デラシネ日誌

私の本業の仕事ぶりと、日々感じたことをデイリーで紹介します。
毎日に近いかたちで更新をしていくつもりです。

肌寒い一日

2011-09-26 10:16:22 | お仕事日誌
暑さ寒さも彼岸までとはよく言ったもんである。朝短パン、半袖のTシャツで走っても、なかなか汗がでないほど。いきなり秋になった感じである。
10時出勤。土蔵保存のイベントも終わり、自分の中ではやっと夏が終わり、そして出張がちの日々も終わりを告げたことになる。
久しぶりに中国にいる兄弟分のローマからメール。11月末で契約も完了、アルマトゥイに戻るらしい。返事を書いておく。プレゼンするための映像を整理する。
糖尿の診察で病院へ。珍しく数値が下がっている。血糖だけが高いということ。
おとなしく帰宅。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

土蔵メモリアル報告会

2011-09-24 18:28:03 | お休み日記
6時に起きて、いつものコースをジョギング。台風で刈り入れ前の稲が倒れている。収穫できるのだろうか?夏走ったときは夏草茫々だったが、すっかり刈られていた。
10時迎えにきてもらった友人の車に乗って、石巻へ。コンビニで昼飯を買って、土蔵前の会場へ。すでに本間さんが準備中。持ってきてもらったシートを敷く。それにしてもいい天気となった。天気が一番心配だったのだが、ほんとうに良かった。理事さんたちが集まる。久しぶりに会う人たちも。会場には続々と人がつめかける。みなさん遠くから来ている方が多いのに驚く。13時から会の始まり。自分の司会で進めていく。天気なのはいいのだが、陽差しがお客さんに真っ向から差す感じになり、ちょっと申し訳ない感じであった。
14時半過ぎに無事会は終了。寄付をしていただいた高知県四万十川の方からそこでつくっている焼酎をみんなで飲む。これが美味かった。
3時すぎに解散、仙台組は仙台で二次会ということになる。少しまだ焼酎が残っていたので、紙コップをもったまま車に乗り込む。石巻市内を出てからしばらくして本間さんから電話、リックが土蔵の前にあるのですが、大島さんのではという。あわてて車の中を確認。すっかり忘れてしまっていた。一心同体のリックを忘れるなんて前代未聞。笑うしかなかった。本間さんに送ってもらうようにお願いする。それにしてもリックを忘れるとは・・・
またしても渋滞に巻き込まれ、打ち上げ会場に着いたのは、18時半すぎ。先着部隊はかなり出来上がっていた。
20時半すぎにお開き。参加していたデスクの大野と一緒に新幹線に。すっかり出来上がっているのだが、またハイボールを買ってしまう。
ほぼ正体を失って、東京から東海道線で横浜経由で帰宅。横浜で何故か京浜東北線に乗ってしまい、しかも根岸で降り、帰りはタクシーとなった。
この土蔵メモリアルのイベントが終わって、やっと自分の夏が終わったような気になった。それで少しはめを外したくなったのだろうと思う。急にほっとした気持ちに襲われる。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

石巻へ

2011-09-23 18:12:15 | お休み日記
6時すぎに起きて、コーヒーだけ飲んで家を出る。そこそこリックは重い。
東京駅。めちゃ混んでいる。考えてみれば今日から三連休。やまびこの自由席に乗る。この特急、なかなかすぐれもの。三駅しか停まらず、自由席がある。仙台駅からは一部開通している仙石線をつかって石巻まで行こうと思ったが、この前の台風で松島から矢本までの代行バスが止まってしまっているとのこと。直通の高速バスで石巻まで行くことにする。その前に時間があったのでジュンク堂で、加藤九祚先生の「天の蛇」完本を購入。連休ということもあるのかもしれないが、石巻行きの直行バスはほぼ満員。途中高速が混み合い、およそ20分遅れで石巻着。駅構内のカフェでカレーを食べて、タクシーで石巻日日新聞へ。近江社長と面会。帰りは明日の会場となる門脇の本間さんの土蔵前を通ってもらい、駅まで送ってもらう。駅前の商店街は何軒か空いている店もあるが、ほぼ閉店していた。まだまだ復興までは時間がかかるだろう。
駅前のお土産さんで、日高見を購入。帰りのバスはそんな混んでいなかったが、またしても高速で渋滞にあい、2時間半ほどかかって仙台へ。岩切からタクシーで実家へ。
さんま尽くしの夕食となった。23時すぎには就寝。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

