世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

凹んだとき

2009年06月15日 | 苦境
いろんな心配事や悩みは尽きないものだ。

「心配するな、大丈夫。なるようになる」

などと励まし、

「前向きに生きろ」、

「ポジティブ・シンキング」 だ

などと言われても。そうやすやすとなれるものではない。



くよくよしてはいけない、ネガティブ思考はいけない、

と分かっていて、ますます深みにはまるのがほとんどだろう。


悩んだり、苦しんだりするのは決していけないことではない。

むしろ、生きてる証として当然な感情だ。

そして、そのときこそが成長しているプロセスなのだ。



だけど、この苦しみを、、どうするか・・・。












まずは、








あっさり認めてしまうことだ。

今、自分に降りかかっている事実を、ありのままに受け入れてしまう。



そして、落ち込むところまで落ち込む。

泣いて、叫んで、飲んだくれてもいい。

ただ、人に危害を及ぼしたり、犯罪を犯すほど、自暴自棄になってはいけない。(公園でマッパになるなど)


泣くだけ泣いて、少し冷静さを取り戻したら、


静かな場所で (できるだけ自然界がいい)、ノートに書き留める。

そのためには、旅に出るのが一番だ。



何が苦しいのか。

何が問題なのか。

現状どうなっているのか。


そして、


それを、どうしたいのか。

どうすればこの苦しみが取り除けるのか。


書きなぐる。

書いて、書いて、書きまくる。



それだけでいい。


目から、ウンコ、じゃなくてウロコ。


きっと、何かが見えてくる。

結婚発表

2009年06月14日 | 社会
一流アスリート同士の結婚会見。

どこに引かれましたか、との質問に、


「彼の優しいところに」

「彼女の芯の強さに」



草食系男子に、

肉食系女子?


いくら流行りといっても…?


本来、男のほうがナイーブで弱い者。

それを、腹の据わった女性が陰で支えて男を立ててくれていた。


いわゆる、内助の功だ。



今や、大っぴらに女性が男性より前に出て、目立つようになった。


狩りのできない雄ライオンに代わって、雌ライオンが餌を捕ってくるようなもの。

料理教室に通う、婚活男子。

経済力をつけるためのスキルアップを目指す女性。

まさに、「逆狩猟時代」 だ。


さらに、性欲さえも衰え、若者のED(erectile dysfunction勃起障害) が増殖しているという。


挙句、 「イエラブ族 (とにかく家族大好き、仲がいい)」 や 

「ゆる婚」、「ゆる働き(結婚して経済的に支え合うということは、厳しい社会を生き抜くためのリスク分散になる。どちらか一方が仕事にガツガツ集中するのではなく、ともに働き、ともに家を支え、時には力を抜きながら協調し合って暮らしていく)」 

