デラシネ日誌

私の本業の仕事ぶりと、日々感じたことをデイリーで紹介します。
毎日に近いかたちで更新をしていくつもりです。

その後の被災者

2024-07-31 06:08:39 | デラシネ日誌
朝窓を開けると、涼しい風が。結局は暑い一日だったが、朝夕が涼しいのが救い。横浜よりはずっと楽。
11時までいろいろ雑用を片づけて、迎えにきていただいた車に乗って、マキアートへ。いろいろあった芸術振興財団の新事務局長にご挨拶。あとは橋本さんの写真展の会場の下見。そのあと元気いちばで、善六の番組をつくったディレクターと落ち合い、友福丸で昼飯。この場所になってからは初めて入る。なかなか充実した中身だったが、店員さんの対応がなあ・・・
その後の番組への反応などを聞く、視聴率も高く、社内やモニターの反応もよかったとのこと。中にはかなり辛辣な感想も寄せられたみたいだが、概して初めて若宮丸のことを知った人たちにとってはいい入門編になったということのようだ。
このあと京屋さんに行き、橋本さんの写真展で展示される写真を見る。前回もちらっと見たが、じっくり見るのは初めて。なんとなくイメージが湧いてくる。
18時久しぶりに元日日新聞の武内さんと会って、一杯。伝承館の仕事は1年で終わり、その後の話や、いま考えていることなどを聞かしてもらう。震災から13年、13回忌という節目を終えて、いままで沈黙を守っていた人たちが語りはじめたという話には実感がこもっていた。
その反面身内をなくした人たちが、いまだに別の苦しみに味わっているという話も。十分ひどい目にあっているのに、なぜまた苦しまないといけないのか、それを思うと涙がこみあげてくる。
「石巻学」に二回小説を書いてくれたじゅりちゃんも高校二年生だという。月日のうつろいをかみしめる。イスラエルから石巻にやってくる人にいろいろな人を紹介してもらうことをお願い。自分もかなり大きなミッションを承る。初めてやることなので、どうなるかわからないが、やってみようかと思う。

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