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英会話を習得するにはドラマが一番

2015年01月15日 | 英語
英語をしゃべれるようになるためには

いろんな取り組み方がある。


ただ、英語をしゃべるという点に限って言えば、

文法を勉強したり、単語を覚えたりするのは邪道だ。

むしろ邪魔だ。


英会話を習得する秘訣は、要領と慣れがすべてである。


要領とは、無駄を捨て、極力シンプルさを心がけること。

スペルにこだわるより、発音をきれいにすることが大切だ。


慣れは言うまでもなく、くどいくらい繰り返すことに尽きる。

使いもしない単語やフレーズを覚えるほど無駄なことはない。


海外に行ったり、外国人と接する機会が少ない方は、ドラマや映画を見ることがとても効果的だ。


昨日から始まった実用英会話勉強会は、SUITSを取り上げた。




ニューヨーク一の辣腕弁護士と記憶力抜群の天才青年の物語だ。

彼らが務める法律事務所が主な舞台。

ドロドロとした人間関係や駆け引き、裁判、恋愛といった要素が盛りだくさん。



ドラマの良いところは、

生の英語のスピード感。


日本で英会話スクールに通って少し話せるようになっても、

実際アメリカに行けばほとんど通じなかったり、聞きとれなかったりする。

それは会話のスピードが圧倒的に違うからだ。


それからいろんな登場人物が出てくるが、一人一人英語の言い回しが違う。

一人の英語の先生からだけ習っていても、

相手が変わればチンプンカンプンということがある。


実際の会話は、文法からかけ離れていることが多い。

会話は英作文とは違う。


長い文章をだらだらと述べることなどめったにない。

むしろ、できるだけ短くシンプルにすることが秘訣。


ドラマで分かるのは、会話の流れ、タイミング、雰囲気、ジェスチャー、表情など。

これは日本にいるだけではなかなかつかめない。


アメリカの文化、生活、習慣などなどもよく分かる。


そして何より、ストーリーを楽しめる。


自分が好きな、自分に合ったジャンルを選ぶことだ。

事件ものが多いが、

ファミリー主体(「デスパーレートな妻たち」など)なもの、

医者や病院(「グレイスアナトミー」「Dr.ハウス」など)が舞台の専門的なものと様々。


ただ見るだけでも良いが、

もっと効率的に進めるには、書き取ることをお勧めする。

そして実際使えそうなセリフは何回も声に出して同じように発音できるまで繰り返すことだ。

ここではじめて自分のものにできる。


昨日の勉強会は、

約5分ほどの場面を1時間ほどかけて掘り下げてやった。


こうして楽しみながら、実際に使える英語に絞ってやれば

無駄を省き効果的に英語がしゃべれるようになること請負だ。



【追記】


字幕は英語スーパーでご覧くださいネ。


実用英会話勉強会は原則として毎水曜日午後7時から9時半までフリートークにて開催しています。

参加費は1,000円(コーヒー込み)です。


なお、プライベートレッスンも常時行っています。

こちらは1時間、2,000円です。