の実績を目覚ましいものとして高く評価しています。また、カンボジアの人々の経済的・社会的条件の改善、より多くの人々の貧困からの脱出、貧困層の脆弱性への対策等に向けたカンボジアの努力に寄り添って積極的に活動していきたいとしています。
今回、世銀グループの国際開発協会(IDA)からの融資が承認されたのは、以下の4事業です。保険公平性・品質改善事業(3000万ドル)、メコン統合水資源管理事業(1500万ドル)、道路維持管理第二期事業(6000万ドル)、社会・経済開発のための土地分配事業(第二期)(2500万ドル)。
世界銀行の新聞発表(英文です)
http://www.worldbank.org/en/news/press-release/2016/05/19/new-country-engagement-plan-for-cambodia-outlines-more-world-bank-group-support-to-help-reduce-poverty
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