デラシネ日誌

私の本業の仕事ぶりと、日々感じたことをデイリーで紹介します。
毎日に近いかたちで更新をしていくつもりです。

代々木八幡のさすらい姉妹

2024-07-21 08:35:17 | デラシネ日誌
10時過ぎに家を出て、バスをつかって金沢文庫。江戸時代の旅の姿を図版などでさぐるという展示会の今日は最終日。小さな展示だったが、なかなかおもしろかった。江戸の庶民たちの旅好きがよくわかる。それにしても案内書の多いこと、いまのガイドブックとほぼ同じ熱量でつくっている。古文書の前でとまってついつい読もうとしている自分がいる。もちろん読めないのだけど。折角なので称名寺へ。ここに来るのは久しぶり。昔近くに住んでいたころは長女をつれてよく散歩にきたものである。

またバスをつかって図書館へ。本を返却して、金沢文庫駅へ。途中日高屋で昼食。ぜいたくはいっていられない。文庫は昔はいろいろ食べる店があったのだが・・・
渋谷でおりて、歩いて代々木八幡に向かう。昔澤田さんの事務所に行くときは、よくこのルートで歩いていった。奥渋と呼ばれているらしいこのコースは、結構いろんな洒落た店があって、あきない。ただ今日は暑すぎ。代々木八幡の前にさすらいの幟。この神社の前は何度も通ったが、中に入るのは初めて。こんもりした森の感じがあってなかなかいいところ。さすらいの舞台は入ってすぐの空き地にあった。

今回は秋浜立作・演出の「無用の石」。国貞忠治が死罪に処されたあとの幕末を舞台にしたもの。なによりセリフが役者の身体を通って出ているのがよかった。これは前回のさすらいにはなかったこと。風兄宇内さんも気持ちよくセリフが口から出ている。DNAなのか、水族館で鍛えられたものなのか、劇的言語を身につけているということなのかもしれない。バクーニンが出てきたのにはわらってしまった。楽しめた。

代々木八幡の駅で千代次さんとばったり、新宿まで一緒。自分はJRで帰る。
帰宅してからサーカス学会の総会資料を送る準備の続き。
録画していたイタリアとのラグビーの試合を見る。完敗だった。ゴールまで迫ってとりきれないのがダメ。SHの小山君、SOの松田君はパナソニックで一緒にプレーしていたはずだが、ゲームの組立ができていない。矢崎がボールを持つとなにかやってくれそうな予感がするのが、楽しみ。福岡が出てきたときの感じに似ているかもしれない。今日は長田もいいランを見せていた。ただミスが多すぎ。イタリアはいいチームだ。今回は勝利はできなかったが、いいゲームメイクだったのではないだろうか?
次の試合が楽しみ。

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