世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

犠牲と覚悟

2012年12月25日 | 人生
今年一年を振り返ると

当たり前のことですがいろいろなことがありました。


ただ、流れに沿って(流されて)ただただ突っ走ってきたように感じます。

ある意味行き当たりばったり(バッ旅)だったようです。


それはそれでよかったと思っています。

概ね、順当な一年が過ごせたからです。

(まだ今日を入れてあと一週間ありますが)


ただ、流され来たようだといったのは

やりたいことがあまりに多すぎて行動に一貫性がなかったからです。


集中と分散を繰り返しながら収斂させていくことが自分のやり方です。

ただ、分散が過ぎたような気がします。


これからは、集中する時期です。

とはいっても、一本に絞るのではなく、


やりたいこと一つ一つにもっとエネルギーを集中させるのです。

つまり、できたらいいナー、などといった中途半端な気持ちではなく

必ずやる! 必ず出来る、といった覚悟を決めることです。


今まではどこか甘えがあったような気がします。

出来ない言い訳を自分でして、逃げ道を作ってしまっていたようです。


一生懸命やれば結果出来なくても仕方がない、的な甘えが。

それではいけない。


死んでもやる、的な決断と覚悟が必要なのです。

実際死んだらできないので、死ぬ(死んでもいい)つもりでやるが表現としては正しいでしょう。



それには覚悟と同時に、何かを捨てなければなりません。

つまり、犠牲者(物)が出るのです。


何かを掴もうとすれば、今持っているものを捨てなければなりません。

でなければ

骨をくわえて、水に映る自分の姿を見て加えていた骨まで失ってしまう犬の逸話のようになってしまいます。


新しい服を着るには、今着ている古い服を脱ぎ捨てなければなりません。

着重ねをしていくと、着ぶくれして仕舞には身動きが取れなくなります。


欲張ってはいけないのです。

本当の意味の断捨離とはそういうことなのではないでしょうか。


何かをやろうと思ったら、

まず、捨てる覚悟を決めること。

それから、トコトンやり抜く覚悟を決める。


地位を捨てる、見栄を捨て去る、財産を捨てる、

恋人を捨てる、家族を捨てる……。


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ボクの過去の経験から言うと

大学受験に失敗し、浪人生活を余儀なくされた時、

自ら頭を丸めました。

当時付き合っていた彼女を捨てて、受験勉強一本に絞りました。



脱サラをすると決めた時、

酒を断ちました。

付き合いの場でも、一切のアルコールを口にしませんでした。


その前に、女房に逃げられましたけど。(トホホ)




ボクは意志の弱い人間です。

だから、何かを真剣にやろうと思った時、

こうした形、行動から入ることはとても効果的だったのです。


気持ちや口だけで、よし、やろう!と決めても三日坊主になるのが落ちでしたから。


さて、今回は何を犠牲にして覚悟を決めようか。


それ以前に、自分は一体何をしようと(得ようと)しているのか、

夢の原点に立ち返ってじっくり考えてみよう。