教育勅語の問題が出てきている。日本は敗戦により、明治天皇の出した教育勅語を否定することとなったが、実際は、いつか、これを生かしたいと思っている人が実は大変多くいて、こころ密かにそのように考えている人がたくさんいることが判明した。
法律的に無効だとしながら、官房長官は、完全否定はしない。それどころか、まともに幼稚園児に教育勅語を暗証させていた籠池氏に、有形無形の支援をしており、籠池氏は、この力を得て、事業をすすめてきたことがよくわかる。
美しき右翼なら、徹底的に彼を支援すべきだが、どうやら我が身にふりかかるとなれば、一部役人の仕業であることにしようと動き出した。なんという卑劣なやり方だ。だが、戦中、似たり寄ったりの仕方を彼らはしてきた。
国民そのものを軽視し、取締の対象であり、人命を尊重する気などサラサラない。特攻隊をあみだし、人命を粗末にしてきた。天皇のためといいながら、実は自分たちの権力を守ることが主眼であり、天皇の意思など彼らは忖度さえしない。反対されれば説得する対象であり、主人公は権力を持つ自分たちである。
そして、全体主義といいながら、それぞれ、セクトの立場、自分の立場を優先する。決して、全体のバランスなど考えてはいない。
マスコミは、この際、ちょっと謝ればいいではないか、と言い出している。だが、本当は遅い。かれらの本質がすでにでており、馬脚を出してしまいもう事は済んでいる。潔く、武士に二言なしとして、政治の世界から去るべきだ。
だが、そんなことはしないだろう。これから、どうなっていくのか。どのようにして、ウヤムヤにしていくのか。よくよく国民は見ておかなくてはならないが、おそらく結局は騙されるのだろうなあ。なにか、目くらましのイベントでもやりそうだ。
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