デラシネ日誌

私の本業の仕事ぶりと、日々感じたことをデイリーで紹介します。
毎日に近いかたちで更新をしていくつもりです。

文書消滅

2024-07-03 07:38:49 | デラシネ日誌
仙台暮らしかはじまる。4時すぎにおふくろが、居間のカーテンを明け始める。うるさくてごめんねといいながら、全く悪いとは思っていない。仏壇の水とお茶を代えることから一日がはじまる。軽く歩いて風呂にはいる。朝飯は弟がつくってくれた。そして9時過ぎに大船渡に向かう。
この1週間ばかりかかっていた原稿のブラッシュをと思って、ドキュメントの中を探すも、ないではないか。どこかにあるようなと思い、検索かけたり、ゴミ箱の中を探してもない。いろいろ思い起こすと、パソコンが立ちあがらないとき、そうだこの原稿はバックアップしておかないと思い、コピーしてワンドライブがdropboxに入れようとしていたのは確か。ただそのあとおそらく切り取りにしたつもりが、削除にしたか、切り取りのまま、パソコンをシャットダウンしたのではないか、とにかくあれだけ珍しく根をつめて書いて、60枚ぐらいのものになっていた文書が消えたことは間違いない。ここ2,3年でも最大のロストではないか。半日ほとんど何も頭に入られない状態。
13時から明後日のテレビ収録の打合せをオンラインでやる。こちらも大事なことなのだが、どうにもこうにもロストのことが頭をぐるぐる廻って集中できない。
買い物に出かける。歩きながら、少しずつやりなおそうという気にはなってきた。まだ構成自体は頭に残っているので、8割方は頭の中で復旧できるのではないかという気がした。いつまでもこだわっていては前には進めない。気持ちを切り換えないという気持ちにはなってくる。ヨークベニマルで買い物、今日の晩飯と明日つくるカレーの具材を買う。ホヤの殻剥きをしてもらう。
帰って、おふくろと持ってきた「裸の大将」の録画したDVDを見る。これを見るたんびに澤田さんは偉大だなと改めて思う。おふくろもこれだとおとなしく、時には大笑いして見ている。
晩飯は買ってきた刺身とホヤを酢の物にして、あとはもやしサラダ、そこそこ豪華なものになった。ホヤを食べるのが楽しみだったが、あまり身がしまっていないというか、身自体少ない感じ。おいしいホヤはどこで食べれるのだろう。失ったもののことをいつまで思ってもしかたないのだろうが、それにしてもなあと思いながら、床につく。
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