トランプを批判してきたリズ・チェイニーが共和党予備選で破れたようです。トランプさんの人気は万全のようです。
とは言え、大統領選挙まで待っていて大丈夫なのでしょう。やはり、一日も早くトランプさんに復帰して貰いたいものです。
宮崎さん、及川さん、Haranoさんが取り上げてくれています。
「宮崎正弘の国際情勢解題」より 令和四年(2022)8月17日(水曜日)弐 通巻第7433号
リズ・チェイニー、共和党予備選で敗北
党内トランプ批判の急先鋒、無名の新人に敗れる
11月の連邦議会下院議員選挙で四期目を目指したリズ・チェイニーが8月16日に開催されたワイオミング州の共和党指名大会で、トランプ前大統領が推薦した無名の新人候補に敗れ去った。
全米メディアは、このリズ敗北が一面トップニュースだ。
リズは元副大統領ディック・チェイニーの娘。共和党にありながらトランプ弾劾を主張し、党内主流派から嫌われていた。予備選で敗れるとは、いかにトランプの人気が根強いかを物語る。
父親のチェイニーはブッシュ・ジュニア政権の重鎮で、殆どの外交はチェイニーが主導し「最強の副大統領」といわれた。もともとは政治志向の法律家で、ニク ソン政権で法律顧問、フォード政権では大統領首席補佐官、そして下院議員六期を経て、レーガン政権で国防長官。95年から2000年のブッシュ政権誕生ま ではハリバートン社の重役を務めた。
副大統領八年、引退後も政界に強い影響力を持ち、「ディープステートの黒幕」とも「ネオコンの闇将軍」とも言われたが、過大評価だろう。
アラスカ州ではトランプ支持のサラ・ペーリンが共和党予備選で下院議員候補に当選の勢い、指名獲得が射程に入ったという。ペーリンは熱心なティパーティ運動活動家としてもしられる。
ペーリンは元アラスカ州知事で、2016年には熱烈にトランプを支援した。2008年の大統領選挙ではマケイン共和党候補の副大統領候補となった。
2024年の大統領選で「副大統領」候補に有力視されているのはニッキー・ヘイリー元国連大使(元サウス・カロライナ州知事)である。
2022年の中間選挙結果次第だが、FBIのトランプ別邸捜索にもかかわらず、トランプ人気はまったく衰えを見せていない。
これで、ますます民主党が必死でトランプ攻撃を始めるのでしょう。何といっても、あの不正選挙でニセ大統領(バイデン)を産んだ民主党は何をやるか分かりません。油断できません。