台風一過

2011-09-22 23:30:57 | お仕事日誌
窓を開けてびっくり、ミニ納屋ボックスが飛ばされていた。空はまさに台風一過、青空が広がる。ベイサイドマリーナまでひとっ走り。先日サーカスのメンバーから誕生祝としてもらったジョギングシューズを初めて履いて走る。あと二三回走れば足にフィットしてくるだろう。陽差しは強いが、雲は完全に秋の雲。気持ちがいい。このところテンションが下がることばかりだが、走って、そして猫のビクターちゃんに久しぶりに会えて、少し元気が出てくる。
長女は静岡から在来線を使い、今朝勤務先に直行したという。大変だったが、なかなか経験できないこと。
会社へ行くと、ベランダに置いていた納屋がやはり倒れていた。
姫路の現場に電話する用事があったのだが、今日はとても涼しくて天気もいいし、快適だという。いよいよ明日から3連休、気合を入れてくれとお願い。
今日はほぼ一ヶ月ぶりの気功。その前に回向院にちょっと立ち寄ったのだが、雨に降られ、目的は達せられず。雨が降ったら急に肌寒ささえ感じるようになった。
かなり身体が固くなっていたようだ、じっくり時間をかけて揉みほぐしてもらう。治療のあと、身体が軽くなったのを感じる。ずいぶん楽になった。
さあ明日からまた石巻だ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雪男は向こうからやって来た

2011-09-21 18:14:37 | 買った本・読んだ本
書名 「雪男は向こうからやって来た」
著者 角幡唯介  出版社 集英社  出版年 2011

なかなかユニークなライターが誕生したものである。前作の「空白の五マイル」はノンフィクション大賞をまさにかっさらっていったのだが、この二作目も題材が雪男ということだけでなく、2008年に敢行された雪男捜索隊のメンバーに著者自ら参加しているという意味でも、かなり注目されるだろう。
自ら参加した捜索隊のレポートと、いままでの雪男の存在を明らかにしたさまざまな著書を紹介、さらには雪男を見たという、それも田部井や芳野、小西と言った名だたる登山家たちの雪男目撃談を巧みにイントロとして使っているので、実際の調査の過程がよりスリリングに描かれていく、たいした筆力である。
ノンフィクションの読み物として深みがあるのは、著者自身が雪男の存在をすんなり認めておらず、のめり込んでいないため、果たしているのかいないのかという興味本位だけで終わらしていないからである。雪男(らしきもの)を見たことにより、その存在を証明するために、足跡以外の証拠、つまり撮影することに命を賭ける、捜索隊の団長やそれに加わったメンバーたちの描写も見事である。彼らの話しを繫いでいくと、雪男はいそうに感じてくる。
なによりこの冒険記に厚みと奥行きを与えているのは、雪男を探すために6度も現地入りし、その捜索中に死んだ冒険家鈴木紀男の存在である。彼はきっと雪男を見たのだろうと思わせる、著者の書き方にはとても説得力があったし、好感が持てた。
特に鈴木の亡くなった場所を自分の目で確かめながら、雪崩を警戒していた彼が、なぜあの場所まで行ってしまったのかを探って書いたエンディングは見事であった。
雪男はその存在に命を賭けたものの前にしか現れない、向こうからやって来ないのだ。
次はどんな冒険を書くのだろう、楽しみである。
<iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?lt1=_blank&bc1=000000&IS2=1&bg1=FFFFFF&fc1=000000&lc1=0000FF&t=deracinetuush-22&o=9&p=8&l=as4&m=amazon&f=ifr&ref=ss_til&asins=4087814769" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe>


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カレンダー

2011年9月
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30

バックナンバー