などという貧語がまかり通る。



今や、稼ぎ頭とか、大黒柱とかいう言葉も、さらには専業主婦なる言葉までもが死語になりつつある。



男は、立ててナンボのもの。

否、正確に言うなら、



立って、ナンボだ。



感性

2009年06月13日 | 教育
自分の子供の才覚を見抜くのは親の務めだ。


どんな境遇にあっても、生まれたきた子は、須(すべか)らく鋭い感性を持つ。

生まれながらの感性を、潰すも、育てるも親に係ってくる。



目が見えなくても、細かい音を聞き分ける類稀な聴覚を備え、それに気づく親の感性も秀でていたのだろう。



美しいものや、いい音楽に触れさせれば感性は自然と助長される、という。


自ら関心や興味を示すようになれば、強制しなくとも進んでやるようになる。

あとは、親は黙って見守ればいい。


お互いに、親離れ、子離れをし、自分の足で歩き、あるいは自分の羽根で大空を羽ばたき、餌を探し、捕獲する術を身に付ければ、

親は遠くから背中越しに微笑んでいればいい。


もしも、子供が、傷つき、倒れれば、優しく声をかけてやるぐらいでいい。



辻井君の素晴らしい演奏を聴いていて、自らの子育てを自省してみた。

こちらは、初(はつ)対面

2009年06月12日 | 人生
大阪に住む、ちょうど一歳になる孫娘に初めて会った。

名前は、ASHLEY (アシュリー)。

ちなみに、父親は、アメリカ人。




ずっと、メールで写真や動画を送ってもらっていたし、

SKYPEを使ってライブで見ていたので、初めてという気はしなかった。


しかし、しっかり人見知りされてしまった。


だが、カメラを向けると、ニッコリポーズをとってくれる。

可愛いもんだ。



再会

2009年06月11日 | 人生
36~7年ぶりに大学時代の親友と京都で再会した。


彼は生粋の京男。

大阪の大学で5年間、勉学・闘争を共にした。


ゲバ棒を振り回し、投石や火炎瓶を投げて学生運動を一緒に戦った、戦友ともいえる。



実家が酒屋だった彼の京都の家で飲み明かしたものだ。

あとは先斗町などをよく闊歩したことが、つい最近のように思い出される。




共に留年し、卒業後ボクは東京の商社へ、彼は地元の京都新聞社へと就職した。

卒業して以来の京都での再会だった。



その京都を訪れるのも20年ぶりぐらいになる。


食事の後、彼の案内で烏丸から四条通りを、思い出話に耽りながら八坂神社まで歩いた。



前日、ヘルメットにサングラス、タオルを巻いた姿でハノイの炎天下をバイクに乗って飛ばす自分の姿  (写真) と、当時彼と学生運動に走った自分の姿がだぶって見えた。


40年経っても、同じスタイルとは……。

成長せんナ~!

マッ、イイか~。

いよいよデビュー

2009年06月10日 | ペット
ついに、姿 (中央) を現した。




『開運犬 LUPPY(ラッピー)』

まだ本来の姿ではないが。

今は、土を固めた状態なので、まだ若干柔らかく、ズッシリとして重い。

高さは、約30センチある。



サンプルとして、無理を言って一週間で形だけ作ってもらった。

これに色を付け、焼き上げなければならない。


今月中に、100個完成する予定。


あとは、船便で約3週間。

7月末ごろには、日本初デビューとなる予定だ。


現時点で予約注文受付中。

今月中なら、3,800円のところ、3、000円 で先行予約できる。


特に戌年の人、

妊娠中の方、

プレゼントなどにお勧めです。


ペットショップなど販売店、

10個以上お買い上げの方は、

一個当たり2,500円にさらにディスカウントします。



ご注文には、下記フォームにご記入の上、送信してください。


お名前:

メールアドレス(半角英数):

電話番号:

携帯番号:

郵便番号: -
ご住所

ご注文個数:



送信先: dreamincountry@gmail.com









商談成立

2009年06月09日 | 仕事
商談がほぼまとまった。

特注の焼き物のサンプルを見に、再び焼き物の町・バチャンまでバイクを飛ばした。

週明けということもあり、街中はバイク、バイクの洪水でなかなか進まない。


それでも、橋(red river ) を渡ると後は死に物狂いでブッ飛ばせる。





サンプルは思ったより出来がよかった。

だが、やはり日本までの輸送費で、交渉が難航した。

すったもんだの末ナントか一応の合意を得ると、

後は定番の酒が振舞われる。



商社マンは飲めなきゃ商売にならない。

コレ、昔も今も変わらない。

社長と意気投合する瞬間だ。


ここが、ホントの商談の決め手となる。

世界共通。



真昼間から、

♪ 飲んデー、 飲んデー、飲まれてー、飲んデー ♪


これで、商談完了!



いつも、フラフラ、いい気分!!

商社マンは気楽な(?)稼業とキタモンダー!! ット。



酔っ払って、後は必死にバイクにしがみつき、ホウホウの態でホテルに辿り着き、そこでまたカンパーイ!!


そのイキで空港へ。

酩酊気分で帰国の途につく。


機内でまた、

飲む。



帰れば、京都で旧友と会って飲む予定。

そして午後には、大阪で販促営業。


酔っ払ってても、やるときゃヤル!


これぞ、

商社マーーーーーーン!




世界を、日本を、小股に架ける、


ウーン、生きてルー、

実感!!

