デラシネ日誌

私の本業の仕事ぶりと、日々感じたことをデイリーで紹介します。
毎日に近いかたちで更新をしていくつもりです。

イシャムテレビ収録2 本番

2007-09-08 00:45:18 | お仕事日誌
13時に六本木一丁目の駅で、手伝ってくれるインド人の少年とお母さんと落ち合うことになっているので、わりとゆっくり目に家を出る。時間がすぎてもふたりは現れない。余裕をもった時間にしておいたのだが、13時半の出発には間に合わないような感じ。現場に電話、状況を説明。13時半にやっと落ち合う。思ったより、市ヶ谷での乗り換えに時間がかかったらしい。なんとかバスの出発に間に合う。
14時半すぎにスタジオに到着。まずは紹介シーンの撮影。一発OK。相変わらずスタッフさんの受けはいい。これから今日の収録のトリの演目の練習。ニール君はかなり勘がいい子だ。最初はどうなるかちょっと心配だったが、何度か繰り返すうちにかなり上達しているのがわかる。
16時過ぎにカメリハ。時間がたっぷりあるので何度もリハできると言っていたのだが、実際は一発OK。ニール君のいいところは度胸がいいところ、普通だったら絶対にあがると思うのだが、落ち着いている。一安心。あとは収録までどうテンションを保つかなのだが、どうも昨日からリハがうまく行っているのが気になる。リハは良くて、本番ボロボロというケースはよくある話である。
今日の収録は一番最後。これからおよそ5時間ぐらい時間がある。これも気になるところである。
もうひとつ気になるのは姫路。リハが終わったところで電話。やはり大変だったらしい。場合によっては明日入る覚悟をしていたのだが、同僚がなんとかとりまとめローマも、姫路もお互い納得できるかたちで、ある解決策を見つけたようだ。
19時半から本番の収録。やることもないのでスタジオの控室のモニターを見る。
なかなかすごいマジシャンが集まったようだ。ニール君の付き添いで来たお母さんは、ひとつひとつのトリックを見るたびに歓声をあげていた。収録はかなり順調に進み、22時半の終了予定よりも早く終わるかと思ったのだが、後半ちょっとつまづき、少しずつ押していく。10歳のニール君は、いつも21時には寝ているという。この感じだと収録は23時頃になるかもしれない。お母さんが真剣な顔で、ニールよ、お前絶対にバスケットの中で寝るなよと忠告するのに思わず笑ったのだが、お母さんは真剣だった。可笑しかったのはニール君が、この時あっけらかんと、寝たら「インディアン・スリープトリック」だねと答えたこと。度胸が据わっている、この少年は。
22時半すぎにイシャムの収録開始。かなりテンションは落ちていたと思う。彼の芸はあくまでも観客相手のもの、大丈夫か、ちょっと心配だったが、やはりプロ。ゲストの反応はいまいちだったが、落ち着いて進めていく。最後のインディアンバスケットも、関根勤の抜群のリアクションでうまく行った。モニター前は大爆笑。ほっとする。
気になるのは時間。ニール君たちはここからタクシーで帰宅できるが、問題は自分。イシャムをホテルまでは送って行きたいが、そうすると電車はない。でもまず送ることが大事。ニール君親子とお別れ、そしてバスに乗り込んだのが、23時半。新橋から深夜バスがあったことを思い出す。かみさんにメールして調べてもらう、平日だけ運行していることがわかる。
24時半ホテル着。イシャムが泊まっていけという。確かにそれしか方法はない。昨日テイクアウトしたカレーとナンと、冷蔵庫のビールで乾杯しながら、夕食。
オーストラリアと日本のラグビーの試合を見ながら、ダブルベットにふたりで寝る。イシャムにくれぐれも変の気を起こさないようにいい含めて、就寝。ラグビーは後半は見るに忍びない展開になったので、途中で消す。
まじ、疲れた!



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