DVD 天国

2009年06月08日 | 映画
「ハンナモンタナ」 の映画を見た。

日本では来年公開予定だという。


400円で観れる。

座席も広くてリクライニングになっている。

音響もいい。


何をとっても、日本より映画環境は格段にいい。


あわせて、町のDVDも豊富で安い。

最新のものが、100円しない。

すでに 「ターミネーター4」 や 「スタートレック」、「天使と悪魔」、「Reader(愛を読む人)」 なども早々とDVDとして出回っている。

画質も悪くない。


世界一、海賊版の氾濫する国らしい。

もちろん、試観しないと食わせ物も中にはあるから要注意だ。


今まで100枚ぐらい持ち帰ったが、ハズレは2枚ほどだ。


ただし、税関で見つかると没収される場合もあるからそのつもりで。

お葬式

2009年06月07日 | 国際
いきなり始まった音楽隊の大音響の演奏で目を覚まされた。


何事だと、眠たい目をこすりながらベッドのサイドテーブルの時計を見ると、



ナント、

まだ朝の6時40分。



一昨日からホテルの斜め前の家でお葬式の準備が始まった。

家の前の歩道から車道まではみ出してブルーテントが張られる。

これは、結婚式でも同じスタイルだ。


車道イッパイに鉢巻姿の参列者が溢れかえり、自ずと通行止め状態になる。

それでも誰も文句は言わない。


歌あり、太鼓あり音楽隊の演奏ありとナント賑やかなお葬式。

死者も棺おけの中にオチオチ寝てられないだろう。


これが3日も続く。


不謹慎だが、

モウ、笑うしかない。




仕入れ

2009年06月06日 | 仕事
久しぶりに本格的に仕入れをした、気分。


円高だし、カラーマスクやエスニック・エコバッグ、

それに夏に向けてハンモックなど需要があるはず、

と読んだ。


今回は、一回り大き目のスーツケースを持参したが、すでに満杯状態。

いつものことながら、買出しの旅は帰りの荷物で苦労させられる。



ボチボチ、ネットショップのウェブサイトにも本腰を入れて出品していく予定。

今までまったく手付かずの状態だったからネ。

遊ばしとくのもモッタイナイし。



一点ものだから、早い者勝ちだよー。

アオザイ

2009年06月05日 | 国際
世界の民族衣装は、文字通り民族の数だけあるだろう。


おそらく何千という数の中でもっとも好きな民族衣装といえば、やはり 『アオザイ』 だ。

なんとっても、色っぽい。

はっきり言って、ソソられる。


それにしても不思議な、高貴で、それでいて純粋であり、清潔でエロチックでもある。 

天使の裸体を見てしまったような不思議な気分になる。 

女性の美しさを演出させたら、この衣装は世界一ではないだろうか。



チャイナドレスもいいナー、と思っていたら、

そもそもアオザイはチャイナドレスからきたものだという。


チャイナドレスは、厚地の絹を使うが、ベトナム土着の薄絹(庶民は麻など)のゆったりした長衣の影響を受けて、風土に合った薄い布地で仕立てるようになった。


それが、フランスの統治下時代に、今のスリットの深いデザインに改良され、現在のアオザイになったという。

さすがアジアのテイストにフランスのデザイン感覚を取り入れただけのことはある、と納得した。


男なら誰しもソソられて当然だろう。


そのアオザイに囲まれて至福のときを過ごしている。

ハザマの世界

2009年06月03日 | 人生
今、アメリカのどこかを走っているだろう、間カンペイのことではない。




これまで、ニッチ産業を目指してきた。

ニッチとは、隙間という意味だが、同様に 『間(ハザマ)』 にも魅力を感じる。



今ボクは、

混沌と秩序、

文明と非文明のハザマに生きている。



まるで、日本の昭和30年代にタイムスリップして、

そこでパソコンと携帯をやたらと駆使している。

このギャップが心地良い。



夢と希望と、エネルギーに満ち、

適度の緊張感に包まれ、

進取の精神が漲(ミナギ)る世界。



ここでは今の日本人が失ったものがいたるところで闊歩している。


常に世界のハザマをひた走る、アースランナーで居続けたい。

商談

2009年06月02日 | 仕事
ハノイの郊外にある陶器の町、バッチャンに行った。


バイクで誇りっぽい道を走ること約40分。

川沿いの小さな町は、それでも100軒余りの陶器やが、道の両側にひしめき合って並んでいる。

ここにも不況の嵐が及んでいるのか、観光客もまばらだ。



ほとんどが展示・販売店のため、目的の工場、いわゆる窯元を探すのに苦労をした。

裏通りの小さな店に飛び込んで、聞いてみた。

ビンゴ!


家内経営にしては、奥の作業場や釜は思ったより大きい。


日本から持ってきたものを見せて、オリジナルを作れるか尋ねた。

交渉すること、2時間。

やってみようという、うれしい答えが返ってきた。


見積もりも、上々の値だ。


いけそうな予感。

一週間でサンプルを作るよう頼んでその場を後にした。


問題は、日本までの輸送コストだ。

面白くなってきた。

マスクの国

2009年06月02日 | 国際
日本は世界一のマスクの国だという。

花粉症や新型インフルエンザが拍車をかける。



違った意味合いで、もう一つのマスクの国がある。



亜熱帯の熱い国なのにマスク族が年中見られる。

マスクの種類も布製で、デザインもカラフルでさまざま。

しかも、ヘルメットをかぶりサングラスまでしている。

そしてバイクに乗っている。


まるで月光仮面がいたるところにひしめき合って出没している感じだ。



そのマスクの国から、も一つのマスクの国へとビジネスの旅に出る。

マスクを持って。